鬼畜提督与作   作:コングK

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なかなかの難産で気付けばかなり長くなっていました。


第十五話「時雨(後)」

江ノ島鎮守府を出てから少しの間。時雨は己の脳裏に浮かんだこの一年間の思い出に苦笑する。

20年人間社会で過ごしてきたが、まさか艦娘ハーレムなる言葉を自分たち艦娘の前で堂々と話す人間がいるとは思わなかった。

 

(ハーレムの意味がよく分かってなくて、香取にたしなめられたっけ。)

自分としては、与作がいかに立派な存在かと誇らしげに語っていただけに、真実を知った時の時雨は恥ずかしさの余りその場にうずくまった。

 

「全く。鬼頭君と織田君は要注意ですね。用心しないと・・・。」

香取は早速二人の危険人物について、提督養成学校の職員に共通理解を図ったが、何しろ与作に関しては色々規格外のため、ペア艦の時雨がその都度たしなめることが多かった。その度に与作は時雨の三つ編みを引っ張ったり、髪をくしゃくしゃにしたりしたが、仲のよかった姉妹の夕立が機嫌が悪い時に同じことをよくしていたため、彼女はそれが特段嫌なことだと思っていなかった。

 

「与作、聞こえる?」

「ああ。今どの辺りだ?」

「沖合五キロってとこだね。目的の場所はどこだい?」

「今軍の船舶マップで確認した。江ノ島から約60キロ、伊豆大島付近にいる。」

「了解。現在速力が45ノット。一時間弱でつけると思うよ。」

「45ノットだあ?お前元々34ノットだろうが!一体何しやがった。」

「何しやがったって言われてもね。缶とタービンを積んだとしか・・。」

与作が驚くのも無理はない。艦娘時雨の速力は元々の分類では高速。だが、彼女たち艦娘は缶と呼ばれる新型高温高圧缶と改良型のタービンを搭載することによって、その速力を増すことができる。45ノットと言えば、かの最速駆逐艦タシュケントを凌駕する速度だ。

 

「まあいい。俺様はこれから雪風たちとも連絡をとらにゃならん。何か変わったことがあったら連絡をくれ。」

「了解。僕が行くまで何とか二人をよろしく頼むよ。」

「そちらの方は任せておけ。お前は一刻も早く合流しろ!」

「任せてよ!」

時雨は微笑みながら、鎮守府の方を振り返って答えた。

 

 

「さてと。時雨にああ言ったものの、こいつらもどうにかしないといけないな。そっちの様子はどうだ?」

「艤装の調子がよくありません・・・、」

「同じく・・。速力はよくて半分・・。」

もんぷちの妖精通信越しに尋ねるが、二人の表情は冴えない。それはそうだろう。初の実戦で、いきなり深海棲艦の上から二番目と当たっちゃな。男塾で言えば、松尾や田沢が男塾死天王と闘うようなもんだ。最初から勝負にならない。

「敵の様子はどうだ。近くにいそうか?」

「分かんない。もんぷちが偵察に行ってるけど。」

「そうか。とりあえず、島影に隠れながらやり過ごせ。もうすぐで援軍が来る。」

 

援軍と聞いてお子様二人の表情がやや持ち直す。

 

「え!?誰、誰が来るの?テートク、横須賀に連絡してくれたの?」

「バカ。今横須賀から出撃しても間に合わん。うちから出撃したんだよ。」

「ええっ?誰ですか、司令。また駆逐艦を建造したんですか?」

「おいこら、雪風。また駆逐艦をってどういうこった。」

「はいっ。司令が建造すると駆逐艦が出るのかと思っていました!」

こいつ・・。俺様がうすうすそんな呪いがかけられているんじゃないかと気にしていることをはっきり言いやがって。

「大体まだ二回だぞ!!そりゃあ何回か建造してれば駆逐艦がかぶることだってある。サーバントが来てほしいのに、ピックアップとか抜かしてイベントの時にしか役に立たない礼装が続けて当たるようなもんだ!!」

「しれえの例えは相変わらずよく分かりません・・・。」

 

何を言っていやがる。これ以上分かりやすい例えはないぞ。次回の建造の時を見ているがいい。

「そういうのって、フラグってやつでしょ、テートク・・。」

ぶう~ん。何だあ。変な音が聞こえるぞ。あ、もんぷちじゃねえか。

『た、大変です。北東からあいつやってきます!距離1万2000!!』

「はあ?すぐ近くじゃねえか。何やってんだ?」

『仕方がないんですよ。工廠からちょろ・・借りてきたこの零式水上観測機がおんぼろで・・。』

おい。今お前ちょろまかしてきたって言いかけただろ。後で親方に謝っておけよ。ただでさえ迷惑かけてんだからな。

『失敬な!迷惑なんてかけてませんよ。』

出た出た、大抵迷惑をかける奴って自覚がないよな。

 

「テートク、どうしたらいい?逃げる?」

「来る方向が悪いな。南から来てくれりゃ、北に逃げてる間に時雨との距離は縮まったんだが。」

「時雨?援軍に来るのは時雨ちゃんなんですか!」

「えっ。雪風知ってんの?」

「はいっ。雪風と時雨ちゃんは呉の雪風、佐世保の時雨と言われていました!あれ、そう言えば、しれえの養成学校時代のペア艦が時雨ちゃんですよね。」

「ああん?お前、その情報どこで仕入れたんだ。」

「艦娘同士の初期艦チャットがありまして。瑞鶴さんから・・。」

「昔の女ってことね、テートク!どうなってんの!!」

「無駄口を止めろ。・・・その場に待機だ。南に逃げても援軍との距離が開く。余計な時間がかかる恐れがある。」

「ええっ!?無理だよぉ。あたし達じゃ時間稼ぎもできずにやられるよ。あいつ強いよ!」

「逃げ腰のお前たちは奴からすりゃいい鴨だ。おい、もんぷち。妖精の撮影隊とやらが観測機に乗り込むことは可能か?」

『私が降りれば可能ですけど・・。』

「よし、お前降りろ!!」

『ええーっ!せっかく持ってきたのに。』

 

抗議の声を上げるもんぷちだが、この際無視だ。

「やかましい!俺さまが雪風達と同じ視点になるのが大事なんだよ。」

「どういうこと?」

「俺様がお前たちの視点で奴の攻撃を見切ってやる。今中破状態っていったな。燃料は弾薬は後どれくらいだ?」

「半分ってとこ。雪風は?」

「雪風も同じぐらいです・・。」

「ほ、本当にそんなことできるの?」

やかましい!!今集中しているんだ。お前たちの中破状態、燃料・弾薬の残量、周囲の地形を把握。妄想力全開!!俺様の脳裏に今戦場の様子が描かれる。

 

「後は、敵の情報次第だな・・。距離8000ってとこか。敵さんがお出ましだぞ!」

「え!?嘘・・。」

 

いつも強気なグレカーレが言葉を失う。ははあ、あいつが噂の駆逐ナ級後期型Ⅱeliteか。確かに遠目から見ても禍々しいオーラを放ってやがる・・。

 

「うそ。やだ。やだよぉ・・・。あたし、沈むって知らない・・。こんなのうそ、うそだあ!!」

カチカチと歯を鳴らして、震えるグレカーレ。

「司令・・。不沈艦と呼ばれていたのに・・。ごめんなさい・・。」

歯を食いしばるも、悔しそうに拳を握る雪風。

よっぽどあの野郎に怖い目に遭わされたんだな。無理もねえがイラつくぜ。

「というか、お前らよぉ。俺様が何とかするって言ってんのに、何だそのくそみたいな態度は。」

 

がっちがちになりやがって。そんなんじゃ俺様の指示を受けても体が動くわけねえだろ。

 

「ふん。じゃあ、こうしてやろう。無事に帰れたら、言うことを一つ聞いてもらおう。」

「えっ!?」

「何です、それ!!」

『普通言うことを聞いてやろうって流れですよね!!』

 

やかましい。なんで普段気を遣っている俺様が余計に気を遣わなきゃならんのだ。

 

「まず、雪風。そうだなあ。お前は一週間のUNO・トランプ禁止だ。」

「ひ、酷すぎますー!」

「次にグレカーレ、お前は一日俺様が黙れと言ったら黙れ。」

「何それ!!TVのスイッチじゃないんだからさあ。」

「後もんぷちはつまみぐいを止めろ。俺様が知らないと思っているだろうが、他の妖精からの報告を受けている。」

『だ、誰ですか。私を売った・・いや、そんな根も葉もない噂を広めているのは!』

 

非難轟轟。文句たらたら。いいじゃねえか。いつも通りでよぉ。けけけけ。嫌ならここを何とかしろや。でなきゃ文句の一つも言えなくなるぜ!

 

「距離5000、4000・・・。先制雷撃来るぞ!!回避行動をとれ!!」

「「了解!!」」

硬さがとれ、左右に回避行動をとる二人。間近を通る敵深海棲艦魚雷の雷跡に二人は目を丸くする。

 

「う、うそ・・。」

「す、すごいです司令!初めて尊敬しました!」

あ、雪風、この野郎。お前さらっといつも俺様をディスるのを止めろ!次来るぞ!5inch単装砲、奴の間合いだ。ぼさっとしてんじゃねえ。

 

 

深海棲艦駆逐ナ級は苛立っていた。そもそも敵鎮守府の偵察などeliteの自分のすることではない。他にいくらでもイ級などがいるというのに、念のためとのことで、自分が選ばれてしまった。他の同型艦は来る艦娘達との決戦に向けて準備をしているというのに。腹立ちまぎれにたまたま出くわした艦娘達を攻撃し、中破にまで追い込んだが、あの練度ならば例え敵が二隻だろうとやすやすと沈められた筈だ。物足りなさを感じ、何とか沈めようと追い回してやったが、まさかより苛立たせられるとは思わなかった。

 

「よっし!」

「また躱しました!!」

そう。そうなのだ。なぜ、あの練度も大したことがない、しかも中破した連中が自分の攻撃を避けられる?近距離からの雷撃も、射撃計算の元行った艦砲射撃も。ことごとくが微妙に位置をずらされ、躱される。レーダーの深海妖精がふと、敵艦隊のど真ん中に零式水上観測機が飛んでいるのを確認し、ナ級に告げる。

 

あの観測機に熟練の見張り員でも乗り込んでいるのだろう。こちらの挙動から、攻撃を読んでいるに違いない。

 

艦娘への攻撃と見せかけての零式観測機の狙い撃ち。軽巡ツ級をも凌駕するという対空砲火にきりきり舞いしながら敵の観測機は落ちていく。呆然とする艦娘達。余裕を見せ、悠々と進むナ級の頭の中にはどう艦娘達を仕留めるかしかない。

 

 

ゆえにナ級は気付かなかった。すでにすぐ側まで。己を脅かす存在がやってきていることに。

 

「零観が落とされたわ!テートク、大丈夫!?」

「俺様は平気だ。妖精の撮影隊は無事なのか?」

『撮影機材を放り投げて、パラシュートで脱出したみたいです。ただ、せっかく持ってきた零観が・・。』

「それは後でお前が怒られろ。問題はこの後だ。敵の挙動がわからねえと俺様も指示が出せねえ。」

「絶体絶命じゃない!!どうすんのよ、テートク!」

 

慌てるグレカーレ。PCで船舶マップを見ていた与作は、ふうとため息をついた。

「大丈夫だ。ようやく到着かよ。」

「ごめんごめん。これでも最速で飛ばしてきたんだよ・・。」

 

通信用モニター越しから聞こえてきたのは元ペア艦のいつも通りの声。

「どうだ、時雨。いけそうか。」

「うん。大丈夫だと思うよ。」

「そうか。ちとモニターを集中して見過ぎてな。顔を洗いに行ってくるから、その間に目の前のカス野郎をぶちのめしておいてくれ。やり方は任せる。」

「ふうっ。了解。正式な提督になってからの初の実戦だってのに。与作はもうちょっと女心ってやつを勉強した方がいいね。」

「余計なお世話だ。二人を頼むぞ。」

「はいはい。頼まれました。」

 

いつも通り平常運転の与作に、時雨は苦笑して肩をすくめる。なぜもう少し言い方を考えないのだろう。やり方を任せる、二人を任せると頼むことは、元ペア艦である自分を信じているということなのに。

(与作に言ったら、絶対に勘違いするなって言うだろうけどね。)

にやけそうになる表情を引き締めて、時雨はナ級の前に立ちふさがった。

 

「し、時雨ちゃん!!」

背中越しに聞こえるのは、かつて共に並び立ち幸運艦と呼ばれた友の声。

「だ、大丈夫なの?」

不安そうに訊いてくるのは、最近建造されたという新しい仲間。時雨は二人を安心させるために努めて穏やかな声で答える。

「二人とも大丈夫。そこで休んでいてよ。すぐ片付けるからさ。」

「えっ?」

「す、すぐって・・。」

「うん。すぐだよ。」

 

「・・・・」

新しく現れた敵に対し、ナ級は立ち止まり分析を開始する。相手は白露型の2番艦時雨。恐れることはない。ただの駆逐艦だ。先ほどの二隻と同じように追い込めばどうということはない。

 

「ふうん。僕を脅威と見なさず、か。確かに分からなくもないさ。認めよう、君たち深海棲艦の進化速度は異常。僕たち艦娘は追い付けていない。」

目の前の深海棲艦駆逐艦はスペックで言えば、あの木曾改二を上回る。おまけに対空能力はあの艦載機殺しとして有名な軽巡ツ級を上回るという。並みの駆逐艦や軽巡洋艦では艦娘達には勝ち目はないだろう。

 

「だが、侮るなよ。深海棲艦。僕たち艦娘の強さは、船としての性能だけで決まりはしない!!」

 

それは思いの強さ。この国を世界を、そして仲間を守ろうとする気持ち。『始まりの提督』と共に戦った『原初の艦娘』そう呼ばれる自分たちが、なぜ強いのか。それはあの大戦で沈み、それでもなお、この国を守りたいと願ったからだ。

 

時雨は怒っていた。かつて自分や仲間が命を賭して守った平和。その平和の中で生まれた自らの後輩たちをかくも追い詰めた敵深海棲艦に。

 

時雨を中心に強烈な閃光と爆風が巻き起こる。ややあって、光の中心から姿を見せた時雨は幾分か成長した姿になっていた。

時雨改二。一定の練度に達した艦娘は、自らの意志で改、改二へと至ることができるという。その強さは通常状態の比ではない。

時雨が戦闘態勢をとるや、背中の艤装が即座に変形し、両腕に一門ずつ砲塔が装備される。

 

「ギイイ!!」

射程距離を活かしての先制雷撃。数多くの艦娘を沈めてきたナ級必殺の一撃は踊るように水上を走る時雨に難なく躱される。続けて、5inch単装砲の攻撃も、まるでこちらの攻撃を読んでいるかのように当たらない。

「その程度かい?深海棲艦の駆逐艦で二番目に強いというからどんな程度かと思っていたけど、案外弱いんだね。」

「ギィイイイイイイ!!!」

 

怒りの余り遮二無二になって突撃してくるナ級に対し、時雨は瞬く間に距離を詰める。互いの距離は至近。ナ級は口の中から突き出た単装砲からの砲撃と共に、その幾重にも重なった歯で時雨を噛み千切ろうと試みる。だが、それこそが油断。その程度の単純な動きで捉えられるほど、この時雨は甘くはない。

「ぬるいよ!!」

砲弾を紙一重で躱し、続いて噛みつこうとするナ級がその大顎を開けた瞬間。時雨はその口内に砲弾を叩きこむとともに、後ろに大きく跳躍した。

「!?」

ナ級が目にしたのは、蝶のように舞う時雨の姿と、その両足の太腿に光る魚雷発射管から放たれた八発の四連装酸素魚雷。躱す余裕もない程の恐るべき推進力で進む雷跡に、あっけにとられるや。

「ギイイイ!!」

爆炎に包まれながら、ナ級は沈んでいった。

 

「さてと、こんなもんかな。」

事も無げにナ級を瞬殺した時雨を、雪風とグレカーレは呆然と見つめる。なんだ、この駆逐艦。本当に駆逐艦なのか?

「雪風、久しぶりだね。今度は君を救えて嬉しく思うよ。」

時雨は雪風に対し微笑みかける。目の前の雪風は自分が知っている雪風ではない。けれど、それは

大した問題ではない。

「時雨ちゃん、ありがとうございます。助かりました!改二、かっこいいですね。」

「ふふっ。ありがとう。それと、君がグレカーレだね。僕は駆逐艦時雨。よろしくね。」

「・・・・」

「ん!?どうかしたかい?僕、何か変なことでも言ったかな・・。」

自分をじっと見つめるグレカーレに時雨は何か変なことをしてしまったかと問いかける。

「うにゅ!?ご、ごめん・・。つい・・・。あのー。時雨は駆逐艦なんだよね?」

「あはは・・。改二になったからかな。うん。駆逐艦だよ。みんなと同じだよ。」

「そういうつもりで言ったんじゃないけど・・。でも、ありがと。お蔭で助かったわ。」

がっしりと固い握手を交わす二人。そこへ与作からの通信が入る。

「あ、与作。今終わったよ。」

「おう。お疲れ。それじゃあ、鎮守府へ帰投しろ。二人ともとりあえず、無事でよかったな。もんぷちもお蔭で二人が助かった」

「しれえ・・。」

「テートク・・。」

『うるうる。提督もようやく私のありがたさが分かってくれたんですね。』

普段見せない与作の優しさに二人と妖精女王は涙ぐむ。

 

「さてと、無事に帰れるってことだから、俺様の言うことを一つ聞いてもらうっていう例の約束は守ってもらうってことでいいよな!!」

与作の一言に場の空気が凍り付く。

「な、なんでですかー!!せめて憲兵さんとお昼休みにやるのは許してください!!」

「はあ~っ!?そんな約束聞かないわよ、テートク。あたし、口にチャックされたってしゃべりかけてやるから!!」

『つまみ食いが主食って、偉い人が言ってましたよ!!』

それぞれがそれぞれの言いたいことを言う自由さに時雨は静かにほほ笑む。

「この感じ・・・。懐かしいね。」

それは過ぎ去った過去。けれど、そのぬくもりは今だ胸の内に生き続けている。

(提督。僕、また戻ってきたよ。すぐには会いに行けないけれど、僕が決めたことだから、許してくれるよね。)

 




登場人物紹介

与作・・・・鎮守府に戻ってきた雪風とグレカーレの姿を見て、児ポ案件だとすぐさま高速修復材を使う。
雪風・・・・与作にトランプを取り上げられぬよう屋根裏に隠す。
グレカーレ・時雨改二の姿を見、自分も改二になれないかと模索する。
時雨・・・・今日のご飯は僕が作るよと申し出たところ、与作に感謝されて上機嫌。
もんぷち・・「私は勝手に零式水上観測機を持ち出したダメ女王です。」の札を一日つけさせられる。

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