インフィニット・ストラトス〜楽しき世界にするために〜   作:赤紫の彗星天宮

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 今回は原作に載っていないシーンが沢山あります

 それでも良いって人だけ、読んで行ってください。


ー2ー

 なんとか午前中の授業が終わり、昼休みになったので食堂に行こうとしている所。

 

「レイレイ、待ってよ〜」

 

「俺に何か用か?」

 

「いやぁ〜、私も食堂に行こうとしていたから、どうせなら一緒に行ってくれないかな?」

 

「良いよ」

 

「有難うレイレイ」

 

「そういえば、本音って友達とかこの学園に居るの?」

 

「居るよ。しかもレイレイと似ている人が」

 

「いやいや、男と女では見た目が違うから」

 

「そうゆう事じゃないよ。髪の色とか、眼の色とかが似ている人がいるんだよ」

 

「そうなんだ」

 

「しかも、二人も。一人は私の幼馴染みで、もう一人はお姉ちゃんの幼馴染みだよ」

 

「へ〜、本音ってお姉さんがいたのか。」

 

「そうだよ〜」

 

 そんな会話していると、あっという間に食堂に着いた。

 

「もう、来ていると思うんだけどな〜」

 

「本音の幼馴染みが?」

 

「うん。あ、いたいた。お〜い、かんちゃ〜ん」

 

「あ、本音」

 

 俺らは昼飯を取って、本音の幼馴染みの席にいた。

 

「・・・なんで、世界で2番目に動かした人が居るの?」

 

「私が、一緒に食べよ〜と誘ったからだよ〜」

 

 そう本音が言うと、安心したのか眼鏡をかけた少女は、警戒を解いた。

 

「なんか悪いな」

 

「別にいい。本音がそう言うなら大丈夫な人だから」

 

「そうか」

 

「私は更識簪」

 

「俺は霊鉄纏です。宜しくな更識さん」

 

「簪でいい。後、『さん』はいらない。」

 

「わかった。なら、俺も纏で良いよ」

 

「わかったよ。これからよろしく纏」

 

「こちらこそよろしくな、簪」

 

「それはそれとして」

 

「?」

 

「俺に名前教えて良かったの?」

 

「う、うん、大丈夫。纏は、私達に見た目が結構似ているから、教えても大丈夫だと思ったから」

 

「『私達』ってことは、簪はお姉さんか妹さんがいるって事?」

 

 そう言ったら、簪は暗い声を出した。

 

「いる。お姉ちゃんがいる」

 

「そう。でも、今の簪の様子からは、お姉さんと仲が悪いように感じる」

 

「ど、どうしてそれを」

 

 と、驚くように言った。

 

「予想。簪の表情と発した声とかで何となく予想がつく」

 

「そ、そうなんだ」

 

「だから、確証はない。そして、お姉さんとの関係については、今は言えないだろう」

 

「そうだね。今は言えない。でも、いつかは纏に言える」

 

「そうか。わかった。簪が言うまでお姉さんとの関係については、触れないようにする」

 

「あ、有難う」

 

「良いってことよ」

 

 そうして、5限目始まる20分前になった。

 

「少し、行かなくては行けない所があるから、先に行くね」

 

「わかった。またね纏」

 

「バイバ〜イ」

 

「またね簪」

 

 こうして、簪と本音と別れて、屋上に行くのであった。

 纏と別れた本音と簪は、

 

「本音」

 

「な〜に?」

 

「纏、なんだか更識家に、居てもおかしくない見た目だよね」

 

「そうだね〜」

 

「でも、彼の苗字は更識ではなく、霊鉄。何か裏がありそう」

 

「確かにそうだね〜」

 

 こうして昼休みを終えた。

 ちなみに纏は、屋上で授業が開始する5分前まで寝ていたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は変わり放課後。

 現在、纏は職員室に来ていた。何故なら、今から彼の部屋の鍵を貰いに来ていたのだ。

 

「霊鉄君、お待たせしました。これが霊鉄君の部屋の鍵です」

 

「有難う御座います、山田先生」

 

「同室は女子なので色々気をつけてくださいね」

 

「分かりました」

 

「後荷物は寮のフロントの人に言ってくださいね」

 

「分かりました」

 

 そう言って寮に向かった。

 そして寮に着き、フロントの人に言って荷物をもらった。

 そして、今部屋の前に来た。

 

(此処がこれから使う部屋か。とりあえず、中に人が居そうだから、ノックするか」

 

 そう思いノックをすると、中からバタバタと足音が聞こえ、扉が開いた。

 

「はい、どちら様・・・って、纏」

 

「よう、簪」

 

 そう出てきたのは昼食を一緒にとった簪だった。

 

「どうしたの?」

 

「今日から此処が部屋になったんだよ」

 

「そうなんだ」

 

「悪かったな、男の俺と一緒で」

 

「別に纏なら大丈夫。・・・あっちは嫌だったけど」

 

(あっちって、一夏の事だよな)

 

「まぁ、取り敢えず入って」

 

「あぁ」

 

 こうしてこれから簪と一緒の部屋で過ごすことになった。

 

「私、奥のベッド使うから、手前の使ってくれる」

 

「良いよ」

 

「有難う」

 

 こうして手前のベッドを使うことになった。

 

(取り敢えず、荷物をまとめるか)

 

 俺が、荷物をまとめていると簪が聞いてきた。

 

「台所にあるの何?」

 

「これは茶っぱだよ」

 

「どんな種類があるの?」

 

「緑茶、玄米、ほうじ茶、紅茶、烏龍茶、ジャスミン茶、煎茶、玉露、抹茶だよ」

 

「た、沢山あるんだね」

 

「毎朝の気分で飲む茶を変えているからね」

 

「そうなんだ」

 

 そんな会話していたら、まとめ終えた。

 

「さてと、夕食食べに行くか。簪はどうする?」

 

「私も行く」

 

「分かった。じゃ、一緒に行くか」

 

「う、うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕食が終わり、今は俺がシャワーを浴び終わった所。

 

「ふぅ〜、スッキリした」

 

 ちなみに簪は、本音に誘われて、寮の大浴場に行っている。

 

(取り敢えず、玉露でも飲むか)

 

 そうして、玉露を飲んでいると、簪が帰ってきた。

 

「ただいま」

 

「お疲れ様」

 

「あ、あのね纏。お姉ちゃんのことについて言うね」

 

「わかった。でも、少し待ってね。お茶入れるから」

 

「有難う」

 

 俺は玉露を入れた湯飲みを簪に渡した。

 

「はい、どうぞ」

 

「有難う」

 

「で、話す内容は纏まったか?」

 

「うん。まず、私のお姉ちゃんは、更識楯無って言うの」

 

「それって、今の生徒会長でしょ。てことは、生徒会長の妹ってことか。なんか比較されて面倒そうだな」

 

「そうだね、私は幼い頃から、お姉ちゃんと比較され続けてきた。あの頃は、お姉ちゃんや、従者も守ってくれてて大丈夫だったんだけど、ある日お姉ちゃんに『あなたは無力で居なさい』って言われて、私は、お姉ちゃんが誇れる妹になりたかったの」

 

「なるほど。それで、今それに向けてやっていることは何?」

 

「実は、専用機を一人で創っているの。お姉ちゃんは一人で創ってたらしいし、私も一人で創らなきゃ、お姉ちゃんにまた恥をかかせちゃうから、だから、私は一人で『打鉄弍式』を作って、お姉ちゃんを超えたい」

 

「なるほど、事情はわかった。今の話を聞いて言いたい事が二つある」

 

「な、何?」

 

「一つは、家族さらに妹に向かって『あなたは無力で居なさい』とは言わない。お姉さんも、何かを思いそう言ったんだと思う」

 

「そんな事ない。だって『無力で居なさい』って言われたんだよ」

 

 そう怒ったように簪は言った。

 

「まぁ、落ち着きな」

 

「あ、ご、御免なさい」

 

「良いよ。取り敢えず、簪が思ったことは正面から受け止めたから、そう思ったと思う。違う方向から受け止めると、簪を危険な目に合わせたくない。そう俺は思うな」

 

「な、なるほど」

 

「そこは、本人に聞かないと分からないけどな。二つ目は、簪の専用機創り、俺にも手伝わしてくれない」

 

「えっ!」

 

「俺は異例でISを動かしてしまったけど、そんな俺でも、出来る事があるから」

 

「で、でも、私一人で創らないと」

 

「本当に生徒会長は一人で作れると思う?どこからどこまでかは知らないけど、人に頼らずに何かを成し遂げるなんて俺は無理だと思う。だって、必要な機材をそろえるのだって頼ってるじゃない、だからこそ、頼られたいって思う人がいると思う。お姉さんとの関係を聞いてしまった以上、一緒に作っても、問題ないと思う」

 

「そ、そうだね。宜しくお願いします」

 

「こちらこそ、宜しく簪」

 

「取り敢えず、明日から作るから、本音と一緒に来てね」

 

「わかった。さてと、少し外の空気を吸ってくる」

 

「わかった」

 

 こうして、纏は屋上に行った。

 

(ふぅ、なんか疲れたな)

 

「!そこにいるのは誰ですか」

 

「あらあら、バレてしまったね」

 

「そりゃ、そんだけ見えていればわかる」

 

「そうだったのね」

 

「貴方は誰ですか、 と言うのは、悪かったです、生徒会長さん」

 

「そんなかしこまらなくていいわ、楯無で良いよ霊鉄纏君」

 

「それで、俺に何か用ですか?」

 

「簪ちゃんとの会話を聞いていたわ」

 

「そ、そうなんですか。一体何処から聞いていたんですか」

 

「最初から全部聞いていたわ」

 

「聞いていたのなら、俺が言いたい事が分かりますよね」

 

「えぇ、分かるわ」

 

「では、答えてもらいましょう。簪に言った本当の意味と、簪を離した理由を」

 

「纏君が簪ちゃんに言ったことが私が簪ちゃんに伝えたかった事よ。でも、離したくなかったんだけどな。でも、離れていたのは事実。私は、簪ちゃんと、仲直りをしたい」

 

「そうですか、分かりました。簪との仲を戻すのは何とかしましょう。多分手っ取り早く仲を直すには、簪と戦って、簪が勝つそれが条件だろうな。ただ、真剣にやって簪が勝つ事が仲を直すきっかけとなるだろう」

 

「分かったわ。簪ちゃんが私に追いつくためにやってきた努力を受け止めてやるわ」

 

「頑張って下さい」

 

「それは、貴方にも言えるわ」

 

「そうでした」

 

「それで、試合はいつにするの?」

 

「簪の専用機がどこまで完成しているのか分からないし、俺も1週間後にクラス代表を決める戦いがあるから、まだなんとも言えないな」

 

「そう、なら連絡先交換しておこうか。その方がいいでしょ」

 

「そうですね」

 

「じゃ、完成した時と試合の時間、決めたら教えてね」

 

「分かりました」

 

 こうして、楯無さんとの会話が終わった。

 纏は、部屋に戻って楯無さんとの会話をした。

 

「って、事を言っていたよ」

 

「そうなんだ。なんか、纏の勘、当たるね」

 

「なんでだろうね。自分でも分からん。聞いて物事を別の考え方が、たまたま当たっているようにしか感じない。てか、簪は、俺が報告した事に、何か思わなかったの?」

 

「そうだね。私は勘違いをしていた。過去をずっと見ていたんだと思う」

 

「過去を振り返っても良いけど、やっぱり今を見た方がいいね」

 

「今を見始めたら目標が見えた。専用機を完成させて、お姉ちゃんに勝つ」

 

「明日、専用機がどこまで完成しているのか、確認さしてね」

 

「うん、分かった」

 

 そんな会話をしていたら、纏は欠伸をした。

 

「時間が、もう遅いから俺は寝るね」

 

「えっ、早くない?」

 

「俺は11時までには寝る人なので」

 

「そ、そうなんだ。なら、私も寝る」

 

「そうか、お休み簪」

 

「お休み纏」

 

 こうして、学校初日が終了した。

 二人は、予想外の事が起こるのを知らない。

 

 ((ね、眠れない・・・!))




誤字がありましたら教えて下さい。

 また、こんな事した方が良いと言う意見がありましたら教えて下さると幸いです。
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