立ち並ぶは煌びやかで高いビル、そして人が練り歩き賑わいを見せる街、カジミエーシュの都市カヴァレリエルキ、ただ今カジミエーシュメジャー開催間近により大量の観光客が居る、その中に二人の男女がいた
「ほえぇ…思ってたより都会だぁ…」
「そうですね、昔よりビルがもう一段ほど高くなった様に感じます」
「だるま落とししたらたのしそうだぁ」
「やってみますか?」
「エッ君に相談してみようかな…」
身長が高く黒い肌に紫の目、アネモスとアネモスより身長の低い仮面の男シェーヴルの二人である、シェーヴルは辺りを見渡しながら想像より進んでいる都市に驚き、アネモスは久しぶりに戻って来た場所に懐かしさを覚えるが変わっている所もあり記憶と照らし合わせながらシェーヴルと歩いてゆく
「いやーいずれ来るだろうと思ってなんも名物もなんも調べてなかったから何が何だかわっかんねぇや…」
「主人大丈夫ですよ、案内しますので」
「頼もしい…」
「と言ってもかなり変わっているので役に立てるかは分かりません」
「そういう正直な所が好きよアネモス」
「ありがとうございます」
何故二人がここに居るのかそれは1日前に遡る
昼 食堂にて
「主人」
「ヲ?、おかえり〜アネモッサン任務お疲れ様〜」
「お疲れ様です、隣いいでしょうか?」
「どうぞ」
「ありがとうございます、…いただきます」
「アネモッサンもグムさんの豆スープですか」
「はい、美味しいですよねこれ」
「分かる〜、パンと一緒に食べるのがこれまた…」
「そういえば主人、旅行に行きませんか?」
「行こうかな」
話が唐突に切り替わりそして即答、実はこれがこの二人の日常会話である、その会話の後少し無言でご飯を食べすすめ数分たったあと
「ちなみにいつ出発するん?」
「この後すぐですね」
「ウッソダロお前」
「マジです」
「準備する暇もリサーチする暇も無いっすね」
「情報なんて飾りです」
「そうか…情報は飾りだったのか…!」
※旅行などに行く際はちゃんと色々と調べてから行きましょう
「そうと決まれば着替えとか準備しなきゃ、ご馳走様でした」
「休暇届を二人分出してきます、では後程」
「また〜」
「「「(仲良いなぁ…)」」」
そんなこんなで数時間二人は集合し
「久しぶりにかけっこする?」
「………申し訳ありませんが、主人であろうと負けるつもりはありません」
「昔からマジで走ってたの覚えてるからダイジョーブダイジョーブ」
「「では(よし)………位置について…よーい……
‥ドンッ!!
そんな感じで足元にちょっとしたクレーターを残しつつ土煙を巻き上げながら目的地を目指し走り続けた二人は無事に辿り着き、結果勝者はアネモスだった、そしてその後少し仮眠をとり観光の為歩き回っている二人
「少しここから離れた場所なりますが美味しいポンチキ…ドーナツみたいなものを売っているパン屋さんがあったはずです、行ってみま「行く、何がなんでも行ってやる…行ってやるからな……」では行きましょう」
が、その後
「ここどこだろなぁ…」
アネモスとはぐれたシェーヴルがいた、この馬鹿!!初めての場所はあんまり動き回ったらダメって言ったでしょ!!
「だってだって!初めての場所って色々みてまわりたいじゃん!!」
分かるけどさ!!地図は!!?
「無い!!情報なんて飾りです!!ってアネモッサンが」
バッッッカヤロォオォオォ!!!
暫くお待ち下さい
「いやほんとどうしよ、テンション上がりすぎて見えない何かと話しちゃったよしっかしどうしようかね…」
ただ今の持ち物は先程お土産屋で買った(と言うかもらった)騎士の剣を模した木刀にカジミエーシュメジャー開催記念メダルでありそれ以外は干し肉に裁縫キット簡単な医療キットに鏡であり地図などは持っておらず初めてきた場所なので全く土地勘がない為鏡を使って移動も出来ず完全なる迷子なのであった
ガツンッ…
「あ?」
「あ、すいません」
考え事をしながら歩いているとかなり酒臭い恰幅のいい鎧を着た男にぶつかってしまったかなり酒臭い
「それだけか?」
「すいませんでした」
あっさり頭を下げるC、初めての場所で絡まれるのは困るし観光を楽しみたいので因縁もつけられたくないので判断が早かったが現実は酷いものである
ゴズッ!!
「あっぷなぁい!!」
咄嗟に手でガードするが中々衝撃で骨から少し嫌な音がする
「チッ、防ぐなよ」
「よくある不良のセリフぅ…」
酔っ払いのあんまりな物言いに一発殴ろうか悩み始めた所
「おいそこの、なにしとる?」
車が一台側に止まった、車から老人が酔っ払いに話しかける
「こいつがぶつかって来たからなちょっと騎士として制裁をな」
「え、騎士ぃ?ただのコスプレ不良じゃくて?」
「喧嘩売ってんのか!?」
「失礼しました、こんな場所にうろついてるもんなんだなぁと思いまして」
「この…」
酔っ払いが腕を振り上げる、が上げ切った所で何者かに捕まれる
「おいおい…酔いすぎじゃねぇのかあんた…少し落ち着こうぜ?」
「うるせぇ!離せ!こいつがぶつかって来たから悪いんだよ!!俺に!!」
「前見て歩いていなかったのは謝ります、土下座でもしましょうか?」
「なんじゃそのドゲザと言うのは、まぁいい別に謝らなくてもよいぞこやつはこの辺じゃ有名なタチの悪い酔っ払いじゃからの」
「はぇ〜…‥なら一発殴ってもよかですか?」
「唐突すぎんか!?」
「本当唐突に言うなにいちゃん!?」
酔っ払いの腕を掴んでいたウルサス人の男がCの突然の発言に驚いた力を緩めてしまった、それに気づいた酔っ払いは力任せに殴ろうとするが身体が動かない、目の前には腕を上に振り抜いた体制のCの姿
「"死に晒せぇ!!"(極東スラング)」
ゴォォッ…!
酔っ払いの身体は浮き上がった、それもとんでもない勢いで上方向に飛んでゆき…最後には星になったグッバイ酔っ払い、数日後には落ちてくる事を願う
「(唖然)」
「(上に同じく)」
「ふぅ…あ、助けていただきありがとうございます」
「あ、いや…助けた…のか?これ…?」
「ワシら…何もしとらんの…」
「いえいえ〜、殴られそうだったの助けていただきましたし……すいません、また迷惑をかける事になると思うんですけど…道教えてくれません?」
〜観光客状況説明中〜
「なるほどなぁ…それは…まぁ災難だな」
「いやぁ…地図ぐらい買っとくんでした」
「そうじゃのぉ…そうじゃな、よし着いてこい若いの、今からワシらが行こうとしとった所で地図を描いてやろう」
「ありがてぇ…」
そんなこんなで車に乗せられ老人…フォーとコーヴァルに道を教えてもらう事になり言っていた店に向かうC暫く雑談していると店につき二人についてゆき店の中へ入ってゆく
「いらっしゃい…見ない顔だね」
「道に迷ったらしくての」
「すいません、お邪魔しまぁぁ……アネモっサァン」
「主人……手上げてください」縄持ち
「あ、縛られるんですねわかります」
「知り合いかい?」
「はい、先程言っていた私の探していた人?です」
「人の部分に疑問持つのはやめようか」
「なんじゃ、連れが見つかったのか、よかったのぉ」
「うちの主人がご迷惑をおかけしました」
「なに中々楽しい人だったよ、いきなり絡まれてた酔っ払い殴り飛ばしたのは驚いたが」
それを聞いたアネモスはゆっくりとCの方へ向き直り
「絡んできた男の風貌を教えて下さい主人、蹴り殺して来ます」
「星になったから安心してほしいそれよか…フォーさん方本当にありがとうございました………お礼としちゃ物足りないかもですけど、これ、開けましょうか」
そう言うといつもつけている腰のポーチから黒い瓶を出す…ラベルには「ロイヤル・リキュール」と書いてあるがそれを見た途端アネモスとC以外の動きが止まりその瓶に目を向けた
「それは‥かなり貴重なものじゃないのか?」
「今亡きガリアの最高級の酒…マニアなコレクターしか持ってないって噂だぞおい…」
「軽く出しよったなこやつ…」
「まだ樽とか瓶でいっぱいあるんでいくらでもどうぞ、息子も喜ぶはずです」
「「息子ぉ!?」」
「血は繋がってませんけどネ」
そんな会話をしているうちにカジミエーシュメジャーの開会式が始まる、カジミエーシュ観光のすゝめ 注意点第一・事前情報と地図などは持っておきましょう。
酔っ払いは星になったんだ…深夜テンションでいつも書いているのでいつもこんな感じですはい、ですが多分これからも変わらないと思います多分長くなると思います今回(確信)のんびり書きます、では、また