インフィニット・ストラトス〜楽しき世界にするために〜   作:赤紫の彗星天宮

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 時は流れて放課後になった。

 俺はホームルームが終わり鈴に指定されたアリーナに向かっていた。

 

「あ、纏」

 

「お疲れ様、簪。今終わったんだ」

 

「う、うん」

 

「じゃ、一緒に行くか」

 

「う、うん//」

 

 こうして、簪と一緒に行く事になった。

 そんなこんなでアリーナに着いた。

 

「待たせたな、鈴」

 

「本当よ、もっと早く来て欲しかった」

 

「すまんな」

 

「それで、隣の人が簪」

 

「そうだよ」

 

「はじめまして、4組の更識簪です」

 

「そんなかしこまらなくていいよ。私は凰鈴音、鈴って呼んでね」

 

「なら私は簪って呼んで」

 

「よろしくね、簪」

 

「うん、こちらこそよろしく、鈴」

 

「さてと自己紹介も済んだ事だしやるか」

 

「そうね」

 

「誰からやる?」

 

「私、纏と戦ってみたい」

 

「私も」

 

「俺が2戦するの?」

 

「できるでしょ」

 

(簪さん上目遣いはやめて、可愛すぎて惚れそう。さらに断りにくいよ)

 

「纏、顔が赤いよ」

 

「そんな事ないよ//」

 

((可愛い))

 

「それで、最初誰からやるの?」

 

「簪、先に出ていいよ」

 

「有難う」

 

「じゃ準備するか」

 

「そうだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 準備が終わりきていの位置に着いた。

 

「さてと、手加減無しに来な」

 

「そうするよ。纏こそ、国家代表候補生を舐めないことね」

 

「えっ、簪って国家代表候補生だったの」

 

「そうだよ、知らなかったの」

 

「知らなかった」

 

「二人とも始めていい?」

 

「いいよ」

 

「いつでも」

 

「それでは、始め」

 

 簪は、薙刀を握って突っ込んできた。

 

「なるほどそうきたか」

 

 俺は、簪から距離を取りながら隙を窺う。

 

「逃げてばっかだと勝てないよ」

 

「それはどうかな」

 

 俺は、壽應とビームライフルを持った。

 簪は、何かを感じて距離を取った。

 

「どうした」

 

「絶対、今突っ込んだら攻撃を交わすでしょ」

 

「よく分かったな。そのご褒美に」

 

 俺は両手にビームライフルを構え、腰の荷電粒子砲と共に簪に向けた。

 

「一斉射撃をあげる」

 

「それはご褒美じゃないよね」

 

「せーいかい」

 

 俺はその合図で一斉射撃をした。

 簪は避けるのに背一杯で何にも出来なくなった。

 

「簪」

 

「何?」

 

「チェックメイトだ」

 

 俺は壽應を手にして、簪の顔の目の前で止めた。

 

「まだまだだな」

 

 そう言うと簪が涙を浮かべた。

 

「御免な、怖い思いをさせたな」

 

「本当だよ、死ぬかと思った」ポロポロ

 

「御免って、なんでもするから許して」

 

 纏は簪の髪を撫でながら言った。

 

「わかった。・・・絶対だからね」

 

「あぁ、絶対だ」

 

 勝負は、纏の勝ちで終わった。

 

(後、鈴が残っているんだよな、大変だな)

 

 そう思ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二戦目、鈴との戦いが始まろうとしていた。

 

「凄い技術だね纏」

 

「有難う」

 

「本当に動かして一ヶ月経たないの?」

 

「そうだね、まだ一ヶ月使ってない」

 

「それなのにあの力、自信無くす」

 

「そんな事ないよ、俺は力でなんとか動かしているから、みんなの様な動きは出来ないんだよ」

 

「それはそれとして、マニュアル操作しているんでしょ」

 

「そうだね、こっちの方が自分の意思で動かせるから良い」

 

「そう思うと自信が無くなって来た」

 

「まぁ、頑張れ」

 

「今から対戦する人に頑張れって言われても」

 

「二人とも始めていい?」

 

「いいよ」

 

「いつでも」

 

「それでは、始め」

 

 始まった瞬間鈴は双天牙月を持って、突っ込んできた。

 

「逃さないよ」

 

「面倒くさいことするね」

 

 纏は山桜と壽應を握って正面から受け止める。

 

「受け止めるだけで跳ね返されそう」

 

「なら跳ね返してやろうか」

 

 纏は、荷電粒子砲を鈴に向けて打った。

 

「きゃゃーーー」

 

 モロに食らった鈴は吹っ飛ばされた。

 

「その装甲、荷電粒子砲だったんだ」

 

「そうだよ」

 

「ならこれはどうかしら」

 

 鈴は龍咆を纏に向けて打った。

 

「そうゆう武装か」

 

 纏は龍砲の攻撃を切った。

 

「うそ」

 

「ほんとう。空気を圧縮して打ってくる面白い武装だったけど空気だったから簡単に切れた」

 

「私に勝ち目あるの」

 

「知らない」

 

「ですよね」

 

「どうする降参する」

 

「するわけないでしょ」

 

 鈴は龍砲を打ちながら接近して来た。

 

「そうか、残念だ」

 

 纏、スラスターを思いっきり吹かして、高速で鈴の横を通り過ぎた。

 

「俺の勝ちだ」

 

「えっ」

 

「鈴シールドエネルギー0だよ」

 

「ぁ、本当だ。纏何をやったの」

 

「鈴の横を通った時に壽應で切った」

 

「でも結構残っていたんだけど」

 

「何十回も切れば削り切れる」

 

「あんな一瞬でそんな高等技術をするなんて、どうかしている」

 

「まぁ、これで二人の欠点が見えて来たな」

 

 纏と鈴はISを解除して、纏が話を続ける。

 

「簪は、近距離戦も大切だけど遠距離で戦うことも覚えなきゃいけないし、回避もただ避けるのではなく先を読んで回避が出来ればもっと強くなる」

 

「そ、そう」

 

「鈴は油断しすぎだな。なんの自慢なのか知らないけど、その自慢が自分を苦しめている。自分を苦しめると周りが見えなくなったり、正しい判断が出来なくなる。自慢は程々にして、いろんなことを受け入れな。そうすればもっと強くなる」

 

「なるほど、一夏と戦う前に知れて良かったわ。有難うね纏」

 

「私も、有難う纏」

 

「二人とも、模擬戦して欲しい時とかアドバイスが欲しい時はいつでも言ってくれ、力になる」

 

「そうさせてもらうわ」

 

「って事で」

 

 纏は、地面に座った。

 

「疲れた。もう、身体が動かない」

 

「お疲れ様だね」

 

「情けないわね」

 

「そんな事言うなよ。俺だって、機体の空きが有ればもっと楽になる」

 

「それはそうだったわね」

 

「マニュアル操作に機体はほとんど力で動かしているから、とっても疲労が溜まる」

 

「動ける?」

 

「無理です」

 

「仕方がないね。よいしょっと」

 

 簪は、纏をお姫様抱っこをした。

 

「じゃ、部屋まで運ぶね」

 

「簪、重くないの」

 

「重いどころか軽いよ」

 

「そうなの」

 

「そんなに不思議なら持ってみたら」

 

 鈴は簪から纏を受け取った。

 

「うわー、超軽い」

 

「でしょ」

 

「だから辛くないのか」

 

「うん」

 

「そろそろ運んでくれます。俺、恥ずかしいよ」

 

「照れている姿可愛いからそのまま」

 

「簪、俺はいつ運ばれるのかな」

 

「そうだね。鈴、纏をくれる?」

 

「良いよ」

 

「じゃ、運ぶね」

 

「よろしく」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 運んでもらい部屋に着いた。

 

「やっと着いた」

 

「ごめんね、遅くなって」

 

「良いよ、運んでくれて有難う」

 

「ふふっ、どういたしまして」

 

「簪は、纏と同じ部屋なの」

 

「そうだけどどうしたの」

 

「いや、ただ単に聞きたかっただけ」

 

「そう」

 

「じゃ、私は食堂に行くけど、二人は行くの?」

 

「俺は後1時間くらい動けない」

 

「私は先にシャワーを浴びようと思う」

 

「そう。じゃ、また明日ね」

 

「じゃねー」

 

「お疲れ様」

 

 こうして、鈴との模擬戦が終わった。




 誤字がありましたら教えて下さい。

 また、こんな事した方が良いと言う意見がありましたら教えて下さると幸いです。
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