転生者の戦車語   作:15cm列車砲

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第1章
大洗での日常


「おーい。るかりんおっまたせー」

 

 丁度日記を書き終わったときに沙織に声を掛けられた。何かの用事があったらしい。まぁ麻子関連なのだろう。風紀委員がどうのとかいっていた覚えがある。

 

「何書いてるの?宿題?」

 

「ひっどいなぁ。宿題なら既に終わってるよ」

 

「麻子みたいなこと言うよね?」

 

 と、言われてもねぇ。である。が、強くでれないのだ。大洗に入学して、初めにびっくりしたことが隣に沙織が住んでいたことである。びっくりだが、何かと世話をしてくれるいい隣人である。

 

「まぁ、自分の記録かな?」

 

「モテる為の自己分析はした方がいいよねぇ」

 

「うん。それでいいや」

 

 沙織の外見の話だが、アニメ版よりも文庫版に近い感じだ。どういう違いがあるかというと、体の一部の主張が激しいとだけ答えて置く。それに対し私は、146㎝の低い身長に、沙織と同じくらいに体の一部が主張している。

 

「私のことも書いてるの?」

 

「養ってくれるいい隣人だよって」

 

「やだもー」

 

 喜んでくれてるからいいと思う。普通はそう喜ばないような内容なのに。養うに反応した可能性が多いにある。そうか。その単語に反応する女子高生は沙織くらいだろう。それはともかく、今日は沙織がご飯を作ってくれる日だ。でも、ある料理が多い。何でもモテる料理だという。が、麻子より、私を練習相手に選んでいるようだ。

 

「スーパーの特売が始まるからそろそろ帰ろうか」

 

「今日は何作ろうか?」

 

「肉じゃが」

 

「また~?」

 

「じゃあカツカレーにする?」

 

「それにしようよ」

 

 楽しく騒いだ翌日、黒森峰とプラウダ高校の決勝戦が行われた。結果はプラウダの勝利だった。そして、連日試合の落下事故の話をテレビやらで垂れ流していた。去年の私の落下事故にも触れ、2年連続の大事故だと。世界一危険なスポーツだと。評論家や識者が騒ぎ立てる。有名雑誌から生徒会に私にも取材を持ちかけられたこともあったが、普通に断った。そりゃそうだろう。ゴシップ記事の主役になりたい人なんていないだろうし。

 

 だが、不思議に思う事があった。黒森峰の副隊長である西住みほが思った程叩かれていないようだ。まぁ、黒森峰の内部なんて分からないが、全然話に上らないのだ。そして、二学期になり、転校してきたのは、赤星小梅その人だった。

 

「私と同盟を組みませんか?」

 

 壁に追い詰められ、吐息がかかる距離。囁かれたその言葉は全く意味が分からない。意味の分からない言葉より、こんなシチュエーションは前世でやってみたかった。という思いが強い。

 

「そ、それは、どういう意味かな?」

 

 返ってきた言葉は平坦で理解するのに時間が掛かった。だが、理解してしまった。それが意味するところは、原作知識が意味をなさないということなのか。

 

「西住流に復讐を」

 

 赤星小梅は確かにそう言った。




 唐突なおまけss

ローズ「買えませんでしたわー」

ペコ「ローズヒップさん...?」

だー「それならいいわ」

ローズ「ダーリン様ー」

だー「微妙に端折らないで」

ペコ「で?何が欲しんですか?」

だー「ローズヒップおすすめの駄菓子を」

ペコ「??また妙なことを」

ローズ「ペコさんこれで、うんまい棒を」

ペコ「何ですか?このぐしゃぐしゃの紙切れは・・・!」

ひらがなのやつ「どうしたの?ペコ?」

ペコ「渋沢じゃ買えねーよ」
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