ありふれた職業で世界最強と召喚教師!!リアルバウトハイスクール   作:arcgun

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第3話です。

gdgd感が半端ないです。

日常って書くの大変ですね。


小学生高学年のありふれた?日常

あの馬鹿げた決闘騒ぎから1年過ぎた。

 

あれから、色々な事があった。

 

天之河の怪我だが師匠の知り合いの外科医が優先的に手術をしてくれた為、比較的に早く回復したようだ。

 

師匠曰く「あいつも、そろそろ人の身体を切りたい。とか言って病院に文句言う頃だったので丁度良かった。」との事。

 

腕の良い女性の外科医らしいが個人的には遠慮したい。って言うか人の身体を切りたいとか物騒なのにも程がある。

 

ちなみに、怪我が回復してからすぐに雫たちに馴れ馴れしく接近してきたのには、怒るを通り越して呆れてしまった。

 

「やぁ、雫、香織、恵里も久しぶり。八重樫の家の件はとても残念だったけど、虎一さんたちにもいつか判ってもらえると思うんだ。だから、僕たちだけでも今まで通り八重樫の家族として仲良く出来ないかな?」

 

と宣いやがった。

しかし、彼女たちの返答は……。

「自分が振るった刃物の先にその家族がいるのも判断出来ない、判断しようともしない愚か者はウチの方でお断りよ。後、八重樫の名を軽々しく口にしないで頂戴。八重樫の名はそんなに軽いモノじゃないわ。」との言葉と共に持っていた木刀で右小手一閃。

 

「人一人斬りつけといて、その事に対する謝罪も無しでソレは無いんじゃないかな?かな?」とハイライトが臨時休業した瞳で首を少し傾けながら問いかけ、言葉に詰まった天之河の顔面目掛けて鞄をフルスイングした。

ちなみに、その日は月曜日で教材てんこ盛りだったとだけ言っておく。

 

………しかし、ヤツは勇者だった。

 

ただ一人静かに佇む恵里を見て何を勘違いしたのか鼻血が少し垂れた顔でなんとか格好付けるとあろう事かこう言い放ったのだ!

 

「恵里っ!確かに俺は間違いを犯したのかも知れないっ!それでも、君たちが大切な気持ちに嘘はないっ!もう一度俺にやり直す機会をくれっ!」

 

《ヒュオオオオオ》

 

凄く格好付けて叫んでいるが、端から観たら浮気が発覚して離縁待った無しの旦那の台詞である。

 

……その瞬間、学校周辺の空気が凍った。

 

近所の高校の用務員大貫さんの発言 : 「あの日は、特に変わり映えのない月曜日の朝でした。私は日課のカトリーヌの餌やりをしていました。あの瞬間、まるでいきなり冷凍庫に入れられたような悪寒を感じたと思ったら何と池の中のカトリーヌが死んだ振りをしているじゃないですか。あの犯人にはいつかチェーンソーの神の怒りを与えねばならない。そう、Kill them allッ!! 歯には歯をッ!! 目には目をッ!!」

 

……この後、大貫さんは校長先生の命令で1週間の強制自宅待機が命じられたらしい。

 

「ねぇ、天之河さん?貴方は私を怒らせて喧嘩をしたいのかな?もし、そうなら少し頭冷やそうか……。」

 

次の瞬間、神威の拳を視認出来る者には、中村の周りに野球ボール大の水球が無数に浮かんでいるのが見えた。

 

「…ファントムイレイザー……。」

 

中村の一言の後天之河が錐揉みしながら教室の壁に叩き付けられていた。神威の拳による水球が天之河の全身を打ち付けた結果であった。

 

ただ、以前と違う点がいくつかあった。

以前なら多くの生徒が天之河の援護をしていたのだが、今や天之河の援護をする生徒は殆どいない。

半分以上入院していた間に天之河が【正義】の名の下に押さえつけていた生徒たちから批判が相次いでいたのだ。

 

元々が天之河の独善的な【正義】の上に勇者(笑)のカリスマ性に依って成り立っていた所謂イジメの一種である事がはっきりとした為、今まで天之河の周りにいた取り巻きが我が身可愛さに天之河を切り捨て始めたのだ。

中には、雫のイジメを黙認していた担任教師の姿もあったが、その教師もイジメの黙認をしていた為に夏休みを待たずに転勤となった。

 

その為か以前と違いクラスの王子様的な存在だったのが、今やクラスの厄介者扱いである。

 

新しく付いた担任は依怙贔屓を嫌う性格だった為、以前の様に天之河を特別扱いする事も無く(良い事は良い、悪い事は悪い。)と当たり前の行動をしているのだが、天之河にはそれすらも面白くなかった様で担任教師に事あることに噛みついていた。

そんな事が日常の風景となれば、今まで天之河に心酔していた取り巻き達も百年の恋も醒めるというものである。

 

普通ならば、場の空気を読んで少しは大人しくなりそうなものだが流石は我らが勇者(笑)天之河さんである。どのような脳内変換を経たのか著しく理解に苦しむが、天之河の中では自分が入院している間に俺達三馬鹿トリオが皆を思考誘導して自分を孤立させたと考えているらしい。

らしいというのは余りにも馬鹿馬鹿しすぎて担任教師も俺達も天之河を真面目に相手していない為はっきりとした証拠は確認出来ていない。

 

まぁ、勇者(笑)の話題だけで此処まで話が増えるのはこちらとしても甚だ不本意である。

 

勿論、それ以外にも小学生らしいイベントも色々とあったのだ。

 

夏休みは、俺と檜山の二人は師匠の知り合いの三人の達人の所に住み込みの修行に出された。

剣術道場、骨法の修行は比較的常識的な鍛練だったのだが柔術の修行は難色を極めた。

何せ、剣術と骨法の方は一度手本を見せた上で完成形に近づくやり方だったのだが柔術の方は達人の頭の中にある完成形に近づくというやり方なのだ。それでも、夏休みの前半である程度勘弁してもらえた。但し、来年も来るように謂われたのにはぞっとしない話である。ちなみに清水は静岡の師匠の実家に一人修行に出されたらしい。只、そこの修行写真を見せてもらったが、瓜坊のような頭の大男と女子プロレスラーのような美人に挟まれて死んだ目をした清水の姿が印象的だったとだけ言っておく。

 

秋は運動会、俺達三馬鹿トリオが調子にのりすぎて雫にボコられたり、清水の家でみんなでゲーム大会をしていたりこの時は白崎がトップでグループ内の誰かに一つだけ命令権を有するというものだったが一体何に使う積もりなのか疑問だったがそれはすぐに判る事となる。

 

クリスマス、八重樫道場を開放して友人達で集まってパーティーをした。当初は俺の家でという話だったが何故か自称幹事の白崎の提案により道場でやる事になった。

 

「「「「「「「メリークリスマ~ス!!」」」」」」」

参加者は雫はもちろん白崎、中村そして俺、檜山、清水の三馬鹿トリオのいつものメンバーに加えそれぞれの家の家族、後八重樫道場の門下生で参加出来る人何名かの大所帯でやる事になった。

「そう言えば、白崎さん、何でパーティー会場を道場でやろうと思ったの?」

清水が俺たちが気にしていた事を質問していた。

「んふふふ、それはねぇ。」

白崎が勿体つけていると

「香織ちゃん、雫ちゃんが準備できたって!」

中村が白崎とお揃いのサンタコスのままノリノリで白崎を呼びに来る。

「雫ちゃ~ん、みんな待ってるよ~♥️」

「ちょ、ちょっと、この格好は少し恥ずかしいわよっ!」

「ほ~ら、この前のゲーム大会の時の約束だったでしょっ!」

道場に雫が白崎に腕を引っ張られて顔を真っ赤にしながら入って来る。

俺達は3人ともポケッとした顔をしながら雫の姿に見いっていた。

なんと、雫の姿は中村と白崎のサンタコスとお揃いだったのだ。

「ほらっ!3人とも何かほらポケッとしてるじゃないっ!」

「雫ちゃん、そんな事ないからホラ3人とも何か言うことないの?」

白崎が何か言っているが俺は雫の姿を見ながら思わず呟いた。

「………可憐だ。」

 

「あぁ、女ってのは服装一つで変わるもんだなぁ。」

 

「本当だね。八重樫さん凄く似合ってるよ。」

 

中村が笑顔でそっと清水の横に寄り添いながら清水に質問する。

「清水くん、私は似合ってるかな?」

清水は挙動不審になりながらも中村の目をしっかり見ながら答えた。

「う、うん、恵里ちゃんも良く似合ってるね!八重樫さんや白崎さんも似合ってるけどさ、僕は恵里ちゃんの方が可愛いと思うよ。」

 

「ちょっと、檜山さん聞きましたァ?恵里ちゃんの方が可愛いですって!」

「か~っ!色男は言うことが違いますねぇ、草薙さん。」

俺と檜山はニヤニヤしながら二人をからかう。

 

「ちょっと、二人とも清水くんたちをからかわないのっ!」

清水と中村を俺達がからかい雫が俺達を叱り、それを白崎がニコニコと眺める。

いつも通りの光景がそこにあった。

 

 

バレンタインデー

 

俺と檜山と清水はこの日の為に一週間前から全力で準備したものを学校に持ってきている。

そう、それは《哀》とデザインされたチョコレートだ。

それを各自が思うモテない男子生徒の机に入れて逝くのだ。

ちなみに、ラッピングは男が想像する一番可愛いラッピングを一つだけ店員さんにしてもらい、それを手本に3人で協力して作った。檜山が何故か一番上手にラッピングできたのがなんか悔しかった。

そして、学校に朝早く登校して男子生徒の机に入れておく。無論、自分の机にも入れておく。

これで俺達は疑われないと思っていたのだが何故かあっさりとバレた。

なんと、俺達と同じように朝早く登校したある女子生徒が居たのだ。

………結果、俺達3人は雫に叱られ、他の男子からボコられ先生に説教されると云う事となった。

 

何だかんだで騒がしくも楽しい小学生生活も終わりを告げ中学生に進学する事となった。




中学生へと進学する主人公たち、色々な出会いと別れを経験する。
原作との相違
檜山大介
東方流玄師匠によるハガレン式サバイバル一週間コースに武尊と共に叩き込まれ生きるか死ぬかの状況を潜り抜けた結果、仲間の大切さと困難を勝ち抜いた自信の為お調子者だがやるときはやるキャラクターに変更。しいて言えば『蒼穹のファフナー』の近藤剣司に近い。神威の拳の属性は雷
清水幸利
主人公とネットでネタとして色々な設定を書きなぐった結果、某ゲーム会社の社長の目に止まりスカウトされる。本来だと陰キャラのオタくんだったが主人公とコンビを組んだ事で家に収入を入れるなどした為家族も渋々だが認知した事により自分に自信を持つ事になる。各種電子機器の取り扱いが上手。神威の拳の属性は地

中村恵里
原作だと五歳の時に父親が自分を庇って交通事故で死亡するがたまたま通りかかった東方流玄により事故が未然に防がれる。これにより原作の不幸√が回避された。主人公とは東方流玄つながりで友人関係となる。当初は神威の拳の鍛練には軽い気持ちで参加していたが天之河の決闘騒ぎで主人公の背中に傷痕が残った事に後悔し東方流玄に本格的に師事する。結果、神威の拳のみで闘えばグループ内最高の素質を開花させる。この為、夏休みの特訓には参加していない。通常は貴腐人見習いのような言動をしているが清水幸利の彼女である。友達思いの優しい癒しポジションとなった。神威の拳の属性は水

八重樫雫
原作のイジメより前に東方流玄が八重樫道場の面々と飲み仲間になった為、主人公たちと友人関係を築く事となる。当初は馬鹿な事ばかりしている草薙たちを小馬鹿にしていたがイジメ騒動の際の天之河の対応に絶望している時に見せた的確かつ苛烈な反撃に考えを改める。その上、天之河との決闘にて自身を庇って傷を負った草薙に対しては自身のお姫様願望にジャストミートした。が、日常の草薙のお馬鹿っぷりに呆れている。天之河に対してはその後の無反省な態度に完全に見切りを着けた模様。神威の拳の属性は月その属性ゆえに三馬鹿トリオに対する脅威となる。

白崎香織
八重樫雫のイジメ騒動の前に雫と友人関係になる。イジメで傷付いた雫の側で雫の心のケアを草薙から頼まれる。その際に何故草薙たちがケアをしないのかを問い詰めるも雫の側に居る事を決める。その後の草薙たちのイジメグループへの的確かつ苛烈な反撃を目の当たりにして何故草薙たちが雫と香織から一時的に距離を取ったのか理解する。天之河の決闘の際、草薙が斬りかかられた際は無意識に雫の前に出て庇っていた為、もし草薙が避けていたら間違いなく天之河に斬られていた。天之河の事はイジメ騒動と決闘の件で蛇蝎のように嫌っている模様。神威の拳には全く関与していない。が、神威の拳の呼吸法は使用できる。
感情が高まるとたまに後ろに般若さんが立っている事がある。

天之河光輝
タブレットで名前変換する際は本人と一緒で面倒臭い人。
原作と違い雫のイジメ騒動において草薙たちにより天之河を慕う女子によるイジメを表沙汰にされ、その事で草薙たちと敵対し決闘を挑むものの軽く一蹴される。その後逆上して脇差しで斬りかかるも最終的に檜山と清水の手加減無しの神威の拳を受け、半年の入院となる。八重樫道場を破門されるも誤解であるとご都合解釈し雫たちに近づくもフルボッコにされる。又、自身が入院していた間に自身の取り巻き達に見放され学校復帰時には周りに全く相手にされない状況になるもそれさえも草薙の陰謀と勘違いし逆恨みをしている。八重樫道場を破門後他の道場で鍛練している。が、八重樫道場に在籍していた時よりも弱体化している。
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