monster:《
hand:2
set:2
cemetery:《ネクロ・ディフェンダー》
POLICE:LP8000
monster:0
hand:6
set:0
deck top:《シャイニング・スライ》
TURN2 POLICE’s TURN
ポリス「私のターン、ドロー!」hand5→6
当然、ドローは《曙光の騎士》でデッキトップに戻した《シャイニング・スライ》だ。
あのモンスターはモンスターエクシーズが場に存在する時に攻撃対象に選択できない永続効果がある。今の《
ポリス「私は、手札から《シャイニング・スライ》を召喚する!」
《シャイニング・スライ》ATK 1200,レベル3
ベクター「召喚してきたか。だが貴様のモンスターの攻撃力じゃあ俺の後続にすぐやられちまうかもなァ」
ポリス「――攻撃はしない。カードを2枚セットしてターン終了だ」
POLICE:LP8000
hand:3
set:2
場に残ったモンスターはモンスターをリリースすることで効果ダメージを0にできる《スライ》だが、そんなに大仰な効果ダメージなんぞ与えてやる気は無い。それに、死神の効果は【デッキデス】だけじゃねえんだぜ?
ベクター「俺のターン、ドローだ! まずは《
ポリス「再び【デッキデス】効果か……!!」
BECTOR:《ダメージ・イーター》《貪欲な壺》《アンブラル・ウィル・オ・ザ・ウィスプ》《闇の閃光》《棺桶売り》
POLICE:《シャイニング・ブリッジ》《シャインスパーク》《光の召集》《
ポリス「また墓地で発動する効果モンスターを……!」
ベクター「そうさ、死神の効果は貴様の寿命を削る効果だ! つまり俺には恩恵となるって訳さ。しかもそれだけじゃねぇ! 《悪夢再び》を発動!」hand3→2
墓地に存在する守備力0のモンスターは《アンブラル・グール》《アンブラル・ウィル・オ・ザ・ウィスプ》《アンブラル・アンフォーム》の3体。丁度レベル4を2枚回収できる。
ポリス「奴め、またエクシーズ召喚する気か……!」
ベクター「俺は《悪夢再び》によって守備力0の闇属性2体を手札に戻す。そしてェ? 《アンブラル・グール》を召喚しその効果を発動する!!」hand2→4→3→2
召喚された《グール》から影が噴出し、
ベクター「とはいかないんだよなァ…! 速攻魔法《禁じられた聖杯》を発動し《スライ》の効果を無効にしてから、バトルだ!《アンフォーム》で《シャイニング・スライ》へ自爆特攻!!」hand2→1
ポリス「馬鹿な! 攻撃力を上げさせてまで、攻撃力0で自滅だと!?」
《アンブラル・アンフォーム》ATK 0 vs ATK 1200→1600《シャイニング・スライ》
BECTOR:LP8000→6400
ベクター「ヘヘッ、どうやら《アンブラル》モンスターの特性すら忘れちまったようだなァ? 《アンブラル・アンフォーム》が自身の攻撃によって破壊された場合、デッキから《アンブラル》モンスター2体を特殊召喚することが出来る! 来い、2体の《アンブラル・グール》!!」
魔導師の放った光によって砕け散った不定形が、砕けたそのままのかたちでフィールドに落ちる。そしてそこから新たな
ベクター「さらにさらにィ?
ポリス「5体目だと!? モンスターゾーンを埋める気か!」
ベクター「勿論、コストに使った手札も……《タスケルトン》、墓地発動効果だ! そして、デッキからは《アンブラル・アンフォーム》を特殊召喚する!」hand1→0
《
《アンブラル・グール》ATK 0,レベル4
《アンブラル・アンフォーム》ATK 0,レベル4
《アンブラル・グール》ATK 1800,レベル4
《アンブラル・グール》ATK 1800,レベル4
ベクター「さーて、真月くゥん? ダメージの覚悟は出来たかな?」
ポリス「
ベクター「凌いだか……チッ」
【ベクターよ、我の力の一部を使うがよい】
ベクター「勿論使わせて貰おうじゃねぇの。俺は2体のレベル4モンスターでオーバーレイ!」
攻撃力を持たない《アンブラル》達が紫色の光になって
ベクター「エクシーズ召喚。生ある全てを冒涜せよ!奇跡を蹂躙する魔王、《拷問魔人 キリング・バスター》!!」
拷問魔人 キリング・バスター
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/悪魔族/2000 2500
闇属性レベル4モンスター×2
自分のメインフェイズ時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除きフィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターのコントローラーによって、選択したモンスターはこのカードがフィールド上に存在する限り以下の効果を得る。
●相手:フィールド上に存在する限りエクシーズ素材に使用できない。また攻撃力が0になり戦闘によって破壊されない。
●自分:バトルフェイズの間、攻撃力が倍になる。またフィールド上に存在する限りエンドフェイズごとに自分は手札を1枚捨てる。
ポリス「拷問、魔人……?」
ベクター「そうさ、このカードは相手モンスターを磔にしエクシーズ召喚を封じる! 対象は《シャイニング・スライ》だ!「クリスフェクション」!!」
魔人が
《シャイニング・スライ》ATK 1200→0,
ポリス「エクシーズ素材に使用できないだと!?」
ベクター「攻撃力0、戦闘破壊もされないオマケ付きだぜェ? せいぜいいいサンドバッグになってくれよ? イッヒッヒッヒッヒヒヒヒヒヒ!!!」
そしてベクターはさらにエクシーズ召喚を重ねる。
今度は2体の《グール》が
ベクター「続けてエクシーズ召喚! ナンバーズ85、運命すら翻弄しろ!《クレイジー・ボックス》!!」
《
ポリス「ナンバーズカードのオリジナル……」
ベクター「コイツの効果は博打でなぁ、もし一の目が出れば俺のライフは半減だし六の目なんて自爆だぜ? どこぞのドルベじゃあるまいし、好き好んで自爆なんてするかよ」
ポリス「貴様、同じ七皇でありながら同士バリアンを愚弄するか! あの高潔な騎士を侮辱することは赦さないぞ!」
【フフ、やはりか】
ベクターが仲間をおちょくったのは調子に乗ったからではない。
ベクター「かばうに決まってんだよなァ~、思い通りに動いてくれたな……っても」
【そうだ、どうやら奴等はバリアン七皇が人間だった時の記憶を情報として持っているらしい】
ドン・サウザンドは「これは少しばかり厄介なことになりかねない」と思った。それもその筈であり、人間だった時本来のベクターはまさに目の前の「嘘」の存在「真月零」のような誠実で正義感に溢れた人物だったからだ。それを歪めて見事な外道に仕立て上げたのを無に帰されては困る。「人間時代を知っているのはドルベのものだけで、ドン・サウザンドに操られポセイドン軍を崩壊させたことのみを知っている」なんて都合のいい話はあるまい、目の前の正義漢に余計なことを話される前にケリを付けたい。あわよくば暗黒のカードの力でベクターを都合よく動かせれば、という希望的観測も含まれる。
その一方でベクターは「これはよからぬ気配がする」と思っていた。実を言えばこの時既にベクターには人間だったころの記憶を僅かながら取り戻しているのである。それが事実であれば、自分はドン・サウザンドの呪いによって記憶を上書きされ悪に走った――のだが、正直ベクター自身そんなのはどうでもよかった。刹那的狂快楽を楽しむ今のベクターとしてはドン・サウザンドの凶悪なカオスに取り付かれ人形として利用されることだけは避けたい。故に、目の前の馬鹿正直そうな偽者をとっととぶっ潰さなければ。将来的に全てを奪い取るのはドン・サウザンドでも
自分本位で物事を考えている二人だが、結局のところ同じようなことを考えている。意外と似たもの同士な二人であった。
ベクター「ターン、エ・ン・ド!! 何を見せてくれんだァ?真月よォ!?」
ポリス「ベクターの手札は1枚、伏せも1枚。私の手札は……私のターン、ドロー!」hand3→4
手札に何かあるようだが、俺の墓地にはモンスターの攻撃を無効にする《タスケルトン》やダメージを回復に変換する《ダメージ・イーター》が存在する。さて、どう来るかな?
ポリス「私は、《シャイニング・ボンバー》を召喚! そして、手札から《光迅一閃》を発動!」hand4→2
《光迅一閃》
通常魔法
自分フィールド上に存在する《シャイニング》と名のついたモンスターの数まで相手フィールド上に存在するモンスターを破壊する。その後、破壊したモンスターの元々の攻撃力の合計のダメージを受ける。
ベクター「ほう、それで俺のモンスターをぶっ壊して自爆か? 俺以外のバリアンはみぃんな自爆芸が得意なのかねェ?」
ポリス「くっ……私は2枚までカードを破壊できる! 《
ベクター「あン?」
攻撃力を持たない2体の《シャイニング》は光となって死神に突撃する。鎌を落とした死神はそのまま光の中へ消え去った。
ベクター「ダメージを0にしたかったのか? モンスター破壊のカードでわざわざそっちを破壊するなんてのは……」
ポリス「さらに
ベクター「――?」
《シャイニング・リボーン》
通常罠
自分フィールド上に存在する「シャイニング」と名のつくモンスター2体をリリースして発動する。相手の手札を全て捨てる。その後、相手は墓地のエクシーズモンスター1体を選択して自分のフィールド上に特殊召喚することができる。相手がこの効果を適用した場合、自分の手札から魔法カード1枚を選択し相手フィールド上にセットする。
ベクター「ますますわからねぇ……わざわざ復活させんならダメージ覚悟でもう1体どっちかは破壊しておくべきじゃねぇのか? 俺は死神を復活させる効果を適用する!」hand1→0
《
CEMETERY(《アンブラル・ゴーレム》ATK 800,DEF 1600,闇属性,悪魔族)
ポリス「手札にモンスターを握っていたか。私の手札からカード1枚を相手の場にセットする」hand2→1
ベクター「やっぱり「真月零」を再現したいんならデュエルの腕も最低じゃなきゃままならないのかねェ? で? モンスター全滅して? 俺の場にモンスターが勢ぞろいで? あとはターンエンドってか?」set1→2
ポリス「よくわかったな。ターンエンドだ」
ベクター「馬鹿にしてんじゃねぇぞこの出来損ないがァ!! ドロー! 《拷問魔人 キリング・バスター》の更なる効果を発動!」hand0→1
ベクター「《キリング・バスター》が自身の効果の対象に俺の場のモンスターを選んだ場合、その攻撃力を2倍にする!! そして、墓地に闇属性モンスターが増えたことで死神の攻撃力もアップだ!!」
《
《キリング・バスター》ATK 2000→4000,
ベクター「これだけあれば大ポカしても問題ねぇな……さらに《クレイジー・ボックス》の効果も発動する!」
《クレイジー・ボックス》が隙間から見える眼球や牙・触手を全て引っ込め完全な立方体になった。そして、一瞬静まったと思えばいきなり正面が割れ4本の触手が飛び出す。
ベクター「出目は「4」、カード一枚の効果をこのターンの間無効にする!! 当然効果対象は「攻撃できない」効果を持つこのカードだ――これこそが《クレイジー・ボックス》のクレイジーな真の姿だ!!」
4本の触手が4つ足の獣のように《クレイジー・ボックス》本体を持ち上げ、本体はひび割れた面の隙間から単眼を覗かせる。そして立方体の前面が横に割れ、断面にはさながら巨大な口のように牙と触手が並んでいる。
ベクター「これで貴様はお仕舞いだ! クレイジーな一撃を受けて貰おうじゃねぇの! まずは死神で――!!」
ポリス「伏せカード発動、《サイクロン》。《シャイニング・リボーン》の効果で貴様の場にセットさせた私のカードを破壊する」set1→0
ベクター「――何ィ?」set2→1
九十九遊馬に《リミテッド・バリアンズ・フォース》を渡す時に使用した効果。それで俺の場にカードをセットし自分で破壊する?――ッ!!?
ベクター「まさか……」
ポリス「そのまさかだよ。私は破壊された通常魔法カード《喪失の光》の効果を発動! このカードが相手によって破壊されたターン、コントローラーから見て相手が受ける全てのダメージは0になり、相手は本来受けるダメージの数値以下になるよう墓地からモンスターを特殊召喚する!」
《喪失の光》
通常魔法
自分フィールド上に存在する《シャイニング》と名のついたモンスター全てを破壊する。その後、自分は破壊したモンスターの数×800ポイントのライフを回復する。
セットされたこのカードが相手によって破壊された場合、そのターン中のみコントローラーが相手に与える全ての戦闘ダメージは0になる。また、相手は攻撃モンスターの攻撃力以下になるよう墓地からモンスターを特殊召喚できる。
ベクター「テメェ……!!」
ポリス「そうさ、《シャイニング》カード特有のデメリット効果は相手に押し付けるのが基本戦術だからな……《
《スライ》ATK 1200
《ボンバー》ATK 0
ポリス「そして《喪失の光》によって《シャイニング》達もダメージを受けない。つまり戦闘では破壊されないということだ」
ベクター「………」
【我が力にはリスクが伴う。そのカードを使うのだ、ベクターよ】
ベクター「……《キリング・バスター》が俺のモンスターを増強した場合、互いのエンドフェイズごとに俺は手札を1枚失う。テメェごときにはちょいともったいないが、使ってやるよォ!! 永続魔法《ドン・サウザンドの玉座》を発動!!」
フィールド上に禍々しい玉座が現れ、ベクターは玉座に座る。
ベクター「折角のお楽しみだ、ゆっくりと楽しく行こうじゃねぇ……あ?」
【何故だ、何故……】
ベクター「どうした、ドン・サウザンド。何が――ッ!?」
《ドン・サウザンドの玉座》
永続魔法
相手のエンドフェイズ時、自分はそのターンに戦闘ダメージを受けた回数×500ライフポイント回復する。
また、自分フィールド上の「CNo.」以外の「No.」と名のついたモンスターが攻撃対象になった時、このカードを墓地へ送る事でその攻撃を無効にする。
その後、その自分のモンスターと同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」と名のついたモンスターを、そのモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
「ドン・サウザンドの玉座」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
ベクター「そんな……どういうことだ……!?」
【《玉座》が……我が力が、失われている!?】
《ドン・サウザンドの玉座》は自分が受けた全てのダメージを取り戻す効果だった筈だ。これから使用するに当たってナッシュを罠にかけ捕らえることで初めて可能なものでこそあるが、テキストは確かにその様に書かれていた。そしてエネルギーを吸い取るのも《夢幻神ヌメロニア》をエネルギー源にすれば擬似的に可能な筈――
ポリス「今頃気付いたか。間抜け共め」
「【!!?」】
張りぼての玉座から目を離し対戦相手を臨めば、嗤っているではないか。
ベクター「貴様か……何をしたァ!?」
ポリス「言っただろ? 『ドン・サウザンドの力を根こそぎ奪い取りに来た』と」
【まさか……この空間は……!!】
ポリス「その通りだ。よく出来ましたと褒めてあげよう、ドン・サウザンド。この切り離された空間そのものが我等「マイナデス」の――いや、私の胃袋なのだよ。お前達がデュエルで負ければそのままご馳走様って訳さ。そしてたとえ勝ったとして、ここから抜け出しても……抜け出した先は既に
驚愕の真実に慄くドン・サウザンド。しかしベクターはむしろチャンスだと思った。この異空間から抜け出す為にドン・サウザンドの力を使い潰し、偽者の世界で「真月零」を騙り同じく巻き込まれているであろう九十九遊馬に近付けば――
ポリス「手札も効果も無い。ならば私のターンか?」
ベクター「――――《ネクロ・ディフェンダー》は使用しねぇ。エンドだ」
ポリス「ドロー。そうだな、ドン・サウザンドにもっと精神的に負荷をかけてみようか。《シャイニング・チャージャー》を召喚、効果を発動する」hand1→2→1
《シャイニング・チャージャー》
効果モンスター
星3/光属性/魔法使い族/1000 500
このカードが召喚に成功した場合、自分フィールド上に存在する全ての光属性モンスターのレベルを1つ上げる。
ベクター「そうか、当然俺の造った自滅カード以外にも
ポリス「これで私の場に存在するモンスターのレベルは4。そして、3体のレベル4モンスターでオーバーレイ!!」
3つの光がナンバーズ特有の金の光の渦に呑まれ、爆発する。
【馬鹿な!!何故貴様が……!!】
ベクター(フン、そんなこったろうと思ってたぜ。しかしまぁ……)
ポリス「現れよ、《
ベクター「本格的によからぬことになってきたなァ、オイ!!」
翻弄されるのはドン1000の方だという、ね。
現在の箱さんにはナンバーズ特有の耐性がありますが、自身の効果で攻撃できるようにしちゃうとオネストとかで返り討ちにあった際にそのまま戦闘破壊される哀れな立方体になります。
あとオリカ満載で書くのが面倒なので必要分は本文中に記載する方式に。あとデッキデスで落ちた再利用しそうに無いカードもテキストは基本的にggって戴く方式に。
それにNo.104もアニメテキストではなく「OCGテキスト+ナンバーズ耐性」なので、デッキアウトしてから殴れます。
何?真月のデッキに《セイクリッド》カードが入っているのはパクリじゃないかって?
それはな、ジョジョ。真月が【光属性】を使っているからなんだ。
逆に考えるんだ。《セイクリッド・プレアデス》を使わないだけマシだと