「何が起きているんだ!?」
そう言いながら、俺は空から落ちていた。
突然の出来事で驚きを隠せず、目の前に広がっている光景を見つめるが、どこかの工場だという事しか分からなかった。
「ぐっ」
俺はすぐに懐から取り出し幼女戦記ワンダーライドブックを装填し、そのまま引き抜く。
それにより、俺は飛行能力を得る事で、なんとか工場に激突する直前に留まった。
「ここは一体どこなんだ?
あのFAIRY TALEの世界と同じような感じなのか」
そう言いながら周りを見渡すがゆっくりと身構えると、現れたのは虹色の何かだった。
工場に隠れるように現れたそれらにどのような敵が分からない。
「まったく、なんでこういう事ばっかり起きるだよ」
そう言いながら、俺の事を気づいた何かは次々と攻撃を仕掛けてくる。
それに対して、俺はすぐに飛び上がり、魔方陣を展開させて襲い掛かってくる敵に向けて魔法を放っていく。
それを受けても、未だに襲い掛かる。
そして、俺が避けた場所に引っ付いた奴らは瞬く間に灰へと変わる。
「当たったら、一発アウトかよ、まったく!!」
そう言いながら、俺はそのまま取り出したのはワンダーライドブック、それはそのままワンダーライドブック・カバーへと変わる。
【とある少年が、異端の魔道騎士として最底辺から駆け上がる】
そう言い、以前の戦いの経験もあってか、作成できた落第騎士の英雄譚ワンダーライドブック・カバーをブレイブドラゴンに被せ、装填する。
「はぁ!」
【烈火抜刀!竜の魂をその身に宿り、炎で埋め尽くす!】
その音声と共に、その手に持った火炎剣烈火に宿る炎の火力がさらに高まりながら、俺はそのまま地面に向けて足を振り下ろす。。
それと同時に炎を纏った火炎剣烈火でそのまま周りにいる奴ら切り裂く。
「こいつらは一体何なんだ?」
そう言いながら、周りを見つめるがそこには既に灰だけしか残っていなかった。
「そいつらはあアルカ・ノイズ。
この世界に存在している、我らの世界で不必要な存在だ」
「っ!」
その言葉と共に俺は振り返ると、そこにはカリバーがいた。
「カリバー、あれはお前の仕業なのか」
「さぁな。
貴様がこの世界に飛ばされた理由も謎だ。
だが、貴様の力を奪うには丁度良い機会だ」
その言葉と共にカリバーはそのままこちらに向けて闇の竜が襲い掛かってくる。
それに対して、火炎剣烈火から竜の形をした炎を7つ召喚し、対抗するように放つ。
威力はこちらの方が弱りのか2,3発が当たるだけで消え去り、残り一つの闇の竜が襲い掛かる。
「はぁ」【ドラゴン・スピリット!】
それに合わせるように俺はワンダーライドブックを押すと同時に俺から現れたのはブレイブドラゴンだった。
ブレイブドラゴンが咆哮すると共に、俺の身体に一体化する感覚と共に走り出す。
「はあぁ!!」
湧き上がる力と共に火炎剣烈火で最後の闇の竜を切り裂くと共にカリバーへと接近する。
「ふんっ」「はぁ!!」
接近し、互いの剣がぶつかり合う。
ドラゴン・スピリットの影響があり、身体能力を増加しているが、それでもなんとか互角で戦える。
「ふんっ、能力は確かに強いが、それだけだぁ!!」
「なっぐっ!!」
それと共にカリバーは拳を俺に向けて振り上げた。
その威力は想像以上に協力で先程斬ったばかりの闇の竜よりも遙かに力は強い。
「まさか、こんなに威力があるとはなっ」
「その程度か。
まぁ良い、そのまま貴様の力を貰うとするか」
「ぐっ」
なんとか立ち上がろうとするが、工場の壁に埋まった身体を起き上がるのに時間がかかる。
そうしている間にカリバーが目の前に迫っており
「てめぇ!!」
「っ!!」
それと共に聞こえた声、上を見るとそこにはガトリング砲を持った女の子がおり、彼女がカリバーに向けて放っていく。
「シンフォギア、まだ残っていたか」
「おい、なんでおっさんのカリバーをてめぇが持っていやがる!!」
「おっさん?」
その言葉に疑問に思っている間にも女の子は構えていた。
「シンフォギア、それってどういう」
「お前は、あいつの仲間という訳じゃなさそうだな」
「あぁ、そうだ、よっと」
そう女の子が目の前のカリバーを睨んでいたので、その間に俺は壁から抜け出して、そのまま構える。
「まぁどうでも良い。
装者が一人加わった所で、問題はない」
「誰があたしだけだと言った?」
それに答えるようにどこかを見つめる。
俺もそれに釣られるように見つめると
【A jump to the sky turns to a rider kick】
聞こえてきた音、それと共に工場を駆け巡る黄色い光のラインが見える。
そのままカリバーへと攻撃を仕掛けたラインはそのまま俺達の元へと来る。
「えっゼロワン」
そこに立っていたのは、かつてアヴァロンにて俺の力となってくれたゼロワンがいた。
「ゼロワンを知っている?
どういう訳か分からないが、俺はゼロワンじゃないぞ」
そう言いながらカリバーを睨む。
「さて、どうする?
ここで俺も一緒に戦っても良いが、それで勝ち目はあるか?」
そう言いながら、ゼロワンはそのままカリバーに向けて睨んでいると、カリバーはそのまま自身のマントを持つ。
「ここでセイバーの能力を奪うのは無理なようだあ。
ならば、退散するか」
その言葉と共にカリバーはそのまま闇の中へと消えていった。
「退いたか?」
「・・・それで、士。
こいつがお前の言っていた手掛かりなのか?」
「まぁそうだろうな。
それでお前がセイバーか?」
「まぁ一応は」
そう言いながら俺達は互いに変身を解除する。
「えっと、神山飛羽真です。
あなたはゼロワンじゃないならば一体?」
「俺か?
まぁ俺は門矢士。
お前の先輩と言った所だ」