聖なる刃と物語   作:ボルメテウスさん

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「お久しぶりですねぇ、私はタッセル。
いやぁ、ここまで物語を見てきましたが、本当に多くの物語が見れて、私はとてもわくわくしてします。
小さなロボットに異なる世界の電脳生命体、さらには超能力者まで、現実ではあり得ないような彼らが加わった事で、この物語はさらに盛り上がってきました。
そして、明かされた真実の先には一体何があるんでしょうね。
果たして、セイバーと正義の5人のライダーとカリバーが率いる5人の悪のライダー。
彼らの戦いは一体どうなるのか。
そして、この戦いの果てに待ち受けるのは、一体なんでしょうね」


太陽のグリッドマン編
揃われし、ワンダーライドブック


「なんというか、色々と凄い所なんですね、シュテルンビルトは」

 

「あぁ、それにしても、もう少し観光しておけば良かった」

 

「あぁ、どうやら蟹料理が有名らしいぞ」

 

そう言いながら、俺達は無事に帰ってくると、響と朝田、それに富加宮。

 

俺達は4人で集まると、シュテルンビルトの土産を食べながら言う。

 

「それにしても、なんだかどんどん変わっているよね。

色々と結構変わっているよね」

 

「まぁそれは」

 

そう言いながら、俺達は蟹料理を食べながら、ノーザンベースでこれまでの状況を確認していた。

 

「未だに分からない事ばかりだけど、私達の所のアヴァロンに必要なワンダーライドブックと向こうもワンダーライドブックは集まっているのかな?」

 

そう響の言葉に俺は頷く。

 

新堂から教えて貰った情報でアヴァロンに行くのに必要なワンダーライドブックの数は13冊。

 

こちらが揃っているワンダーライドブックは7冊で、半数以上がこちらが確保している。

 

「問題は向こうがどれぐらいのワンダーライドブックが揃っているのかが問題だ。

これまでは向こうもアヴァロンに行く為にワンダーライドブックを集める為に本格的に戦いを行って来なかった可能性があるからな

 

「それじゃあ、本格的に攻め込んでくる可能性があるのか」

 

「あぁ、そこでおそらくは残りの奴らも」

 

その言葉を受けて、俺達は構える。

 

「その場合に備えても、ワンダーライドブックをとりあえず分けておこう」

 

「相性も含めてだな」

 

そう言っていると、部屋の中心にあった本が光り輝く。

 

見ると、そこにはディビエルが暴れている光景が

 

「これって」

 

「カリバー達の仕業でしょう」

 

その言葉と共にソフィアさんが出てくる。

 

「カリバーが」

 

「えぇ、おそらくは、これは罠。

ワンダーライドブックを奪う為に」

 

それを聞き

 

「だとしても、放っておく訳にはいかない」

 

罠だと分かっていても、誰かが襲われているこの状況を放っておく訳にはいかない。

 

「まぁ仕方ないわね」

 

そう言うと朝田が立ち上がったが

 

「朝田、お前は「数は向こうが多いんだったら、一人でも戦える人が多い方が良いでしょ」

それは」

 

確かにこの数はこれまで見たことのない程だ。

 

その状況では朝田がいれば助かるが

 

「別に良いんじゃない」

 

それを促したのは緋道だった。

 

「そいつも強いんだったら、問題ないでしょ。

さすがに俺達でもこの数は無理だし」

 

「でも」

 

「心配する気持ちは分かりますが、この状況は朝田さんの力も必要です」

 

「それは」

 

その言葉に俺は

 

「それに、あなたが守ってくれるでしょ。

だったら、私ができる事ぐらいさせてよ」

 

その言葉に

 

「分かった、頼む」

 

そう言い、俺はソードアートオンラインワンダーライドブックを持つ。

 

「響は待っていてくれ」

 

「あっ」

 

そうして、俺達はそのままカリバー達が暴れている場所まで向かった。

 

ーーー

 

「私、何もできないのかな」

 

飛羽真が出て行った後、私はそう言いながら、顔を俯く。

 

幼馴染みで、一緒にいるだけで力になっていると言われたが、私はここまで何の力になったんだろうか。

 

「どうしたら」

 

そう悩んでいると、どこから声が聞こえる。

 

「声?」

 

「どうかしましたか?」

 

私が何かに反応したのか、ソフィアさんも首を傾げる。

 

私はゆっくりと声がした方へとみると、そこには一つの画面が。

 

「これは」

 

(再び、力を貸して欲しい)

 

「あなたは誰?」

 

そこに移っていたのは、飛羽真達が変身しているのとは明らかに違う何かだった。

 

正直、何者か分からない相手に疑問があったが、私は知っている。

 

(立花響、今、君の力が必要だ)

 

「どういう事?」

 

(私はハイパーエージェントグリッドマン。

この世界を救う為に来た。

だから、その為に、君の力を貸して欲しい)

 

「誰と話しているのですか?」

 

私が画面の向こうにいるグリッドマンと話しかけている事に疑問に思ったのかソフィアさんが話しかけてくれた。

 

「えっと、画面の向こうにグリッドマンという人が力を貸して欲しいって」

 

「グリッドマン。

まさか」

 

そう言いソフィアさんは画面の方へと向く。

 

「あなたも分かっているんですね」

 

(あぁ)

 

「そうですか」

 

それだけ言うと、ソフィアさんは懐から取り出したのはワンダーライドブックだった。

 

だけど、題名が見えないけど

 

「これは?」

 

「鍵となるワンダーライドブックです。

これと、そしてこのワンダーライドブックを使えば、あなたは戦う事ができます」

 

「えっ!?!」

 

どういう事が分からなかったけど、ソフィアさんの表情は真剣だった。

 

「ですが、それは同時にあなたにこれから続く戦いに巻き込む事になります。

それでも」

 

「それでも」

 

私はワンダーライドブックを握り締めながら

 

「私は、飛羽真や皆を助けたい!」

 

その言葉にソフィアさんは

 

「分かりました」

 

それだけ言い、私を見つめる。

 

そして、私はグリッドマンの方へと向く。

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