ポケットモンスターXY~あなたへ贈る百日草~   作:黒助2号

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第13話 ジョジョの微妙な冒険

1

 

光と影。表と裏。正と負。

物事は大まかに分けて2つの種類の見方が出来る様になっている。このハクダンの森もそうなのであろう。

日中は差し込む柔らかな陽光とおだやかな空気によって森林浴スポットとして人気が高いこの森も、夜になると何か良くないものが潜んでいそうな不気味な雰囲気に包み込まれる。

3カ月ほど前にも、この森に潜んでいた凶暴なポケモンが新人トレーナーを襲撃したという事件があった。

ジョゼットは奥行きのある深い暗闇に、ごくりと息を飲んだ。

清濁併せて全てを覆い隠してしまう闇は怖い。だが、ここで引き下がるわけにはいかなかった。

ほんの5時間ほど前、両親から『トレーナーズスクールを退学しては?』と打診された。ジョースター家はかつてカロス地方を総べていた『王』に仕えていた所謂、やんごとなき家柄であり、ジョゼットはそこの令嬢だ。

『いいですか、ジョゼット。ポケモントレーナーの様なヤクザな仕事よりも、ジョースター家に相応しい立派な淑女になるのですよ』

それが母の口癖だ。

『君には向いていないね。ジョースター家に相応しい人を見つけて家庭に入った方がいい』

それが、ジョゼットに大して興味を持っていない父の弁だ。

 

だが、ポケモン好きの彼女は、ポケモントレーナーになりたかった。

当然、トレーナーズスクールに入学した時も、相当揉めた。あれほど親に――というより主に反対したのは母親だが――逆らったのは生まれて初めてだった。

その結果、勝ち取った『5年間の自由』。

しかし、現実は非常だった。トレーナーズスクールに入学して思い知らされたのは、自分の小ささ。非才さであった。

座学は得意だったが、肝心の実技がへっぽこだった。致命的なまでの運動音痴。

反射的な判断力の無さは我ながら救いようがない。その上、地元の名家の人間だということも手伝ってか、イジメとまではいかないまでもクラスの中で孤立してしまっていた。

 

これ以上は無駄だろう。

 

それが、両親が下した判断だった。身にならないことに労力を費やすよりも、花嫁修業を始めなさい、と。

勝手に自分の限界を決めつけられて、将来のレールを引かれてしまったことが、どうしようもなく悔しかった。

 

足元に散らばった壊れたモンスターボールを見回した。

もう3時間ほど捕獲を試みても成果は芳しくない。

頑張っても、頑張っても――未だにポケモンは捕獲できない。

 

それでも、だとしても――。

ジョゼットは息を整え、頬を伝う汗を乱暴に拭って、俯いた顔を上げた。

例え資質がなくても、今こうしていることは、紛れもなく自分自身の意思だ。

その思いを両親にわかってもらう為にも、ジョゼット・ジョースターの本気を見せつけなければならない。

 

モンスターボールを構える。残りはあと3つ。

それが尽きたら、一度ハクダンシティのポケモンセンターに戻ってモンスターボールを補充しなくてはならない。

 

「まだまだ!」

 

柄にもなく大声で気合を入れ直す。母がいたら『はしたない!』と言っただろうか。

 

不意にガサリ、と背後の草むらが揺れた。

 

野生のポケモンだろうか。そう思い、振り向こうとしたが、ガサ! バキッ! という枝を踏み抜いたような音を聞いて身を固くする。

この森にはあんな足音をたてるほどの大きなポケモンは生息していない。

ということは、後ろにいるのは人間。

 

『いいですか、ジョゼット。最近は物騒になってきましたからね、夜に一人歩きはなりませんよ』

 

母の言葉が脳裏を過る。

ジョゼットの年齢は11歳。しかし、世の中には『だからこそいい!!』と宣うような特殊な性癖の男がいることも知っている。そのことがジョゼットの危機感を煽り立て、正常な判断能力を奪っている。

逃げ出したくても、足が震えて動かない。

 

「おい、夜の森で1人いると危な――「イヤですッッッ!!」

 

肩に手を置かれた瞬間、理性をかなぐり捨てて、握り拳を目一杯握って力の限り振り抜く。

僅かに遅れて背後にいた人物の顔を見て、驚愕のあまり目を見開いた。

視線の先に居たのはつい最近、トレーナーズスクールの非常勤講師に就任した教師だった。

かろうじてジョゼットの一撃をガードしていたものの、突然のことに目を白黒させている。

肩に乗っていたムックルは怒りで羽をパタパタさせ、ビビビビビビビッ!! とジョゼットを思いっきり威嚇していた。

 

ジョゼットの頬に冷たい汗が流れる。

 

言えない……! 痴漢と間違えたなんて、そんな失礼なこと絶対に言えないッ!!

けど、今思いっきり『嫌』って……!

 

2

 

――『嫌』!? そんな拒否られるほど、オレ何かしたっけか!?

 

気まずい空気の中、双方の心の叫びがぐるぐると交錯する。

耳元で思いっきりジョゼットを威嚇しているムックルの頭を押さえて静かにさせる。

 

「で、こんなところで何してるんだ?」

 

先ほどの『嫌』発言は気になるが、いつまでも貝のように押し黙っていても話は進まない。

状況を進めるべく、溜息をついてから口火を切った。

何をしていたかは明白だが、会話にはとっかかりが必要なものである。

 

「え、えっと、その……ポケモンを、捕まえてて……」

「こんな時間に? 明日でいいだろう」

「それじゃダメなんです!!」

 

大声が森に反響して、我に返る。

 

「ご、ごめんなさい……。はしたないところを……」

「いや、気にしてないよ」

 

しばらく、落ち着かないように右往左往していたが、やがて意を決したように、アトリの眼を真っ直ぐ見据えた。

 

「……本気だってことを、示さなきゃいけないんです」

 

『何が何でも引かない』と語っていた。アトリはしばらく彼女の意思を推し量るように黙して語らなかったが、やがて口角を吊り上げて鼻を鳴らした。

まいった、真剣な人間にはどうにも弱い。

 

「ムックル」

 

アトリの呼びかけにムックルは「ちゅい?」と首を傾げた。

 

「ジョゼットにちょっと力を貸してやってくれ」

 

ムックルは膨らんで揺れる。この仕草は鳥ポケモンが不服を訴えるときのサインだ。

 

「頼むよ」

 

ムックルはやや不服そうにしながらも、飛び上がり旋回してジョゼットの頭上にとまる。

尾を左右させて「よろしく」と挨拶した。

 

「いいんですか!?」

「というか、」

 

辺り一覧に散らばったモンスターボール。その数は20を軽く越えるだろう。

モンスターボールの単価は200円。200×20=4000円を消費して成果をあげられないということになる。

4000円の損害。他人事ながら考えただけで胃に穴が空きそうだ。

 

「嫌かもしれませんが、協力させて下さい!」

「いやだなんてそんな! えっと、すみません。さっきの『嫌』は、えっと……痴漢と、勘違いしてしまって……」

「痴漢!? ちょっと待て! テメエ、オレを痴漢と間違えやがったのか!?」

「ごごごごごごめんなさい――――ッ!!」

 

穏やかな教師の顔から突如チンピラの様な粗暴な言葉づかいに変わり純粋培養のお嬢様であるジョゼットは面喰ったのであった。

 

3

 

ポケモンの捕獲はポケモントレーナーに必須の技術ではあるが、その難易度は地味に高い。

そこそこ腕のあるトレーナーなら、『当て所』と呼ばれる部位に当てるだけで無傷で捕まえることも可能である。

携帯獣。ポケットモンスターを捕まえるモンスターボール。

カントーの『赤門』タマムシ大学の老教授が発見した『ポケモンは衰弱時に縮小し、狭いところに隠れる』という特徴を踏まえて開発されたモンスターボール。

直径20cmのそれを30㎝~60㎝の動く標的に的確にヒットさせるのは結構な高等技術である。

残念ながらジョゼットにそれを出来るだけの技量は備わっていない。

ならば、彼女のやることは一つしかなかった。

 

「ムックルに指示を出して弱らせる。まずはそこからだね」

 

ポケモンは弱らせてから捕まえろ。

これはポケモントレーナーの間では既に合言葉になっている。

だが、弱らせすぎてもいけない。衰弱しすぎると、ポケモンは肉眼で捉えるには難しいほど縮小してしまいモンスターボールを当てるどころではなくなってしまう。

 

「難しそうです……」

「大丈夫だよ。ムックルはこう見えて相当な実力派だ。匙加減は心得ているさ」

 

チッチッ、ピュールリ♪

 

アトリの言葉に気を良くしたムックルは肩に乗り耳を甘噛みする。

鳥ポケモンは噛む力が強い為、非常に痛い。

 

「それじゃあ行こうか」

「はい」

 

ムックルの若干バイオレンスな愛情表現もほどほどに草むらを選り分けてターゲットを探していく。しばらく探し回っていると、黄色い小さなポケモンが2人の視界に入ってきた。

 

「見っけ」

 

電気ネズミの『ピカチュウ』。その愛らしい容姿と捕まえやすさで世界中で人気を博しているポケモンだ。一般では野生のピカチュウは気難しいとされ、ペットにする場合はブリーダーが卵から孵したものが取引されているという。

木の実を齧っていたピカチュウはこちらに気がいたようで、こちらを警戒するようにじっと見つめてきた。

 

「あ、初めまして。よろしくお願いいたします」

「なんでやねん」

 

律儀にお辞儀して応じたジョゼットに思わずツッコミをいれた。

だが、アトリのツッコミを他所に、野生のピカチュウは円らな目を丸くしたかと思うと、更に律儀にお辞儀を返してきた。

 

嘘だろ。こんな珍光景見たことがない。

 

「はい、お互い正々堂々闘いましょう」

 

おかしい。アトリの知っている野生のポケモンとのバトルは『屈服させるか、させられるか』のもっと殺伐としたものだったような気がする。

 

なんだ、この和気藹々とした空気は?

 

若干混乱気味なアトリを置いてけぼりにして、彼女とピカチュウはお互い距離をとった。

 

「ムックルさん、お願いします」

「ビビビッ!!」

 

旋回して飛び回るムックルととてもいい笑顔のピカチュウはお互い向かい合う。

そして――

 

「『体当たり』です!」

 

ムックルが正面から地上のピカチュウに突撃する。だが、一直線すぎるその動きはピカチュウに見切られ、跳び箱の要領で上を飛び越される。着地と同時にすかさず電気ショックがムックルに撃つ。電撃はムックルに直撃し、飛行のバランスが崩れたがすぐに持ち直した。

 

「あ、え……えと、えっと……」

 

ムックルの方は落ち着いているが、今のでジョゼットの方が相手にのまれてしまった。

動揺して浮足立っており、ポケモンに次の指示を送ることすら忘れている。

 

「落ち着け。ムックルはまだまだいけるからガンガン行け!」

「は、はい! ムックル、もう一回『体当たり』です!」

 

空中で飛び回っているムックルと目が合う。アトリは2度、人差し指でコメカミを叩いた。

 

「ピギャギャッ!」

 

ムックルは頭部を上げてピッチアップ、ピカチュウの頭上から『体当たり』を繰り出す。

スピードを乗せた当身はピカチュウの頭部を的確に捉えた。ダメージを受けたピカチュウは目を回しているのか、動きがフラフラしている。

 

「ジョゼット、今を逃すな! モンスターボールを!」

「は、はい!」

 

アトリの指示でジョゼットはカバンの中から空っぽのモンスターボールを取り出して、投げつける。ボールはピカチュウの手の先に当たり、一旦中に収まるが、すぐに破壊して飛び出してくる。ピカチュウは木に登ってこちらの様子を伺った。

 

「逃げる気だ! ムックルに指示を!」

 

「は、はい! ムックルさん、お願いします!」

「ビビビビビビビッ!」

 

ジョゼットが指示を出し終わる前にムックルはピカチュウの退路を塞ぎ、威嚇する。

驚いたピカチュウは木から落ちた。眼を白黒させているそばから、ムックルは上からマウントポジションを取りピカチュウを押さえつける。

 

「チャ、チャンスです!」

「待て!」

 

モンスターボールを投げようとするジョゼットを制した。

 

「コントロールが良くないんだ。もっと距離を詰めろ!」

「はい!」

 

指示通り、ジョゼットはムックルとピカチュウが格闘しているすぐ傍まで走って移動してモンスターボールを構える。

 

「投げるときに肩の力を抜け! 最後まで標的をよく見ろ! ピカチュウの動きをよく見て――」

 

一歩踏み込み、テイクバック。力を貯めて――

 

「――思いっきり投げろ!」

「はいッ!」

 

返事と同時にモンスターボールを投げる。ピカチュウの動きを抑え込んでいたムックルはボールのあたるタイミングを計り、ギリギリまで引きつけて飛び上がる。

ボールはピカチュウの頭部の房に当たり、中に吸い込んでいく。

 

ボールが揺れる。

お願い。

ボールがもう一度揺れる。

お願い……!

ボールが更にもう一度揺れる。

 

「お願い、捕まってッ!」

 

カチッ! と。

ポケモンがボールに定着する音が聞こえた。

 

「…………、やった?」

 

信じられない、といった表情で一歩。また一歩と、ボールに近づき拾い上げた。

 

傍で見ていたアトリは小さくガッツポーズをしてから、胸を撫で下ろした。

自分が捕獲を試みるよりも心臓に悪い。

 

「ピピピ、ピューイ♪」

「お疲れさんムックル。よく働いてくれたな」

「チュイチュイ♪」

 

肩にとまったムックルにオレンの実を差し出す。差し出した実は嘴で啄まれ、あっという間になくなってしまう。

 

「ジョゼットもよく頑張――」

 

言いかけてアトリとムックルはギョッとした。

ジョゼットがモンスターボールを抱えて泣いているのだ。

 

泣くほどのことか? そう言いかけてやめた。

あのボールの残骸の数からして、相当長い時間、薄暗いこの森で頑張ってきたのだ。

 

ポケモントレーナーとしては本当に小さな一歩だ。だが、ジョゼット・ジョースターにとってこの一歩はとてつもなく大きい一歩になるに違いない。

ハンカチという気の利いたものを持っていないアトリは黙って彼女が泣き止むのを待っていた。

 

3

 

夜道に伸びる影二つ。

ポケモンの捕獲を終えたアトリはジョゼットを送り届けるべく、彼女の家のあるハクダンシティまでとんぼ返りしていた。横ではジョゼットが後生大事にモンスターボールを抱いて横に並んでいる。

 

「なんだか、先生には助けられてばかりの様な気がします」

「気にするなよ。生徒を助けるのはセンセのお仕事だからな」

「…………仕事、ですか」

 

ジョゼットは小さく溜息をつく。

 

「どうした?」

「いえ、なんでもありません。あ、家はここです!」

「おおう……」

 

三階建て。瀟洒な外観。噴水や池まで完備している広い庭。

豪邸だ。まごうことなく豪邸だ。あまりの豪邸に圧迫された。

 

「先生、どうしたんですか」

「いや、格差社会の理不尽さにちょっと……」

「え?」

「いや、何でもない」

 

クソ、金持ちめ! と心の中で毒づきながら、平静を保つ。

今のアトリは『教員』なのだ。自分の立場に準じた言動をしなくてはならない。

 

「それでは、送って頂いてありがとうございました」

「あ、ちょっと待て。最後に言わないといけないことがある」

 

呼び止められて足を止めた。

 

彼女の感動に水を差してまで、言うべきか、言わざるべきか。

少し迷った。だが、ジョゼット・ジョースターはもうただの子供ではない。

彼女は今日そうなったばかりとはいえ、自分と同ランクのポケモントレーナーだ。ポケモンと関わっていく上で、知っておくべきだと最終的に判断した。

 

「君は野生のポケモンがモンスターボールで捕獲されるとトレーナーの言うことを聞く様になるのは何故か、知ってるか?」

 

アトリの突然の問題提起にジョゼットは心臓を掴まれたような気分になる。

激しい動悸を感じながらも、ジョゼットは首を左右に振った。一年程前、『ポケモンの解放』を謳いイッシュ地方全土を震撼させた秘密結社『プラズマ団』。彼らの事件がニュースで流れてから、『モンスターボールとはポケモンの意思を縛る道具ではないか』という疑問が鎌首をもたげることは何度かあった。

しかし、その疑問の答えを調べることはなかった。……いや、怖くて答えを知りたくなかった。

 

「それはな、ポケモンがトレーナーに対する序列を設けているからだ」

「序列……? モンスターボールにポケモンを従わせる機能が付いているんじゃなく?」

「安心していい。モンスターボールにそんな機能はないよ」

 

ジョゼットの疑問に笑って返す。

 

「ポケモンは頭がいい。だけど、それ故に自分より下と見なした人間の言うことは絶対に聞かない。ポケモンをボールに収めた瞬間、ポケモンの中でトレーナーの方が序列が上だ、というヒエラルキーが出来上がる」

 

屈伏させるか、させられるか。

ポケモンとの『絆』や『友情』、『共存繁栄』を語っておきながら、その実態はなんとシビアなものか。

 

「……私たちトレーナーはポケモンを縛っているっていいたいんですか?」

「ある意味ではそうなる。けど、それだけじゃない」

「と、いいますと?」

「『屈服』によってポケモンは一時的にトレーナーを『仮の主人』と認識する。だけど、トレーナーが自分の親として相応しくないと判断したら、途端にトレーナーの言うことを聞かなくなる。だからこそ、ポケモントレーナーには『精神の成長』『自分の力を示す』『絆を深める』などの心構えがないといけない」

 

ポケモンの奥底に眠る闘争本能を満たすために甘やかさずに鍛え上げる。

ポケモンと積極的にコミュニケーションをとり絆を深める。

ポケモンを苛烈に扱って見放される。

多種多様な未来があるが、全てはこれから次第なのである。

 

「ポケモンは人を選ぶ。なら、ポケモントレーナーは、自分のポケモンが付いていきたくなる奴であるべきだ」

「……私にも、出来るでしょうか?」

「それを決めるのも、これからの君次第だよ」

 

まるで自転車の補助輪を外すように、やんわりと突き放す。

 

ああ、そうか。この人は自分で考えろって言いたいんだ。

 

ジョゼットはモンスターボールを投げて、ピカチュウを外に出す。

近付き、膝を付いて眼を合わせた。

ピカチュウは不思議そうに、ジョゼットの眼を見つめ返す。

 

「これからよろしくお願いしますね。ピカチュウさん」

「ピッカ!」

 

――こちらこそ!

 

そんな声をアトリは聞いた気がした。

 

あ、なんか頭痛ェ……。

 

 

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