チート特典担いで転生してきた俺が全力でアイドルを育成する件について   作:SUMGAME

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1.俺達のアイドルロードは、これからだ!!
一章 第一話.調査


 

喫茶店

 

俺達は喫茶店で今後の事について話し込んでいた

 

「では改めて自己紹介しましょう、私の名前は田中血井牛、職業は社長(仮)年齢は秘密です」

 

「仮って何ですか仮って…、まぁ良いですけど私の名前は天野光(あまのひかり)

 

高校1年生の元バイト戦士です」

 

「成る程天野光、良いお名前ですね!!」

 

「えぇこの名前は私の誇りなので、まぁ今の生活は名は体を表すの逆ですけどね…」

 

俺達は金で主従関係を構築したにも関わらず和やかに話が進行していく。

 

「じゃあ早速ですが光さん、今日は私達の最初の目標について考えて行きます」

 

「分かりましたでもその前に少し良いですか?」

 

「はい?何でしょう」

 

「その敬語辞めてもらえます?さっきのあれ見たら凄い不自然で気持ち悪いんですけど」

 

「分かりました……これで良いか?」

 

「やっぱりための方が話しやすいですね、その喋り方でもお願いできますか。」

 

「分かった、じゃあで話し合おうじゃないかそちらも素の状態でな」

 

「…いつから見抜いてました?」

 

「実は最初から、と言うのは嘘で鎌かけた。」

 

「あぁ成る程、まんまと乗せられたですね、まぁ困るというのら此方も素の状態で話すわね。」

 

「oK、ここからはお互い気を遣わず存分に目標について話して行こうじゃないか」

 

「えぇ、そうしましょう」

 

「じゃあまず~~~とかどうだ?」

 

「いえ、~~~は論外よ、それ意外にしましょう。」

 


 

1時間後

 

話は長いこと難航した

俺達はお互いにアイドルの領域は専門外なのだ、

お陰で決めるのにかなり時間が掛かっている、

思い切り過ぎると怖いとは良く言ったものだ。

 

「やっぱりアイドル界の王が良いのでは無いだろうか大きい程やる気が出ると言うし」

 

「いえ、それはもう少し後に成ってから考えるべきよ、今そんな大きな目標を建てられてもやる気を出す前に私がプレッシャーで潰れてしまうわ。」

 

「何を言う、常にプレッシャーを乗り越えやる気を出すのがアイドルではないか!!」

 

「だから物事にも限度を考えなさい限度を!!、大体今更根性論何て古いのよ!!、と言うか最初の目標がこれだけで大きかったら目標何てこれ一つで良いじゃない!!」

 

「そうだったこれ最初の目標だった…」

 

「貴方これで何回目よ…また振り出しに戻ったわね。」

 

「こりゃ完璧に詰まったな、ハハ」

 

「悔しいけどそうね、」

 

「「うーん」」

 

目標を出しては振り出し、目標を出しては振り出しが大分続いた、俺達はこの終わりのない話に終焉が有るのか不安になった

だがその状況を変える決定的な出来事があった

きっかけはテレビだ

 

「ん?…ねぇ、これ見て?」

 

「んぁ?何だこれ雑誌?ふむふむ」

 

そこにはこう書かれていた 

 

ルーキーアイドル限定正月カラオケ大会

 

新世代のアイドル求む!!優勝者にはあの大物作曲家の曲をプレゼント!?

 

参加資格、アイドル活動を初めて3年目までのアイドル限定

 

「ねぇこれが最初の目標で良いんじゃない?」

 

「確かに、参加資格は…うん!!行けるぞ!!」

 

「本当!?じゃあこれにしちゃいましょう!!」

 

「よし、目標が決まれば次に何をするべきか分かるな?」

 

「えぇ、分かってるわ。」

 

「「特訓!!」」

 


 

 

カラオケ店

 

そして俺達は特訓の為喫茶店からカラオケ店に直行した。

幸い、俺は前世からの趣味でカラオケを相当していたので最低限教える事はできるまぁ下手だが

 

「ねぇ来たのは良いけどカラオケで何をするの?一応来たことは有るけど友達としか来たことは無いわよ」

 

「まぁ慌てるな、俺達は特訓の為に来たんだ、そこで聞きたいが普段何のジャンルの歌を聞いてる?」

 

「J-POP?だったかしらね?、確かそんなジャンルだったはずよ。」

 

「すっげえ大雑把だなおい、J-POPとかだいぶ幅広いぞおい。」

 

「仕方無いじゃない!!私自慢じゃないげど音楽のテストはいつも赤点なの!!その位興味が無いのよ!!」

 

「これでは時間が掛かって特訓に取り掛かれない、仕方ないこの手段はとりたくなかったが...」

 

「え?、なに?」

 

「よし、なぁ一つ聞いて良いか?光。」

 

「ッ!?な、何かしら?」

 

「これからする事はくれぐれも他人には言わないこと、じゃないと…」

 

「じゃないと?」

 

「精神科を勧められる」

 

「何よそれ、貴方私をバカにしてるの?」

 

「まぁみてな、ステータス(情報開示魔法)!!」

 

瞬間、俺達の目の前に白の板状の何かが出現する

 

「な、何これ!?」

 

「魔法だ」

 

「はぁ!?魔法ってあの!?」

 

「あぁ、その魔法だろう、驚かせてすまなかった光」

 

「わたしはいったい何を見ているのかしら、そうよこれは夢よ...夢に違いないわ、きっと今までのはリアルな夢で」

 

「あ、これ完全にトリップしてるは・・・選択肢間違えたかな?」

 


 

30分後

 

「大丈夫か?」

 

「ええ、大丈夫よ...しかしまさか貴方が魔法使いだったなんてね、流石に驚いたは」

 

「すまない、驚かせた」

 

「いいのよ、私も現実逃避のし過ぎで心配かけちゃったし。」

 

「いや、光は謝らないでくれ元を辿れば俺が悪いんだし。それよりも!!早くこいつを見ようじゃあないか」

 

話を逸らしたわね...

 

「ん?なんか言ったか?」

 

「いいえ何も?それよりも、これ、見るんじゃないの?」

 

「おおう、そうだった、じゃあ見てくか」

 

俺達は板状のデータベースを見始めた

しかし魔法を常に使っていて何も思わなくなっていたがそうではない人からしたら興味深々なのか光は目を輝かせ画面を見つめている

 

「動力も無いのによく浮けるわね、これも魔法の力かしら?」

 

「ああそうだ、まあ原理については俺も詳しくはわからないんだが」

 

「ふーん、そうなのね。」

 

 

俺達は駄弁りながらステータスボード(仮称)を見ていくと中には文字と数字の羅列がびっしりと敷き詰められていた

 

「にしたって文字が多いわね、結局何が書かれているのかしら?」

 

「能力値だ」

 

「能力値?ゲームの?」

 

「ああ...ゲームでよくある能力値だ、まぁ表記がバラバラで読みにくいが人それぞれが持っている個性や隠された能力を探すのなんかには便利だな」

 

「ふーん」

 

「今度は驚かないんだな」

 

「ええ、これしきの事で驚いてたらこれから苦労しそうだしね、反応しないことにしたの。」

 

「すまない、労力を掛ける」

 

「いいのよ」

 

そうして話しているうちにお目当ての能力値が見えたので俺は光に見てもらうことにした

 

「おい光、これを見るんだ」

 

「何?」

 

歌唱力F

 

ダンスF

 

ビジュアルC

 

アイドルとしての才能UNKNOWN

 

「これは…!?」

 

「あぁ光のアイドルとしてのステータスだ、能力値も一括表示だったり細かい物も合ったりするがこれが光のアイドルとしての主な能力だ、しかし……」

 

「私ってこんなに酷かったの?」

 

「別に落ち込む事は無いさ、何ならまだ始まったばかりだ、将来性はある」

 

「お世辞は要らないわよ、これじゃ私が、アイドルなんて夢のまた夢よ、やっぱり私が夢を見るなんて・・・」

 

その時、不思議ことが起こった

 

俺の中の脳細胞が生き生きと活性化し

意気消沈し落ち込んでいた光に対し説教紛いの鼓舞し始めたのだ

 

               「諦めるなぁ!!」

 

「!?」

 

「ここで挫けて逃げたらこれからの人生一生逃げ続ける事になるぞ!!」

 

「一生、逃げ続ける…」

 

こんな所で挫けたく無いだろう、バイトでこき使って来た連中を見返したいだろう!!

 

「バイトでこき使ってきた先輩を見返す……」

 

そして!!衣食と安定を失いたくないだろう」

 

「それは絶対に失いたくないわ!!」

 

        「ならば!!熱くなれよぉ!!」

 

えぇ!!私、目が覚めたわ!!こんな所で弱音を吐いていたら私の夢の貧乏脱出は叶わないわ!!だからやってやるわよ!!私は私を鍛えて必ず正月カラオケ大会で優勝するんだから!!

 

よし!!よく踏ん張った光!!ならば私も協力しよう!!そうと決まれば

 

              「「特訓だ(よ)!!!」」

 

 

 

その後俺達は互い時間の経過を忘れる程熱唱し続けた

これは憶測だが多分、その時の出来事は多分俺達にとって忘れられない一生物の思い出となるだろう。

 

 


 

 

公園

 

「ごめんなさい、今日は特訓の筈なのに楽しんじゃって。」

 

「心配するな、何故なら俺も楽しんでいたからな。」

 

「ふふっ、そうね。」

 

「わ、笑うなよぉ」

 

「あら、ご免なさい、凄い音程外しまくってて貴方の歌が酷かったのを思い出してつい、ね。」

 

「はぁ…あっそうだ光、約束しないか?」

 

「約束?」

 

「あぁ指切りげんまんとかその類いだ」

 

「へぇ…なら正月カラオケで優勝するとかとかどうかしら」

 

「おっいいなそれ!!」

 

「そう、じゃあ行くわよ。」

 

「「せーの!!」」

 

 

「「指切りげんまん嘘ついたら針飲ます!!」」

 

「「指切った!!」」

 

こうして俺らは結束し大会に向けて互いの理解を深め合った

 


 

駅前

 

「じゃあ私はこれで」

 

「あぁ光、また合おう」

 

「っていけないいけない、忘れる所だったわ」

 

「ん?何だ?」

 

「連絡先の交換よ交換!!」

 

「やべっ、普通に忘れてた」

 

「はぁ…さっき迄は気にして無かったけど貴方って肝心なところが抜けてるわよね。」

 

「よく友達からもいわれてるよ、ほら、電話番号とメアド。」

 

「ありがと、それじゃヨロシクね、...なんて呼ぼうかしら」

 

「そういえば決めてなっかたな、無難にプロデューサーとかどうだ?」

 

「うーんなんかしっくりこないのよねぇ...」

 

「じゃあ相棒とかはどうだ?」

 

「あ、なんかいいわね、なんか王道だけど新しい感じだわ」

 

「じゃあこれにするか、光」

 

「ええ、そうしましょうか。」

 

その時電車の音が遠くから聞こえてきた

 

「おっと、そろそろ電車が来るな」

 

「そうね、じゃあまたね、相棒」

 

「あぁ!!、またな!!光!!」

 

 

そうして、光は駅の改札口へと消えていった

そして、その光景を見届けて初めて今日1日の終わりを感じたのだった

 

「さてと俺も帰りますか、さてと時間はっと・・・やべっ!?もう7時とっくに過ぎてるやんけ!!早く帰らないと。」

 

「テレポート!!」

 

 


 

 

自宅

 

「ただいま!!」

 

「あら、お帰りなさい血井牛、今日は貴方の好きなハンバーグよ?」

 

「マジ!?やった」

 

「おー戻ってきたか、しかもその顔、さては新宿で何か良いことが有ったようだな?」

 

「おう!!実は伝えたい事が有るんだけど。」

 

「お、どうした突然、父さんに相談か?」

 

「突然だけど俺、今日からアイドルの相棒になります!!」

 

俺は親に今日の経緯と事細かく伝えた、最初こそは俺の乱心っぷりを聞いていた親は驚いていたが途中から俺の親も真剣に聞いてくれていた

そして俺が全てを伝え終えた時俺の親父が口を開いた

 

「まぁ、良いんじゃないか?最近退屈だったみたいだし月はどうだ?」

 

「えぇ良いと思いますよ貴方、ただし血井牛?これだけは覚えておいて?」

 

「は、はい」

 

尋常じゃない威圧感を発している母さんから意外な事を聞かされた

 

「絶対後悔しないこといいわね?」

 

「はい!!」

 

「それと女性関係には気をつけなさい?貴方それで一回問題起こしたんだから」

 

「はい…」

 

ふと、母さんは台所に目を向けた

 

「実はまだ、ご飯炊いていなかったのよねー、折角だし今日は赤飯にしちゃいましょうか」

 

「ちょっと母さん!?」

 

「お、良いなそれこんな嬉しい事が有ったんだ、今日は赤飯だ!!」

 

「ちょ、親父もかよ!?」

 

「さぁ今日は母さん、頑張っちゃいますからね~」

 

「だーまだ始めたばっかなんだからそんな過剰に反応しなくたっていいだろチキショー!!」

 

実は俺自身何て言われるか心底不安だったがそこ迄口煩い事を言われなくて良かったと心の中で密かに思った

それにしても、後悔しないようにか、どういう意味をなのかはまだ俺には分からないがそれはこの役割を果たしていくうちに分かっていくだろう

まぁ、こんな長々と考えてはいたが一つだけわかることがある

 

 

「ほら血井牛~ご飯が出来たから早く来なさ~い」

 

「あっ待ってて母さん、今行く!!」

 

 

今日は、人生最良の日だ

 




魔法について

ステータス

効果

他者の情報引出す事ができる、ただし数値のみで具体的な個人情報は見れない、更に上位に行くと個人情報も引き出せる様になる

備考欄

この魔法はレベル制の異世界系でよくあるステータス画面を魔法として解釈したもの、しかし表記は数字にだったりアルファベットだったりと意外とガバガバ表記である。
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