遊戯王ZEXAL ~もうひとつの世界   作:夜想曲

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植物姫全部突っ込んだデッキで姫4人全員とNo.87を出すとか苦行以外の何者でもないじゃないか!(唐突なネタバレ

植物って蘇生は豊富なのに手札に来ると処分に困るんですよねー。デッキから直接の墓地送りも難しいし。メリアスもアルヴェルドさんも地属性縛りってどういうことなの


百花繚乱のデュエル! 冷たき風に季節外れの桜と紅葉

 

璃緒「デュエル!!」

麗華「お手柔らかに、とは言えないわよねぇ。貴女の先行からどうぞ?」

璃緒「……ドロー、するわ」

 

TURN-01 RIO

 

RIO

LP:8000

HAND:5→6

CARD:none

 

REIKA

LP:8000

HAND:5

CARD:none

 

 

璃緒「(相手は何デッキなのか……まずは小手調べといこうかしら)《ブリザード・ファルコン》を召喚! そして魔法カード《破天荒な風》を発動、攻撃力を1000ポイントアップする!」

麗華「いきなり攻撃力2500……でも1ターン目は攻撃できない。《破天荒な風》は貴女のスタンバイフェイズで止み、折角の攻撃力も生かせない」

璃緒「それはどうかしら? 《ブリザード・ファルコン》は自身の攻撃力が元々の数値より上回る場合、1度だけ相手に1500ポイントのダメージを与えることができる! 『ブリザード・エッジ』!!」

 

《ブリザード・ファルコン》

星4/水属性/鳥獣族/1500 1500

このカードの攻撃力が元々の攻撃力よりも高い場合に発動できる。相手ライフに1500ポイントダメージを与える。この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できず、「ブリザード・ファルコン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

《破天荒な風》

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力・守備力は、次の自分のスタンバイフェイズ時まで1000ポイントアップする。

 

麗華「くっ、マジックコンボで先行から大ダメージを……!」LP:8000→6500

璃緒「これでターンを終了するわ」hand4

 

TURN-02 REIKA

 

麗華「それでは……ドロー!」hand5→6

 

璃緒(愛華さんは確か植物族デッキ……となると、同じ【植物族】か、あるいは昆虫族との混合デッキか……どちらにせよ効果が厄介なデッキには間違いないはず)

 

麗華「……カードを3枚伏せて、ターン終了ですわ」hand6→3

 

REIKA

LP:6500

HAND:3

MONSTER:1(SET)

SET:2

 

TURN-03 RIO

 

璃緒「動いてこない……? この手札なら好都合だわ、ドロー!」hand4→5

 

ドローカードは《スワローズ・ネスト》。鳥獣族をリリースしデッキから同じレベルの鳥獣族を特殊召喚する追撃及び回避のカード。

 

璃緒「ここは臆して見に回るより……手札から《大寒波》を発動!」

 

フィールドに寒気が溢れ、伏せられた2枚のカードが凍りつく。互いのディスクの魔法・罠ゾーンも霜が生え、璃緒を縛る棘も萎れ始めた。これで何かあったら無理に抜け出せるだろうという打算もあって発動したが。

 

璃緒「このカードはメインフェイズ1の開始時にのみ発動できる通常魔法カード。互いに次のターンが終了するまで魔法及び(トラップ)の発動とセットが封じられる!」

麗華「強力な、制限カード……所有しているならまだしも、相手のみ罠を張っている状況で引き当てるとは……!」

璃緒「(これで《スワローズ・ネスト》がこのターンの追撃には使えなくなったけど、モンスターの守備力を超えるような手札じゃない……けどモンスターが残ると厄介よね)」

 

セットされたモンスターの守備力が高くて次のターンにエクシーズ素材に使われるのも厄介だが、この手札(・・・・)ならば容易に巻き返せると判断してそのまま攻撃を仕掛ける。

 

璃緒「《ブリザード・ファルコン》でセットモンスターに攻撃!」

麗華「破壊されたのは《バイオレット・ウィッチ》。戦闘によって破壊された時、守備力1500以下の植物族モンスターをデッキからサーチする。手札に加えるのは守備力1200の《桜姫(おうひ)タレイア》」

 

璃緒(破壊されたのは魔法使い族モンスター? いえ、植物族をサーチするのだから【植物族】デッキで間違いない)

《大寒波》により罠を伏せることは不可能。手札に(トラップ)はないものの、ブラフにすることも叶わないのであれば、このまま終了するしかないだろう。

 

璃緒「……ターン終了」hand4

麗華「それでは私のターン……モンスターをセット、そのまま終了いたしましょう」

 

TURN-05 RIO

 

RIO

LP:8000

HAND:4→5(内1枚《スワローズ・ネスト》)

MONSTER:《ブリザード・ファルコン》ATK

SET:0

 

REIKA

LP:6500

HAND:4(内1枚《桜姫(おうひ)タレイア》)

MONSTER:1(SET)

SET:2(《大寒波》状態解除)

 

璃緒(また守備表示!? 攻撃力の高いモンスターを手札に加えたと思ったら何もせず終了するなんて……?)

 

璃緒のドローカードはレベル4のモンスター。ここはメインフェイズ2でのエクシーズ召喚を考えようと攻めることを考える。回避の為のカードもあることだし。

 

璃緒「私は、《ブリザード・イーグル》を召喚する! そしてこのままバトルフェイズに入るわ!」

麗華「ええ、いらっしゃい」

璃緒「その余裕、何時まで持つのかしら? 《ブリザード・ファルコン》でセットモンスターを攻撃!」

麗華「《アマリリース》はそのまま破壊されるわね」

璃緒「(リリース軽減? とてもじゃないけど間に合わないわ、よ!)《ブリザード・イーグル》でダイレクトアタック!」

 

《ブリザード・イーグル》ATK 1500 →PLAYER REIKA

 

璃緒「さあ、どう出る!?(もし《次元幽閉》のような攻撃反応(トラップ)なら攻撃を防ぐはず……!)」

麗華「―――ダメージステップに入ります。これでモンスターの攻撃と守備を変更するカード以外は使えない。永続(トラップ)《ミニチュアライズ》を発動し、攻撃力を1000下げさせて貰います」

璃緒「……えっ?」

 

《ミニチュアライズ》

永続(トラップ)

フィールド上に表側表示で存在する元々の攻撃力が1000より上のモンスター1体を選択して発動する。

選択したモンスターのレベルを1つ下げ、攻撃力は1000ポイントダウンする。

そのモンスターがフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。

 

《ブリザード・イーグル》ATK 1500→500

 

REIKA LP:6500→6000

 

麗華「これで、あなたのモンスターのレベルは3と4。エクシーズ召喚はできない」

璃緒「……それで? エクシーズ召喚を封じたからって何なのかしら?《ブリザード・イーグル》の効果を発動! 攻撃力が元々の数値より低い場合、《ファルコン》と同様の効果を発揮する!『ブリザード・ブレード』!」

麗華「またモンスター効果――ッ!!」LP:6000→4500

 

《ブリザード・イーグル》

効果モンスター

星4/水属性/鳥獣族/1500 1500

このカードの攻撃力が元々の攻撃力よりも低い場合に発動できる。相手ライフに1500ポイントダメージを与える。この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できず、「ブリザード・イーグル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

璃緒「同じような名前なのだから、似たような効果だと思わなかったのかしら? カードを1枚伏せて、ターン終了よ」hand3

 

 

TURN-06 REIKA

 

REIKA

LP:4500

HAND:4→5(内1枚《桜姫(おうひ)タレイア》)

MONSTER:none

SET:1

OPEN:《ミニチュアライズ》(→《ブリザード・イーグル》)

CEMETERY:《アマリリース》

 

 

璃緒「さっきから防戦一方だけれど、わざと負けて何も話さない作戦なの?」

麗華「いえいえ、エクシーズ召喚を止めただけでも儲けモノでしょう? 魔法カード、《クロス・ソウル》を発動」

璃緒「!」

麗華「私が争いを放棄することで、《ブリザード・ファルコン》はこのターン私のリリース要員になってくれます。さあ、いらっしゃい?」

 

璃緒「(そして墓地の《アマリリース》を除外することで最上級モンスターをアドバンス召喚する気だろうけれど!)リバースオープン!《スワローズ・ネスト》! 《ファルコン》をリリースする!」

麗華「あらあら、逃げられてしまいましたか」

 

フィールドに溶鉱炉のようなモニュメントが現れ、氷の隼はそこへ突っ込んだ。再構築され現れるのは同じくレベル4の鳥獣族。しかし何を出すべきか。

 

璃緒「(このターン、《クロス・ソウル》の制約効果で相手は攻撃できない。なら《オーロラ・ウィング》のような防御札じゃなく次の攻撃のための布石にするべき……?)」

 

相手を見る。

 

麗華「?」にこにこ

 

璃緒「何をしてくる気なの……!! 私は、同じレベル4の《コールド・ウィング》を特殊召喚!」

 

《コールド・ウィング》

効果モンスター

星4/水属性/鳥獣族/1000 1800

自分フィールド上に存在する水属性・鳥獣族モンスターのレベルを1つ上げることができる。この効果は1ターンに2度まで発動できる。

また、このカードがリバースした場合、自分のデッキから水属性・鳥獣族のレベル4モンスター1体を選択して特殊召喚する。

 

麗華「あら? あらあらあら? いいのかしら? 防御しなくても?」

璃緒「全然! 攻めあぐねているようにしか見えませんわよ!」

麗華「―――そう、それじゃあこれでターンエンド。次のターンで仕留められればいいわね~?」

璃緒「モンスターすら召喚しない……!?」

 

飄々としているようで、その実攻撃をかわされている訳でも何だからこちらが圧倒的に有利なのは確か。けれどこの不安は何なの……?

 

TURN-07 RIO

LP:8000

HAND:3→4

MONSTER:《ブリザード・イーグル》ATK、《コールド・ウィング》ATK

SET:0

 

璃緒「ドロー……《ブリザード・イーグル》でプレイヤーにダイレクト・アタック!」

 

REIKA LP:4500→4000

 

璃緒「(何もしてこない……攻撃反応ではないの?)続けて、《コールド・ウィング》で攻撃!」

麗華「うふふ…… そろそろ行かせて貰おうかしら? リバースオープン、《ダメージ・コンデンサー》! 受けた戦闘ダメージ以下の攻撃力のモンスターを特殊召喚する!」LP:4000→3000

 

《ダメージ・コンデンサー》……! この為に1回目の攻撃を通して油断させたのね……!

 

麗華「手札を1枚捨てて、攻撃力1000以下のモンスターを特殊しょうかーん。《ローンファイア・ブロッサム》!」

璃緒「あのカードは!」

麗華「それだけじゃないわ。手札から捨てた《ダンディライオン》の効果により、2体のトークンが特殊召喚される」

 

一気にモンスターが揃った……そう、それだけじゃない。

璃緒「綿毛トークンは特殊召喚されたターンはアドバンス召喚のためのリリースに使用できない。しかも《ローンファイア・ブロッサム》は植物族をリリースしてレベルを問わずに植物族をデッキから呼び出せる……!」

麗華「つまり次のターン私は最上級植物族を2枚揃える事が出来る。……そんな攻撃力の低いモンスター、2体とも攻撃表示で大丈夫なの?」

璃緒「レベルが揃ってないことを心配するのなら、心配無用とだけ言っておきますわ。《コールド・ウィング》の効果発動! 水属性・鳥獣族1体のレベルを1つ上げる! これで《ミニチュアライズ》でレベルの下がった《ブリザード・イーグル》のレベルを3から4へ!」

 

小さくなった氷の鷲がみるみるうちに元の大きさまで戻る。そして2体の氷禽が光の渦へ巻き込まれていく。

 

璃緒「そしてレベル4の鳥獣族モンスター2体でオーバーレイ! 2体の水属性モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築! エクシーズ召喚、幻想の如き深雪の美しさを身に纏い、現れよ!《ディープスノー・ピーコック》!!」

 

フィールドに現れたのは氷の結晶をイメージさせる巨大な羽を広げる白い孔雀。じっと麗華を見つめる姿には敵意を感じられないようだ。それも当然、完全な防御札なのだから。

 

《ディープスノー・ピーコック》

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/水属性/鳥獣族/1100 2800

水属性・鳥獣族のレベル4モンスター×2

このカードは対象を取らない効果を受けない。このカードがカード効果の対象になった場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除くことでその効果を無効にする。

 

璃緒「このカードは対象を取らない効果を受け付けない! そして効果の対象に選択された時、ORU(オーバーレイ・ユニット)を使うことでその効果を無効にすることができる! さっき見た《桜姫(おうひ)タレイア》の攻撃力は2800……これなら! カードを2枚セットして、ターンエンドよ!」手札4→2

 

RIO

LP:8000

HAND:2

MONSTER:《ディープスノー・ピーコック》DEF(ORU(オーバーレイユニット)2)

SET:2

 

TURN-08 REIKA

 

REIKA

LP:3000

HAND:3→4(内1枚《桜姫(おうひ)タレイア》)

MONSTER:《ローンファイア・ブロッサム》DEF、《綿毛トークン》DEF×2

SET:0

CEMETERY:《アマリリース》

 

麗華「私のターン、ドロー。 そして墓地の《アマリリース》を除外し、その効果を発動! このターン中のアドバンス召喚に必要なリリースを1体だけ減らす! そして綿毛トークン1体をリリースし《桜姫(おうひ)タレイア》を召喚!」

 

桜姫(おうひ)タレイア》ATK 3100

 

璃緒「そんな! 攻撃力3100!?」

麗華「《タレイア》ちゃんは自分の場の植物族の数だけ攻撃力を100ポイントアップするの。たかが100ポイント、されど100ポイント。攻撃力が高くなってくるとこの程度の強化でも対処が難しくなってくるでしょう? そして《ローンファイア》の効果を発動、もう一方の綿毛トークンをリリースし、デッキより《紅姫(あき)チルビメ》を特殊召喚!」

 

紅姫(あき)チルビメ》DEF 2800

 

璃緒「……? どうして《ローンファイア・ブロッサム》を?」

麗華「残したのかって? だって、《チルビメ》ちゃんの能力『紅葉良媒』は全てのモンスターの注目を集めるのよ! 全てのモンスターは紅葉に見惚れて他の植物族モンスターを攻撃できない」

 

―――ッ!! 厄介な効果持ち…!

璃緒「それじゃ効果で破壊すれば……!」

麗華「《タレイア》ちゃんがフィールドに存在する限り、他の植物族モンスターはカードの効果では破壊されない。――紅葉と桜吹雪、相反する景色なれど美しきその世界を壊させたりしない。それが《桜姫(おうひ)》が力、『柳緑花紅』なり」

 

璃緒「そんな……植物族を破壊して攻撃力を下げようにも破壊できない上に、攻撃力を上げても攻撃対象にすら出来ないというの!?」

 

これじゃ、どうやって……! しかも《ローンファイア・ブロッサム》を守る2体がいる限り、下級モンスターを並べるだけで上級モンスターがどんどん出てくる……!?

 

麗華「侮って、侮って。勝機を逃がした結果がこれよ。発芽したての植物は摘み取るのは容易けれど、大樹は地深くまで根を伸ばし、斃されようとも切り株から再び芽を出す。一度育ちきった植物の脅威を知るまで、大自然に蝕まれずにいられるかしら?」

 

 

REIKA

LP:3000

HAND:3

MONSTER:《ローンファイア・ブロッサム》DEF、《桜姫(おうひ)タレイア》ATK、《紅姫(あき)チルビメ》DEF

SET:0

 

RIO

LP:8000

HAND:2

MONSTER:《ディープスノー・ピーコック》DEF(ORU(オーバーレイユニット)2)

SET:2

 

 

to be continued...




今日のオリカ

《ブリザード・イーグル》ファルコンのダウンバージョン。
《コールド・ウィング》セイバーシャークさんの水鳥獣バージョン。リバース時に追加効果も追加。表で出してエクシーズで攻めるもよし、裏で出して防御に徹するもよし。
《ディープスノー・ピーコック》雪孔雀さんは防御札。ダークナイトさんに対抗できそうなカードですねぇ……(意味深)

ドルベが神裁定と高水準のカードを貰ってしまった上にギラグのアニメオリカもOCG化しちゃったので、璃緒ちゃんのOCG率が酷いことに。既存のカードもうまく噛み合わぬのでオリカ使用します。風属性鳥獣も別種族水属性もあまり使わせたくないので(意地

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