インフィニット・ストラトス〜楽しき世界にするために〜   作:赤紫の彗星天宮

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 初投稿です。

 気軽に読んでいただけると幸いです。


ー1ー

ーーー春

 

 春と言ったら桜、新たな始まりだと思う人もいると思います。

 そして、この男の人も例外ではない。

 今年からIS学園に入学する事になった。

 何故IS学園に入学する事になったのかというと、世界で2番目に、女性にしか動かせないIS(インフィニットストラトス)を動かしてしまったからである。そのため学園が保護という形で入学した。

 

 

 

 そして俺は絶賛クラスのど真ん中の席にいる。かなり周りの視線が痛い。

 

 そんな事思っていると先生が入ってきた。

 

「はい、皆さんおはようございます! 今日から皆さんの副担任を、務める事になりました、山田 真耶です。これからよろしくお願いしますね!」

 

「よろしくお願いします」

 

「皆さん元気がいいですね。では、出席番号順に自己紹介をお願いします」

 

 順番に自己紹介が始まって、最前列にいる男子生徒が発言する番になった。

 

「えっと、織斑一夏です。・・・以上です」

 

 そして、一夏の紹介に何を期待していたのか分からないけど、びっくりしたのか、殆どの女子生徒が椅子から転げ落ちた。

 そして、一夏は教室に入ってきた女子教師に拳骨で頭を喰らった。

 

「イッテェー。・・・って、げっ!千冬姉!?」

 

 再び炸裂する拳骨。

 その拳を振るった女子教師は淡々とした様子で注意した。

 

「学校では織斑先生だ」

 

「山田先生クラスの事任せてしまって申し訳ない」

 

「大丈夫ですよ」

 

 そんな事話すと織斑先生は生徒の方に向き直ると自己紹介を始めた。

 

「諸君、私が担任の織斑千冬だ。君達新人を一年で使い物にするのが仕事だ」

 

 そして紹介が終わると黄色い悲鳴がたくさん聞こえた。

 まぁ有名だから仕方がないね。

 

「山田先生紹介は何処まで終わりましたか?」

 

「織斑君までしか終わっていません」

 

「そうか。時間があまりないから、もう一人の男子生徒を紹介して終わるぞ。霊鉄紹介しろ」

 

「はい」

 

 やっと紹介かと思いながら立ち上がって

 

霊鉄纏(れいてつまとい)です。こんな見た目だけど日本人なので皆仲良くしてね」

 

 そんな紹介をしたら、また、黄色い悲鳴が聞こえた。

 

「キャャャャーーーーー」

 

「青髪に紅目」

 

「更にイケメン、やば過ぎ」

 

 などとたくさん言ってくれるけど正直、耳が痛い。

 

 こんな感じでSHRは終わった。

 

 

 

 

 

 

 SHR終わりの休み時間に一夏に挨拶しに行った。

 

「これからよろしく織斑。」

 

「おう、よろしく纏。俺の事は一夏と言ってくれ」

 

「わかった。これから宜しくな」

 

「宜しく。二人しかいない男子だもんな、仲良くしようぜ」

 

「勿論だ」

 

 そんな事言って握手を交わした。

 その後席に戻ると一人の女子生徒から声をかけられた。

 

「私、布仏本音。宜しくね〜レイレイ」

 

「おおぅ、宜しく本音。てかレイレイて俺の事でいいんだよな?」

 

「レイレイはレイレイだよ」

 

「な、なるほど。わかった」

 

(これは、頑張って慣れろと神からの命令かな)

 

 

 

 

 

 

 一限目の授業は一夏が、参考書を電話帳と間違えて捨ててしまって、織斑先生から1週間で覚えろと言われた。人の事言えないけどドンマイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現在一限終わりの休み時間。

 俺と一夏が話していると金髪の生徒から話かけられた。

 

「ちょっとよろしくて?」

 

「へ?」

 

「はい、何のようでしょうか?」

 

「まあ!なんですの、そのお返事。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるんではないのではないかしら?」

 

(まぁ見た目から見ればお嬢様ってところかな。後は、女尊男卑の風潮が強く影響されているな)

 

 そんな事思っていると一夏が

 

「ごめん。オレ達、君が誰だか知らないし」

 

「わたくしを知らない?このセシリア・オルコットを?イギリスの代表候補生にして、入試主席のこのわたくしを!?」

 

「あ、質問いいか?」

 

(なんかやらかす気がする。)

 

 この時纏は何かを悟った。

 

「ふん。下々の要求に応えるのも貴族の務めですわ。よろしくてよ」

 

「代表候補生って、何?」

 

 その瞬間数人の生徒が椅子から転げ落ちた。

 

(やっぱり、そうだと思ったよ)

 

「あ、あ、あ・・・貴方本気でおっしゃってますの!?」

 

「おう。知らん」

 

「あのな一夏、代表候補生とはな、国家代表IS操縦者の候補生だよ。つまり、エリート的存在だよ」

 

「そう!!エリートなのですわ!!」

 

 そう、胸を張るように言った。

 

(俺にとっちゃ、そんな縛りの中に存在しているから、周りが見えていないんだろうな)

 

 そう、纏は思うのだった。

 

「本来ならわたくしのような選ばれた人間とは、クラスを同じくすることだけでも奇跡…幸運なのよ。その現実をもう少し理解していただける?」

 

「そうか。それはラッキーだ」

 

「馬鹿にしていますの?」

 

 セシリアがそう言った時、キーンカーンカーンコーンとチャイムが鳴った。

 

「っ…!!また後で来ますわ!逃げないことね!!よくって!?」

 

「おう、わかった」

 

 そして2限目始まってすぐの事

 

千冬「再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけない。クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけでなく、生徒会の開く会議や委員会への出席…まあ、クラス長だな。1度決まると1年間は変更はできないからそのつもりで」

 

(絶対に面倒くさいやつじゃん。まぁ此処は一夏に任せるか)

 

「自薦他薦は問わない。誰かいないのか?」

 

「はい、織斑君を推薦します」

 

「私も」

 

「私も」

 

「お、俺!?」

 

(よし、このまま行ってくれ)

 

 そんな事思っていたのは束の間

 

「レイレイを推薦します」

 

「ええーー」

 

「良かったな霊鉄」

 

「良くないですよ」

 

「自薦他薦は問わないと言った。他薦されたものに拒否権はない。選ばれた以上は覚悟しろ」

 

(理不尽だ)

 

「他にはいないのか」

 

「納得がいきませんわ!」

 

 と、セシリアが机を叩いて立ち上がった。

 

「だいだい男っていうだけの物珍しさにクラス代表なんていい恥さらしですわ!このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえと?だいたい、文化が違う国で暮らす事自体、私にとって苦痛な事で・・・」

 

 セシリアがそんな事言っていると、一夏が立ち上がった。

 

「イギリスだって大した自慢もないだろ。世界一マズイ料理で何年覇者だよ」

 

(うわぁ面倒くさいな。こんな馬鹿みたいな言い争いいつまで続けるんだろう)

 

 そんな事思っていると、

 

「レイレイは反応しないの?」

 

「正直、反応するのが面倒くさい。後は二人の会話を違う方向から聞いていた。本音も違う方向から聞いてみたら?」

 

「う〜〜ん。わからない」

 

「セシリアは男子をクラス代表にしたくない。そして、日本という異国に居るのが辛いって言っているんだよ」

 

「なるほど。じゃ、おりむーはなんて言っているの?」

 

「一夏はイギリスの料理を馬鹿にしているんだよ。二人とも違うこと言っているんだよ」

 

「なるほど」

 

 そんな事話していると

 

「纏なんか言ったらどうだ」

 

「話し合いで決まらないなら、ISで決めるのはどうだ。此処はIS学園だし」

 

「分かりましたわ。」

 

「そっちの方がわかりやすい」

 

「もし、私に負けたら奴隷にしますよ」

 

「望むところだ」

 

(ふぅ。やっと進んだか)

 

「よし、ならば、1週間後第3アリーナでやるからな。それぞれ3人とも準備をしておくように」

 

 こうして、1週間後に戦うはめとなった。




誤字がありましたら教えて下さい。

 また、こんな事した方が良いと言う意見がありましたら教えて下さると幸いです
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