最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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番外編 二宮瑞希の白糸台生活 夏大会編 1年目 60

二宮瑞希です。明日はいよいよ準決勝……新越谷との試合です。今日はそれに向けての軽いミーティングですね。神童さんと私が前に出て進行をします。

 

「明日の相手は埼玉代表の新越谷高校……。Wエースを担っている武田、早川とスラッガーの雷轟が中心となっているチームだ」

 

「総合的な打力はあの洛山高校とも打ち合えるかなり火力が高く、特に先程言った雷轟さんがかなりの脅威となるでしょう」

 

ビデオで撮った映像を見せると、部員の皆さんが騒然としています。見せているのは洛山との試合ですね。黛さんが投げている時の……。

 

「基本的に1~3番でチャンスを作り、4番の雷轟がランナーを一掃させるオーソドックスな打撃だが、新越谷は下位打線も時折強力なバッティングをしてくる……。こちらとしては打撃を上回る投球をすべきだと思っている」

 

そうなってくると今の新越谷と渡り合える投手になりますが……。

 

「そこで……だ。明日の試合は新井に先発を任せようと思う」

 

「私ですか!?」

 

まぁ不安要素は少なからずありますが、妥当な判断ではありますね。神童さんは前の試合で完投していますし、投げるとしても後半になるでしょう。

 

「武田や早川と投げ合えるのは現状おまえしかいないからな。頼んだぞ?」

 

「はいっ!」

 

「真琴で本当に大丈夫~?淡ちゃん不安で仕方ないよ~」

 

「うっ……!だ、大丈夫だ!私のストレートは打たれない!……と思う」

 

「自信なくしてんじゃん……」

 

「し、仕方ないだろ!?新越谷は洛山の大豪月さんの球も打ってるんだ……。球質が違うとは言え、完全に抑えられるかは何とも言えないよ」

 

大星さんと新井さんが何やら微笑ましい言い合いをしていました。

 

「まぁ打たれる前提で行くのも良くない事だ。緊張感を出す為に成績によっては罰ゲームを出そうと監督が言ってたぞ」

 

「へ?ば、罰ゲーム……ですか!?」

 

「ああ。まぁ無様なピッチングをしない限りは問題ないと監督が言っていたし、新越谷との試合ならきっと良いピッチングが出来るさ」

 

「部長……」

 

こうして新井さんは自分のピッチング次第で罰ゲームを受ける事になりました。捕手の責任もかなり大きそうですね……。

 

「それで肝心のオーダーだが、対新越谷を意識したオーダーとなっていると監督は言っていた。皆、確認してくれ!」

 

神童さんが監督からの言伝てを聞いて発表されたオーダーは……。

 

 

1番 ショート 亦野さん

 

2番 セカンド 渋谷さん

 

3番 ピッチャー 新井さん

 

4番 センター 大星さん

 

5番 ライト 神童さん

 

6番 サード 鮫島さん

 

7番 レフト 九十九さん

 

8番 ファースト 神宮寺さん

 

9番 キャッチャー 私

 

 

このようになりました。打撃方面で優秀な半田さんは新井さんと神童さんの両採用という事でベンチですか……。

 

(そして捕手は私ですね。新井さんが罰ゲームを受けないように、頑張ってリードするしかありません)

 

「それではミーティングをこれにて終了する。明日に備えて今日は休むように!!」

 

『はいっ!!』

 

明日次第で色々と決まってきそうですね。

 

「あ、あの……。私の罰ゲームって一体どんな内容なんです?」

 

「まぁ練習等の肉体的に影響が出るものじゃないと監督は言っていた。精神的、気力的にどうかは知らんが……」

 

……新井さんと神童さんの罰ゲームの内容については聞かなかった事にしましょう。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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