妖怪忍者現る
「本当に、別の世界がここなのかな?」
そう言いながら、俺達が向かったの商店街だった。
以前、朝田と一緒に来た事はあるが、
「そう言っても、ここ以外には手掛かりはないんでしょ」
「まぁそうだけど」
俺がアヴァロンに戻った後、マーリンから聞いた話を皆に言う。
それと共に、各々が手に入れたワンダーライドブックの世界で調査する事になった。
今回は俺と緋道で一番近くの街で調査していた。
「だけど、このワンダーライドブックの絵柄、結構変わっているよね、不思議だよね」
「まぁそれはな」
見ると、タイトルは【ゲゲゲの鬼太郎】と描かれているが、未だに定まっていない様子。
だが、もしもここで何が原因が分かれば
そう思っていると、ビルが突然爆発する。
「爆発!?!」
驚きを隠せない間に、俺達の周りを囲むように赤い翼が舞っていた。
その翼が舞っている場所に向けて、目を向けると
「あれは、ディビエルっ!」
その言葉と共に見つめた先に現れたのは鷹を思わせるディビエルがその姿を現す。
それと共に緋道と目を見合わせ、そのままワンダーライドブックを構えると
「へぇディビエルを試しに作ってみたけど、やっぱり出てきたんだ、飛羽真君」
「んっ?」
聞こえてきた声、俺は後ろを向くと、そこには忍者を思わせる刀を腰に差している男がおり、見る限り、俺と同じ制服を着ているようだけど
「誰だ」
「おいおい、親友の顔を忘れるなんて、酷いじゃないか。
まぁ、でも良いか」
そう言いながら取り出したのはワンダーライドブックだった。
【かつて、人々に恐怖を抱かせた八つ首の大蛇がいた】
「そのワンダーライドブックはもしかして」
それに見覚えがあったのか、緋道は驚きながら見ているが、もしかして
腰に帯刀してある剣にワンダーライドブックをセットさせ抜刀し、そのまま剣地面に突き刺してトリガーを押した。
それによって、ワンダーライドブックブックが開き
「ふっ変身」
【憑依合体!八首ノ大蛇!壱ノ型!降霊!弐ノ型!憑依!!妖魔剣 霊妖!】
その音声と共に地面から出てきた蛇が現れ、そのまま目の前の男に身に纏い、爆散する。
同時に現れたのは、以前の戦いで見たライダーの内の一人だった。
「仮面ライダーシャドウ、押して参るってね!!」
「へぇ君だったの。
だったら、あの時の続きをしようか」
その言葉と共に、緋道もそのまま剣斬に変身し、そのままシャドウに向かっていく。
「あっ緋道!
まったく、仕方ない!!」
今はあのディビエルを放っておく方が危険だ。
俺はすぐにブレイブドラゴンを聖剣ドライバーに装填し、走り出す。
「変身!!」
俺はそのままセイバーに変身すると、ディビエルはそのまま宙を飛びながら、こちらに向けて攻撃を仕掛ける。
その身に生えた翼をまるで銃を思わせる鋭さでこちらに向かって襲い掛かる。
「そっちが空を飛ぶんだったら、こっち使わせて貰うぜ」
その言葉と共に、俺はすぐにワンダーライドブックを取り出し
【とある普通の中学生が仲間と共に戦いマフィアのボスになるための壮大なる物語】
俺はそのまま新たなワンダーライドブックをそのまま聖剣ドライバーに装填すると共に、一気に引き抜く。
【烈火抜刀!龍の炎と死ぬ気の炎の力が合わさる時、限界を超える力がこの身に宿る!ワンダーライダー!ドラゴン!REBORN!】
その音声が鳴り響くと同時に、左側から出る炎の勢いと共に、ディビエルに急接近し、剣を振り下ろす。
「っ」
ディビエルはそのまま翼による攻撃を仕掛けてくるが、両手で火炎剣烈火を持ち、振り上げる。
それによって、左側から出てくる炎と共に放たれた炎の壁によって、翼は瞬く間に燃やされる。
「悪いけど、すぐに終わらせる」
そう言い、俺はすぐに火炎剣烈火を聖剣ドライバーに装填し、すぐにトリガーを二回押す。
【必殺読破!ドラゴン一冊撃!ファ・ファイヤー!】
それと共に、俺は左手を後ろに右手をディビエルに向けると共に
「ドラゴンバーナー!」
その一言と共に放たれた巨大な炎のドラゴンがディビエルを捕らえ、そのまま喰らう。
「っ!」
炎に包まれたディビエルはそのまま爆散した。
同時にディビエルの身体から飛び出たのは
「うわっと、なんだ、ワンダーライドブック?」
気になって、見てみると、そこには【ストームイーグル】と書かれていた。
「これは一体」
「ぐっ」
そうしている間に、見てみると、剣斬がシャドウの戦いに苦戦していた。
「緋道、たくっ」
いきなり出てきたワンダーライドブックに疑問に思いながらも、俺はすぐにワンダーライドブックを聖剣ドライバーに装填し、引き抜く。
【烈火抜刀!烈火抜刀!竜巻ドラゴンイーグル!
龍の炎と死ぬ気の炎の力が合わさる時、限界を超える力がこの身に宿る!ワンダーライダー!ドラゴン!REBORN!】
その音声と共に、俺の胴体には赤い鷹を思わせる鎧を身に纏う。
同時に俺はシャドウに向かって、飛び、そのまま火炎剣烈火で攻撃を仕掛ける。
「えぇ、もう終わっちゃたの?
まぁ別に良いけど」
【この九つの尾を持つ狐が吠えし時、全ては絶望へと変わる】
手に持ったワンダーライドブックをそのまま装填し、再び開く。
それと共に胴体には狐を思わせる模様が現れ、こちらに向けて無数の尻尾と蛇が襲い掛かる。
「ふっほっよ!!」
「うわっと、まったく面倒だなぁ!!」
そう言いながら、俺達はその攻撃を受け流してると、攻撃の一部がビルに当たり
「っ」
ビルの破片がその下にいた女の子に向かって、襲い掛かる。
「なっこのままじゃ」
俺はそう言い、右手の炎の加速と共にその瓦礫を斬り燃やす。
「ふぅ」
そう俺は女の子の無事を確認するが、同時に蛇が襲い掛かる。
「っ!!}
「思ったよりもあっさりと終わっちゃうけど、まぁそれも良いか」
そう言って、シャドウはこちらに向けて、攻撃を仕掛けようとしたが
「リモコン下駄」
「えっ?」
聞こえてきた声に見ると、そこには下駄があり、蛇達を貫いていく。
「下駄?」
「っ」
驚いている間にも、シャドウに向けて、無数の攻撃が襲い掛った。
それに対して、シャドウはそのまま後ろへと下がり
「あぁ、残念。
今日はここまでかぁ、じゃあね、飛羽真君」
「待て!」
俺はすぐに呼び止めようとしたが、既にそこにはシャドウはいなかった。
「今の攻撃は?」
俺は気になり、周りを見るが、誰もいなかった。