インフィニット・ストラトス〜楽しき世界にするために〜 作:赤紫の彗星天宮
時は過ぎクラス対抗戦の日になった。
「凄い、沢山の人がいる。緊張してきた」
「大丈夫だよ。緊張は時に力を貸してくれる」
今、俺と簪はピットにいた。
「初戦は3組か」
「そうだね」
「3組は専用機の人じゃいとは無いとはいえ油断しちゃダメだよ」
「分かった」
「さてと俺は観客席に行くかな」
そう離れようとした時、簪は俺の袖を掴んでいた。
「どうした、簪?」
「此処で観て」
「なんで」
「その方が力が出るから。その迷惑じゃなかったらで良いから」
「そこまで言うなら此処で観よう」
「有難う。後一つお願いがあるの」
「なんだ?」
「私を抱きしめて欲しい」
「そんな事か、全然構わないよ」
「有難う//」
俺は簪を抱きしめた。
「う〜〜ん。充電完了」
「なんの充電だよ」
「纏が私にくれる至福の癒し」
「そうなんだ」
「有難う、もう大丈夫だよ」
「そう」
俺は簪を離した。
「じゃ、行ってくるね」
「頑張ってこい」
「更識簪、打鉄弍式、行きます」
さてと簪は、どんな試合をしてくれるのかな。
試合が始まり、簪は最初から距離を取りながら相手の様子を窺う。
「俺が実際に見せた方法をとっているな」
簪は荷電粒子砲を相手に当てて、一瞬の隙を利用して、マルチロックオンミサイルを放った。
それが相手のシールドエネルギーを全て削り切り、簪が勝利を収めた。
「お疲れ様、簪」
俺は戻って来た簪にスポーツドリンクとタオルを渡した。
「有難う、纏」
「どうだった?」
「纏に比べて、弱かった」
「比べる次元が違うな」
「だって、私の目標は纏を超える事だもん」
「そうかそうか」
そんな会話をしていると、一夏と鈴の試合が始まった。
「簪はどっちが勝つと思う」
「鈴じゃない」
「俺もそれが妥当だと思う。しかし、なんか嫌な予感がする」
「そう?」
「この試合、鈴が簡単には勝てないと思う」
その予感が当たり一夏は通常速度より数倍速いスピードで鈴に接近していた。
「『
「彼奴いつの間に取得していたんだ」
「えっ、纏って瞬時加速知っているの?」
「機体のスラスターからエネルギーを放出、それを取り込み圧縮したものを再放出することにより爆発的な速度を生みだすテクニックだろう。しっかりと理解しているし、俺も使える」
「嘘でしょ」
「本当だよ。今度見せてやるよ」
「ありがーーー」
ドガァァァァァァン!!!
一夏と鈴に一撃を見舞おうとした瞬間、爆発音と振動がアリーナに走る。アリーナの中央からもくもくと上がっている煙を見ると遮断シールドを突き破って入ってきたと思われる。
「なんだ」
「分からないけど何かが遮断シールドを破って入って来たみたい」
取り敢えずよく分からなかったから管制室にいる先生に連絡を取った。
「こちら霊鉄纏、管制室応答を願う」
「はい!!こちら管制室の山田です!!」
「現在の状況を教えてください!!場合によっては俺も出ます」
「霊鉄、今すぐ出ろ」
「分かりました」
連絡を終えて俺はアリーナに出ようとした。
「じゃ簪、行ってくるね」
「まって、私も一緒に行く」
「分かった。けど無理はするなよ」
「わかっている」
「霊鉄纏、青蘭、行くぜ」
「更識簪、打鉄弍式、行きます」
俺と簪はアリーナに出た。
二人の目に映った光景はゾッとする。
15機の機体がアリーナに広がっていた。
「一夏、鈴。無事か」
「纏、大丈夫」
「二人ともシールドエネルギーどれぐらい残っている?」
「俺はあと54」
「私は180」
「そっか、二人で1機倒せる?」
「だけど残り、14機全部纏と簪がやるの」
「出来るでしょ、なぁ簪」
「そうだね、私が後方から撃ち続けられるなら」
「それなら余裕。じゃ、パパッと終わらせますか」
俺は敵の軍勢に向かって、一斉発射をした。
「うん、あれは」
俺が見たのは当たった機体は機械製だった。
(つまり無人機か)
「一夏、鈴、簪、こいつらに手加減は要らない」
「なんで」
「こいつら全部無人機だからだ」
「そうか、なら」
「手加減しないよ」
簪はマルチロックオンミサイルを無人機に向けて打った。
俺はそれを合図に一斉射撃をした。
「やっぱり無人機だったな」
倒れた機体を見て纏が言った。
「さてと」
纏はISを解除して、壽應を手にして、降りた。
「お前らには俺の本気の半分を見せてやる」
「纏、無人機とはいえISを纏わないで戦うなんて駄目」
「安心しろ簪。俺は負けない」
俺は残ったISに向かって歩いた。
IS軍団は俺に向けて攻撃をして来た。
「まぁ、普通はそうするよな」
「纏、危ない」
俺はISの攻撃を受けた。
「えっ!?」
誤字がありましたら教えて下さい。
また、こんな事した方が良いと言う意見がありましたら教えて下さると幸いです。