インフィニット・ストラトス〜楽しき世界にするために〜   作:赤紫の彗星天宮

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ー5ー

 俺はカタパルトに乗り、専用機を展開した。

 

「これが纏の専用機」

 

「そう、名は青蘭(せいらん)

 

「なんかカッコいい」

 

「有難う。さてと行きますか」

 

「頑張ってね」

 

「おう」

 

「霊鉄纏、青蘭(せいらん)、行くぜ」

 

 俺は、機体のスラスターをふかして空を旋回した。

 

「待たせたなセシリアさん」

 

「その前に謝罪をさしてください」

 

「どうゆう心境の変化かな」

 

「ただ、先日の私は浅はかであったと感じただけです」

 

「その心境は恋をしたのかな」

 

「ッ!?」

 

「図星かな。まぁ、頑張れ」

 

「有難うございます」

 

「良いってことよ。さてと、やるか」

 

「そうですね」

 

「両者準備はいいな」

 

「勿論いいですよ」

 

「いつでも構わなくてよ」

 

 そう言うと、カウントダウンが始まった。

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「スタート」

 

 試合開始した瞬間、セシリアは、レーザーライフルを打った。

 

「なるほど、そう来たか」

 

 纏は上へと逃げた。

 

「私と距離を取った所で貴方が不利でしたよ」

 

「そうだな。お前は遠距離が主軸だからな。しかし、俺も遠距離が主軸だからな」

 

 そう言うと、纏は2丁のビームライフルをセシリアに向けて打った。

 

「くっ、こうなったら、ティアーズ」

 

 セシリアからビット機が4つ出てきた。

 

「まじか」

 

「さぁ、奏でてましょう。私とブルーティアーズで奏でるワルツで」

 

 セシリアから出てきたビット機が纏を襲う。

 

(くそ、四方八方から打たれて回避しかできない。どうしようかなこの状況。うん、セシリアの動きが。なるほどそうゆうことか)

 

「凄いですわね」

 

「何がだ?」

 

「回避しかしていないのに1発も当たらないのは」

 

「それはどうも」

 

(一か八かやってみるか)

 

 そう思い、距離を思いっきり取って、マルチロックオンシステムを使った。

 

(よし、全部入ったな)

 

「おりゃー」

 

 両手のビームライフルと、腰にある折り畳み式荷電粒子砲を同時に発射した。

 

「きゃー」

 

 一斉射撃は、セシリアのビット機4つと、セシリアに当てた。

 

「今度はこっちのターンだ」

 

 そう言うと、纏はセシリアに接近した。

 

「ライフルとライフルの争いですか」

 

「違うな。ライフルと、刀だ」

 

「えっ」

 

 俺はセシリアに接近しているときに、片方をビームライフルから、刀の山桜に替えた。

 

「嘘でしょ」

 

「本当だ」

 

 纏の行動にびっくりしたのかセシリアは、纏に向かって打った。

 しかし、纏は全てを避け、刀をセシリアのビームライフルに押しつけ、残っているビームライフルと腰の荷電粒子砲をセシリアに向けた。

 

「さてと、この状況でまだやるか」

 

「私の負けです。降参です」

 

「セシリア・オルコットの降参により、勝者、霊鉄纏」

 

 そうアナウンスされると、会場の人達から歓声を浴びた。

 

「お疲れ様」

 

「有難うございます。あの、お願いがあります」

 

「なんだ?」

 

「これから、纏さんと呼んでもよろしいですか」

 

「良いよ。俺もセシリアと呼ぼう」

 

「これから、よろしくお願いします」

 

「こちらこそ、よろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は遡り、纏がカタパルトから出て、セシリアと戦っているとき、簪は楯無さんと会っていた。

 

「お、お姉ちゃん」

 

「久しぶりね簪ちゃん」

 

「どうして、此処に?」

 

「実は簪ちゃんに謝りたいと思ってね」

 

「どうゆうこと?」

 

「私は簪ちゃんを危険な目に合わせたくなかった。だから、『無力で居なさい』って言ってしまったの。私は何かに焦っていた。簪ちゃんに不快感を合わせてしまった。一番大切にしなくてはいけない家族に、しかも妹に。本当に御免なさい」

 

「お姉ちゃん、私こそ御免なさい」

 

「なんで。なんで簪ちゃんが謝るの」

 

「だって、お姉ちゃんは、私の為に言ったのに、私はその事を理解もせずに、ただ嫌われて、差に感じて、ずっとお姉ちゃんに追いつけないと思ったの。だけどね、お姉ちゃん。私は纏と会って、色々と思っていた事が纏のおかげで変わったの」

 

「簪ちゃん」

 

「だからね、私も仲直りしたい。こんな関係嫌だ」

 

「簪ちゃん」

 

「今からは、難しいと思うけど私は昔みたいに、お姉ちゃんと楽しく生活したい」

 

「簪ちゃん。こんなお姉ちゃんと一緒でいいの」

 

「お姉ちゃんじゃなきゃ誰が私のお姉ちゃんになるの」

 

「そうね、有難う」

 

「これから楽しく生活しようね」

 

 こうして、姉妹の仲が直った。

 

「あ、試合が終わったね」

 

「そうね」

 

 そうって言いたら、纏がピットの中に戻った。

 

「お疲れ様、纏」

 

「有難う、簪」

 

「お疲れ様、纏君」

 

「楯無さんも来ていたんですね」

 

「えぇ」

 

「2人とも仲直りは、出来たみたいだな」

 

「纏君のおかげでね」

 

「俺は2人にアドバイスをしただけです」

 

「それでも助かった。有難う纏」

 

「あ、纏君照れている」

 

「うるせー//」

 

((可愛い))

 

「それより、何か相談があるならいつでも言ってくれ、力になるよ」

 

「有難う纏君」

 

「なら、お姉ちゃんにお願い」

 

「何かしら簪ちゃん」

 

「私の専用機、打鉄弍式作るの手伝ってくれる」

 

「勿論だよ、簪ちゃん」

 

「有難う」

 

「さてと、俺は2試合目に行ってくるよ」

 

「頑張ってね纏」

 

「応援しているわ纏君」

 

「有難う2人とも」

 

「霊鉄纏、青蘭、行くぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2試合目の相手は一夏である。

 

「勝利おめでとう纏」

 

「有難う一夏。良い試合をしようぜ」

 

「勝つのは俺だ纏」

 

「そうだな。一夏、俺は近接武器をメインに使おう」

 

「そうこなくちゃ。男は黙って」

 

「「格闘戦だ」」

 

 その合図で試合開始。

 

「おりゃー」

 

 一夏は猛スピードで、接近して、纏に剣を振った。

 

「ぐっ」

 

 纏は一夏の一振りを受け止めたが反動が重かった。

 

「このまま押し切ってやる」

 

「そうは行くかよ」

 

 纏は、腰の荷電粒子砲を一夏に向けて放った。

 

「凄いな纏」

 

「それはどうも。だけど一夏人を褒めているとやられるぞ」

 

 そう言って、刀からレーザーライフルに替えて、一夏に向けて放った。

 

「まじかよ」

 

「まじだよ」

 

 ピットから観ていた簪と楯無さんはと言うと、

 

「あの変換速度、ラピッドスイッチ」

 

「しかも、あれわざと織斑を外して打っている」

 

「それだけでは無いわ。彼、マニュアル操作している」

 

「嘘」

 

「確信はないけど、あの動きはオートでは出来ない」

 

「後で聞いてみよう」

 

 纏は、一夏に打ちながら、

 

「回避ばっかでは意味が無いよ」

 

「わかっている」

 

「さてと、どうくるかな」

 

 一夏は、纏のレーザーを避けて、接近した。

 

「おりゃ」

 

「あまいな」

 

「なっ」

 

 纏は一夏に、一斉射撃をした。

 

「よく避けたな一夏」

 

「それはどうも」

 

「それより、もうエネルギーがないんじゃ無い」

 

「あぁ、後一回の零落白夜が限界だな」

 

「なら、面白い賭けをしよう」

 

「なんだ」

 

「その一回で俺に当てたら一夏の勝ち。逆に俺は、一夏に1発当てたら俺の勝ち、どうだ」

 

「面白そうだな、よし、賭けに乗った」

 

「織斑先生もそれで良いですよね」

 

「あぁ、構わん」

 

「じゃ、来い一夏」

 

 その合図に一夏は零落白夜を発動して俺に向かった。

 俺は、壽應を手にして、握っていない手を刀に添えた。

 

「おりゃ」

 

「今回は俺の勝ちだな」

 

 一夏の剣が壽應に当たった瞬間、桜の花びらが舞った。

 その瞬間、一夏のシールドエネルギーが無くなった。

 

「織斑一夏、シールドエネルギー0、勝者、霊鉄纏」

 

 そうアナウンスされた。

 

「くそー、負けた」

 

「まだまだだな一夏よ」

 

「最後何をしたんだ」

 

「カウンターだよ。刀を握っていない手を添えていたでしょう。その時に攻撃を受けるとカウンターするんだよ」

 

「まじかよ」

 

「名付けて、麗花の構え(れいかのかまえ)

 

「凄いな」

 

「一夏、お前にアドバイスを言おう。いろんな人と戦い、いろんな事を学びな。お前は、まだまだ強くなる」

 

「そうなのかな」

 

「経験を沢山すれば色んなことに対応ができる。最初の方は織斑先生にでも教わった方が良いかもよ」

 

「そうか、わかった」

 

「じゃ、俺は先に戻るぜ」

 

「おう、お疲れ」

 

「お疲れ様」

 

 試合が終わりピットに戻った。

 

「お疲れ様」

 

「有難う簪」

 

 ピットに戻ると、簪がスポーツ飲料と、タオルを渡してきた。

 

「あれ、楯無さんは?」

 

「お姉ちゃんなら、用事があるから先に戻ったよ」

 

「そうか」

 

「纏の専用機、マニュアル操作しているの?」

 

「そうだよ。もう、俺の専用機に空きがないからね」

 

「そうなんだ」

 

(お姉ちゃんの感が当たっている)

 

「そういえば、今日はこれで終わりでしょ」

 

「そうだよ」

 

「なら、部屋に戻ろう」

 

「そうしたいんだけど、疲労が酷すぎて、動けない」

 

「なら、私が運ぼうか」

 

「出来るの」

 

「多分」

 

「まぁ持てるなら、頼もうかな」

 

「任せて。よいしょ」

 

 簪は、俺の事を持ち上げた。

 

「軽いね」

 

「そうか//」

 

「ぁ、照れている」

 

「それは照れるだろ。こんな格好だし//」

 

「そう、とりあえず部屋まで運ぶね」

 

「お願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は、簪に運ばれて部屋に着いて、シャワーを浴びた。

 

「ふぅ、さっぱりした」

 

「纏は髪を乾かさないの?」

 

「そうだね。いつも自然乾燥だからな」

 

「ふぅーん」

 

 そう言うと、簪はずーっと見てくる。

 

「どうしたの」

 

「そこの椅子に座って」

 

「なんで」

 

「いいから」

 

 簪に言われた通りに椅子に座った。

 

「これから何が始まるんだ」

 

「私が髪を乾かしてあげる」

 

「そうか、頼む」

 

「任せて」

 

 そう言って、簪は髪を乾かして始めた。

 

「纏の髪、羨ましい」

 

「そうか」

 

「そうだよ。髪をいつも乾かしていないのに、さらさらだし、髪が引っかからない。羨ましい」

 

「そうなのか」

 

「そうなの。ぁ、これから毎日纏の髪乾かしていい」

 

「良いよ」

 

「有難う。はい、終わったよ」

 

「有難う簪。さてと、織斑先生に連絡でもするか」

 

「なんで」

 

「俺は、クラス代表者には、ならないからだよ」

 

「そうなんだ」

 

 俺は、織斑先生に連絡して、了承を得た。

 

「これでよしっと」

 

「なんで、クラス代表者にならないの?」

 

「俺は、多分生徒会に入ると思うから」

 

「それまたなんで」

 

「楯無、多分簪と、仲直りしたら、俺と簪を生徒会に入れようとしていたんだと思う」

 

「そうなんだ」

 

「さてと、明日からまた、頑張るか」

 

「まだ午前中だよ」

 

「俺はもうお疲れ様モードです」

 

「そう。私は、整備室で、少しでも進めておくよ」

 

「頑張ってね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私、更識簪は、整備室で打鉄弍式の製作をしていた。

 後、メインシステムだけなんだけど中々上手くいかない。

 

「ふぅ、疲れた」

 

「お疲れのようだね簪ちゃん」

 

「お姉ちゃん」

 

 いつの間に入ってきたんだろう。

 

「簪ちゃん、私も手伝うよ」

 

「有難うお姉ちゃん」

 

「何処が終わっていないのかしら」

 

「メインシステムだけだよ」

 

「凄いじゃない」

 

「私だけでやった訳ではない。纏や本音が手伝ってくれたからここまで来れた」

 

「そう。変わったね簪ちゃん」

 

「お姉ちゃんも」

 

「さてと、メインシステムは、2人で完成させよう」

 

「うん」

 

 そこから、完成までは、早かった。

 2時間くらいで完成した。

 

「これで、やっと完成した」

 

「おめでとう簪ちゃん」

 

「有難うお姉ちゃん」

 

「さてと簪ちゃん、片付けて話を聞かせてもらいましょう」

 

「何のこと?」

 

「纏君のこと好きでしょ」

 

「そ、そんなことない//」

 

「あはは、顔が真っ赤だよ」

 

「むぅー」

 

「まぁまぁ、事実でしょ」

 

「まぁ、そうだけど。てかいつ気づいたの」

 

「纏君と3人で一緒に話している時」

 

「そうなんだ」

 

「簪ちゃん、告白するなら早めにしなさい」

 

「なんで」

 

「だって、ここはIS学園。綺麗な人が沢山居るんだよ。そんな人達に、取られちゃっていいの」

 

「駄目。纏の隣は私だけ」

 

「そのいきよ。頑張ってね応援しているわ」

 

「有難うお姉ちゃん」

 

 こうして、纏の恋に気づいた簪は、纏に告白しようと頑張るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は遡り、簪が整備室に行った後、部屋に残された纏は、眠りについていた。

 

「う、うん。ここは」

 

「ここは、ISの中です」

 

「貴方は誰ですか」

 

「それは、貴方がよく知っていると思いますが」

 

「う〜ん。ぁ、青蘭?」

 

「正解です」

 

「えっと、俺はISのコアである青蘭と、話しているってことだよね」

 

「その通りです。しかし、今回は挨拶だけで終わりましょう」

 

「そう。これから、現実世界になっても、俺に話しかけてくれる」

 

「それは勿論です。全力で貴方、霊鉄纏、もといーーー纏さんを支えましょう」

 

「有難う」

 

 こうして、ISのコアと話せるようになって、目を覚ました。

 

「えっと、話せるのはいいけど、どうやって俺に話しかけるの?」

 

「それは勿論、脳に直接語りかけます」

 

「うわっ、びっくりした。まぁ、これからよろしく、青蘭」

 

「よろしくお願いします、纏さん」




機体名 青蘭《せいらん》


 機体のスピードは瞬間加速で音速並みのスピードになる。


 背中のスラスターが翼の形になっており、スピードの緩急が自在。しかし、その分格段に操作は難しくなる。


 武装は両手にラピッドスイッチ型のビームライフル銃2丁と近接用刀2本。
 

  近接用刀の名前 
         名刀山桜 
         名刀壽應(しゅおう)


 腰に折り畳み式荷電粒子砲があり、この武装は色々な弾を速射可能。
 

 内部システムにはマルチロックオンシステムがありビームライフルと荷電粒子砲の一斉射撃が可能になっている。


 見た目は青色をベースに白色が所々に色付けられている。


 待機状態は手首に腕時計形で着いている。色は赤紫色。

 誤字がありましたら教えて下さい。

 また、こんな事した方が良いと言う意見がありましたら教えて下さると幸いです。
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