鬼畜提督与作   作:コングK

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多分今までで一番長いかもしれません。どうも駆逐艦3人がしゃべり始めると長くなるようです・・。


第十七話「鎮守府近海戦その後」

 ここまでのあらすじを一句。

「鎮守府に がきんちょ一人 また増えた 」

がきんちょどものいない間に手淫しようとしたら、うちの鎮守府にどうしても来たい元ペア艦が押しかけてきて、敵に囲まれて絶体絶命ながきんちょどもを救うため、泣く泣くそいつの要求通りにし、出撃させた。・・・て、なんだこれ。完全に俺様の丸損じゃねえか!!どこのバカ神様だ、うちの鎮守府にがきんちょばっかり寄こしてやがるのは!!

 

「ああ~イライラする・・。」

思い出してもムカムカするんで、頭の隅から消したかったが、時雨の奴を出撃させたことを上に報告したところ、詳細な報告書を提出せよとのお達しだ。電話の向こうでやたら慌ててやがったから、結構なやらかし案件だったらしいが、そんなもの俺様の知ったことか。すぐ面倒くさい書類仕事が増えて、テンションも下がるってもんだ。

 

「まあまあ、これでも飲んで気を落ち着けなよ。」

エプロン姿の時雨がコーヒーを出してくる。気を落ち着けなよって、原因はほぼほぼお前なんだがな。それに何だ、お前。改二になれるってのは分かったがよ、どうしてずっとその姿なんだ。

「いいじゃないか。ちょっとした気分ってもんだよ。」

にこにこしながら隣に座る。どうでもいいが、お前のそのいかにも秘書でございって雰囲気がやたら気になるんだが。

「あれ、与作、知らなかったっけ。通常鎮守府では、提督を補佐するために秘書艦が置かれるんだよ。人数が多いところでは当番制で回すけど、少ないところでは固定だね。」

「じゃあ、当番制だな。」

「おやおや。固定にしてほしいって願いを込めたつもりだったのに。」

「うるせえ。お前で固定しようもんなら、残り二人がうるさくて仕方がねえ。」

「それは残念。」

 

嘘つけ。お前全然残念そうじゃないぞ。というかよ。あれから三日経ったが、お前やたら上機嫌だな。毎日毎日キラキラしやがって、むかつくぞ。

 

「仕方ないじゃないか。嬉しいんだもの。」

「俺様は全く嬉しくない。」

「そこは嘘でも嬉しいと言おうよ。好感度が上がるよ。」

「お前の好感度なんて上がっても仕方がないね。」

逆に落ちて欲しいくらいだ。こいつらが引っ付かなくなるような選択肢を教えてくれる攻略本でもないもんかねえ。

時雨と話すのも億劫で仕方がねえ。黙って仕事をする俺様。認めるのはしゃくだが、この元ペア艦と他二名は明らかに違うな。静かな分やりやすいぜ。

 

バタバタバタ!!ひと時の静寂を破ったのはやはりいつものガキ二人。

 

「司令!大変です!!」

「だああ。なんだ、うるせえ。静かにしろい!」

「それどころじゃないんだって!!来たんだよ、テートク!!」

「はああ?あの日が来やがったか?今日は赤飯か?艦娘にもあるなんて聞いてねえぞ!!」

「何のことを言ってるのか分かんないけど、ほら時雨と同じビッグ7が来たの!!」

ビッグ7?そこはかとなく俺様に期待を持たせるネーミングじゃなねえか。だが、時雨と同じっていうなら、偉大なる7隻(グランドセブン)とかいう大層な名前じゃなかったか?

「いや、間違いではない。どちらも私の呼び名だ。」

 

凛とする声と共に入ってきたのは黒髪ロングで長身の艦娘。おいおいおいおい!!神様も分かってるじゃねえか。さっきはバカなんて言って悪かったぜ。バカからクソに昇格させておくからよ。

 

畜生。涙で前が見えねえぜ。これが戦艦のボリュームか。一年間時雨の面倒を見ながら、横目で戦艦だの重巡だのと戯れる連中を見て、何度後ろから刺してやろうと思ったことか。この鎮守府に来てからもやってきたのはがきんちょ二人。冗談じゃねえ。

「まごうことなき、くっ殺系女子。ようやく俺様にもツキが巡ってきやがった!」

「くっ殺系女子?とは何だ。鬼頭提督、私が誰だか知らないのか?」

「俺様の救いの女神でさあ。ぜひお名前をお聞かせ願いたいですな。」

「め、女神とは大げさな。大本営元帥閣下の特別補佐を務める戦艦長門だ。」

「江ノ島鎮守府提督、鬼頭与作です。よろしくお願いします。」

出された手を恭しく握る。うんうん。武骨な手だが、すべすべじゃねえか。癒されるねえ。

 

「って、元帥の特別補佐だあ。」

「ああ。そうだ。そして、そこにいる時雨と同じ偉大なる7隻(グランドセブン)と呼ばれているうちの一人だな。」

ぐっと、握手に力が入る。こいつ、とんでもねえ力だな。

「な、長門!!」

時雨が叫ぶ。力を入れてるっていっても尋常じゃねえぞ。何しやがるんだ、この野郎。

 

「これはこれは。特別補佐官ともあろう者が一介のおやぢの手を握り潰さんばかりの熱烈な握手とはねえ。何をお考えですかい?」

「随分と余裕だな。そこそこ力を込めているつもりだが。一つ質問があってな。返答次第ではこのまま握り潰す。」

「長門!!やめてよ。」

おいおい。物騒な挨拶をしやがるぜ、このくそ戦艦。元帥の特別補佐だか知らねえが、何様のつもりだ。

「質問は一つだ。なぜ、時雨を出撃させた。」

「そこにいるちびっこ共がぴんちだったんでね。仕方なくそうしたんでさあ。」

「横須賀に連絡をしようとは考えなかったのか。大本営の指示を仰ごうとは。」

「横須賀に連絡しても間に合わないのはガキでも分かること。大本営に指示を仰ぐ?指示を仰いでいる間に二人が沈んだら?」

「そうだとしても、手続きを踏まなければならないのが我々の仕事だ。それを飛ばしては独断専行のそしりは免れんぞ。よもや、この時雨が偉大なる7隻(グランドセブン)と知って出撃させたのではないだろうな。そうすれば、自分の鎮守府に時雨を呼ぶことができるからな。」

 

はあああ?どうしてそういう話になるのかねえ。このくそ戦艦、胸にばかり栄養をとられてるんじゃねえか。時雨を呼ぶことができる?むしろ引き取ってくれるなら喜んで差し出すぜ。

 

「どうした?図星を突かれてダンマリか?」

「よ、与作・・・。ま、まさか長門の言う通りなの?」

おいおい。俺様が黙っているのはお前の頓珍漢な推理に呆れているからじゃねえか。そこのバカ時雨もなお一層キラキラしてんじゃねえ。んな、訳ねえだろうが。バカバカしい。俺様が時雨を初期艦に呼ばなかった時点でそんな疑いなんてかけらもないじゃねえか。

「何と言われようと二人が助かる方を優先したまででさあ。やり方がまずかったっていってもねえ。やり方にこだわって、二人が沈んでちゃ意味がないでしょう?」

「ほう。お前は軍の規律よりも艦娘の命の方が大事だと言うのだな。私の前でよくその台詞を吐けるもんだ。私は規律を守らせる側の人間だぞ。」

 

規律、規律とバカの一つ覚えみたいに連呼しやがって。死にそうになる仲間がいてもそれを守れってか?

「でも、あんたも艦娘だ。仲間がやられそうなのに、規律とやらを守って沈んだらどうするんだい?」

「・・・その時はその時だ。沈んだ奴の思いを背負って生きていくだけだ。」

 

何言ってやがんだ、こいつ。沈んだ奴の思いを背負う?沈んだ奴がどんな思いかなんて、生きてる奴にわかるのかね。あいつならこう言う、なんてのは生きてる奴の手前勝手な妄想だろ?

 

「ずっと上の立場できた奴は気楽でいいねえ。下っ端は沈んでも平気だとさ。」

長門の力がますます強くなる。万力で締め付けられているみたいじゃねえか。

「そんなことは言っておらん。軍である以上規律は大事だと言っている!」

「見下ろしてないで、見上げる立場になってみるかい?」

「何だ・・・うっ!?」

力を抜いて、そのまま下にぐんと落とす!!握手のまま片膝をつく体勢となり、驚いた眼で俺様を見上げるくっ殺戦艦。おほーっ。怪我の巧妙か。胸の谷間がよく見えるじゃねえか。

「な、何をした・・・。」

「力の波を送った、ってとこかあ。見下される気分はどうだい。補佐官さんよお。何と言われようと俺様は一昨日の命令に間違いはねえと断言できるぞ。後悔がないかと言われたらありまくりだがな。」

「どういうことだ。」

「駆逐艦が増えてうるさくてかなわねえ。ただでさえ、がきんちょのお守りで苦労してるところに、養成学校時代の腐れ縁が来やがったんで、どんどんと心の平穏が失われているところだ。」

「腐れ縁ってどういうことだい、与作!」

「がきんちょのお守りなんて失礼な!」

「いい加減しれえは艦娘の見かけと年齢は一致しないということを知るべきです!」

「うるせえ!そういうのはきちんと料理をしてからいいな。時雨以外の二人ときたら、かたや気分屋で時々しか作らねえ。もう一人に関してはジャムばっかり作りやがる。どうしようもねえ。」

 

俺様の魂の慟哭に対し、ギャーギャーと反論するがきんちょ3名。その様子を見た長門は、立ち上がると、なぜかゆっくりと手を放した。

 

「ふふっ。微笑ましい光景だな。鬼頭提督と艦娘との関係がよく分かったよ。」

「どういうことですかい?」

「すまなかったな。君の提督としての考え方、艦娘との関係が知りたかった。そこの時雨と私は昔馴染みでね。色々と心配もしているのさ。まあ。入ってきたときに見た時雨の表情で大丈夫と思っていたがね。」

「じゃあ、与作の手をあんなに強く握ることないじゃないか!」

俺様の代わりに時雨が抗議の声を上げる。おお。言ったれ。言ったれ。痛かったんじゃい、ぼけが。

「それは、そのう・・。羨ましかったというか・・。」

目が泳ぐ長門。羨ましい?どこが?

「駆逐艦に囲まれているところが・・。」

 

バカか、こいつ。駆逐艦に囲まれているのが羨ましい?病気じゃねえか。

「うん。長門は昔から、その・・。駆逐艦が好きなんだ・・。」

おいおい。時雨の目からハイライトが消えてるぜ。どうも思い出したくない過去があるようだなあ。いいことを聞いた。今度そのネタでからかってやろう。

 

「全く、バカなことを言っていないでください、長門補佐官。」

うん?また一人入って来やがった。あれ。この眼鏡どこかで・・・。

「鬼頭さん、お久しぶりですね。提督候補生採用試験以来ですが覚えていますか?」

 

ああ。あの案内してくれた眼鏡女。艦娘だったのか。それにしてもぺこりと律儀に挨拶をしてくるところなんざ、駆逐艦大好きなどこぞの戦艦に爪の垢でも煎じて飲ませたいもんだねえ!

「大本営で元帥閣下の総秘書艦を務めています、大淀です。うちの補佐官がご迷惑をおかけしました。」

「お、大淀!ご迷惑とはどういうことだ。」

「この方、昔馴染みの、しかも駆逐艦の時雨さんが関わっているということで少々カッカしておりまして・・。提督養成学校の香取から大体のあらましを聞いておりますので、この通り報告書をお作りください。」

 

そう言って、大淀が渡してきたのは今回の一連の報告書の正しい書き方だ。そもそも時雨が艤装を勝手に持ち出したのと、それをそのまま出撃させたのがアウトならその話自体を都合よく書き換えちまえということらしい。

「つまり、僕がたまたま新型の艤装の実験を江ノ島鎮守府近海で行っていたところ、敵深海棲艦と交戦し、逃げる雪風達に遭遇したと。」

「ええ。そして、その艤装の威力を敵深海棲艦で実証し、江ノ島鎮守府に帰投。旧知の鬼頭提督と再会し、江ノ島鎮守府への参加を要請され受諾した、と。」

随分と都合のいい話だなあ、おい。というか、ダメ元で香取教官に頼ったんだが、あの人はそれでいいのかねえ。また、折れた教鞭を量産している気がするが。今度お礼で送っておいてやるかね。

 

「はい。提督養成学校の方はそのように要請書を書いてくれとのことでした。」

「そいつはありがたいが。大丈夫なのか?」

「ええ、もちろん。日向校長の許可も得ています。そして、時雨さんには『これまでありがとうございました。時雨さん、良い旅を』とのことです。」

「日向・・・。」

ふん。校長の野郎、なかなか気の利いたことをするじゃねえか。香取教官の分と合わせて胃薬を送っといてやるかね。鬼畜はこういうマメさを忘れちゃいけねえ。

「電話で鬼頭提督とお話しした担当者にはこちらから話をつけました。彼本人は親艦娘派であり、今回の我々の行動に対し、黙認すると言っています。面倒くさいと思われるかもしれませんが、

結局の所お役所仕事ですからね。様々なところに気を配る必要があるんです。」

おいおい。たかが無断出撃で随分とおおげさじゃないか。大本営だの、提督養成学校だのよお。

「何だ、まだ事の重大性がわかってないのだな。大淀、説明してやってくれ。」

「分かりました。」

長門に言われた大淀はどこから持ってきたのか、ホワイトボードを使いながら説明を始めた。まるで提督養成学校の講義じゃねえかよ。

 

現在、海軍には二つの大きな流れが存在する。元帥の親艦娘派と、大臣の反艦娘派だ。主流は元帥の派閥であり、反艦娘派も現状表立って行動はしていない。しかし、彼らはマスコミを使い、事あるごとに軍のスキャンダルを報道し、その力を弱めようとする動きに余念がない。特に熱心なのが、国民的英雄とも言える偉大なる7隻についての調査であり、長門自身、根も葉もない噂を流されて大変な迷惑を被ったという。

「ちなみにどんな噂を流されたんで?」

「戦艦長門、駆逐艦を誘拐する、だ。近くの鎮守府の子がいたんで、送っていっただけだぞ。」

「それは、普段の行いが悪いんじゃ・・。」

時雨の発言に皆がうんうんと同意する。

「と、とにかく、だ。時雨がこの鎮守府に着任したということは、遠からず皆が知ることになるだろう。マスコミ対策ができるようにしておくがいい。」

 

マスコミ対策だあ?そんなこと言われてもなあ。こいつら知ってんのかな。もんぷちが直す前のこの鎮守府の状況を。隙間風が酷くて散々だったんだぜ。やってきた連中に俺様の○玉でも見せつけてやればいいかねえ。まあ、手っ取り早いのは憲兵の爺に存分に働いてもらうことだな。あいつ、この頃雪風とトランプだのUNOだのばっかりやって仕事してねえからな。

 

「それと、いい加減うちの鎮守府にも間宮さんや明石を廻してもらえませんかねえ。いくら陳情しようと全くなしのつぶてなんですが。」

俺様の必死のお願いに対し、大淀は申し訳なさそうに首を振る。

「それについては、給糧艦間宮に関しては、どこの鎮守府からも要請が殺到しておりまして、現状難しいかと。今、同じく給糧艦伊良湖や潜水母艦大鯨などにも声を掛けておりますが、難航しています。」

「これは鬼頭提督とは関係ないのだが、この鎮守府が問題でな。以前ここで住民による反対運動があっただろう?そのためにここに着任したがる艦娘がなかなかいないのだ。」

ああ。そういや、憲兵の爺がそう言ってやがったな!畜生、何だって俺様はこんなくそ鎮守府に配属されちまったんだ。最悪じゃねえか。

 

「今回の我々の訪問は横須賀鎮守府への視察のついでに、昔馴染みに会いに来たということになっている。」

「何かありましたらそのようにお話しください。」

「時雨、また来る。元気でな。」

「うん。長門も頑張ってね。」

昔馴染み同士ってのは暑苦しいねえ。それにしても、長門の野郎、いい乳してるじゃねえか。無自覚なのがなんとも言えねえ。あ、こら。俺様を引っ張るなグレカーレ。

「テートク、鼻伸ばしすぎ!」

「がきんちょばかりの俺様にとっては束の間のオアシスだったのさ。余計なお世話だ。」

「あたし達だって改二になったら成長するかもよ!」

はん。時雨が改二姿でいるもんだから気になってんのか。改二だろうが、駆逐艦は駆逐艦。俺様の守備範囲外だ。

「それじゃあな、鬼頭提督。失礼する。時雨をよろしく。」

「ああ。今日はどうも。」

あんまりよろしくされたくはないんだが仕方ねえ。差し出された手を握り返すと、また力強く握り返してくる。

「だから痛いって。いい加減にしねえとあんたの乳を揉むぞ!」

「ははははは。面白い冗談だな。私の胸など揉んでもつまらんだろう。」

はあ?何この女。自分の魅力に無自覚過ぎんだろう!!

「な、長門。与作相手にその発言は危険だよ。」

「そうか?別にそんなに揉みたいというならば、揉ませてやってもいいぞ。」

 

バカが。口走りやがった。今お前は俺様の心のニトログリセリンに火を付けちまったぜエ。

「!!ビッグ7に二言は許さねえぜ!!!」

「お前がもっと活躍したらな。」

「な、長門!!大淀、急いで出してくれないかい。」

ぐいぐいと車の中に長門を押しやろうとする時雨。大淀もそれに同調する。

「はい、乗ってくださいー。もう少しご自身の魅力に気付いた方がよろしいですよー。」

 

長門と大淀がいなくなった後、なぜか俺様の方をジト目で見る駆逐艦3人。

「しれえの目が露骨過ぎます・・。」

「あたし、この鎮守府に来て、初めてテートクが上機嫌なとこ見たわ。」

「与作、何度も言ってるだろう?ああいうところだよ。自重しないと!」

 

全くうるせえぞ。くそ駆逐艦どもが。それよりもだ。給糧艦間宮の着任が見込めない以上、自力でどうにかするしかなさそうだぜ。

「自力ってどうするんだい?」

「もちろん、建造よ。」

「ええっ!テートクまだ諦めてなかったの。うちの鎮守府の建造ドックおかしいじゃん!」

そのドックから出てきたのがお前たちなんだがなー。

「絶対大丈夫じゃない気がしますー。」

このビーバーめ!そこはいつものお前の口癖で大丈夫って言えよ!!

「すりぬけくんよお。お前って沼を攻略してやるぜえ!」

 

 




登場人物紹介

与作・・・・・ようやく現れた戦艦に文字通り心が洗われた。その余波を活かし、建造沼へと立ち向かうことを決意する。
時雨・・・・・長門の胸ばかり見る与作を気にし、牛乳をたくさん飲もうと決意。
グレカーレ・・与作の決めた鎮守府秘書官担当表に単独で名前が無く激怒。(月・火・水がなしで、火が時雨木がグレカーレと雪風の交代)雪風となしの日に殴り込みをかける。
雪風・・・・・同じく、初期艦なのになぜ交代なのだと激怒。なしの日に勝手に時報を言う、執務室に押し掛けるなどする。
すりぬけくん・『すりぬけくんは力を溜めている・・』

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