12月31日……いわゆる大晦日と呼ばれる1日。今日と明日の2日間、私達は金原の家に泊まる事になった。
「いやー、クリスマスも練習だった分、年末年始はパーッと遊ばないとね!」
「賛成賛成!練習も大事だけど、遊ぶ事も大事だよ!」
「適度に息抜きするのも大切なのは間違いありませんね」
「あはは……」
ちなみに面子は家主の金原、橘、二宮、清本、そして私の5人だ。
「集まったは良いけど、具体的に何をするの?」
「アタシ達は昨日まで暑い日も寒い日も練習漬けだったけど、今日は暖房が効いた部屋でのんびりとゲーム大会でもやろうかなって☆」
「いずみちゃんに言われて、ゲーム機を持ってきたけど……」
「テレビゲームをするのなら、携帯ゲーム機はいらなかったかも知れませんね」
金原に言われて私達はそれぞれSwitchと3DSを持ってきたけど、テレビゲームがメインなら、余計な荷物だったよね……。
「それはそれ、これはこれ!まずはSwitchで大乱闘でもしよっか☆」
「良いね~!私の持ちキャラで捻ってあげるよ!」
「決まりのようですね」
「ま、まぁこうやって引っ張ってくれるのは、私としては助かるかも……」
「皆が良いなら、良い……のかな?」
まずは金原の提案で大乱闘をする事に。金原がマリオ、橘がピカチュウ、清本がクッパ、私がシュルクなんだけど……。
「み、瑞希ちゃん。もしかしてランダムなの?」
「はい。私はいつもこれでやっています」
「えっ……。ひょっとして瑞希ってば全キャラ使える感じ?」
「どのキャラも人並み程度には扱えるとは思いますが……」
どうやら二宮はランダムでいつも大乱闘をしているらしい。それって一種の縛りプレイじゃないの?よくそんな事が出来るよね……。
「ステージは終点で良いよね?」
「アイテムは?」
「まぁ最初はなしで良いっしょ。回数重ねたら、色々使うって事で」
「オッケー」
金原と橘によるルール設計も終わり、いよいよ試合開始だ。やってるのは野球じゃないけど、やるからには勝つつもりで……!
「うっ……!」
「うわ……」
「ええ……?」
「そんな……」
「今回はかなり当たりですね」
二宮のランダムの結果はジョーカー。このゲーム最強と言っても過言じゃないキャラと当たってしまった。これ二宮を集中狙いしないと勝てないんじゃないの?
※ゲーム内のキャラの強さは諸説あります。
「まぁ……わかりきった結果だったかな?」
「キャラ性能バグだから仕方ないよ」
「まさか1ストックも取れないなんて……」
「チーム戦でもないのに、まとまった連携が出来る訳がないしね……」
「私は普通にプレイしたつもりです」
ゲームの結果は二宮の勝ち。しかも私達は二宮に対して1ストックも削れずに負けてしまったのだ。
「キャラ性能もそうだけど、瑞希のプレイングがテク過ぎなんだって!」
「それが相まってこんな結果になっちゃった訳だし……」
「リベンジだよリベンジ!」
「負けっぱなしじゃいられないよ!」
金原と橘が二宮に対してリベンジを申し立て、私と清本がそれに巻き込まれる感じで大乱闘は続いた……。
次の試合からも如何せん二宮が上手過ぎて私達はボコボコにされてしまったのは言うまでもない事だろう……。
金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?
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