「真理って、なんだ?」
俺は思わず首を傾げながら、目の前にいる何かに目を向ける。
「おいおい、そんなのも知らないでここに来たのか?
まぁ、お前の目的はこれじゃないようだな、まぁ、あれから誰も来ていないから」
そう言いながら、目の前にいる白い何かは座り込みながら、ゆっくりとこちらを見つめる。
「それで、お前は何を対価にこいつの記憶を見るんだ」
「対価?」
「あぁ、錬金術の鉄則で、等価交換の法則だぞ」
「等価交換と言われても、俺に差し出せる物なんて」
ここまで辿り着いたのも偶然であり、どのような対価が必要なのかなんて
「まぁ、これは意地悪だったな。
問題ないよ、既に支払われたからな」
「支払われたって、何を言っているんだ」
「とにかく、受け取れ」
その言葉と共に、俺の手元にあったのは【鋼の錬金術師】だった。
「っ!!」
同時に目の前にある扉から強烈な風が襲い掛かり、俺を吹き飛ばす。
「それにしても、等価交換だが、これは果たして、お前にとっては幸運なのか不幸だのか。
それはどちらだろうかね」
そんな真理の声を聞きながら、俺はそのまま意識を失った。
―――
「たくっ、こんなに暴れやがって」
そう言いながら目の前にいるグラトニー・ディビエルを目の前に尾上はその手に持った土豪剣激土を片手に持ちながら立つ。
「あいつがここに来る前に片付ける事ができれば良いがな」
そう言い、尾上はもう片方の手に持っているワンダーライドブックを起動させる。
【かつて、四聖獣の一角を担う強靱な鎧の神獣がいた】
鳴り響く音と共に、そのまま土豪剣激土に玄武神話へと装填し、構える。
「変身!」
【玄武神話!一刀両断!ブッた斬れ!ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!
激土重版!絶対装甲の大剣が北方より大いなる一撃を叩き込む!】
その音声と共に尾上は仮面ライダーバスターに変身すると共に、目の前にいるグラトニー・ディビエルに目を向ける。
「こいつ相手に時間をかける訳にはいかないからな」
その言葉と共に取り出したのは、玄武神話とは別のワンダーライドブックを取り出す。
【この機械生命体の赤き司令官が新たに記す、破壊大帝との戦いの歴史】
そのワンダーライドブック、トラスンフォーマーワンダーライドブックを取り出した
その音声が鳴ると共に、その身体は変化し、左腕は
「さぁ、ド派手に決めるぜ!!」
その言葉と共に、腕はそのまま目の前にいるグラトニー・ディビエルへと向けると、腕はそのまま巨大な銃へと変わる。
銃から放たれた巨大な銃弾はそのままグラトニー・ディビエルの身体に巨大な穴を開く。
「ガアアァア!!」
身体に穴が空いた事によって、グラトニー・ディビエルに絶叫をあげながら倒れ込んだ。
同時に
一気に近づいた
「おらぁ、まだまだ切り落とすぞ!!」
その言葉と共に、二つの大剣で目の前にいるグラトニー・ディビエルの肉を次々とそぎ落としていく。
グラトニー・ディビエルもまた、反撃しようと身体から次々と生えてくる腕が掴み掛かってくる。
だが、それでも
「がぁ痛いっ痛い!!」
削ぎ落とされた肉の破片からグラトニー・ディビエルが再生し、何十と増殖する。
「数が増えた所で!!」
そう言い、そのまま
【玄武神話!ドゴーン!激土乱読撃!ドゴーン!】
その音声と共に、右腕と土豪剣激土が一体化する事によって、目の前に立ちはだかるグラトニー・ディビエルと同じぐらいの大きさの剣へと変わる。
「気合いだぁ!!!!」
その言葉と共に、目の前にいるグラトニー・ディビエルに向けて巨大な剣を振り下ろす。
振り下ろされた事によって、真っ二つに切り裂き、周りにいる全てのグラトニー・ディビエルを切り裂く。
切り裂き終えると共に、一体化している剣から放たれる熱によって、グラトニー・ディビエルはたちまちに焼き尽くされ、倒れる。
「これで、どうだ!!」
そう言い、
「がぁがぁ!!」
「ちっ、一匹逃していたか」
そう言い、
「ここからは、俺に任せてください」
そんな彼に向けた声と共に、現れたのは飛羽真だった。
「遅かったな、新入り」
「色々と問題がありました。
けど、その分、挽回します!!」
【禁忌を犯し、失った肉体を取り戻す錬金術師の物語!】
そう飛羽真の手元から鋼の錬金術師ワンダーライドブックの音が鳴り響く。