最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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2回戦を終えて

2回戦が終わり、私達は実感する。

 

(尾張シニアと横浜シニア……。本当に優勝候補の2チームに私達は勝ったんだね)

 

まぁ私達川越シニアも優勝候補って言われてるみたいだし、私達にとっての本命である渋谷シニアもまだ残っているし、ダークホース的な存在のチームもきっといる事だろう。油断は一切出来ないね。

 

「2回戦お疲れ様!今日はゆっくり休んでね!」

 

『はいっ!!』

 

そして今日もこのあとはフロイスさんと話をする訳だけど……。

 

≪ごめーん。今日予定あったの忘れてたよ~。話を色々聞きたいし、色々したいところなんだけど、それはまた明日以降にするねー≫

 

……という連絡が来ていたので、今日は軽く自主練習でもしようかな。

 

(初戦は橘、2回戦は一ノ瀬さんと両方かなり良い結果を残している……)

 

一ノ瀬さんに至っては被安打1の完封だしね。完全試合を狙えていただけに凄く惜しかったと思う。

 

(私も……早く全国大会で結果を出さなきゃね)

 

六道監督は私も絶対に出すって言ってたし、出番に備えてコンディションを高めておく。一ノ瀬さんや橘には絶対に負けたくないな……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズバンッ!

 

 

「OK!ナイスボール!!一旦休憩にしましょう」

 

(数十球受けてみたけど、こりゃ私はいらなかったんじゃないかな?この人のいたシニアも何をしてるんだか……。こんな逸材以上の存在をベンチにも置かないなんて駄目でしょ)

 

「どうだった?私のボールは……」

 

「いやはや、高水準なんてレベルじゃないですよー。捕っててよく私も捕れたなって思ってますもん」

 

「そうか……。それでも私は控えにすら座る事が出来なかった……。私に何が足りなかったんだろうな」

 

(いやいや……。貴女で足りてなかったら、朱里ちゃんでも足りてないし、彼方だって多分足りてないよ……)

 

「貴女がいたシニアではどうして貴女は控えだったんですか?」

 

「私がいたシニアではどうも女子選手に人権がなかったみたいでね……。私がどれだけ頑張っても、ベンチ入りすら叶わなかったよ」

 

「そうですか……」

 

(確か彼女がいたのは浅草シニアだったね……。下手すりゃ彼方以上の化物になりそうな存在なのに、それをノータッチって……見る目ないとかそんな次元じゃないよ)

 

「高校はどこに行くんですか?」

 

「とりあえずは一般入試で受かった白糸台だ。前に学校見学で訪れた時に見た校風が良い感じでな」

 

「白糸台……」

 

(白糸台は昨年全国制覇している超強豪……。そんなところにこの人が入るとか、西東京の野球部に同情するな……)

 

「さて……。そろそろ投げ込みを再開するか」

 

「了解でーす」

 

(彼女が入る白糸台に打ち勝つ存在が現れる事を期待しようかね?尤もそこに瑞希ちゃんが加わると更に白糸台の1強感が強くなるけど……。まぁ高校では彼女と瑞希ちゃんが長くても1年しか一緒じゃないのが不幸中の幸いかな。白糸台以外の高校野球部に幸あれ☆)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達川越シニアはその後も勝ち進み、遂に決勝戦進出を決める事が出来た……。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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