聖なる刃と物語   作:ボルメテウスさん

5 / 74
いよいよ放送開始の仮面ライダーセイバー。
これからの展開が楽しみですね。


謎の朝田

「どうしたのよ、あんた達」

 

「いやぁ、こういう所は緊張してね」

 

「うっうん」

 

その日の放課後、俺と響、そして朝田さんと一緒にとあるゲームショップへと向かった。

 

朝田さんが言うには安くアミュスフィアを買えるという事もあって、ゲームを始めようとしている俺達に紹介する為に向かっていた。

 

正直に言うと、興味がないと言うと嘘になるが、それよりも目の前にいる朝田さんの方が気になる。

 

響も当初驚いていたが、クラスメイトの未来や他の皆の反応を見る限り、朝田さんは本当に最初からいたような反応をしていた。

 

ただ、あまり人と関わりが少ないのか、俺と響以外は話していないらしい。

 

そこから考えても、やっぱりこの現象と何か関係していると考えるのが妥当だろう。

 

(どうするの)

 

(分からない、けど朝田さんは、うん。

悪い人じゃないと思う)

 

ここまで面倒を見てくれる人が悪人ではないと思いたい。

 

「本当に変よ、貴方達?

なんか変なのでも食べた?」

 

「そっそんな事ないよ!

いつも通り、ごはんを食べて、元気よ」

 

「おにぎりをおかずにチャーハン食べていないわよね」

 

「あっあははははは」

 

そう言った朝田さんが冷めた目で響を見つめる。

 

だが、その事を知っているのは本当に響と長い事過ごさないと分からないはずの出来事。

 

それを簡単に言えるという事は、朝田さんは本当に。

 

「どうなっているんだよ、今日は」

 

「本当に、どうかしたの?」

 

「いや、なんでもなっ」

 

そう言おうとした時だった。

 

入ろうとした店の前に立っていたのは

 

「ディビエルっ!?」

 

それは今朝戦ったばかりの髑髏のディビエルであり、俺達に向けて銃を向けていた。

 

「えっ」

 

何が起きているのか分からない朝田さんの前に俺はすぐに飛び出し、懐に仕舞っていたベルトを取り出し、すぐに構える。

 

「変身!」

 

【烈火一冊!勇気の竜と火炎烈火が交わる時、深紅の剱が悪を貫く!】

 

朝から数えて、三度目になるだろう変身を終え、セイバー(飛羽真)はそのまま構える。

 

「なんなの、これ」

 

「朝田さん、逃げよう」

 

「ごめん、状況が付いていけない」

 

「良いから、早く逃げろ!」

 

セイバー(飛羽真)はそう叫ぶと共に、手に持った(火炎剣烈火)を構えながら、ディビエルに向かっていく。

 

以前の戦闘と同じく、ディビエルは一体化している剣と銃を交互に攻撃を繰り出しながら、迫ってくる。

 

それに対して、(火炎剣烈火)から溢れ出る炎でその攻撃を受け止めながら、セイバー(飛羽真)はすぐにソードアートオンラインを取り出し、装填する。

 

【烈火抜刀!ドラゴン!ソードアートオンライン!二冊の本を重ねる時、聖なる劔に力が宿る!ワンダーワンダー!】

 

その音声と共に、セイバー(飛羽真)のもう片方の手には黒い剣が握られ、そのまま迫っていく。

 

銃弾による攻撃を受け止めながら、接近戦に持ち込んだセイバー(飛羽真)はすぐに攻撃を仕掛けていく。

 

怒涛の連続攻撃は片手にしか剣のないディビエルを追い詰めるのに、それ程時間はかからなかった。

 

「よし、このままっ!!」

 

【かつて世界征服を成そうとした死の支配者が居た…。】

 

「っ!?」

 

だが、ディビエルを倒そうとした直前、目の前に現れたのは髑髏の騎士だった。

 

人を遥かに超えた巨体が突然現れた事に驚きを隠せなかったセイバー(飛羽真)はそのまま髑髏の騎士の攻撃に吹き飛ばされる。

 

「なっなんだ!?」

 

すぐに構えると、既にディビエルの姿はなく、変わりに髑髏の騎士がこちらに向かって襲い掛かってくる。

 

「何をしているんだ、セイバーっ!」

 

「あっ新堂さん!!」

 

そう言いながら新堂さんは手に持った剣を受け止めながらこちらを見つめる。

 

「こいつはまさか、デスナイト。

という事はっ」

 

そう新堂は周りを見渡していた。

 

「ここは任せれるか」

 

「えっちょっ!?」

 

その言葉と共に新藤さんはそのままどこかに走り去っていった。

 

何が起きているのか分からなかったが、それでも一瞬だけ隙ができたのを感謝すべきか。

 

「とにかく、今は」

 

そう言ったセイバー(飛羽真)はすぐにベルトからソードアートオンラインを取り出し、そのまま(火炎剣烈火)にリードする。

 

【ソードアートオンライン!ふむふむ!】

 

その言葉と共に両手に持った(火炎剣烈火)と黒い剣に青い光が灯ると同時にデスナイトに向かっていく。

 

「スターバースト・ストリーム!」

 

同時にまるで以前から知っていたように、(火炎剣烈火)と黒い剣による連続攻撃を行っていく。

 

一瞬で16連撃による一撃は強固な鎧を身に纏っていたデスナイトを瞬く間に切り裂く。

 

「ガアァァ」

 

その一撃を喰らい、デスナイトはそのまま倒れ込む。

 

「なんとか、倒せたか」

 

そう言いながら、そのまま変身を解除する。

 

解除すると共に朝田さんは

 

「これって、何が起きているの!!

第一、さっきのあいつ、デスガンじゃないのっ!?」

 

「でっデスガン?」

 

何か驚いている様子の朝田さんだが、もしかしたら。

 

「なっなぁ、落ち着いてくれ。

とりあえず話を聞かせてくれ、そのデスガンについてを。

俺達もあいつを追っているんだ」

 

「追っているって、はぁ、もぅ。

どうなっているのよ」

 

そう言いながら、呆れた様子の朝田さんはそのまま頭を抱えながら

 

「デスガン。

私がやっているGGOに出てくる謎の存在よ。

ゲーム上で撃たれた人間は現実でも死んでしまうという不気味な噂よ。

それが、さっきの奴にそっくりなの」

 

「デスガン・ディビエル」

 

これまで、名前を決めていなかったし、その正体も分からなかったけど

 

「どうやら、ヒントだけでもようやく見つける事ができたか」

 

そう言いながら、俺はゲームショップを見つめる。

 

「行くとするか、ゲームの世界に」




【オーバーロード】
死霊魔法系統の魔法並び高火力の攻撃魔法に特化した広域制圧型。
作中に登場したアンデット系の魔物の軍勢を召喚しけしかける戦法を得意とする。
持ち主:???
属性:神獣
ストーリー音:「かつて世界征服を成そうとした死の支配者が居た…。」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。