よく分からんけど…とりあえず生きよ?   作:羊のような。

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最近、とある牧場に行ってきました、モルモットとポニー可愛いかったです(謎報告)今回で現実逃避編終わりです(果たして現実逃避だったのか)今回も色々ご注意して、どうぞ………こんな短い駆け足で本当ごめんなさい


ドクター、現実逃避してたってよ

ロドスから脱走して一週間お昼を少し過ぎた頃、ツリーハウスの窓際にて椅子に座りツチノコを撫でるドクター

 

「いい天気だな…空気もいい、心が休まる…向こうの山が動いてる気がするが気のせいだな、そうに違いない」

 

大自然の空気を吸い、遊び回り、精神的にも肉体的にも回復してきたドクター、様々な普通では見る事はできない風景を楽しみながら窓を見てのんびり過ごしている、ちなみCはと言うと昨晩ご飯を食べた後

 

『ちょっと用事で出てきます、ドクター君一人でも大丈夫そうですし、じゃいってきまーす』

 

『唐突〜』

 

と言い残し木刀を背負って窓から飛び出して行った、なので今ドクターは一人であり、安全も考え家にでのんびりしているのである、太陽の光を浴びて、身体がぽかぽかしてきてこのまま寝てしまおうか?と考えるドクター

 

「………本当に平和だな…」

 

最近の自分の生活と言えば、夜遅くまで作戦行動、書類など様々な仕事を捌き………思えばあの一か月の缶詰は急に始まったその前に休暇を一日とり遊びに行ったりしたが、その次の日などの日はそろそろ限界…となった時にはアーミヤや他オペレーターなどに休むよう言われ、あそこまで部屋に閉じ込められる事は無かった。

 

「………そういえば、仕事中にアーミヤ以外の人物に会ったか?」

 

そうだ、Cが来たのも四週間後急に部屋に来て、人が入ってきた時は飲み物を取りに行くと姿を消して、私だけになると入ってきた、………アーミヤが、私を閉じ込めて──

 

バンッ!!

 

「ドクター君や、勝ち取ってきましたよ」

 

「ッ!!………Cか、勝ち取ってきた?」

 

「後一週間休めます、ほらアーミヤ社長とケルシー先生のサイン付き」ガサッ

 

「………本当だな、………なぁC、やっぱり何か、おかしかったのか?」

 

「そりゃおかしいでしょう、いつもはドクター君の限界一歩手前ぐらいで休ませたりしてたのにあんな缶詰、………ドクター君に言っときますが私が行く数日前からドクター君の部屋立ち入り禁止だったんですよ?」

 

「そうなのか?」

 

「そうなんです、しかも社長から大事な会談中だとかなんとか理由を説明されて…実はと言うと社長さんとしか会ってないとか思ってるかもですが、あの白い社長さんとかも色々張ってて入るのめっちゃ難しかったんですよ本当」

 

「シルバーアッシュもか………よく入れたな」

 

「そこはまぁゴリ押しで、まぁ今回の事社長さん達を責めないであげて下さいね、ドクター君よ、悪いのはそうさせたアレが悪いから」

 

「アレ?」

 

「そう『アレ』、ドクター君よ、あんたさんはアーミヤさんとかロドスに必要な人なんですよ」

 

「………」

 

「感情だったり心、色々な気持ちにそれは憑いてそれを増幅させる、不満だったり怒りだったりのやつ、ざっくり説明省いて言えば今回は守るって事について、ちょっと暴走しちゃったんですよ、それだけ大事にされてるって事です、Wさんはドクター君の事なんか嫌ってるけど」

 

「………そうか、用事はそれを片付ける事だったのか?まさか木刀で頭殴ったりしてないよな?」

 

「一応そうです、追っ払う事はできましたんで、ついでにその事を色々と社長さん達に教えたりなんだったり………あ,社長さんからごめんなさいとかの謝罪の文きてますよ、休みはケルシー先生達に精神的な安定や様々な休息の為に休みくれって社長とかの援護ありながら勝ち取ってきました、…………疲れた…久々に色々やった…ぐぇー」ミシッミシミシ!!

 

「………………C、一つ我儘いいか?」

 

「できますよ」

 

「………まだ何も言ってないぞ?」

 

「私、人の心読めるんであ、ごめんなさい嘘です少ししか見れません」

 

「少し見るだけでも凄いと思うが」

 

数時間

 

「あー…久しぶりですねこの山」

 

「レユニオンでの訓練以来ですねこの山」

 

「それちょっと私の事馬鹿にしてない?」

 

「「そんなそんな」」

 

「ドクター…ごめんなさい、Cさんから聞きました、そ「いや、こちらこそすまなかった」…え?」

 

「こっちも、こちらの事だけを考えて行動していた、今度からは少し考えて行動をする、……ただ仕事の事は少し手加減してもらうと助かる…」

 

「………ふふっ、分かりました、ドクター……凄く自然豊かな場所ですね」

 

「あぁ、不思議な場所だ、あっちを見て見てくれ、山が動いてる見間違いじゃなかった」遠い目

 

「隊長こんな場所に家作ってるならあの時言って下さいよ、荒らしに来たのに」

 

「隠れ家とかは普通いわないものでしょう?」

 

「確かに、この畑は?」

 

「ドクター君と一緒に作った、ほれ採れたて野菜、土がいいから三日前に植えたトマトがもう育ってる、食いない食いない」

 

「それ土がいいとかとは全く違う話じゃないですか?」

 

「土がいいんだ」

 

「あぁ話聞かない感じですね了解です………美味しい」

 

「でしょう?………ほらアネモッサン、にんじん」

 

「もういただいています」

 

「流石早い、何本目?」

 

「4本目ですね」

 

「遠慮無いなーそういう所いいっすね、さてドクター君とアーミヤさん…プライベートだからアーミヤさんでいいよね?うんいいっすね、遊びますか」

 

「よろしくお願いします!」

 

「あぁ、自分達は護衛ですか?」

 

「そうそう、ちょっとは詳しいでしょ?後移動の足に」

 

「了解です、最初はどこに?」

 

「私達が遊んでいた順番でいいんじゃないか?」

 

「そっすね、じゃ、川まで釣り行きましょ、その少し先の滝壺でヌシ釣りもいいかもですよ、あのヌシめっちゃ物知りですからたのしいですし」

 

「喋るんですか!?」

 

「喋るし二足歩行、フナの体に足二本生えてるみたいな」

 

「想像したら気持ち悪いんだが」

 

「話しやすい魚ですよ?」

 

「それを釣るってさっきお前言ってたが?」

 

「すんごい元気に飛び出てきますよ、サッいきましょ、アネモス、アーミヤさん背負ってあげて、ドクター君は私とグーニーズどっちがいい?」

 

「グーニーズ…お願いできるか?Cのは速すぎて酔うんだ…」

 

「了解しました、隊長、アネモスさん、少しスピード緩めてくださいよ?」

 

「速さを追い求めているので」

 

「我が道をゆく、引かぬ媚びぬ、省みぬ、ちなみにアネモスは私より速いですよ」

 

「グーニーズさん、私もそっ「定員オーバーです」そんな!」

 

「しっかり掴まって下さい………風になります」

 

「待って下さい!スピード落としくっ…─

 

「………消えたな、三人とも」

 

「……なるべく速く走ります、揺れますよ?」

 

「あぁ…行ってくれ!」

 

数分後

 

「木々が、凄い速度で通り過ぎていって、凄い風で、そして、そして」カタカタ

 

「落ち着いて、アーミヤ、手握るか?深呼吸、吸って………吐いて、吸って……大丈夫だ、私も運ばれた時そうだった、気持ちが分かる」

 

「我が生涯に一変の悔いなし」腕掲げ

 

「私は風…止むことのない風」

 

「グーニーズ、殴れ、あの二人を全力で」

 

「自分の上司を殴るなんてそんな事できぁぁ!!腕がかってにー!!」ダッンッ!!

 

ガシッ…バシャァァン

 

「投げないでくださいよ隊長」ビシャァ…

 

「身体が勝手に」

 

「防衛本能ってやつですね」

 

「ちょっと違うかね、じゃあはい、釣り竿と餌」

 

「三本しかないが?」

 

「グーニーズと私は川に直接入って獲るから」バシャバシャ

 

「つまり勝負ですね?」

 

「素手で獲れるんですか………?」

 

「あいつ素手でやる方が獲れてたから大丈夫だろう」

 

「隊長、素手で獲るコツは」

 

「まず身体で影を作って、待つ」

 

「はい」

 

二人は身体を丸めて影を作る………しばらくすると魚が影に入ってくる

 

「…魚来ましたよ、次は?」

 

「………フッ!」シャパァン!!

 

…ビチっビチビチッ!!

 

「こう」

 

「大体分かりました」

 

 

「………腕が消えてましたね…」

 

「あんまり見ない方がいい、情報量が多すぎる」

 

「見て下さい、緑色の人型の何かが釣れましたよ…頭に皿がありま…あ」パリンッ

 

「…動かなくなりましたね、主人を呼んできます」

 

「駄目です、こっちも多いですドクター」

 

「逃げ場がない!?」

 

なんやかんやありながらその後獲った魚(大体Cが弾いた)を焼いて食べた後様々な動物と触れ合い一週間過ごしてロドスへ戻った全員、帰ってすぐにCは正座させられた、犯人はグ(文章はここで途切れている

 




明後日か明日にまた茶番投稿します、また未来の話です、ではまた、おやすみなさい

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