「オーディナル・スケール?」
そう疑問に思いながら、飛羽真はそのゲームのパッケージを見ながら、疑問に思う。
「あぁ、反応があるが未だにその詳細が分からないワンダーライドブックがある。
その中で以前のガンゲイル・オンラインやデジモン、それにビルドダイバーズのワンダーライドブックではないかと考えた」
「それで、オーディナル・スケールなのか。
けど、俺も大秦寺さんも、ゲームはあんまり知らないぞ」
「あぁ、だが、やるしかない。
今はこれしか手掛かりがないのだから」
その言葉と共に、俺達はそのままオーディナル・スケールに挑戦する事になった。
これまで行ってきたゲームとは違い、実際の身体を使う事になる。
だが、ARというのがよく分からない俺と大秦寺さんは俺達は苦戦を強いられていた。
「えぇ、嘘だろ、認識されないの!?」
「なんというか、軽すぎる」
その理由としては、オーディナル・スケールでの戦闘がこれまで俺が行ってきた戦闘とはまるで違った。
これまで数々の戦いをくり広げた俺達の動きはある意味人間離れしている事もあって、オーグマがそれを認識する事ができず、さらに手に持っているデバイスが聖剣とは違い軽すぎた為、違和感があった。
それもあって、俺達は現実とは違う戦い方に苦戦していた。
「あれ、飛羽真に大秦寺さん?」
「あんたら、何をしているの」
「えっ、響に朝田?
もしかして、オーディナル・スケールをやっているのか?」
そこには俺達と同じくオーグマを装着している。
「もしかして、お前らもオーディナル・スケールを?!」
「えぇ、まぁね。
というよりも、あんたは学校を休んでいるのに、こんな所にいたら、サボっていると思われるわよ」
そう言いながら、こちらをジト目で睨んでいる朝田に俺は思わず顔を逸らしてしまう。
サウザンベースとの戦いが激しくなる事も考え、ソフィアさんを初めとしたメンバーのおかげで、俺は現在、学校を休んでいる状態になっている。
「というよりも、なんで二人が?」
「あぁ、実は、オーディナル・スケールの中に少しワンダーライドブックのヒントがあると思って参加したのだが」
「これが、なかなかに難しくってな」
そう俺達が苦戦をしている事に伝えている。
「あぁ、それ私も分かります。
なんだか記憶が戻ってから、戦い方も思い出したけど、それがどうしても力を出し過ぎちゃって」
「あんたの場合は力がありすぎるのよ。
けど、ワンダーライドブックね」
「んっ、なんか知っているのか朝田?」
「知っているというよりも疑問ね。
今、ちょっとした事件があって、その事件がソードアートオンラインに関係しているらしいの」
「ソードアートオンラインに?」
そう言いながら、俺はソードアートオンラインワンダーライドブックを取り出す。
「えぇ、どうやらこのオーディナル・スケールに、そのボスが出ているの。
そして、そのボスに倒されたSAOプレイヤーはSAOの記憶が無くなるらしいわ」
「記憶が、それは確かに異常事態だ」
「えぇ、実際にアスナも」
「っ」
その名前を聞いて、俺は思い出す。
確か、GBNの事件で知り合った女性で、キリトさんの恋人。
「ならば、俺も助けたいけど、その手掛かりは「聞こえる」えっ」
「歌が聞こえる」
「えっ、ちょっと、大秦寺さん!!」
何か聞こえたのか、大秦寺さんが急に走り出した。
それに釣られて、俺達もすぐに走り出すと、そこで行われていたのはボス戦だった。
そして、そこには全長は10メートル以上はあろうかと思われる巨大な骸骨のムカデがおり、周りのプレイヤーを襲っていた。
「あれも、ボス」
「それは間違いない、それに」
大秦寺さんが何か疑問に思ったのか、俺の方を向く。
それは、ソードアートオンラインワンダーライドブックが強い光を出しており、まるで目の前にあるボスと共鳴するように。
それと共に、こちらを見たムカデのモンスターは雄叫びを上げる。
「なっなんだ!?」
そう疑問に思っている間に、俺達を囲むように現れたのは様々なモンスターだった。
何が起きたのか、分からない内に一体のモンスターが俺に向けて剣を振り下ろした。
「うわっと」
なんとか、紙一重で避ける事ができた。
だが、ARの中の映像のはずが、俺の頬には傷ができていた。
「これってっ」
「分からない。
だが、もしもこいつらがゲームの中ではなく、現実に存在しているのならば、危険だ」
その言葉と共に大秦寺さんはすぐに音銃剣錫音を取り出す。
「あぁ、悪いけど、二人共」
【ヘンゼルナッツとグレーテル!】
「分かっているよ、よく分からないけど」「手を貸して欲しいという事ね」
「あぁ、久し振りに力を借りるぜ!」
その言葉と共に、俺はブレイブドラゴンを取り出すと同時に、そのままソルスブライト・ドラゴンへと変え、そのまま聖剣ドライバーに装填する。
「「変身!!」」
【烈火抜刀!Balwisyall Nescell gungnir tron!アニヒレート・レイ!!ガングニール!!!ソルスブライト・ドラゴン!!】
【錫音楽章!甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを斬り刻む!】
その音声と共に俺はソルスブライト・ドラゴンに、大秦寺さんもスラッシュへと変身する。
「飛羽真、さすがにこの数では不利だ。
別れて、戦うぞ」
「だったら、これを使って下さい」
俺はそう言い、懐から取り出したワンダーライドブックを渡した。
「あぁ、確かに!」【ガンダムビルドダイバーズRe:RISE】
それと共に大秦寺さんもまた、そのワンダーライドブックを使用した。
【錫音楽章!甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを斬り刻む!】
その音声と共に、大秦寺さんの身体に装着されたのはヒロトさんが使っているコアガンダムの形態の一つ、ユーラヴェンガンダムを模した武装であり、音銃剣錫音も銃モードに変わり、その先端にはパーツが装着され、スナイパーライフルを思わせる形へと変わる。
「さて」
その言葉と共に大秦寺さんの肩のパーツからセンサービットが伸び、そのまま構える。
「狙い撃つ」
それと共に、引き金を引く。
それは音のレーザーとなり、様々な所へと反響しながら、モンスターへと攻撃を仕掛けていく。
その攻撃を行った後、背後から襲い掛かったモンスターがいたが、すぐに反撃し、吹き飛ばす。
「今の私に死角はない」
それは元から備わっている超人的な聴力に加えて、ユーラヴィンが持つ様々な方向を見る事ができるセンサービットもあり、何時、どこから敵が襲い掛かってくるのが完全に分かる。
まさに最強のスナイパーである。
「俺達も負けていられないな!!」
その言葉と共に俺達が向かったのはより巨大な髑髏を思わせるモンスターだった。
【ソルスブライト必殺読破!
烈火抜刀!ソルスブライト必殺斬り!】
その音声と共に、手に持っていた火炎剣烈火は巨大化し、そのまま真っ二つに切り裂く。
そうして、周りにいるモンスターを倒していくと
「皆ぁ、今回はまさに規格外のボスが2体が現れているよ!!」
「今の声は?」
その言葉に疑問に思い、俺は下を見ると、そこには白髪の少女がいたが
『あの子、確かオーディナル・スケールのARアイドルだけど』
『規格外のボスって、って!!』
「んっ?」
二人からの言葉に疑問に思い、俺は周りを見る。
プレイヤーが全員、俺と大秦寺さんを狙っているようだが
「もしかして、ボスって」
「俺達か」
その言葉と共に、俺達は構える。
『どうするのっ、さすがに』
「あぁ、分かっているっ、大秦寺さん」
「んっあぁ、分かっている。
コアチェンジ・ドッキングゴー」
その言葉と共に大秦寺さんもユーラヴィンからアースリィへと変え、そのまま空へと飛ぶ。
「悪いですけど、そう逃げて貰っては困る」
【この薄命の群が舞う、幻想の一節】
それと共に聞こえてきた音声、それに疑問に思っている間に
【狼煙開戦!FLYING! SMOG! STING! STEAM! 昆虫CHU大百科!】
「なっにっ」
それと共に空を跳んでいた俺達に襲い掛かったのは煙だった。
疑問に思っている間に俺達は叩き落とされ、そこにいたのは見たことのない仮面ライダーだった。
それも、見た目から分かるが女性だと分かるが
「あれは、サウザンベースのっ」
「また別のライダーかっ」
その言葉と共に、俺と大秦寺さんは背中を合わせながら、襲い掛かった新たなライダーとプレイヤー達に囲まれながら、危機的状況に陥った。