もし鬼塚英吉がアイドル研究部の顧問だったら   作:特級厨師

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第12話 再起です

園田海未です

家出の件も解決し、登校を再開しました

そして絵里達に心配をかけた事を謝罪し、

伏せるべき所…先生と私が致したと誤解されて通報された件、

殺し合い云々…は伏せましたが、出来る限り全ての事情を報告した次第です

 

真姫「どうして男ってこうなのかしら?

   なんでそこで闘っちゃうわけ?

   …意味わかんない!」

 

花陽「暴力は良くないと思うけど…

   それでも男の人達が女の人のために闘う!

   そんなシチュエーションは憧れちゃうなぁ…」

 

…花陽が想像するような所謂、三角関係的なものとは違うのですが、

まぁ置いておきましょう

 

凛「それにしても先生、

  強いんだろうなぁ~って思ってたけど、

  そこまで強かったんだにゃ~!」

 

穂乃果「うんうん!

    ホントに凄かったよ!!

    最初はおじさんの方が強かったんだけど、

    穂乃果と海未ちゃんが応援して、

    歌い始めた途端…

    

    一気に勝っちゃったんだよ!!」

 

絵里「ハラショー!!

   なんてドラマチックな勝ち方なの!?

   これは…先生だけじゃなく海未、穂乃果、3人の勝利ね!!

   

   …って、ごめんなさい!

   海未にとっては複雑よね…?」

 

海未「いえ、気にしないでください

   後で考えを改めて頂けたとはいえ、

   私も今回は完全に鬼塚先生を応援していましたので…」

 

にこ「それにしても先生の素性はネットで一応は知ってたけど、

   どれも途方もなくてマユツバだったのよね…

   でもこれは多分…」

 

絵里「それよりも1ヶ月も入院なんて…

   今更だけど相当な重傷を負われたのね…」

 

海未「はい…

   この事ばかりは本当に申し訳ないとしか言いようがありません…」

 

真姫「あんまり気に病む必要ないんじゃない?

   お父さんから聞いたんだけど、

   全身の骨にひびが入ってるとは思えない元気さらしいわよ

   

   この前だって比較的元気な患者さん達集めて、

   車椅子レースとかやってたらしいもん!」

 

凛「流石、先生だにゃ!」

 

そういえば先生は真姫のお父様の病院に入院されています

先生、お元気なのは何よりですが…あまりご迷惑にならないようにお願いします

 

ことり「……………」

 

希「…どしたん?ことりちゃん」

 

ことり「え?…ううん、何でもないよ?

    私も花陽ちゃんや絵里ちゃんと同じかな?

    ドラマチックだよね」

 

希「…そっか」

 

…今思えば、明らかにことりの様子はおかしかったのです

 

ですが私は家出中の遅れを取り戻すため、

穂乃果は先生の健闘に触発されて、いつも以上に張り切っていたため、

この時はそれに気づけませんでした

 

そしてことりの異変に気づかない程の直向さは、

皮肉にも別の事故に発展しました…

 

学園祭当日、雨の中、決行した屋上ライブで私と穂乃果は過労のため、倒れてしまったのです

 

絵里「穂乃果ぁ!!」

真姫「海未ぃ!!」

 

当日は起床時から意識がはっきりしていませんでしたが、

絵里と真姫の叫び声だけは鮮明に覚えています…

 

幸い、私も穂乃果も数日の静養で体調は回復しましたが、気持ちは沈んだまま…

 

私達がライブを中止にさせてしまった事もさる事ながら、

静養中に絵里達から聞かされたラブライブ出場の辞退…

 

これまでの無理が祟ったのではないかという理事長の指摘に従っての決定との事ですが、入院中の鬼塚先生にも既に報告済みとの事です

 

理事長から報告を受けた鬼塚先生は…

 

英吉「そっすか…それは残念すね…

 

   …でも!

   解散というわけじゃないんでしょ?

   せっかくあいつら目当てに入学を希望してくれる子達もいるんです

   あいつ等ならきっとその子らの期待に応える

   パフォーマンスを見せてくれるっすよ!

   

   …きっと何があっても!」

 

そうです!

ラブライブという大きな目標は無くなってしまいましたが、

元々は音乃木坂の存続のためにμ'sは結成されました

 

努力の甲斐があって廃校は見直しとなり、

来年度も新入生を募集することになりましたが、

正直それ以降は分かりません

 

先生の言う通りです

来年度の新入生にもっと…さらには再来年度以降の希望者の方達にも

音ノ木坂を気に入ってもらえるように今後も活動を続けるべきなのです!

 

もちろん、もう倒れたりしない無理のないペースでですが…

 

しかし、そうして皆が発奮して再び本格的にスクールアイドル活動を再開しようとした矢先…

次の問題が発生しました

 

…ことりの留学です

 

以前、先生の家を訪問した日、家族との外食のために途中で帰ったことりですが、

その食事中にある高名なファッションデザイナーの下で本格的なファッションの勉強をしてみないかと話されたそうです

 

あまりに予想外の事態に私と穂乃果は祝福の言葉もそこそこに問い詰めてしまいました

 

どうしてもっと早く教えてくれなかったのかと…

 

ことり「ずっと相談したいって…思ってたよ!

    でも…海未ちゃんが家出して、

    心配で自分の事どころじゃなかったよ…

    

    戻ってきてくれてからもそう…

    みんな学園祭の準備の追い込みでみんないっぱいいっぱいなのに…

    そんな時にとても言えなかった…

    

    それに穂乃果ちゃんと海未ちゃんが倒れちゃって…」

 

…返す言葉がありませんでした

 

立て続けの私事でことりの相談の機会を奪った私達にことりを問い詰める資格などないのです…

 

その日から…

ことりは練習や部室に来なくなり…

私達を避けるようになりました…

 

この事を私と穂乃果は未だ入院中の鬼塚先生に相談しました

当然と言えば当然ですが、先生はラブライブの辞退を聞いた時に合わせて、

ことりの留学の事も聞いていたとの事です

 

ただ…ことり本人の口から伝えるべきことだとして、

私達に黙っていたことを悔いておられました

 

そして…

 

英吉「で…お前らはどうしたい?」

 

そんな問いかけをされました

もしかしたら私の時のように助けてくださるのかと、思わず期待を抱きました

 

でも今回は私の時とは違い、ことりが望んだことです

それを阻む事はもちろん、それを望む自体許されない事なのです

 

海未「私達は…残念ですが…

   ことりの将来を考えるのなら、この留学を祝福すべきだと…思います」

 

英吉「お前ららしい優等生な回答だな…

   でもお前ら、祝福するんなら笑顔でないと…な」

 

穂乃果「だって…だって悲しいんだもん!

    さびしいんだもん!」

 

気づけば私達は泣いていました

確かにこんな顔で…とても祝福しているとは言えません…

 

英吉「すまん…悪かったな

   俺ぁお前らと違って優等生じゃないんでな…」

 

自己嫌悪です…

私達のために傷ついた先生に八つ当たりなんて…!

 

気づけば私達は逃げるように先生の病室から退室していました

そのため…先生がこう言っていたのを聞き取れていませんでした…

 

英吉「そう…俺は優等生じゃねえんだよ…」

 

…………………………………………………

 

ことりが来なくなってからも…

そしてことりが日本を発ったこの日も…

私達は8人で練習を続けています

無理が祟って苦い思いを経験したにもかかわらず、一心不乱に練習に取り組んでいます

 

でも…

そうでもしないと…

ことりがいなくなった事を意識してしまうから…

 

それでも…

どうしても…

ことりの事が忘れられません…!

 

そんな折、ふと私はある思いを穂乃果に投げかけました

 

海未「穂乃果…

   正直、ことりの留学をきっかけに…

   もうスクールアイドルを辞めると言い出すんじゃないかと思ってました…」

 

穂乃果「…言えるわけないよ

    だって…!

    …海未ちゃんだって同じでしょ?」

 

海未「えぇ…

   鬼塚先生は命がけで私の退部を取り消してくれました!

   だからたとえ穂乃果、貴女が辞めると言っても私は残ります…!」

 

穂乃果「…そうだよ!

    あんなになってまで海未ちゃんを守ってくれた先生の頑張りを無駄にしたくない!!

    

    …でも!

    やっぱり辛いよ!!!

    

    せっかく海未ちゃんが戻って来たのに…今度はことりちゃんが…!」

 

絵里「…」

希「…」

にこ「…」

真姫「…」

凛「…」

花陽「…」

 

…誰も穂乃果の慟哭に応えられませんでした

 

そして長い沈黙が始まろうとしたその時――――

 

英吉「おぅ!お前ら!!

   元気にしてたか!?」

 

何と…!

まだ後一週間は入院中の筈の先生が突然やってきました!!

 

穂乃果「先せ…いぃ!!?」

 

大きな袋「んー!んー!

     うー!うー!」

 

絵里「…ハ、ハラショー…!」

 

先生が突然やってきました!

大きな袋を背負って…

 

大きな袋「むー!むー!」

 

真姫「一体、それ何なのよ…!

   …イ、イミワカンナイ!!」

 

大きな袋は何かが入っているようで、しきりに蠢き、呻きます…!

 

みんないつも必要以上に元気な先生が来れば、

この悲壮感漂う空気を払拭してくれるのではないかと期待しておりました…

 

大きな袋「んー!んー!」

 

そして先生はそんな悲壮感を一掃してくれました!

 

ただしその方法は予想外過ぎましたが…

 

大きな袋「うー!うー!」

 

それにしても…何が入っているのでしょうか?

 

蠢き、呻いていることから生き物だと思うのですが、

人間ほどの大きさがあります…!

 

しっかりと先生が袋の口を握ってはいますが、

こんな大きな生き物がいつ飛び出してくるかと思うと、

もう先程の悲しみなど完全に忘れて恐怖と緊張が走ります…!

 

大きな袋「むー!むー!」

 

英吉「それにしてもすっかり麻酔が切れちまったな

   まぁ起こす手間が省けていいかw」

 

花陽「あ、あの…先生?」

 

凛「その袋の中身は…何なのかにゃ?」

 

英吉「ん?

   これはお前らが今、一番欲しいものだと思う!」

 

にこ「いえいえいえ、私達別に動物なんて欲しくないですよ!?」

 

英吉「いや、生き物は生き物だけど、どちらかと言えば…鳥?」

 

希「鳥?…エラい大きな鳥…やねぇ…?」

 

英吉「まぁとりあえず出すぞ?」

 

穂乃果「ちょ、先生、出して大丈夫なの!?」

 

英吉「大丈夫だって!

   今は手足縛って、口もガムテで塞いでるから咬んだりしねぇよ!」

 

海未「そうですね…そろそろ出してあげてください」

 

海未・英吉以外「ええぇ!!!?」

 

この呻き声…

大きさ…

そして鳥…

何より今までの先生の無茶苦茶さ加減…

 

それらを統合すると私はとんでもない答えに気づいてしまいました…

 

英吉「じゃあ出すぞ?

   …ホイ!」

 

海未・英吉以外「ええぇ!!!?」

 

海未「お、お帰りなさい…」

 

海未・英吉以外「ことり(ちゃん)!!!!??」

 

袋の中から出てきたのは両手両足を縛られ、口をガムテープで塞がれたことりでした

とりあえず先生と穂乃果と私はそれらの拘束を解いていきます

 

ことり「はぁ…はぁ…

    死んじゃうかと思ったよ…」

 

英吉「わりぃわりぃ

   どうしても…

   どうしてもお前とこいつらに確認したい事があってな

   

   だから…空港から拉致ってきたぜ!」

 

穂乃果「ら、拉致って来たって…!」

 

希「今日の占いでは思いがけない出会い有りと出てたけど…

  思いがけなさ過ぎるわ!」

 

海未「な…何なんですか!?

   それは!

   今回ばかりはふざけるにしては度を越しています!!

   本当なら…ことりは留学先に向かう飛行機の中にいるはずです!

   

   それなのに…こんな…生徒の将来を…」

 

私は嫌な子です…

本当は…思いがけずことりと…再会できて嬉しいのに…またこんな小言ばかり…!

 

そんな風に私が自己嫌悪に陥ってると、

先生が何かを取り出しました

 

英吉「俺が自腹で用意した来週の便の…南の留学先行きのチケットだ

   テキトーに言い訳すりゃ到着が1週間遅れるくらい大目に見てくれるだろ…

   

   …長期留学なんだしさ」

 

そのチケットを見ると胸が苦しくなりました

先生を非難しながらも…どこかでことりと別れなくて済んだと安堵していたのが、

ただの先延ばしだと実感させられました…

 

英吉「で…ここから本題だ!

   お前ら…どうしたい?

   んで…南にどうしてほしい?」

 

絵里「やっぱりこのまま留学…すべきだと思います

   将来の事を考えると…」

 

にこ「私もそう…思います

   せっかくのチャンスなんですから…」

 

チケットをチラつかせながらの先生の問いかけに対して、

絵里とにこが搾り出すように答えます

 

英吉「ご立派な模範解答だけど…

   どーにも歯切れが悪いな!

   これだから優等生のお嬢様方はよぉ~」

 

真姫「…当たり前じゃない!!

   正しくったって…

   仲間と…ことりと別れるのは…悲しいんだから…!」

 

英吉「…だよな」

 

花陽「そうだよ…

   やっぱり…寂しいよ…」

 

凛「凛もだよ…

  かよちんがそう言うからじゃない!

  凛だって寂しいよ!」

 

ことり「みんな…ごめんなさい…」

 

絵里「みんな…ことりを…困らせちゃ駄目…よ…」

 

にこ「そうよ…ここは…笑って…送り出してあげるところ…よ!」

 

そうなのです…

先生にも言われましたが、にこの言う通りです

でも…

 

どうしても笑顔になんて…なれないです…!

 

英吉「…穂乃果!!」

 

…先生が穂乃果に強く促します!

 

そして穂乃果は…私達の気持ちを代表して言ってくれました!

 

穂乃果「ことりちゃん!

    …行かないで!!

    

    我儘だって…わかってる!

    せっかくのチャンスを台無しにさせてしまうかもしれない!!

    

    でも…行かないで!

    私は…私達はことりちゃんと一緒にいたいの!!

    ことりちゃんとスクールアイドル続けたいの!!

    

    離れたく…ないよぉ…!!」

 

英吉「…だそうだ

   それで南、お前はどうなんだ?

   どんな答えでもいい!

   穂乃果がはっきりと言ったようにお前もそれに応えてや…!?」

 

先生が言い切る前にことりは無言で答えてくれました!

ことりは先生が弄んでいたチケットを奪い取り…

 

英吉「!!!!!!!!!!!???」

 

ビリビリビリビリビリビリッ!!

 

何と勢いよく細切れに破ってみせたのです!!

 

ことり「これが…私の答えだよ…

    みんな…ごめんね?

    そして…ありがとう…!」

 

そう…ことりは涙塗れの微笑みとともに応えました…

 

海未「…ことり!!

   見事です!

   貴女の答え…しかと…しかと受け取りました!」

 

穂乃果「ことりちゃん…お帰り!!」

 

希「やっぱり…μ'sは9人おってこそ…

  μ'sやね!」

 

こうしてことりの留学の意思はなくなりました

ことりの将来を思うと心苦しいのですが、

このまま自分達の気持ちに嘘をつき続ける事を考えればこれでよかったのかもしれません

そしてそれはことりも同じでしょう

 

だって…今のことりの顔はこれ以上ない程に幸せそうです!

 

海未「先生…これで良かったんですよね?」

 

私の問いかけに応えず、先生が号泣してます

 

英吉「………」

 

でも感動しているというより…

怒ってます?

 

海未「せ…先生?」

 

英吉「…良くねぇ!!」

 

花陽「えぇ!?」

絵里「ど、どうしてですか!?」

 

英吉「どうしてって…

   お前ら、あのチケットいくらしたと思ってんだよぉ~!!」

 

にこ「あ…確かに…」

 

ことり「ご、ごめんなさい…

    つい勢いで…!」

 

英吉「お、お前…勢いでって…」

 

真姫「何よ!

   せっかくみんな感激してる時に!

   たかがチケット一枚でケチ臭いのよ!!」

 

英吉「このブルジョワめ!

   お前に薄給の俺の気持ちがわかってたまるかぁー!!」

 

ことり「せ、先生!

    私、お母さんに頼んでみるね?」

 

英吉「頼むぜ!

   あれを払い戻せないと俺、どうな…?」

 

そこへタイミング良く理事長がやって来ました…

 

理事長「ことり!

    やっぱりここにいたのね!」

 

英吉「理事長!

   聞いてくださいよ!

   あんたの娘さん、俺が用意したチケット、破いちゃったんすよ!」

 

先生、当然のようにチケット代を請求しようとしてますが、

今のご自身の立場、分かってらっしゃいますか?

 

…チケットを破られたショックで忘れられてるんでしょうか?

この人さらいは…

 

理事長「!…先生もいらっしゃったんですね?

    実は私も先生にお話があったんですよ!

 

    ほら…ことりを連れ去った件とか…!!」

 

英吉「!!」

 

こ、怖いです!!

こんな般若の様な形相の理事長は見た事がありません!

そんな形相の理事長は逃げようとする鬼塚先生の耳を引っ張って連行します

 

英吉「痛てっ、痛ててててててっ!

   ちょ!

   千切れますって!!」

 

しかし去り際に…

 

理事長「ことり、私は貴女の気持ちを尊重します

    後の事は私に任せて、貴女は今やりたい事を頑張りなさい!」

 

この時だけはいつもの優し気な理事長の顔です

そして…再び鬼塚先生を引っ張って、この場から立ち去られました

 

ことり以外「お帰り!

     ことり(ちゃん)!!」

 

ことり「ただいま!!」

 

ようやくみんなの笑顔が戻ってきました

そして…

 

μ's全員「あははははははは!」

 

笑い声も…!

 

これらを取り戻してくれたのは鬼塚先生のお陰です

 

…正直、鬼塚先生は教師として色々問題のある方です

ですがその破天荒さは私達には出来ないどころか、

考えもしない力技で色々な問題を解決してくれます

 

私達は…そんな先生を何だかんだで頼りにしています!

鬼塚先生、これからもよろしくお願いしますね!

 

 

 

――――第一部 完――――

 




第二部ダイジェスト予告!
 
 
ツバサ「そう…率直に言うと引き抜きです
    そうですね~
    来ていだたけるんならギャラは倍、そして特別宿直室の居住権、さらには…
    練習後に私達3人、マッサージを…」
英吉「し、してくれるの?
   それともさせてくれるの!?」
海未・絵里「先生!!!!」
英吉「じょ、ジョーダンだよ!」
ツバサ「そう!冗談です♪」
英吉「なに――――――――――!!?」

…………………………………………………

英吉「まさか郁也、お前がA-RISEの顧問になっているとはな…」
郁也「彼女達は…A-RISEは卒業と同時にウチの事務所からのプロデビューが既に決まっている
   悪いが今回もA-RISEがラブライブを制覇して、
   彼女達のプロデビューに弾みをつけさせてもらうぞ!」

…………………………………………………

海未「ふ…このような普通の接吻シーンなどw
   鬼塚先生が所持されているDVDに比べれば子供騙しですよ…」
ことり「う、海未ちゃん…
    一体、何を観たの…?」

…………………………………………………

海未「本当に…鬼塚先生はいつもこうなんですよ!」
内山田「わかる!わかるよ園田君!
   君の気持ちは痛いほどよく分かる!!」
海未「嬉しいです!
   わかっていただけるんですね
   内山田先生もやはり相当なご苦労を…!」

…………………………………………………

海未がいない間、私が先生を制御しないとダメね!
絵里「先生、この臭い…またどこかでタバコを吸われてましたね?
   海未に何度も言われていると思いますが、音ノ木坂の敷地内はすべて禁煙です!」
英吉「な、なんか絢瀬、今日は厳しくないか?
   いつもは園田からかばってくれるのによぉ!」
凛「なんか昔の絵里ちゃんみたいだにゃ!」

…………………………………………………

海未「申し訳ありません!
   鬼塚先生の無二の親友と聞いておりましたので、
   弾間さんもてっきり冴島さんのような方だと思い込んでおりました…」
龍二「園田さんと言ったよね?
   頼むから…頼むからあいつとだけは一緒にしないでくれ!!」
こ、こういった凄んだ時の迫力は流石に鬼塚先生のお知合いと納得です!!

…………………………………………………

荒羅木「スクールアイドルも…
    ラブライブも…
    規模が大きくなり過ぎた
    そうなればそれなりの秩序、統治が必要…
    …だと思わんかね?」

…………………………………………………

英吉「ダチと舎弟が総出でお前らの花道を用意してくれたぞ!
   …雪の花道をな!」
海未・穂乃果・ことり「先生、皆さん…ありがとう!!」
英吉「さぁ園田、乗れ!」
海未「はい!」
英吉「龍二!冴島!
   ことりと穂乃果を頼むぜ!」
龍二・冴島「任せろ!」
ことり・穂乃果「よろしくお願いします!!」

…………………………………………………

英吉「スクールアイドルはなぁ…
   ラブライブはなぁ…
   テメェら薄汚ねぇ連中が土足で踏み込んで、
   喰いモンにしていいもんじゃ…
   …ねえんだよ!!!!!」

…………………………………………………

先生…私は信じてます!
たとえ獄中に堕ちられても…
貴方の中に正義があったんだという事を…!
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