カリバーとの戦いが始まると同時に雪音さんはその手に持った銃を巨大なマシンガンへと変形させる。
シンフォギアについてはある程度分かっていたつもりだったが、まさかここまで大きく変形させるとは思わなかった。
マシンガンから放たれる弾丸は目の前で溢れる程のアルカノイズを次々と消え去っていく。
「まったく、張り切り過ぎだ」
そう言いながら門矢さんが取り出したのは別のカードだった。
【KAMEN RIDE DRIVE】
その音声と共に門矢さんの姿は先程までのピンク色の姿から赤い車を思わせる姿へと変わる。
「マゼンダだ」
「えっ!?」
「ピンクだと思っただろ、たく」
こちらが考えている事が分かったように告げられて、驚きを隠せなかったが、その間に門矢さんはそのまま走り出す。
それはゼロワンの時とは違い、車のように地上を走りながら迫り来るアルカノイズを切りながらカリバーへと近づく。
「こっちも負けてられない!」
【烈火抜刀!語り継がれし神獣のその名は!クリムゾンドラゴン!】
その音声と共に俺はクリムゾンドラゴンへと変わり、すぐに飛び立ち、空から襲い掛かるアルカノイズを切り裂きながら、カリバーへと近づく。
「はあぁ!!」
「ふんっ」
カリバーへと近づくと共に俺達はそのまま攻撃を仕掛け、空と地上から攻撃を交互に行っていく。
「邪魔だぁ!!
それに対してカリバーは剣でその攻撃を滑らせながら、闇のドラゴンを召喚させて、門矢さんに向けて放つ。
「ちっ」
それに対して、門矢さんはその場から離れ、迫ってくる闇のドラゴンに対して、手に持った銃で攻撃を行っていく。
「おい、セイバー」
「なんですか!!」
俺はなんとかカリバーに対抗していると、門矢さんは懐から複数のカードを手にして
「これを使え」
その言葉と共に投げられたカードを俺は受け取る。
同時に門矢さんの方も同時に別のカードを取り出し、装填する。
【KAMEN RIDE EXAID】
その音声と共に門矢さんの姿は今度はピンク色のゲームキャラを思わせる姿へと変わり、迫る闇のドラゴンを踏みながら、攻撃を行っていく。
「これはっ!?」
受け取ったカードに困惑していると、そのカードが光り輝くと共に俺の頭にはこれまで見たことのない光景が見えた。
一瞬だけだったが、俺が見た事のあるライダーであった。
「ふんっ」
俺がその光景を見ている間にカリバーが俺に向けて攻撃を仕掛け、そのまま吹き飛ばされる。
だが、手に持ったカードは一瞬でワンダーライドブックへと変わる。
「よく分からないけど、やってやる!」
そう言い、俺はストームイーグルと西遊ジャーニーを取り外し、新たなワンダーライドブックを二つ起動させる。
【龍騎インミラーワールド】
【希望の竜使いウィザード】
【増刷!ドラゴン!伝説のライダーが交わる時、正義の心が剣に宿る! レジェーンドライダー! 龍騎! ウィザード! 伝説二冊! 正義の本は、さらなる力で悪を断つ!】
その音声が鳴り響くと俺の身体には赤い宝石の鎧と下半身にはた黒いロングコート、左肩にはドラゴンを思わせるアーマーが装着される。
「なに!?」
「行くぜ!」
その言葉と共に俺は走り出す。
カリバーはこちらに向けて闇のドラゴンを仕掛けてくるが、俺が蹴り上げると共に地面から炎が現れ、壁となってその攻撃を防ぐ。
それと共に俺はカリバーへと向けて攻撃を仕掛ける。
「ほぅ」
その一撃は重く、これまで大きなダメージを与える事ができなかったカリバーに僅かだが確かに攻撃が通った。
「ちっ余計な力を」
「お前を止めるには丁度良い!!」
【必殺読破!ドラゴン!ウィザード!龍騎!三冊撃!ファ・ファ・ファ・ファイヤー!】
その音声と共に俺の後ろに現れたのは先程の記憶で見た二人のライダー、ウィザードと龍騎の幻だった。
俺はそのまま構えると後ろに現れたのは変身する時に現れるドラゴンだった。
それに合わせるように二体のドラゴンも現れ、俺達の後ろへと回る。
「はああああ!!」
俺達はそのまま空へと飛び上がると、それに合わせるように3体のドラゴンが俺達の周りを舞う。
空高く舞い上がると共に3体のドラゴンから炎が放たれ、炎を身に纏いながら、俺達はカリバーに向けてライダーキックを放つ。
「ぐっくぅ!!」
「はぁ!!」
ライダーキックを食らい、そのまま吹き飛ばされたカリバーはそのまま変身を解除される。
「ちっ」
そう、変身が解除され、闇黒剣月闇が地面に突き刺す。
同時にその若々しい姿が徐々に老化し、その姿を現す。
「どうやら少し離れるだけで元の姿に戻るようだな」
「ふんっ、この程度」
そう言いながら老人は立ち上がり
「この風鳴訃堂を止められると思ったか!」
その言葉と共に再び闇黒剣月闇を手に取り、その姿は若くなる。
「一体どういう事なんだ」
その一連の現象に驚きを隠せずにいた。
「闇黒剣月闇の力だろう。
まさか、そんな事ができるとはな」
そう言いながら、門矢さんは訃堂を睨む。
「この剣を目にした瞬間、運命を感じた。
我が使命と共に」
「使命だと」
俺はそう言いながら、睨む。
「この国には不要な物が多すぎるがが、同時に不足している物も多くある。
まったく嘆かわしい」
「だからこその世界の融合か」
「それって」
俺はそう言うと共に奴を睨む。
「そう、この国にとって必要な文化、力、共に守る国。
それらを手に入れるには、この方法が一番。
そして真理を手にすれば、既に何者も、我が国を侵す事はない!!」
「その為にこんな事を!!」
「我が国を守れば、その他の世界などどうでも良い。
安心しろ、万全な国が誕生すれば、脅威となる世界など破壊する」
「っ!!」
こいつは
「お前っ」
「ふざけるな!!」
俺はそう言い、睨む。
「この国も、世界もっお前の物なんかじゃない!」
「それがどうした!
例え我が物ではなくても、国を守れるならば、この手が幾ら汚れてもかまわん!」
それと共に放たれる迫力はこれまでとは比べものにならない。
「覚悟なき者に、止める事などできん!!」
「覚悟ならとうにできている!!
お前を止めて、この世界も皆も救う!」
それと共に俺は構えると、懐にあったシンフォギアワンダーライドブックが光り輝く。
「シンフォギアワンダーライドブックが」
それに驚いている間にシンフォギアワンダーライドブックには新たに雪音さんが描かれた。
「たく、お前もあの馬鹿も無茶ばかりするな」
「雪音さん」
「お前だけに無茶をさせるかよ。
それにこれは元々こっちの問題でもあるからな、一緒に戦わせろ」
「はいっ!」
その言葉と共に俺もまた構える。
それに共鳴するようにシンフォギアワンダーライドブックと聖剣ドライバーに装填されていたブレイブドラゴンは光り輝き、新たなワンダーライドブックへと変わる。
それはこれまで見たどのワンダーライドブックよりも巨大で、力強かった。
【ドでかい竜をド派手に乗りこなす、ド級の騎士のドラマチックバトル
つまりは、ド級のナイトに進化!すなわち、ド強い!】
本から鳴り響く音、それに合わせるように俺はそのワンダーライドブックを聖剣ドライバーに装填する。
それに合わせるように風鳴訃堂もジャオウドラゴンを取り出し、構える。
「「変身!」」
【烈火抜刀!Don`t miss it!ドメタリックアーマー!ドハデニックブースター!ドハクリョックライダー!
ドラゴニックナイト! すなわち、ド強い!】
カリバーがジャオウドラゴンへと変身している間に、俺も姿が変わっていく。
これまでのセイバーとは違い、全身が光り輝く白銀の甲冑を纏った騎士のような外見へと変化し、より重厚感を感じさせるものとなっている。
左腕にはこれまで見た事のない武器が装備され、俺はそのまま構える。
「物語の結末は、俺達が変える!!」