「待たせたな」
そう言いながら、
その一冊のワンダーライドブックをそのまま自身のベルトに挿入した
【流水二冊!ガオー!ザブザブ!変幻自在の爪が今、蒼き剣士のその身に宿る!】
その音声と共に、
「その着物の色はっ!!」
「どうやら、この力、相性が良いようだ!!」
同時にルイ・ディビエルはそのまま
それに対して、
「陸ノ型 ねじれ渦」
その一言と共に、迫り来る糸に対して、その剣から溢れ出る水によって、全て吹き飛ばす。
「っ!!」
「漆ノ型 雫波紋突き」
同時に水が晴れると共に、ルイ・ディビエルに対して一突き。
巨大な水の柱がルイ・ディビエルの身体の巨大な穴を作り出す。
「ぐっ、これはっ」
貫かれた身体は少しずつ再生されているが、それは俺が戦った時と比べても明らかに遅すぎる。
「またっ、貴様かっ!貴様がっ!!」
そう言い、ルイ・ディビエルはその身体から溢れ出る赤い糸を集め、こちらに向ける。
そのまま、剣をそのまま鞘に収め、構える。
【必殺読破!流水抜刀!ライオン二冊斬り!ウォーター!】
「ふぅ拾壱ノ型 凪」
その言葉と共にルイ・ディビエルの身体を一閃。
真っ二つに切り裂かれる。
「っ」
あまりにも一瞬、それだけで全ての戦いが終わった。
ルイ・ディビエルはこちらを真っ直ぐと見つめたまま、その身体から飛び出したワンダーライドブックが見える。
同時にルイ・ディビエルの身体の端から塵になっていく。
「あっあぁ、父さん、母さっ・・・」
「っ!」
ルイ・ディビエルが最後に呟いた一言。
それが何を意味しているのか、俺には分からなかった。
だが、既に戦いが終わった以上、ルイ・ディビエルが何をしたかったのかもう分からない。
「でも、ゆっくりと寝ていてくれ」
調査を行っていた時に分かったが、物語自体はもう既に終わっている。
だからこそ、ルイ・ディビエルがどのような目的でこんな事をしたかも分からないけど
「今は眠ってくれ」
そう俺は祈る事しかできない。
「よく保ってくれた」
そう言い、新堂も変身を解除すると共に俺に向けて、手を差し出された。
「だけど、見つける事ができたの、そのワンダーライドブックを?」
「偶然としか言えない。
この山の頂上で突き刺された刀から手に入れる事ができた。
本当に偶然だけど」
「大昔から伝わる刀か。
なんだか、面白そうだな」
ーパタンッ
「いやぁ、まさかディビエルがまさか現代だけではなく過去にも存在した存在が出てくるとは驚きですね。
しかし、過去からの刺客はどうやらまだまだ現れるそうです。
だけど、それは刺客だけではないようですね」