鬼畜提督与作   作:コングK

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グレカーレに優しくしすぎた反動で・・・・・・。

活動報告の方にも書かせていただきましたが、バレンタイン編で感想欄にいくつか質問がありましたので、書いておきます。
RJは審議対象艦か。→審議対象艦かどうかを審議されている状態。心優しい織田提督は対象艦でないと言っていますが、海外のナンバーズは対象艦だろうと言っています。瑞鳳、太鷹、神鷹は審議対象艦。

駆逐艦5連続のチョコは誰から?→敷波たちも含めてます。敷波→山風→朝潮→狭霧→高波です。

※注意!!本編とは全然全く関係ありません。アダルトゲームについて興味の無い方や18歳以下の方はスルーしてください。登場人物が作者の好きだったアダルトゲームについて適当に語ります。

大好きだったソフトメーカーさんへの感謝と応援の意を込めて。

グレ「なにこれグレカーレ、はっじまるよお~!!」



番外編 「なにこれグレカーレ④」

がさごそがさごそ。

 

「う~ん。見当たらねえな。どこへやったかな」

「何探してんの、テートク」

探し物をする与作の横からひょっこり顔を見せるグレカーレ。

 

「うおっ。いきなり姿を見せるんじゃねえ。お前には関係ないもんだ!」

「えーっ。怪しい!」

しっしと追い払われるのも気にせず、首を突っ込むグレカーレを猫の子よろしく首根っこを掴み、吊り下げる与作。

「ちょっと、テートク酷すぎ!! レディへの態度じゃないわよ!!」

「だ・か・ら!! どうして、お前はそういちいち首を突っ込んできやがるんだ!」

「気になるんだから仕方がないじゃない!」

「ったく。俺様は瑞鶴の野郎の頼みごとをこなすので忙しいんだぞ!」

「瑞鶴さん? 佐渡ヶ島鎮守府の? 何を頼んできたの?」

「あいつの好みを変えられないか、だと。正直個人の性的嗜好なんざ、変えるのは無理だと思うが電話で相談されちまってな」

「へえ。いい所あるね、テートク」

「だから、俺様は忙しい。お前はあっち行ってろ!」

「そんなこと言わずに、手伝わせてよ」

「いらん」

再度しっしと追い払うしぐさを見せる提督に怯まず、グレカーレが辺りをうろついていると、何かにつまずく。

「あたっ。なにこれ~~」

「ん!? おっ! そいつだ。随分昔の奴だからなあ。あってよかったぜ」

「あたしのお蔭で見つかったんだから、ちょっとくらい説明してよー」

「仕方ねえな。じゃあ、チラ見せぐらいはしてやるか」

 

 

与作「今回の作品はこれだ。姫狩りダンジョンマイスター。北の大地のエロゲー同盟。ガチで遊べるエロゲーを作ることで定評のあるエウシュリーさんの制作のSRPGだ!」

 

グレ「え!? でも、これパッケージ見るとどう考えても小さい子が写ってるんだけど」

 

与作「ああ。そいつは睡魔リリィ。主人公は魔王でな。勇者に敗れて後そいつに救われるんだ。他の部下はやられちまったんだが、そいつだけ幼いんで助かってたってわけよ。人間に復讐を誓うが、力が無くなった魔王は人間と融合して、何とか生き延びている状態。昔の力が使えない。そこで何とかその使い魔のがきんちょを育てて、昔の力をを取り戻すって話だ」

 

グレ「面白そうだけど、この子が活躍しちゃダメなんじゃないの、瑞鶴さん的に」

 

与作「大丈夫だろう。そいつは成長するんだ。思春期タイプってのと、成人タイプってのに成長し、強くなっていく。げえむの中で、睡魔であっても成長するということが分かれば、さすがのあいつも現実を知るだろう」

 

グレ「そううまくいくかなあ」

 

与作「このげえむは、つい最近までオンラインゲーとしてやっていたくらい人気でな。楽しくやっていたんだが、いかんせん。ガチャの排出やらの兼ね合いが難しいのか2020年の4月で終了しちまった。結構応援していたんで、残念だったぜ」

 

グレ「何が面白いの?」

 

与作「普通にSRPGとして面白いぞ。ガーゴイルなんかの魔物を使って戦う戦闘がまず面白い。それにアイテムを合成したり、強化したり、敵を捕獲して仲間にしたり、洗脳して仲間にしたりが面白いな。」

 

グレ「後半はものの見事にう~んて感じのゲームだね」

 

与作「18禁だから当たり前だ。コンシューマーっぽい流れだけど、実は三角関係でドロドロだとか、主人公が優柔不断って言っているが、傍から見たらただの猿でしかないとかよくあるぞ」

 

グレ「え!? そうなの?」

 

与作「ああ。エロゲーなんてまともそうに見える奴が一番危険だからな。一時期俺様の中では、緑・眼鏡・巨乳はやばいというのが定説だった」

 

グレ「すごい特定している気がする!」

 

与作「ふん。まあいい。ゲーム内の行動で、ロウとカオス、二つのルートに分岐することにもなってるし、当然二週目のお楽しみもある。引継ぎ要素があるし、隠れキャラが仲間になるからな」

 

グレ「隠れキャラ?」

 

与作「ああ。戦女神なんかのシリーズをやっている人間ならご存知だろうぜ、Bエウシュリーちゃんの破壊力と紫の珍獣を・・・・・・」

 

グレ「ブラックエウシュリーちゃん?」

 

与作「エウシュリーのマスコットキャラメイド天使だな。隠しキャラだから初期値が低いわりに成長率がくそ高いからどんどん強くなっていくぞ。おまけにメイド天使のくせにカップラーメンしか作れないし、カップ麺があれば世界が滅びてもいいなどと平気でのたまう」

 

グレ「ほうほう」

 

与作「続編の神採りアルケミーマイスターの方が、より明るい雰囲気だから、こっちを勧めてもいいんだが、あいつが興味を示しそうなのはロり魔法使いしかいないからな。やはり現実を教える意味でも姫狩りをお薦めしといてやるか」

 

グレ「でもそれで治るもんなの? なんだか、前の様子だととてもそうは思わないんだけど」

 

与作「俺様としても個人の嗜好をあれこれするのはどうかと思うからなあ。それに今気づいちまったが、あいつ普通に使い魔を成長させたくないって、がきんちょのままでクリアーしそうだな」

 

グレ「え!? そんなことできるの?」

 

与作「縛りプレイする奴はそうらしい。まあ、他の個別ルートに行けばいいみたいだからな」

 

グレ「からなって、テートクはやったことないの?」

 

与作「愚問だろう。何が悲しくてステータスが低いがきんちょ状態のままでいさせるんだ。意味が分からねえ。やり込みゲーマーだけだろ。そんなことするのは。しゃあないな。奴には別な物を送るか。凌辱物だと瑞鶴の野郎にどやされるかもしれねえから、普通にリメイク版の同級生でも送ってやろう。同級生という割には攻略対象キャラに年上が多いからいいだろう」

 

グレ「ふうん。じゃ、これ。ここに置いてくね」

 

与作「うん!? 珍しいな。お前が勝手に持って行かないなんて!」

 

グレ「酷い目にあったりするのはちょっと・・・・・・」

 

与作「感心。感心。自分ががきんちょと理解したってことだな。それじゃあ、俺様はこれからこいつをやり直すから消えろ」

 

グレ「もっと別のゲームしようよ!」

 

与作「俺様がこの間談話室に用意してやったファミコンで、コンボイの謎をクリアしてきたら考えてやる」

 

グレ「え!? 本当? 絶対だからね!」

 




登場人物紹介

織田提督・・・・・・とりあえず与作にもらったものなので保管
グレカーレ・・・・・開始二秒で死亡。絶叫が木霊する。
エウシュリーちゃん・・・・元々はこちらが最初。様々なエウシュリー作品に参戦する忙しいマスコットキャラ。メイド天使位階第四位。しゃれにならない砲撃を行うマスコットキャラの鑑。

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