ハイスクールD×D 漢女な部長はとてもすごいです   作:へびひこ

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これである意味一段落。物語的にもストック的にも。

書きためた分を一気に放出しました。
続きを書かなければいけませんね……。


第四話 実は俺には秘めたる力があった……けれどなかった方が良かった。

 

 俺、兵藤一誠の悪魔家業もだいぶ慣れた。

 

 夜中に自転車で爆走しつつチラシを配りまくるのももう慣れたものだ。最初はかなり疲れたが最近では息切れさえしない。悪魔ボディのポテンシャルすごい。

 

 朝が苦手だし、太陽の光が少し辛いが、苦労するほどではない。ちょっとだるい、ちょっとうっとうしい程度だ。

 

 悪魔の契約取りという仕事も任せてもらえたがこちらは上手くいってない。

 なにしろ俺に出来ることがほとんどないのだ。

 

 悪魔は召喚者の望みを叶えその代わりに対価をもらう。

 これの実績も出世に影響するらしいから俺なりにがんばったのだがイマイチだ。

 

 なにせ俺を呼び出した召喚者は「可愛い女の子を呼び出してアニメのコスプレして欲しい」とか「ミルたんを魔法少女にしてにょ」とかとにかく俺に不可能なことばかり要求する。

 

 特に後者は部長のお友達になれそうな漢女っぷりだったので心底驚いた。

 

 まさか似たような生き物がまだ存在しているとは。聞いてみたら彼は男なのだそうだ。うちの部長よりかは常識的だと判断した俺の常識はだいぶ壊れている。

 

 男が男っぽいのは普通のことだ。その彼が個人的嗜好で魔法少女のコスプレをしても趣味の問題だ。口調にしても個人の自由だろう。俺はどこもおかしくない。ないはずだ。ない。そうだろうみんな!?

 

 そう部室で泣いたら木場と小猫ちゃんが慰めてくれた。なんだかんだで俺たち三人は仲良くなっていた。やはり漢女に怯える者同士で心が通じ合ったのだろうか?

 

 仕方がないので気合いを込めた交渉で前者はアニメについて熱く語る友人が欲しいに願いを変更してもらい。夜明けまでアニメについて語り明かした。

 後者は魔法少女に必要なことをお互い追求するという願いで妥協してもらってお互いの魔法少女の定義で激論を交わした。

 

「依頼主の願いを変更させるのは、ちょっとねぇ……」

 

 部長はそう眉を寄せた。強面の部長が不機嫌な顔をするとマジで怖い。木場は明後日の方角を遠い目で眺めて知らん顔をするし、小猫ちゃんは部屋の隅に座り込んで震えていた。

 

 俺たち三人は親友と言っていいほど団結した仲の良い三人組だが、基本的に漢女に対抗するのは自己責任だ。助け船など出さない。

 俺だって木場が窮地に陥っていても部屋から逃げ出すくらいするかもしれん。小猫ちゃんでもどう助けたらいいかわからずになにも出来ない気がする。

 

 なので恨みはしない。恨みはしないが。

 

 少しくらい助け船を出して欲しいとも思ってしまう。このままでは俺の胃がストレスで中身をリバースしてしまうぞ。吐くだけ吐いたら俺はダウンしてしまうから掃除するのは木場と小猫ちゃんだぞ? 朱乃さん? 彼女はそんな雑用はしない。部長はそもそも貴族のお嬢様なので掃除など自分でするものと認識していないっぽい。

 

「イッセー君なりにがんばっていますわ。まだ新米なのですし、それに結果的に契約は取っている上にアンケートも高評価ですわ」

 

 朱乃さんが助け船を出してくれた。ありがとうございます。

 でも朱乃さんに借りが出来るのはなんか怖いんだよなぁ。木場を盾にしていた前科も目撃したし。

 

「そうね。対価は少ないし小さな契約だけど。確かに契約は取っている。がんばっている方かしらね。最初は契約も取れないことも覚悟していたのだし」

 

 最初。

 ホントにあれはひどかった。

 最初の契約のとき俺は召喚陣に乗ったまでは良かったのだが、転移魔法が発動しなかったのだ。

 

「……魔力が小さすぎて、転移魔法が発動できないようですわね」

 

 朱乃さんの呆れたような口調が胸に突き刺さる。木場が同情の視線を向けていて、小猫ちゃんがまるでこれから保健所に引き渡される愛犬を見つめるような目をした。

 

 なぜだ? なぜあの二人はそんな顔をする。確かに自分でも情けないとは思うが。

 

 そのときはわからなかった。グレモリー眷属において明確な『力不足』が目立つとなにが起こるのか。

 

 悪魔なら子供でも出来ることが俺には出来なかったらしい。最近知ったのだが実力も高ければプライドも高い部長がそんな眷属の失態を許すわけがなかった。

 

「私の眷属が転移も出来ないなんて!」

 

 そのことに激怒した部長にそのまま拉致され、どこともしれない山奥でひたすら部長の修行を受けた。……たぶん半日ぐらいだろう。夜中の部活始めに拉致されて翌日の放課後に戻ったのだからだいたいそんなものだろう。なんだか一ヶ月くらい修行したような気がするが記憶が曖昧だ。きっとあまりに辛くて時間を長く感じたのだろう。

 

 無断外泊になるとかわいそうだからと家には朱乃さんが当たり障りない連絡を入れたらしい。そのあたりは気配りの出来るいい人なんだよな。なんか裏がありそうで怖い印象があるけど。

 

 その結果なんとか人並み程度の魔力を身につけたらしい。朱乃さんが驚いていた。わずか半日足らずでカスのような魔力が人並みになったことか、それとも俺が生きて帰ってきたことか。本当にどっちだったのだろう?

 

 それぐらい部長の修行はひどかった。実はこれを機会にスカと判明した俺を抹殺する気じゃないかと本気で疑った。イジメと言うより拷問、あるいは趣向を凝らした処刑。それをさらに超越した『地獄』だった。それを生き残った俺って実は結構すごいのではないか。

 

 部室に帰ってきたときは泣いて生還を喜んでくれた木場と小猫ちゃんと一緒に涙を流して生の喜びを噛みしめた。

 後で聞いたことだが事情こそ違うが木場も小猫ちゃんもあの『地獄修行』を体験済みらしい。

 

 それはあの二人が部長をとんでもなく怖がるはずだよ。むしろあれを受けて逃げない二人がすごい。そう言ったら。

 

「部長から逃げ出してはぐれになったら、絶対部長自身が地の果てまで追い詰めて殲滅するよ。僕にはちょっと選べない選択肢だね。きっと生きていることを後悔するぐらいの残虐さで殺し抜かれると思うよ」

「きっと私たちが想像も出来ない残虐さと圧倒的力で惨殺されます。抵抗も逃亡もきっと無理です」

 

 木場と小猫ちゃんはそう言って「絶対に不幸になるだけの最悪の選択肢」だと保証した。

 なにげに部長は眷属を恐怖で支配していたらしい。

 

 なにはともあれ俺は順調に……? たぶん順調に悪魔としての生活に慣れ始めていた。

 

 

 

 

 そんな俺だが最近頭の中で神器の中に封じられたドラゴンと会話が出来る。『赤い龍(ウェルシュ・ドラゴン)』ドライグという名らしい。

 なんでも俺が弱すぎて話もできなかったが部長の修行のおかげで多少は強くなったから会話ができるようになったとそのドラゴンは主張していた。

 

 俺が弱くてすみませんでした……ふふっ子供以下のカスだったらしいからな。今は並みらしいがそれでも眷属最弱は間違いなく俺だ。なにせ木場も小猫ちゃんもあの『地獄修行』を受けているなら俺より弱いはずがない。

 

 そして俺の神器は『龍の手』に外見は似ているが別物で『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』というものらしい。

 

 なんでも十三種しかない特別製の神器で神滅具(ロンギヌス)と呼ばれる一つだとか。『兵士』の駒八個消費の謎が解けたわけだ。そんな特別製の神器ならそれは価値が高いだろう。俺一人なら駒一個できっと足りる。おつりも返ってきそうだ。本当におつりが来たら俺は泣くが。

 

 ドライグによると能力は今のところ十秒ごとに自身の能力を倍にしていく倍加の能力だけらしい。もう一つあるらしいがそのうち使えるようになるだろうと教えてくれなかった。

 

『龍の手』に似た能力だが、あちらが単純な能力の倍加に過ぎないのに対し『赤龍帝の籠手』は倍加の上限が理論的にはないらしい。所有者の限界まで倍倍ゲームで能力を高められるとか。

 

『そうなれば神さえ殺せるぞ。相棒』

 

 ドライグはそう不敵に宣言するが……。

 

「じゃあ部長に勝てるのか?」

 

 と尋ねたら沈黙した。ドライグも神器の中から部長のあの理不尽な強さを見ていたらしい。

 長い沈黙の後に『禁手化(バランス・ブレイク)』すればもしかしたらと自信なさげに言った。神を殺せると豪語するドライグから見ても部長は規格外らしい。

 

『禁手化』とは一言で言えば神器の進化系らしい。神器の能力を飛躍的に高める事ができるとドライグは説明する。

『赤龍帝の籠手』が禁手化すれば普通は圧倒的パワーを通常状態で発揮出来、時間をかけずとも能力を倍加し続けられる全身鎧になるとか。たまに違うものになる事もあるらしいが。

 

 そうなれば並の上級悪魔など敵ではないと自信を持って断言するドライグ。わざわざ『並の』と付け加えるあたりそれでもリアス・グレモリーに勝てるかどうか自信のなさがうかがえる。

 

 それでもそんなすごい神器なら、眷属最弱から脱出できるだろうか?

 たぶんダメだな。力を増幅させるのには時間がかかるらしいし。

 

 木場なら十秒以内どころか開始直後に俺を一刀両断できそうだ。小猫ちゃんの腕力に勝つにはいったい何回倍加すればいいのだろう。少なくとも一回では無理だろう。二回か三回か。二十秒から三十秒あれば小猫ちゃんは俺をぶちのめして殴り殺せるな。

 

 結局俺自身が強くならないとあまり役に立ちそうもない。

 

 禁手化すれば別だろうがドライグが言うにはすぐに出来るものではないらしい。神器を使いこなせば出来るようになるかもと頼りない助言をもらえた。

 どうにも禁手化の条件というのは人によるからわからないらしい。過去の赤龍帝も禁手化に至った理由は違うとか。

 

 とにかく『兵士』の駒八個消費の謎が解けたのだ。しかも神器は有名どころの一品。部長もきっと喜んでくれるだろう。少しは恩返しになるだろうか。

 

 

 

 

 そんなわけでそのことも部長に報告したら、実にいい笑顔を部長は浮かべていた。

 なんというか格好の獲物を捕らえたような。おもしろいおもちゃを手に入れてどのように壊れるまで遊ぼうかと言ったような……背筋が寒くなった。

 

 はやまったかもしれない。

 

 途中でドライグに忠告はされたのだ。『赤龍帝の籠手』の所有者は『赤龍帝』の称号を受け継ぎ、悪魔陣営を含む三勢力からも危険視されると。

 平穏に生きたいなら正体を隠すのも手ではあると言われたがそれは部長に対する裏切りだろうと正直に話したのだが……。

 

「よく話してくれたわねイッセー」

「は、はい」

 

 部長の爛々と輝く獣の目が怖い。

 

「私の眷属が赤龍帝だなんて鼻が高いわ。ぜひこれからもがんばって赤龍帝の名に恥じない実力を磨きなさい」

「はいっ!」

 

 よかった。普通の御言葉だった。

 確かに神器がすごくても俺がへっぽこだったら笑いものになるだけだろう。「これが赤龍帝? 雑魚過ぎ笑える」ってな感じで。

 

「そのための修行もつけてあげるから安心しなさい。私があなたを歴代最強の赤龍帝にしてあげるわ」

 

 え? 歴代最強? いや俺はなにもそこまでは……。

 

 というかまたあの地獄の修行か!? フラッシュバックのように地獄の光景が襲いかかってくる。

 

 死ぬ! 殺される! つーか殺す気だろあのオカマ!? ヒッ!! 嘘ですごめんなさいリアス様は漢女です!! うぎゃぁ! 死ぬ……ナントカ先生、俺は……生きたい……です……。

 

 目眩がした。と思ったら一瞬で気絶していたらしい。気がついたらソファーに寝かされて小猫ちゃんが看病してくれていた。

 

「……大丈夫ですか? イッセー先輩」

 

 ああ、小猫ちゃんの優しい声が耳に心地よい。魂魄清浄し、心が洗われるようだ! 漢女とは天と地の違いだよ。

 

 最近小猫ちゃんとの関係は良好だ。木場を含む部長の被害者の会の仲であることを抜きにしても優しく接してくれる。

 

 たぶん最近の俺は変態的な行動を慎んでいるからだろう。

 

 エログッズのたぐいは持ち込まない。持ち込まないので教室で見ることもない。エロトークもしない。覗きもしないし、女子生徒を凝視してセクハラトークに花を咲かせることもない。

 

 急にセクハラ行為を絶ったおかげで周囲の女子が気味悪そうな目で俺を見てくるが小猫ちゃんが優しくしてくれるだけで癒される。

 

 小猫ちゃんとの初期フラグに盛大に失敗したと感じた俺は、少なくとも学校ではセクハラ行為はしないことを決めたのだ。少し物足りないしストレスも感じる。おまけに共に変態三人組と呼ばれた親友である松田と元浜が裏切り者を見る目で見てくるのが辛い。

 

 けれど俺は漢女こと部長の下でただでさえ精神を磨り減らしているのだ。

 最大にして唯一の癒し要素である小猫ちゃんの信頼と好意を得られるならそのくらい我慢出来る。というかこれで小猫ちゃんに生ゴミを見るように蔑まれたら部室に来る勇気がなくなる。

 

 部長は物理的に怖いし精神を削ってくるし、朱乃さんはなにを考えているかわからないし、木場は最近わかったのだが部室内でのヒエラルキーが非常に低い。文句を言う性格でないことと唯一の男子だった弊害だろう。だからあまり頼りにならない。それに仲良くなったとはいえ男だ。男に優しくされてもあまり心は潤わない。

 

 そういうわけで小猫ちゃんが優しく声をかけてくれるなら学校でのエロ行為を自粛するぐらいは耐えられる。

 

 別に恋人になって欲しいわけじゃない。そこまで高望みはしない。ただ普通に接して優しく声をかけてくれるだけで涙が溢れるほど嬉しいのだ。

 ささくれだった心が潤い。精神値が回復し、テンションが持ち直す。小猫ちゃんはもはや俺にとって最重要な精神的支えなのだ。

 

 ああ、俺って実は精神的に追い詰められているのかもしれん。そんなささやかな癒やしに縋っている様を笑うなら笑え……。

 

 そう内心嘆いていると小猫ちゃんが言いにくそうに声をかけてきた。

 

「……イッセー先輩。部長から伝言があります」

 

 なんだ? 何かいやな予感がむくむくと。というか小猫ちゃん? なぜそんな哀れむような潤んだ瞳でこちらを見る? まるでいつぞや修行に拉致されたときのような目じゃないか?

 

「いつか最強の赤龍帝と全力で戦えることを楽しみにしている……だそうです」

 

 ……は?

 

「……最強の赤龍帝って強くなった俺って事だよな?」

「そうですね」

 

 小猫ちゃんが優しい眼差しで肯定する。

 

「戦うって誰と?」

「部長とでしょう」

 

 簡潔に事実だけを告げる言葉。その言葉はこれまで聞いたどの声よりも優しく心に染み渡る。だが同時に魂を絶望が犯していく。

 

「『全力で』?」

「そう楽しそうに言っていました」

 

 心が、魂が絶望に染まった!? それって将来的な処刑宣言じゃないか!?

 

 あの部長が。あの理不尽な漢女リアス・グレモリーが俺を相手に全力で戦う? ありえないだろう。殺される未来しか想像出来ない!?

 

 あの星を砕きそうな巨大砲撃をさらに上回る『全力』なんて喰らったら跡形もなく消滅するに決まっているだろう!?

 

「小猫ちゃん……俺はなにか部長を怒らすようなことをしたのか?」

「赤龍帝は有名ですから……部長的に倒してみたい敵リストに載っていたのでは?」

 

 言うんじゃなかった……!

 

 ドライグの言うとおり隠すべきだった……もう手遅れだがなんとかごまかせないだろうか? 思い違いだったとか勘違いだったとか。

 

『諦めろ相棒。そのときまでにリアス・グレモリーを倒せるようになればいいだろう。悪魔は永く生きるからな』

 

 ドライグ……本当に可能だと思うのか?

 

『俺は最強の二天竜の片割れだぞ?』

 

 にやりと不敵に笑う赤いドラゴンを幻視させる力強い言葉だった。

 

 ドライグ……おまえのような頼もしい相棒をもてて俺は幸せだ! そうだよ。赤龍帝は最強なんだろう? そうだよな、ドライグ!

 

『まあ相棒が万が一死んでも俺は次の相棒に宿るだけだろ……俺は最強だが相棒が最強になれるかどうかはわからんしなぁ……』

 

 絶望した! 自称相棒にまで実は見捨てられている事実に絶望した!! 俺の感動を返せこのトカゲ野郎!

 

「大丈夫ですよ。イッセー先輩。きっと大丈夫ですから……」

 

 俺は自分の将来に絶望してさめざめと泣いた。そんな俺の頭を小猫ちゃんが優しく撫でてくれて余計に涙が溢れて止まらなくなった。

 

 

 

 

 俺は念願の力を手に入れた。

 

 俺は八個の駒を無駄に消費させたスカな最弱兵士ではなかった。

 俺は最強の一つに数えられる神器『赤龍帝の籠手』の所有者であり今代の赤龍帝その人。

 

『赤龍帝』兵藤一誠だったんだ!

 

 そんな喜びはあっという間に吹き飛んだ。俺はどうやら将来強くなったらあの部長に叩きのめされるらしい。きっと殺されるに違いない。あの部長が全力など出したら例えその気がなくてもきっと俺は死ぬ。

 

 こんな事なら最弱の兵士の方がまだ良かった! ちょっとはがんばろうと思っていたのに!? 最弱なりに努力して、時間がかかっても上級悪魔と認められる実力を身につけて独立してやろう。眷属も持とう。上級悪魔になれるほど立派になれば恋人だってできるかもしれないと。

 

 俺の運命よ。仕事しすぎだろう!? 張り切りすぎなんだよ!?

 

 なんでもうちょっとお手軽な感じの部長に目をつけられない力にしてくれなかったんだ!? あきらかにもうロックオンされたよ!?

 

 そしてもう逃げられないに決まっている。強くならないように手を抜けば『地獄修行』コースに御招待だ。間違いない。

 

 もうダメだ。この世にはきっと夢も希望もないんだよ……。

 

 せめて童貞を卒業してから死にたい……小猫ちゃんに土下座して頼んだらヤらせてくれるだろうか? ……まず無理だろうな。同情と愛情は別物だ。同じように友情とも別物に違いない。

 

 諦めたら人生終了ですよ? 諦めなくても将来的に強制終了されるんですよナントカ先生!?

 




運命仕事しろ。とケチつけたら盛大にブーメランがきた感じでしょうか?

イッセー、赤龍帝であることを知る。ついでに漢女リアスに馬鹿正直に話してロックオンされ絶望するのお話でした。

この頃から小猫をヒロインポジションに意識し始めて書いています。
最初はアーシアがヒロインかなと思っていたのですが、よく考えたらアーシアの出番はまだ先だったので初期メンバーの小猫の好感度の方が先にあがりました。
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