聖なる刃と物語   作:ボルメテウスさん

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チーム結成

「GBN?」

 

「そう、ゲストとして呼ばれる事になったゲームの事よ」

 

先日の戦いから数日後、無事に怪我を治す事ができ、響達を初めとしたメンバーからの説教を受ける。

 

そうして、なんとか立ち直ってから数日後、俺は朝田から頼まれて、とある場所へと向かっていた。

 

その場所というのがTHE GUNDAM BASEという場所だ。

 

近くには巨大なガンダムという機体が置かれており、本物という訳ではなくどうやら劇中に出てきた機体を模して造られた像らしい。

 

「それで、なんで朝田が招待されたんだ?」

 

「GGOでも一応トッププレイヤーなの、忘れたの?

それで、色々な所のプレイヤーが参加するトーナメントがあるけど、それに一緒に参加して欲しいの」

 

「俺が?」

 

そう言いながら疑問になって首を傾げるが

 

「トーナメントはチーム戦だけど、メンバーとして私以外に絶対に近接戦闘が得意な、飛羽真に来て貰った訳よ」

 

「それは良いけど、そのGBNって、一体何なんだ?」

 

「ここに置かれているような奴のプラモデルを造って、ゲームの中で戦うゲームらしいわ。

まぁ、ガンプラというのがさっぱりなのよ」

 

そう言いながら店の中へと入ると、かなりの人がおり、店の中にあるガンプラコーナーに来てみたが

 

「どれがどういう機体なのかさっぱりだ」

 

「えっえぇ、そうよね、本当に何がなんなのか」

 

目の前にあるガンプラ一つ一つの特徴を見ても、派手な見た目だと言う事以外は分からず、どういう基準で選べば良いのか分からない。

 

「あっ明日菜、これは何なのか分かるか?」

 

「うっうぅ、実はさっぱりで」

 

どうやら、近くで俺達と同じような感じの男女がいるようだが

 

「んっ?」

 

「どうかしたの?」

 

その二人を見て、何か疑問に思った俺の様子を見た朝田はこちらに尋ねたが

 

「いや、少しな」

 

その姿には見覚えがあった。

 

丁度、俺が最初に手に入れたワンダーライドブックであり、朝田と共に大きな関係がある姿だった。

 

「あの、何かお探しでしょうか」

 

そう悩んでいると、俺達に話しかけたのは店員だった。

 

「あっあぁ、実は今度の大会でガンプラが必要なんだけど、ガンプラの事がよく分からなくて」

 

「あぁそういう事でしたら、私の友達に詳しい人がいますので、聞いてみますね」

 

「ぜっぜひ」

 

まさかの言葉に俺は思わず頷く。

 

「あの、それ、俺達も良いですか?」

 

「えっと、貴方達も?」

 

「あはは、実はそうなんです。

今度ALOから参加する事になって、GBNでも知りたい事があったので」

 

「それじゃあ、一緒のチームに入る?

私達は丁度、二人だけだったからね」

 

「そう良かった、私は結城明日奈」

 

「俺は桐ヶ谷和人、えっと君達は」

 

「私は朝田詩乃、こっちは神山飛羽真」

 

「どっどうも」

 

俺はそう言いながら、挨拶をするが、やはりワンダーライドブックを通して見た人物とますます似ている。

 

「お待たせしました。

それじゃあ、ヒロト、お願いできる?」

 

そう言いながら、来てくれたのは、俺達と同じ歳ぐらいの男の子だった。

 

「あぁ、分かった。

えっと、それじゃあ、特徴について聞きたいけど良いですか?」

 

「えっと、それじゃあまずは私から?

私はスナイパータイプで、なるべく威力が高い奴が良いわね」

 

「俺は近接戦闘ができる機体で、なるべくだったら二刀流で高い攻撃力がある機体だと良いかな」

 

「私も同じかな、でも戦い方は素早く行えるのが良いかしら?」

 

そう言いながら、各々の機体を話してくれた。

 

そう言っている間にも俺もどういう機体にするか考える。

 

「一撃必殺、癖が強いけど強いのだったら、シルヴァ・バレト・サプレッサー。

二刀流で近接戦闘、だったらエクシア、素早い一撃だったらバエルとかかな?」

 

そう言いながら、選ばれた機体を見ながら、考えている中で

 

「えっと、君はどういう機体が良いのかな」

 

「そうだな」

 

正直言うと、戦い方に拘りはなく、近接以外では

 

「・・・ドラゴン」

 

「ドラゴン?」

 

「ドラゴンのような機体が良いかな、なるべくだったら、接近戦で」

 

「ドラゴンで接近戦、だったら、最近発売したあれとかどうだろう」

 

そう言い持ってきたのは赤いガンプラだった。

 

「ガンダムエピオン。

近接戦闘の他に変形が特徴だけど、その見た目がドラゴンに似ているけど」

 

そう言われ、見てみると確かにこの見た目はよく似ている。

 

剣が武器という事を含めても、確かに俺にはぴったりかもしれない。

 

「とりあえずはこの機体で「あれ、飛羽真君ですか?」新堂!?」

 

そこにはなんと新堂がいた。

 

確か、任務だと聞いていたが

 

「あれ、新堂さんじゃないですか?

今日もですか?」

 

「はい、メンバーを探していたのですが」

 

「もしかして、GBNに」

 

そう言いながら、俺は朝田に目を向けて、そのまま新堂に近づく。

 

「どういう事なんだ?」

 

「実は、GBNの中でダインス達を目撃されております。

何が目的か分かりませんが、このトーナメントに似た人物がいるという情報です」

 

「GBNはオンラインゲームだ、似た容姿や名前という線は」

 

「分かりません。

ですが、情報の真偽の為にも向かう必要があります」

 

「・・・分かった」

 

どうやら、今回も騒動があるけど

 

「また何か面倒事?」

 

「あぁ、悪い」

 

せっかく誘ってくれたのに、こうしてまた戦いに巻き込んでしまって

 

「それは別に良いけど、大会に参加する為にはあとメンバー一人必要よ」

 

「えっ、本当」

 

それは困ったが

 

「あぁ、それならば、僕も実はもう一人メンバーがいます」

 

「本当か」

 

どうやら、幸先は良いらしい。

 

あとは、ここからどうするかだな。

 

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