「とにかくっ、なるべく人々を傷つけないようにしないとっ」
そう言いながら、飛羽真達はその場で襲い掛かろうとしている人々からの攻撃を避けいていた。
「あぁ、だがっ」
彼らの攻撃を避けるが、その隙を狙うように煙となって攻撃を仕掛ける。
「これ程厄介な事はない」
こちらからの攻撃は行えない相手によって囲まれ、倒すべき相手は煙によって、その攻撃を受け流される。
まさに絶体絶命の状況
「これは」
周りに囲まれている状況の中で、飛羽真が取り出したのはディケイド世界旅行記だった。
ディケイド世界旅行記はそのまま光輝き、その表紙は
「エグゼイド医療日誌、よく分からないけど」
その言葉と共に俺はそのまま起動させる。
『とある病から人々を救う為、天才ゲーマーが立ち上がった』
ワンダーライドブックから音声が鳴り響くと同時に俺達を囲むようにブロックが現れた。
「これは一体」
俺はそのまま火炎剣烈火にリードする。
『ふむふむ!エグゼイド!習得一閃!』
その音声と共に、俺達の前に現れたのは、ワンダーライドブックに描かれたライダーエグゼイドが半透明な状態で現れ、そのまま俺と大秦寺さんに向かって光になって吸い込まれる。
「これはっ」
「あぁ!!」
その言葉と共に全身から漲る力と共に、俺達は構えると
「「ノーコンテニューでクリアしてやるぜ!!」」
その言葉と共に、俺達は跳び上がる。
「幾らやっても、無駄です」
その言葉と共にサーベラもまた煙となって、俺達を追いかける。
それに対して、周りに現れたブロックに俺達は乗りながら、そのまま空へと向かって行く。
「ぐっ」
煙になったとしても、ブロックをすり抜けてきたサーベラ。
「追いつきましたよ」
「あぁ、だけど、ここだったら、遠慮なく戦える」
「なにっ?」
それと共にサーベラは周りを見る。
それは既にドローンよりも遙か上空にいる状態。
それによって
「おいおい、空の上に行っているぞ」
「こっからじゃ、流石に狙えないよ」
「なんだよ、イベント失敗かよ」
その言葉と共に、下にいたプレイヤー達は次々と解散していく。
『えっえっと、まさかのイベント失敗!
だけど、また挑戦してねぇ』
流石に遙か上空にいるボスが降りてこない限り、イベントを進める事はできず、あちらも終了の合図を出すしかなかった。
そして、それに合わせるように
『ステージセレクト』
その音声と共に彼らの姿は消え、どこか別の空間に飛ばされ、その場にいるのは俺達と大秦寺さん、そしてサーベラだけとなった。
「これで、遠慮なく戦える」
「だからどうした」【狼煙霧虫!】
その音声と共にサーベラは再び煙となり、飛羽真達を囲む。
「だったら!!」
その言葉と共に飛羽真はそのまま近くにあるブロックを壊す。
【残像!】
「よっと」
そのまま手に入れたメダルをそのまま身体の中に入れると同時にサーベラの攻撃が襲い掛かる。
「やったか?」
「それは違うよ」
「っ!」
それと同時にサーベラの後ろに炎の矢が襲い掛かる。
「いつの間にっ、だが」
それと共に再びサーベラは煙となって姿を消した。
「なるほど、ならば」
それを見ていた大秦寺も近くにあるブロックを打ち抜く。
【縮小化】
その音と共に攻撃を仕掛けようとしたサーベラの一撃は大秦寺が突然、姿を消した事によって、空振りになる
「一体なにがっ」
「何が起きているっ」
「まぁ、それを教える訳はないけどな!!」」
【分身】
その音声と共に飛羽真の身体は3人に分身した。
「おぉ、なんだか分からないけど、分身したら、意思も分かれた!!」
「元々の3人が合体して、また3人に分かれた。
けど、力は元のまま」
「だったら、3人で力を合わせて、一気にやるぜ!!」
【Fate/Grand Order】【幼女戦記】【エグゼイド医療日誌】
その音声が鳴り響くと共に、朝田の意思が宿るセイバーはそのまま構えると共に太陽を思わせる弓のデザインはまるで月を思わせるデザインへと変わる。
「月女神の愛矢恋矢」
その一言を月を思わせる一撃は、真っ直ぐとサーベラに向かって行った。
それと同時に響の意思が宿ったセイバーの後ろには魔方陣が現れ、それを踏み場にして、真っ直ぐとサーベラへと突撃する。
「はあああぁぁ!!」
「っ!!」
【超狼煙霧虫!昆虫煙舞一閃!】
同時にサーベラは縄状の煙を作り出し、響の動きを止め、背中から展開した鋭い虫の足で朝田の攻撃を防いだ。
だが、そんなサーベラに向けて、遙か上空から飛羽真が近づいていた。
「っ」
「はぁ!!」
マイティクリティカルストライク
それに気づいた時には既に遅く、ピンク色のゲームのようなエフェクトのある脚がサーベラに襲い掛かる。
その度にHIT!という音が何度も現れ、そのままサーベラを吹き飛ばす。
「ふぅ」
同時にそれまで分身していた彼らは再び一つに戻り、ゲームエリアが消えた。
「っどうやら、今回はここまでのようですね」
その言葉と共にサーベラの姿はそのまま煙と共に姿を消した。
「結局、手掛かりは手に入らなかったか」
「とりあえず、サウザンベースに「なぁ、あんた」っ」
聞こえて来た声、それに思わず振り向いた飛羽真。
そこには
「キリトさんにヒロトさん!?」
そこには、かつてGBNで共に戦った事のあるメンバーだった。
俺達はそのまま警戒したが
「いや、待ってくれ!
俺達は聞きたい事があって、ここに来たんだ」
「聞きたい事?」
その事に大秦寺さんは疑問に思ったのか、俺の方を見つめる。
「大丈夫、この人達は信用できます」
何よりも、この状況では本当に心強い味方だと思えるから。