monster:《
《拷問魔人 キリング・バスター》ATK 4000(
《
hand:0
set:1
magic:《ドン・サウザンドの玉座》
cemetery:《ネクロ・ディフェンダー》《ダメージ・イーター》《タスケルトン》
POLICE:LP8000
monster:《
hand:1
set:0
TURN6 POLICE’s TURN
ドン・サウザンドがベクターの眼を通して見たカード、《
【何故だ……何故そのカードを貴様が――!!】
ポリス「知りたいか、ドン・サウザンド」
真月は冷やかに見やる。そしてベクターはしばらくドン・サウザンドの動揺するのを見ていても面白い、とだんまりを決め込んだ。
ポリス「我等マイナデスは人々の語る実在の無い偽りや、あるいは信じ続けられた嘘、そして忘れ去られた幻想が集合した存在だ。その「嘘」の中には核となる存在が在らねばならない」
ベクター「核だァ?」
【もしや! お前の元となった核は……!!】
ポリス「そう、バリアン七皇であるベクター。貴様の放った言葉だ。「私は正義のバリアン、バリアンズガーディアンだ」と―――九十九遊馬を騙す為だけにわざわざ警察手帳まで造って……その徹底した仕込みこそが私を誕生させるに至った」
真月は懐から見覚えのある物を取り出す。いつか遊馬に見せた馬鹿馬鹿しいバリアン手帳だ。が、
ベクター「でもソレがどうしたってんだ? 「真月零」はナンバーズを使っていないだろ、理由を話さないのは「よかれと思ってェ~」かァ?」
ポリス「短気は損気だと言うだろう? 少しは黙っていればいいじゃないか」
ベクター「テメェが《シャイニング》を召喚してからちっとも動かねぇから俺のターンにならないんだよォ!! わかっててやってるならデュエル続行の意思なしと判断して俺のターンにすっぞオラァ!?」
ポリス「聞いてきたのはそちらだろうに……」
ベクター「ドン・サウザンドが勝手にやったことじゃねぇか! それにどの道テメェをぶっ潰してサヨナラだよ、オラ!続けろ!!」
やれやれ、と真月は手札を場に出しながら溜息を吐く。
ポリス「カードを1枚セットし、《シャイニング》で死神を攻撃! 「セイクリッド・ジャッグル」!!」hand1→0,set0→1
《
ベクター「グッ……《シャイニング》の効果がある以上《タスケルトン》を発動はできねェか」LP:6400→5300
ポリス「これで貴様の《アンブラル》特有の自爆特攻からのモンスター効果すら封じた。私はターンを終了しよう」
ベクター「持ち札2枚の分際で粋がってんじゃねェ!! 俺は《ドン・サウザンドの玉座》の効果を発動! 相手のエンドフェイズ時、自分がそのターンに戦闘ダメージを受けた数だけライフを500回復する!!」
ベクターの背後にある玉座から触手が伸び、ベクターのエクストラデッキに伸びる。
【おお、我が力が蘇る……】LP:5300→5800
ベクター「チッ、《
場には攻撃力3000を誇る《クレイジー・ボックス》、効果で攻撃力4000となった《キリング・バスター》の2体。《クレイジー・ボックス》が攻撃できない今、《シャイニング》をぶっ潰すには《キリング・バスター》で仕掛ける必要がある。
ベクター「(ドン・サウザンドも十二分に弱ってるしな……何時《キリング・バスター》の呪いが俺に影響を及ぼすかわからねェし、ここは奴の見え見えの罠に引っかかってやるか)バトルだ!《キリング・バスター》で《シャイニング》を攻撃!! 「コンヴィクション・クリンチ」!!」
ポリス「リバースカード、《禁じられた聖典》を発動! このカードは、互いのプレイヤーに「ダメージ計算を元々の数値で執り行う」ルールを適用する!!」set1→0
《シャイニング》ATK 2700 vs ATK 4000→2000《キリング・バスター》
ベクター「グ、ぐぐ……やっぱりか。これっきりの罠しかないだろうとは思ってたぜ」LP:5800→5100
ポリス「強がるのは止せ、私のライフは無傷。私が攻略の札を引けばお前のボード・アドバンテージも瓦解する。《シャイニング》がいる以上、持ち札が少ないのはお互い様だぞ?」
ベクター「そうかもなァ、このカードを引くまでは! 《アンブラル・ニードル》を貴様の場に特殊召喚!!」hand1→0
《アンブラル・ニードル》
星2/闇属性/悪魔族/200 0
このカードは通常召喚できない。相手フィールド上にモンスターが存在する場合にのみ、手札から相手フィールド上に特殊召喚することができる。
このカードのコントローラーは自分のターンの間、自分フィールド上に存在する全てのモンスターで必ず攻撃しなければならない(バトルフェイズ開始時に全てのモンスターを攻撃表示に変更する)。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃しなければならない。また、自分フィールド上のモンスターの攻撃宣言時に800ライフポイントを払うことで、そのモンスターの攻撃力をダメージ計算時のみ200にし相手プレイヤーへの直接攻撃にすることができる。
ポリス「何ッ!? これは……!」
ベクターの持つカードから放たれた影は真月の腕にまとわりつき、針だらけの装甲へと姿を変えた。その照準はベクターを指している。
ポリス「くっ…取れない! 何のつもりだ!?」
ベクター「何のつもりかって?
ポリス「そうやって、私のターンごとにライフを600回復する気か!」
ベクター「ピンポンピンポンだいせいかァ~い! その上《ニードル》のコントローラーは必ずバトルフェイズを行わなければならず、バトルフェイズの開始と共に全てのモンスターを攻撃表示にしなくてはならない―――次のドローで都合よくカードを引けるかなァ? ターンエンド!!」
ポリス「…ドロー!」hand0→1
ベクター「引いたのは上級モンスターか? モンスター効果無効のカードか? はたまた攻撃力増強のカードかなァ?」
ポリス「――カードを1枚セットする」hand1→0,set0→1
ベクター「ハイこのターンのバトルフェイズ開始が確てェ~い! とっとと来いよオラァ!!」
ポリス「ライフを800払い、《シャイニング》でダイレクトアタック!!」LP:8000→7200
《シャイニング》ATK 2700→200
ベクター「まァ、当然そうなるわな」LP:5100→4900
ポリス「《ニードル》も攻撃が強要されている……」
ベクター「グゲーーーッ!! 痛ァい! 痛いよ、真月ゥ!」LP:4900→4700
ポリス「くっ……忌々しい真似を……!! ターン終了だ!」
再び、ベクターのデッキケースへと触手が伸びる。もはや《
ベクター「ハッハー!! それじゃあライフ、御馳走様で~す!! ギャハハァ!」LP4700→5700
ポリス「《シャイニング》を失えば《タスケルトン》が機能してしまう……攻撃のチャンスを待つんだ……!」
ベクター「ドロー! そんなチャンスなんぞ一生来ねぇよ、装備魔法《愚鈍の斧》を《クレイジー・ボックス》に装備! これで置物状態から開放されて常にクレイジーな姿でいられるってモンだァ!」hand0→1→0
ベクターが発動した魔法カードから奇抜なデザインの斧が現れたが、《クレイジー・ボックス》の隙間から触手がソレを掴むと、先程のひび割れた口のような場所にもって行き、そのままバリバリと食べ始めた。
ベクター「おーおー、これまた本当にクレイジーな物体だなァ、オイ」
ポリス「これで攻撃力が《シャイニング》を大幅に上回った……!!」
ベクター「――あ、俺は攻撃しないでターンエンドなんで。とっとと俺のライフを回復しまくってくれよ?」
ポリス「(やはり…! このままではライフが削られ奴は着実に回復してしまう!)ドロー!」hand0→1
真月の引いたカードも、やはり《オネスト》のような自分から攻めることができる逆転の札ではない。となれば、
ポリス「仕方あるまい! 《ニードル》で直接攻撃、そして《シャイニング》で《クレイジー・ボックス》へ自爆特攻!」
ベクター「そう来ると思ったぜ! 俺は《ドン・サウザンドの玉座》のもう一つの効果を発動! 自分のナンバーズへの攻撃を、《玉座》を墓地へ送ることで無効にする!!」LP:5700→5500
ポリス「なッ……!?」
《シャイニング》の攻撃をそのまま受けていればライフを着実に回復できる状態で何故《玉座》と《ニードル》のコンボを打ち切る必要がある――?
ベクター「お前が痺れを切らして攻撃してくるのを待ってたのさァ!! 《ドン・サウザンドの玉座》は攻撃を無効にした時、俺の場のナンバーズ1体をカオス化させる!!」
ポリス「!!」
ベクター「《クレイジー・ボックス》でオーバーレイネットワークを再構築! カオスエクシーズ・チェンジ!!」
箱の異形はさらに禍々しく。箱の中に閉じ込められたのは狂気そのものか、赤黒いものが時折顔の一部のような影と共に渦巻いている。これがナンバーズ85のカオス態。
ベクター「現れよ、カオスナンバーズ85!! 内に秘めたるは狂気と黒血、悪意と怨念! 全ての災厄を詰め込んだ希望亡きパンドラの箱!《ブラック・ボックス》!!」
《
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/5000 5000
闇属性レベル5モンスター×3
このカードは攻撃できない。また、このカードの効果はこのカード以外の効果によって無効にすることは出来ない。
1ターンに1度このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する。サイコロを2回振って出た目のうちどちらかの効果を適用する。
●1:自分のライフポイントを半分にする。
●2:自分はデッキからカードを2枚ドローしその後手札を1枚捨てる。
●3:相手の手札を2枚まで捨てる。
●4:フィールド上に存在する全てのカードの効果をエンドフェイズまで無効にする。
●5:フィールド上のカード2枚までを破壊する。
●6:このカードをエクストラデッキに戻す。
ポリス「モンスターがカオス化した……!! カードを伏せてターン終了!」hand1→0,set1→2
ベクター「俺のターン! 《ブラック・ボックス》は博打を同時に行い、出た目から好きな方を選んで発動する!! 「デスダイスロール」だ、《ブラック・ボックス》!!」hand0→1
《ブラック・ボックス》から6つの怨霊が飛び出す。それぞれ鎌、笛、銃、杭、剣、鎖を持っているが、《ブラック・ボックス》から次に飛び出した4本の触手がそれぞれ怨霊を叩き潰し霧散させる。
残ったのは銃士と剣士の霊だが、お互い武器を構えて向かい合っている。
ベクター「残ったのは「ハンデス」と「破壊」か。当然2枚のカードを破壊する効果を発動! 奴の場に存在するモンスター2体をぶった切れェ!!」
ベクターの命令を受け、目の前の銃士を切り裂くと真月へ向けて剣を投合する。真月が針の装甲で弾くと、いつの間にか近付いていた剣霊が弾かれた剣をキャッチし、そのまま《シャイニング》を袈裟斬りにする。装甲も罅が入り、そのまま崩れ去った。
ベクター「これでお前は丸裸も同然。伏せカードが気にはなるが……リバースカード、《
ポリス「伏せカードまで……!!」set2→2(使用不可)
ベクター「当然《ブラック・ボックス》は自身の効果で攻撃できねぇ。しかもこのデメリットは自分の「4の出目」の効果でしか無効にならないと来たもんだ―――だが! それはお前が《ブラック・ボックス》の効果を避けることが出来ないことも意味している!! 俺が「杭」の効果を使用した時、果たしてお前は生き残れるかな? カードを伏せてターンエンドだ!」hand1→0,set0→1
ポリス「私のターン、ドロー! 伏せカードが使えない……ならば!」hand0→1
真月が手札を確認すると共に、作戦を立て、即実行する。
ポリス「私は手札から《グリフォンの羽根帚》を発動! 2枚の伏せカードを破壊してライフを1000回復する!」hand1→0,set2→0,LP:7200→8200
ベクター「まァた破壊誘発か」
破壊された2枚のカードは《荒野の大竜巻》《攻撃の無敵化》。セットされた《荒野の大竜巻》は破壊された時にフィールド上のカード1枚を破壊する強制効果を持っている。
ポリス「《荒野の大竜巻》によって《ブラック・ボックス》を破壊する!」
ベクター「そうはいかないンだなァ! 永続
しかし暴風が箱の魔物を襲うことは無く、数字を模したバリアが《ブラック・ボックス》を守る。これで真月の場にはカードはゼロ、墓地に利用できそうなカードもゼロ。しかもベクターの場には攻撃できないとはいえ攻撃力5000のカオスナンバーズと伏せカードが1枚。
ベクター「その上墓地発動のカードが3枚あるんじゃなァ~~、真月君も苦しいだろうなァ~」
ポリス「くっ……ターン終了だ!」
ベクター「俺のターン! ドロー……キヒャヒャヒャヒャ!! これで貴様はもうお仕舞いだ!! 手札より《
真月の墓地から仮面の道化師が、ベクターの墓地から狂った魔人が、それぞれ引きずり出される。
ベクター「互いの墓地の同じランクのモンスターエクシーズを素材に、一つ上のランクのカオスナンバーズ1体を特殊召喚する! ダイレクト・カオスエクシーズチェンジ!!」
通常魔法
このカードを発動するターン、自分はこのカード及びこのカードの効果によって特殊召喚されたモンスター以外の魔法・罠・モンスター効果を発動できない。
互いの墓地から同じランクのエクシーズモンスターを任意の枚数選択して発動する。選択したモンスターより1つ上のランクを持つ「
ベクター「現れろ、カオスナンバーズ104! 混沌より生まれしバリアンの力が光を覆うとき、大いなる闇が舞い踊る!! 《
《
ポリス「《シャイニング》を素材にカオスエクシーズを……!」
ベクター「特殊召喚した時の強制効果で俺は無駄に残った《
そして闇の魔術によって真月のライフが3000失われる。
はい、アニメオリカを都合よく改竄しまくりです(土下座ー
ちなみにミスがあったら教えて下さい。深夜のテンションで書き上げてるのでちょくちょく自分で見つけてミス直しとかしてますんで。
修正追加。無意味に残ってる壷のがよっぽどいらない
4月17日に追記。OCG化したアドマイヤさん思ったより誓約軽いわね
あと四月馬鹿はどっかの大手東方サイトの方で全てブックスしてきました(やったぜ。