立花響のはずなんですけど、仮面ライダー響鬼やってます。【本編完結】 作:のうち
どうも立花響鬼です。前回、響鬼紅へと変身する力を取り戻した私は、敵の目的を知るため、最重要機密の眠る、深淵の竜宮に関するデータを受け取るため、その近くの浜辺に来ていたのですが、安全に終わると思われていたから、巴ちゃん達を連れてきたけど、結局、アルカノイズが出現して、巴ちゃん達を避難させて戦線に参加したのですが、
結果的に言えば、大敗、巴ちゃん達に私の鬼としての姿を見られてしまった。
そうだよ。鬼とか、そういう姿は巴ちゃんやあこちゃんに大好評、鬼の弟子の話を聞くと目を輝かせていた。
いやいや、私と巴ちゃんはあくまでも和太鼓の演奏に関しての師弟関係だからというと、とても不満そうに頬を膨らませる。
まあ、早々に鬼なんて危ない仕事を継がせようなんて思わないしね。
その夜
「本当によかったの?、断って」
と未来は聞いてくる。
「うん、鬼の弟子なんてならない方が幸せだと私は思うけどね。」
「そうなのかな・・・・・」
「確かに私を慕ってくれてるのはわかる。彼女が私の弟子になりたいって本心で言ってるのはわかってるけどね。」
「もう、それでもまた巴ちゃんが鬼になりたいって言ってきたらどうするつもり?」
「私が鬼の修行を始めたのは巴ちゃんと同じくらいの頃だけど、やっぱり鬼になるだけが青春じゃないし」
「私達だって鬼をやってるけど決して人に勧めることのできる職業って訳じゃないでしょ。」
「そうなんだけどね。」
「まあ、でも考えてあげることは出来るんじゃない。」
「まあ、しっかり考えてみるよ。」
そしてその翌日
案の定、巴ちゃん達が私のマンションにやってきた。
「響鬼さん、私を弟子にしてください。」
「あ、あこも!」と巴ちゃんとあこちゃんが私に頼み込む。
「まあ、くるのは何となく予想は出来ていたけど、今回に関しては太鼓の時みたいに軽々しくOKするつもりはないよ。」
「そんな、でも!」
「カッコいいとか、そんな風に考えてるんなら本当に鬼になりたいなんていうものじゃないんだよ。」
「でも!、私、響鬼さんのこと、ずっと尊敬してたんです。響鬼さんがかっこよくて、最初はそんな気持ちで響鬼さんと関わってたけど、今は、太鼓を習ってた時の私じゃない。響鬼さんの全てを知りたい技術も全部知りたいんです。お願いします。」
「あこもお願いします。」
「駄目だよ。そんな鬼になる為には本当にきついトレーニングをしなきゃいけない。きついから嫌だなんていう奴は鬼になる資格すらない。ましてや君達は小学生だ。鬼の弟子になんてなったら一体どれほど危ない場所に連れて行かなければいけないか!私は君達の親御さんから信頼されて君達を遊びに連れて行ったりしてるんだ。それを今度は自分の可愛い娘達を命の危険のある場所に連れて行かせてくださいなんて言えるわけがない。」
「まあまあ、響鬼、そのくらいにしてあげたら」と未来が麦茶を持ってやってくる。
「未来・・・・」
「「未来さん」」
「ごめんね。2人とも私達は実際に鬼をやってて、鬼の弟子になってとっても悲惨な死に方をした人を何人も見てきているからそんなふうにいうんだよ。」
「未来さん、でも」
「うん、響鬼も一生懸命考えてた、その上で巴ちゃん達を弟子にすることは出来ないって考えたんだと思う。」
「うん、そうだね。巴ちゃん達のその気持ちは素直にすごく嬉しいよ。私なんかの弟子になりたいなんて言ってくれる人は、まだ私も若いしそんな風に言われたこともなかったしね。」
「響鬼さん・・・・」
「あこちゃんもだよ。巴ちゃんや私に憧れてくれるのは嬉しいんだけどね。」
「響鬼さん、でも響鬼さん、私はやっぱり響鬼さんの弟子がいい、響鬼さんの弟子になりたい!お願いです。私を鬼の弟子として認めてください。」とと巴ちゃんとあこちゃんが私に土下座する。
「土下座なんてしないでよ。そんなことしないであ、泣かないでお願いだから、わかった。わかったから2人を弟子として認めるから、もう泣き止んでよ。」
はぁぁ、私って、押しに弱いのかな。
結局、感情や勢いに流されてる。
はぁー、直さないとなこんなこと、さてさて鬼の弟子になる以上、しっかりと親御さんに説明しないと孟司のおじいちゃんにも来てもらわないとな。
という訳で一旦、宇田川姉妹が響鬼ちゃんの弟子になってしまいました。明日はいったいどうなるのやら、次回もお楽しみに
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
感想やアンケートのご協力、誤字などの指摘や意見などを募集中です。