最強のスラッガーを目指して!【本編完結】   作:銅英雄

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親睦会?⑪

ひょんな事から始まった沖縄旅行も色々と激動だった初日は終了して、2日目を迎える。

 

2日目にあった大まかな出来事をこの場に記しておく。

 

「今日も海沿いでランニングから始めますよ」

 

『はいっ!!』

 

二宮の号令で後輩5人は元気良く返事をする。なんか上下関係が出来ちゃってる気がするのは気のせいなのかな?

 

「私も一応監督という名目で来てるから、無茶はしちゃ駄目だよー?」

 

『はいっ!!』

 

なんか初野以外の後輩4人の返事がさっきよりも大きくなったような……。憧れの存在が自分達の監視をするもんだから、張り切っちゃってるのかな……。

 

「後輩達は元気だね~」

 

「でもアタシ達があの子達の見本になるくらいじゃないとね。ポジション争いとかもあるけど、まずは先輩として頑張っていこっ☆」

 

「そ、そうだよね。負けないように頑張らなきゃ……!」

 

橘、金原、清本も後輩達の頑張りに触発されて、やる気を出していた。私も皆に負けないように頑張ろう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ではランニングはここまでにしましょうか」

 

「10分休憩だよー」

 

二宮とNさんによる休憩の合図と同時にこの場にいる二宮と清本以外の全員がへたり込む。つ、疲れた……。

 

「和奈さんは大丈夫ですか?」

 

「う、うん。リトル時代からの積み重ねのお陰で、なんとか頑張れてるよ……。瑞希ちゃんが組んでくれた練習メニューは今も継続してるよ」

 

「それは良かったです」

 

そういえば二宮と清本はかなり長い付き合いなんだっけ?Nさんも清本と面識があるみたいだし……。

 

(私の練習メニューもそうだったけど、清本の練習メニューも二宮が管理してたんだっけ……。私の場合はバッテリーを組んでた都合上な部分もあるけど、清本の場合?単なる幼馴染ってだけじゃ説明付かないような……?)

 

清本がスラッガーとして成長したのは嶋田さんの尽力もあったけど、やっぱり大元は二宮が組んだ清本専用の身体作りメニューが大きいだろう。二宮が組んだ土台で、嶋田さんが完成形にまで導いたのが清本和奈というスラッガー選手の爆誕という訳だ。

 

(そして嶋田さんは自身の理論が正しいのかを確かめる為に、私達とは違うシニアに行き、その成果を出し続けている……か。嶋田さんも十文字さんとは違うベクトルで凄い選手だからなぁ……。2人共男子と混じっても遜色ない実力者だし、願わくば二宮が言ってたシニア女子選手連合の中に交じってない事を祈るばかりだよ……)

 

しかし私は知らなかった。シニア女子選手連合との試合は規格外の連続であると同時に、後輩達の予想を上回る成長を見出だす切欠を掴む事を……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでは今日の練習はここまでです」

 

「この後も恒例となるゲーム大会を行うよー」

 

「恒例(2回目)……」

 

ゲーム大会の話を聞いた初野以外の後輩4人が急に前のめりになった。ゲーム好きだね君達……。

 

(明日はいよいよ二宮が言ってたシニア女子選手の集まりと試合をする訳だけど……)

 

本当に私達の合流が許されるのかな?乱入してるのと同じだし、歓迎してくれるのかも不安だし、向こうは選りすぐりの選手達が数十人集まってるのに対して、私達は10人というかなりギリギリの人数だし……。

 

(金原、清本、二宮がいるアドバンテージをどう活かすか、後輩達と橘の著しい成長が相手チームに上手く働くかどうかで決まってくる気がする……)

 

……って、なんか私もゲーム脳になりつつあるんだけど?大丈夫なのかな……。

金原いずみの藤和生活……(藤和高校野球部の登場人物は全てオリキャラ及び他作品キャラになります)見たい?

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