最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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同時に番外編も投稿しています。これも番外編じゃい!


初日の出

年が明け、未だに桃鉄で惨敗した橘が灰になっている。白い……。

 

「初日の出をどこで見よっか?瑞希、なんか良い場所ない?」

 

「そうですね。この辺りで行けそうな初日の出見学のスポットは……」

 

二宮は初日の出を見る為のスポットを探してる……。そんな場所まで知ってるの?逆に何を知らないの?

 

「この場所でどうでしょうか?ここからもそこまで時間が掛かりません」

 

「良いねぇ~!じゃあそこに決定~☆」

 

「み、瑞希ちゃんって何でも知ってるね……」

 

「何でもは知りません。知っている事だけです」

 

だからその知らない事が何なのかって話だよね……。

 

「はづきさんも寝ているみたいですし、私達も仮眠を取りますか?」

 

橘は灰になっているだけ……ってその状態で寝てる!?

 

「わ、私はちょっと寝させてもらおうかな……」

 

「私も……。いつもならもう寝てる時間だし」

 

私と清本は仮眠を取らせてもらう事に。だっていつもは22時には寝てるんだもの!

 

「まだ日を跨いだばかりなのにもったいないね~。アタシは初日の出見てから寝ようかな。今日はシニアの練習休みだし」

 

「私も起きています。その方がいずみさんの暇を潰せるでしょう?」

 

「流石は瑞希!わかってるぅ♪」

 

どうやら二宮と金原はそのまま初日の出を見に行く事に決定したそうだ。元気だねこの2人は……。

 

「じゃあ良い時間になったら起こしてね……」

 

今日は色々あり過ぎて疲れた。仮眠とはいえ、グッスリと眠れそう……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ……今何時?

 

「おはようございます。朱里さん」

 

「朱里おはよー☆」

 

「おはようございます!朱里せんぱい!」

 

「朱里ちゃんおはよう……」

 

どうやら橘も清本も既に起きているみたい。時刻は……4時50分。5時間弱は寝れたね。まだちょっと眠いけど……。

 

「うわっ!また読まれた!?」

 

「いずみさんは比較的読みやすいですね。もう少しポーカーフェイスを心掛けた方が良いと思います」

 

「ポーカーフェイスないずみちゃんとかいずみちゃんじゃなくない?」

 

「はづきー?それはどういう意味かなー★」

 

金原が橘に詰め寄ってるけど、まぁ確かに金原が二宮みたいな無表情とか想像が出来ないな……。

 

「……で、何をやってるの?」

 

「ポケモンだよ。USUM」

 

「なんで1世代前……」

 

「だって剣盾は内定しているポケモンが少ないもん!」

 

「私もちょっとレート潜るには主力が足りないかも……」

 

「そうですか?これはこれでやっていけると思いますが……」

 

※2020年1月1日時点の話です。

 

「だからこうしてUSUMで対戦してるの!ゲッコウガも使えるし、ガルドもフィールドもナーフされてないし☆」

 

そういえばギルガルドは剣盾で弱体化したんだっけ?今でも全然やれると思うけど……。

 

※2020年1月1日時点の話です。

 

「朱里はどうなの?剣盾楽しい?」

 

「まぁそれなりに……」

 

野球の息抜き程度だから、ランクマッチも対して潜ってないし。

 

「朱里ちゃんも起きたし、そろそろ準備した方が良いんじゃないかな」

 

「そうですね。3人は先に準備を済ませてください」

 

「了解っ!」

 

「わかったよ」

 

二宮と金原がポケモンに熱中している内に、私達は出掛ける準備を済ませた……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって神社の近くまで来ました。このスポットは日の出が綺麗に見える……との事らしい。神社に入ると出店もあるし、かなり良い場所だと思う。

 

「ああー!負けた負けた!もうこの悔しさは屋台の食べ物を食べて発散するしかないね!」

 

「野球で発散してください」

 

金原がややヤケクソ気味に言い、二宮が返す。紛う事なき正論である。

 

「結局全部で何戦したの?」

 

「丁度10戦。結局1度も瑞希に勝てなかったけど……」

 

もう突っ込まないよ私は……。

 

「い、一応瑞希ちゃんは高レート台だったもんね……」

 

「ちなみに最高はどれくらい?」

 

「USUMでは2120、剣盾では最終13位ですね」

 

もう普通に廃人レベルだ。それでよく野球の練習に追い付けるよね。情報収集も完璧だし。最早これは七不思議だよ……。

 

「す、凄い……」

 

「姉は何度も最終1位を取っているので、それに比べれば私はまだまだです」

 

二宮の場合はそれと併用して野球の練習と情報収集を行っているんでしょ?いつ寝てるの?

 

「それよりもそろそろ日の出の時間ですよ」

 

二宮に言われて私達は東を向く。するとそこには朝日が登る光景が……。

 

「綺麗……」

 

「高台でもないのに、こんなに映えるなんて……。流石は瑞希ちゃんのオススメスポットだよ!」

 

「気に入っていただけたのなら何よりです」

 

(今年の1年は後悔のない年にしよう……!)

 

登ってくる初日の出にひっそりと誓った。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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