鬼畜提督与作   作:コングK

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いつも誤字報告ありがとうございます。

何とか雪風改二の日に間に合わせることができました。
待ってましたよ。



第四十九話 「好物」

演習場に集まった大湊警備府の艦娘や提督たちは、貼り出された参加艦の名前を確認すると、皆一様に息を呑んだ。

「か、神風型が3隻だと!?倉田の奴、どういうつもりだ!」 

榊原が傍らにいた参謀の方を向くも、参謀は分からないと首をひねるばかりで要領を得ない。

 

そもそも、通常の演習は、鎮守府ごとに海軍省に演習希望の相手と日時を伝え、双方の都合が合えば行うということになっている。観艦式の際に御前試合として行うことはあっても、今回のように本部から演習の相手を指示されることなど皆無に等しい。

 

そのため、通常の演習では完膚なきまでに相手を叩きのめすやり方を是とする榊原も、今回ばかりは気を遣わざるをえなかった。彼ら江ノ島鎮守府の面々は高杉元帥のお気に入りであり、自分たちの正しさを示すと言っても、あまりにも一方的に打ちのめしては心証が悪くなるのは必至だからだ。

 

(それぐらい分かっているとは思っていたが・・・)

 

偉大なる七隻が所属する鎮守府で相手の強さが未知ということと、対外的なメンツを考えて敢えて第四艦隊を相手として選んだことを、榊原は今更ながら後悔した。彼らは強いが融通がきかない。気に入った相手こそ、自軍の最高戦力で叩き潰そうと考える、おかしな思考の持ち主だ。

 

「今からでも変更することはできんか。いくらなんでも・・・」

「長官。それはさすがに危険すぎます。倉田が今回演習を引き受ける際に出した条件をお忘れですか?」

 

そう。偉大なる七隻が来ないとなり、出ないとごねた倉田が提示してきた条件が、演習に関わること全てを彼に一任し、口出しをしないこと、であった。

万が一にも負けるわけにはいかぬため、やむを得ずそれを呑んだが、今思えば暴れまわる狂犬の鎖を自ら外してしまった。

 

「後はなんとか江ノ島に頑張ってもらうしかないが・・・」

「どうでしょう。彼らは今回が初演習ということですので」

「なんだと?おい、本部は何を考えているんだ」

 

他人事のように榊原は嘆息した。演習に慣れてきた提督たちでさえ、この大湊との演習は避けて通るというのに演習が初めてとはどういうことだ。秘書官の金剛は叩き潰して欲しいなどと言っていたが、言う方は余程気が楽でいい。

 

「とにかく、倉田があまり無茶をしないように見張るしかないな」

だが、長官の願いが叶うことはなかった。

                  ⚓

「大湊警備府まで急いで!!お願い!!」

空港を降りるや、一目散にタクシー乗り場に直行したジャーヴィスを、後から追いかけてきたジョンストンが窘める。

「ちょ、ちょっと。あんた早いわよ。何をそんなに焦っているの」

「オオミナトとエノシマが演習をするって言うじゃない!早く行かないと間に合わないわ!」

「へえ、お嬢さんたち、艦娘かい?外国の艦娘さんなんて、珍しい。お人形さんみたいだねえ」

初老の運転手は孫でも見るような目つきで二人を見た。

 

「Thank you!!でも、あたしは探偵でもあるのよ」

「はは。探偵ごっこかい。おじさんも昔やったねえ」

「む~。ごっこじゃないわ。結構な数の難事件を解決したんだから!ねえ、このアオモリにも名探偵に関係があることって何かないかしら」

「おっと、お嬢さん!!よくぞ、聞いてくれたね。何を隠そう、あの名探偵神津恭介の作者高木彬光先生の出身地がここよ!」

ジャーヴィスの質問に、突如としてエンジン全開になった運転手が喜色満面の笑顔で答えた。

 

「えっ!?」

声を上げて驚いたのはジョンストン。まさか、そうほいほいと名探偵と関係のある土地に行くことになろうとは思いもしなかった。

 

「Sorry、迂闊にも知らなかったわ・・・」

己の不勉強さを素直に謝罪するジャーヴィスに運転手は気にするなと早口でまくし立てる。

 

「そうかい・・。最近の子は分からないかもなあ。かの明智小五郎、金田一耕助に並ぶ、日本三大名探偵の一人なんだ。神津の前に神津なく、神津の後に神津なし、と謳われた天才肌の名探偵だよ」

「Lucky!!そんな名探偵所縁の土地に来られるなんてツイてるわ!!運転手さん、大湊警備府に到着するまで、色々と教えて!」

「嬉しい事言ってくれるねえ、お嬢さん。よおし、シートベルトをしっかり締めな!猛スピードでとばす間、この青森が生んだ名探偵、神津恭介について大いに語ろうじゃねえか!」

「え!?は?飛行機を降りても、同じような話が続くの?」

「ジョンストン。古今東西の名探偵たちの話はあたしたちにはとっても大事なことよ。クリスティの生んだトミーとタッペンスの二人だって、昔の名探偵の考え方を真似して事件を解決したんだから」

 

内心ではそこまで嫌ではなかったが、抗議する必要性をジョンストンは感じた。

 

「いやいや、あたし達って。完全にあたし、あんたの助手の立ち位置じゃない!」

「ジョンストン君。初歩的なことよ。とても言いやすいし、あなたにピッタリなんだもの」

「理由のようでいて、理由になってない!」

ジョンストンの反論は、しかし、運転手とジャーヴィスの嵐のようなミステリー談議の前に流された。

                    ⚓

 

演習場に江ノ島鎮守府の面々が姿を現すと、わっと歓声が上がった。

 

「あっ、あの子がフレッチャーね!!」

「本当だ!まさか本物が見られるなんて・・・」

 

一番人気は何といってもフレッチャー。米国がその威信にかけてドロップを狙うも失敗し、なぜか日本の江ノ島鎮守府で建造された彼女は、日本・米国のみならず、世界に大きな影響を及ぼすことになった偽装事件の原因となった艦娘である。

その希少性は高く、カメラを構えた艦娘や提督達は、まるでアイドルのように彼女の姿を捉えようと必死になった。

 

「あ、あの。すみません、通ります」

赤面しながら歩くフレッチャーの後ろに、腕組みをしたグレカーレと雪風が続く。

「一応あたしもレア艦なんだけどなー」

「雪風もですよ・・・」

 

「ふん。くだらねえ」

 

3人の後に運転疲れに欠伸をかみ殺しながら与作がやってくると、

「おい、江ノ島の提督だぞ!!」

ひときわ歓声が大きくなった。

 

「あれが、江ノ島の提督か。米国大統領に追い込みをかけた男・・・。確かに噂にたがわぬ面構えよ・・・」

「あの不敵な態度!演習程度では退屈と見える・・・」

 

口々に交わされる己への評価に、与作は眉をしかめた。演習が退屈で面倒くさいのは確かだが、やる以上は何らかの形で自分の艦隊のプラスになるようはしたい。

 

「だが、それが叶う相手かどうかなんだがなあ」

先ほど出会った神風のことを思い起こし。

与作がそう、呟いた時だった。

 

「おい、第四艦隊が来るぞ!!」

誰かの上げた声と共に、会場の雰囲気ががらりと変わった。

先ほどまでとはうって変わり、歓声は止み、静まり返った中。

先頭を歩く艦娘の姿を認め、多くの者が息を呑んだ。

 

「神風、朝風、春風、だと・・・・」

「ほ、本当に神風型の3隻を出すのか・・・。俺、初めて見るぞ」

「そ、そんなに強いんですか。こう言ってはなんですが、彼女たちは駆逐艦では・・・」

「お前、今年うちに来たばかりだったな。だったら仕方がないが、以後その言葉を吐くな。うちではそれは、私は見る目がないバカです、と言って回るようなもんだ。そのうち誰にも相手にされなくなるぞ」

「そ、そんな・・・・」

「お前よりも、よっぽど向こうさんの方が彼女たちのすごさが分かっているみたいだぞ」

 

彼らの言う通り、神風型の3隻が現れるや、江ノ島鎮守府の面々はその彼女たちの姿に釘付けになった。

「嘘だよね、テートク」

「あの3人の方が今日の相手、ですか・・・・」

「しれえ・・・」

「けっ。おいおい。とんでもねえ大歓迎じゃねえか」

 

緊張感に身を固くする江ノ島鎮守府の艦娘達と比べ、歩いてくる第四艦隊の艦娘達はまるでいつも通りといった感じでのんびりとしていた。

 

「あらあら。お相手さん、随分とカッチコチね」

「初めての演習のせいかと。きっと緊張しているのでしょう」

 

先頭を行く朝風が後ろを振り向くと、日傘をさした春風が応じる。

会場の誰もがそれだけじゃない、と突っ込みたくなるがそうはできぬ雰囲気が彼女にはあった。

 

「二人とも無駄口を叩いてないで。急いで並ぶわよ」

最後尾の神風が声を掛けると、二隻ともそれに応じた。

 

「お待たせしました。大湊警備府第四艦隊。我ら神風型の3隻がお相手させていただきます」

見惚れるほどの美しい所作で敬礼する神風たちに対し、江ノ島鎮守府の面々も答礼する。

 

「食い切れねえ程のご馳走を出してくれるなんて、随分と豪儀な奴だな。お前さんたちの提督は」

「嬉しいこと言ってくれるわ。いつもあたし達のことをよく知らない提督さん達は、演習に旧式を出すなって怒るんだけどね」

「ふん。見る目のない奴らだ。大事なのは古いとか新しいよりも強いかどうかだろうが」

「あらあら。江ノ島の提督さんは、司令官様となんだか雰囲気が似てらっしゃいますね」

「そのお前らの提督はどうしたんだ」

 

 

「すまん。遅れた」

やってきた倉田は、先ほどとは違い慣れぬ制服に身を包んでいたが、髪のおさまりが悪いのか制帽はかぶらず、小脇に抱えていた。

 

「改めて、わしがこの大湊警備府の第四艦隊を預かっちょる倉田源八ぜよ」

「江ノ島鎮守府の鬼頭与作だ」

 

がっしりと握手を交わす両提督。それを見た、榊原はやれやれ何とか無難に始まりそうだと胸をなでおろした。

 

が・・・。

 

「おう、おっさんよ。おまん只もんじゃないの」

倉田が狼のように歯を見せて笑い、

「ふん。お前もおっさんだろうが。そういうお前こそ、そんなに力を込めて何のつもりだい?」

与作も嬉しそうにニヤリと笑みを見せ、その手を放した。

 

「わしはの、おっさん。好物はイの一番に平らげるんじゃ。誰にも食われたくないきにのう」

「気が合わないな。俺様は最後まで取っておく派よ」

「そうかい!!」

 

倉田は制帽を投げつけると、同時に隠し持った目つぶしを思い切り与作に向けて投げつけて、距離をとった。

 

「ば、バカ!!何をやっとる倉田あ!!」

声を上げて制止しようとする榊原に倉田は首を振る。

 

「演舞じゃ演舞!!こがいな好物を見せつけられて我慢できるもんかよ!!」

「ああもう!バトルジャンキーが!!」

 

神風の盛大なため息をよそに、独特なステップから一気に倉田は踏み込んだ。

顎を掠め、脳を揺らすとばかりに放った一撃を与作はまるで見えているかのように後ろに避ける。

「なっ!?」

「視覚なんざ、しょせんは五感の一つでしかないぜ」

倉田が放ったワンツーが軽くいなされたかと思うと、

「ぐっ!!合気じゃと?」

ぱしい!!

渾身のストレートに呼吸を合わされて、体が地面に叩きつけられた。

 

「このっ!」

二度、三度。向かって行っては同じような展開を繰り返す。

息つく暇ない二人の攻防にその場がしんと静まり返った時。

 

「やるなあ、おっさん。あんた、掛け値なしのバケモンじゃな」

視界が回復した与作に見せつけるように、向かい合っていた倉田が構えを解いて、両手を上げた。

「すまんかったのう。わしの悪い癖じゃ。強いモンを見ると、ついちょっかいをかけないかんと思うてよ・・」

ぽりぽりと頭を掻きながら近づく倉田をじっと見つめ、与作は顎をなぜた。

「そうかい」

「目は大丈夫がか?悪かったのう。これでも使っとうせ・・。おおっと」

ハンカチを出そうとして、よろけた倉田の袖口からきらりと光る何かが見えた次の瞬間。

 

「きゃあああ!!提督!!」

地蔵背負いの形に背負われた与作の首に、光る糸が巻き付いているのに気づき、フレッチャーが悲鳴を上げた。

 

「おっさんだけじゃのうて、わしかて漫画で勉強しちょるんじゃ。強うなるためにのう」

「ちょっ、止めてよ!テートクの首がしまっちゃう!」

「多分、大丈夫です!!」

動揺するフレッチャーとグレカーレを尻目に雪風は己の提督をじっと見つめ、拳を握りしめた。

 

「ぐっ!!」

「どうした、おっさん。ええ加減にタップせんと、わしが人殺しになってしまうぜよ。ここらで終いにせんかい?」

 

ぎりぎりと絞めつける倉田に手加減は一切ない。

だが。

この感触はなんなのか。殺すつもりでやらなければ、このおやぢは折れないと、力の限り思い切り絞めている筈なのに。

なぜ、逆にぎりぎりとワイヤーが軋む音が聞こえるのか。

 

ぎしぎしぎしぎしと。。

さらにワイヤーが悲鳴を上げる。

 

「ええ加減にせえよ、おっさん。象すら身動きさせなくするっちゅう、特注のタングステンワイヤーじゃぞ!」

渾身の力を両手に込めて引っ張る倉田だが、逆に徐々に、ワイヤーでの拘束が緩み始める。

「動物園にいる連中と俺様を一緒にされてもねえ・・・」

 

ぶちぶちぶちん!!

「なっ、ば、化け物か!」

 

倉田は戦慄した。傭兵時代、同じように技を仕掛けた連中は、皆身じろぎをするなどして躱そうとし、かえってその首にワイヤーを絡ませていった。

だが、このおやぢときたら、力のみでそれを引きちぎってしまった。

 

「くおっ!!」

ごろごろと前のめりに無様に転がりながら、与作の一撃を何とか躱した倉田は、平然と咳ばらいをして立つその姿に唖然とした。

 

「おいおい。珠のお肌に跡が残ったらどうするんだ」

「想像以上じゃな。おっさん、あの動画の時より遥かに強くなっとらんか?それともあの時は手を抜いちょったんか」

「何だ、俺様のファンか?それにしてはちょいと過激すぎねえか」

「ふん。光栄に思うがええ。わしがここまでするのはおっさんぐらいじゃぞ」

 

「どこがだ。俺様好みのむちむち美人だったらOKだがな。ここにいるかは知らんが」

にやりと笑う与作の言葉に、倉田は意外そうに肩をすくめてみせた。

「あん?興ざめじゃぞ、おっさん。もしや艦娘を女と思うとる口か?そがいに強いのに、なぜにそんな甘っちょろい考えをしちゅう。艦娘は道具じゃろ」

「ほお。お前は艦娘道具派か。だが、それじゃあ艦娘達の意思についてはどう考えるんだ?」

「闘う時に優秀な道具であればええ。後は知るかい。もちろん手入れを怠ったり、てめえから傷つけたりするクソは論外じゃがな!!」

 

ぱっと倉田は手元から何かを投げつけ、それを与作が躱したところに、狙いすまして心臓への一撃を叩きこんだ。

 

ばきいいい!!!

「は、ハートブレイクショットだと・・・」

聴衆の誰かがうめき声をあげた。

皆が決まったと思うタイミング。決まれば一瞬相手の時を奪うことができる。

 

だが。それも成功すれば、という話だ。

「え、エルボーでブロックするかあああ!」

 

拳を砕かれた倉田は追撃を躱そうと、ギアを上げた。

 

かちり。世界がモノクロに染まる。

その中では視界におさまるもの全てがスローモーションとなり、圧倒的な優位に立てる。

 

同じ神速使い以外には。

 

「俺様はファンを置いてけぼりにしないぜエ!」

「随分とファンサービスが手厚いのう!」

 

悠然と掴みかかってくる与作の右腕に飛びつき、倉田は腕ひしぎ十字固めを決め。

「腕一本いただきい!」

「熱烈なファンでも願い下げだあ!」

その態勢のまま、与作は倉田を地面に叩きつけた。

 

「ぐっ・・・。くっ、お、おまん、ほんまにええ加減にせえよ。なんじゃ、自信がのうなってくるわ」

「そうかい。ようやく種は出尽くしたか?」

「いいや。だが、このままじゃったらわしがじり貧なのはわかっちゅう。じゃから、おまんの弱点を突かせてもらう」

「何だと!?」

「浦波いいいいい!!!目標、0-4-5じゃああああ!!」

 

倉田の叫びに応じて、与作の視界の中でゆっくりと体を動かしたものがあった。

その視線の先にある者を確認し、倉田に腕をきめられたまま、弾かれたように与作はその前に立ちふさがる。

 

ぱあんんん。

乾いた音が場内に響き、与作の身体にダーツが突き刺さった。

意外そうな目で己を見る浦波に彼はにやりと笑いかける。

 

「ぐっ。地上最強の生物と同じ扱いをしてくれるとは、光栄だぜ」

「わしは負けるのが死ぬほど嫌いなんじゃ。眠るとええ」

 

ぐらりと与作の身体が揺れる。目の前にいた艦娘は信じられないと声を震わせた。

 

「し、しれえ・・・。なんで、なんで雪風をかばったんですか」

「ふん。雪風。てめえは初期艦だ。後は任せるぞ」

「しれえ!!」

 

膝が落ちそうになる瞬間。

倉田が手を放したその隙だった。

与作はあっという間に倉田の背後に回ると、その首に腕を巻き付けた。

「俺様も、負けるのが死ぬほど嫌いでねえ!!!」

「しまっ!!神風!後は頼む!!」

渾身の力でのどぼとけの両側を圧迫し、しめ落とす。

 

倉田が意識を失うのと、与作の膝が落ちたのはほぼ同時であった。

 

                 ⚓

 

「それでな、やっぱりおじさん的には、その刺青殺人事件が好きなわけよ・・」

「面白い事件ねえ。あっという間についてくれて、Thank you!!」

「早く!もうそろそろ始まる時間よ!」

まだ、話し足りなそうにするジャーヴィスを引っ張りながら、ジョンストンは正門ゲートをくぐった。

 




登場用語紹介
神津恭介・・・高木彬光先生作の推理小説に出てくる名探偵。6か国語をあやつる天才肌。
トミーとタッペンス・・・ミステリーの女王アガサ・クリスティーが生んだ二人組。「秘密組織」「二人で探偵を」などで活躍。


登場人物紹介
神風・・・・・・己の提督の暴走にやれやれと頭を掻く。
朝風・・・・・・お互いにえげつないわね、と一言。
春風・・・・・・やはり司令官様と仲がよろしいようですね、と一言。

ジャービス・・・神津恭介の名を知らなかったことを悔い、ジャーヴィスメモにでかでかとメモる。
ジョンストン・・名探偵ってやっぱり天才肌の人間が多いのかなと感想を漏らし、運転手のテンションを上げさせる。
運転手・・・・・実はLos会員。ジョンストンの元気な姿を見れて感無量な上、ジャーヴィスとのツーショットに今年一番の幸運を使ったと興奮気味に会員に伝える。
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