ロドス執務室 0:00
カッカッカ…パララッ…カキカキ…カッカ…コトン………
「あ”ぁ”ー……hey、ゾンビ一号」ギィ…
「なんでしょ薬漬けゾンビニ号」コポポ…
「誰とは言わないが…凄いもふもふしてそうだよな、あの尻尾」
「えーと今は〜丁度0時っすか、やりましたね今ここに篭って仕事して3週間目です、合計睡眠時間は一時間、凄いっすね」ゴクッ
「なんでイベント書かないか理由か、時間が色々合わないかららしい」
「おっと、ドクター君今なんの話しました?かなりメタい事さらっと言いましたよね」
「最近口の中に麺と粉末スープ、お湯を入れて作るのが流行りなんだ、凄い早くご飯を済ませられるんだ」
「それ私もやって一緒に口に氷突っ込まれたでしょう」
「と言う訳で、だ一つ提案がある、乗ってくれるか?乗れ」
「凄い、話聞かねぇ」
「この地図を見ろ」ガサッ
「はいはい、館内の地図…色々と書いてありますね、えーと…四時間おきアーミヤ執務室前巡回…その他オペレーター行動範囲だったりその時の時間……これってドクター君?」
「毎日暇潰しにコツコツ書いている全員の行動ルーティンのメモだ、この時間ならアーミヤは部屋に戻り今日のまとめに目を通している時間だ、食堂には明日の仕込み、それか少し小腹の空いている数名が夜食を作っている可能性が高い…だから今回は食堂、社長室を少し遠回りするルートで甲板にでる」
「流石指揮官、色々把握してる、で、もしかして脱走しようとしてます?この前休暇取ったばかりでっせ」
「数ヶ月前の話だ、それからはほぼ睡眠無し、休み無しで色々立て込んでそれが片付いてその後,……また部屋に缶詰だ、C、お前頭働いてないな?日付変わって今日で一ヶ月と一週間だぞ?」
「ハッハー、私は正常ですよ」
「正常ならいつもココアにミルクと砂糖足すお前が何も入れずに飲む訳ないだろ」
「甘いのだいすき、………責任は?」
「もちろん、…この私が持つ」
「更に詳しく聞きましょうかね…多分帰ってきたら色々怒られそうだけど」
「あーあー何も聞こえない…この作戦はお前の力が必要不可欠だ、頼むぞ」
「我が指揮官、ドクターが為なら、何なりと」
─…デダナ………キケン…テマス?………ソッ…タノ…
現時刻. 0:30
ガチャ…ソー…
「…作戦開始」
「ワクワクしますね…」
食堂
………カチャ…
「…お兄ちゃん?」
社長室
ピクッ…
「………ドクター?……レダさん、展開準備をお願いします」ガチャ
『了解』
廊下
「………本当に足音が消えているな」
「そう言う細かい術は苦手なんすけどね…お札で簡単だけど…ちょっと耐久がね…………ドクター君」
「………バレたか?」
「足音的に…小柄……ドクター君よ」
「なんだ?」
「走ろうか」
ドッ…ドッドッドッ!!
『「ドクター!!」』ドッドッ!
「ギャー!!綺麗なフォームで走ってくる!!怖いな!」コンコンコンッ!
「社長室から結構離れてるのになぁ、感知早くない?」スタコラ
『「私からは逃げられませんよ!」』
「あぁ分かった、愛か」納得
「何故そこでッ!愛!?」
「なっ!」ピタッ
「よーし今だ階段上がれー」
「何故か知らないけど止まってよかった!」
コツコツコツ!ガチャン!
「………こんばんは!お兄ちゃん!ドクター!」
「アーウ、こんばんは、ムーさん今日は星が綺麗ですね」
「何故、ここに?(しまった、完全に想定外だ、これではCの動きが完全に停止する可能性がある…警報を鳴らされ、すぐにでもここに捕獲部隊が来るだろう…どうする…)」
「…お兄ちゃん?少し前の約束…覚えてる?」
「外に行く際は誰かに一言言って出ろと、言われましたね、はい」
「また、言わずに行こうとしたの?ドクターと一緒に…約束破ったら…」
「いえいえ、ムーさん、ちゃんと私はテープを流すように仕組みましたよ、皆さんが起きるぐらいの時間に放送で………あれなんかこのやり方前もしたような」ギュ
「……テープ?まさかお兄ちゃん、また、何処かに消えちゃうの?」
「いえいえまさかまさか、ドクター君も居るし今帰る場所はここですのでーーー………ごめんなさい!!」パキッ!
ガシャァン!!
「………逃げられましたか」
「うん…逃げちゃった」
─────
───
─
「………何処だ?」
「あー………帰りたくないわぁ………あー…」
「C、しっかりしてくれ、何処なんだ?ここ」
「あー…場所決めずに適当に来たからなぁ……亀の上じゃない?」
「……亀?苔の生えた岩の上だ…ろ?」グンッ
ドクターとCが大の字寝転んでいる岩が突然動き出し、目の前の岩の下部分から何かが出てくる
「…亀か、亀だな、デカすぎないか?」
「まぁこんだけデカイのは歳取って歴戦なやつだけだからちょっと珍しい、運いいっすね」
「ここは………何処なんだ?」
「山」
「山………山?」
「山です、広さ的には………ウルサスの倍倍ぐらい?」
「………疲れてるだろ、そんなのあったら」
「普通に来れる場所じゃないんでねぇ…ほら現実から逃げるにはいい場所でしょう?」
「私が来てもよかったのか?」
「奥に入らなければ特に、奥の方はヤバいのがいっぱい居ますから一番安全な……場所っすよ」目逸らし
「………なら今目の前に居る巨大な鳥はなんだ?…この亀よりでかいぞ?」
「うーんギャ○スみたいなやつだぁ、おっかしいなぁあんまりここには来ないはずなんだけど………まぁこんな事もあるかぁ」
「いや、逃げないのか!?」
「あっち完全にこっちを餌として見て…る…Zz…」
「おい、寝るな!どうし(ゴォオ…)…なんだ?」
ゴォ…ボンッ!!
ギュァアァ!??
「火吐いた…?」
「さっき言いましたでしょう?歴戦の個体って、そりゃ火ぐらい吐きますよ」
「私の知る普通の亀は火吐いたりしないんだが……食ってる!?」ガリ、ボリっ
「亀って雑食っすよ?」
「あ、あぁ…そうだったか……すまない、少し寝る」
「おやすみなさい」
…そろそろ喋ってもえぇかい?
「すいませんねぇ…これ以上の混乱は逆に疲れるんで」
なんか色々あったようだのぉ、あん場所でええのか?
「お願いします…すいませんけどその後ちょっと伝言頼めます?ちょっと野暮用で色々必要な物採取したいんで」
はいよ…わざわざ言わんでも取ればよかに
「それでなんか言われてもねぇ…後で身体拭きましょうか?」
別によかよ、最近ええ感じに苔生えてきた、いいカッコじゃろ?
「そっちの目線で言われても、こっちは人の目線なんでいい寝心地としか言えませんよ」
人じゃなかろ
「身体と表の考え方は人ですよ」
そうかい、………食うかい?この鳥、硬いが美味いぞ
「一口貰います」
いや冗談だったんじゃがの…ほれ…ももじゃ食え
「んー……硬いねぇ」モグモグ
ハッハ!この硬いのがえぇんじゃろが!
数時間後
「………んんー…はっ!しご…違うここは…ベッドの上?確か…亀の上に居たような…そうだ、Cは「呼びました?」居たのか」
「ご飯獲ってきました、ほら魚」デーン
「なんかその魚の腹爪痕あるが?」
「熊さんに分けてもらったんであ、肉もありますよ」
「その肉は?」
「亀に」
「まさかさっ「さ、ご飯にしますかシンプルに焼きましょ焼きましょ」肉の方は少し遠慮しておこう」
「ちょっと硬いけど美味いっすよ」
「食ったのか、なら安心だ頂こう」
「私だから安心とは限りませんけど大丈夫です?」
「怖い事言わないでくれ…」
「大丈夫っすよ毒はないんで」
「………いつもより落ち着いてるな、C」
「休みの時は私こんな感じですよいつも、後この家のある上に鳥が巣つくってるんでねぇ騒いだら迷惑でしょう」
「ちなみにここは?」
「私が作ったツリーハウスですよ」
「ツリーハウスか…」
「なんかツリーハウスっていいと思いません?」
「分かる〜」
「でしょう?」
「外から見て見てもいいか?後からでいい」
「もちろんですとも、ただ下手くそだから歪だけど」
「それからだな…──
次回に続く
現実(普通の場所から)逃避(不思議な場所に)と言う感じで後2話ほど書きます(いつも通り)では、また