聖なる刃と物語   作:ボルメテウスさん

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世界を貫く銃

ゆっくりと、その手に持った(火炎剣烈火)セイバー(飛羽真)は目の前にいるデスガン・ディビエル(シュピーゲル)に向かって走り出す。

 

それに合わせるように、セイバー(飛羽真)は左肩と一体化している銃をデスガン・ディビエル(シュピーゲル)へと向いた。

 

一体化している銃に警戒したデスガン・ディビエル(シュピーゲル)もまた、一体化している銃をセイバー(飛羽真)に向けて放った。

 

銃弾はそのまま真っすぐとセイバー(飛羽真)に向かって飛んでいくが、左肩から出てきたのは銃弾ではなく、光だった。

 

真っすぐと伸びた光はそのままデスガン・ディビエル(シュピーゲル)の真横へと向かっていく。

 

着弾したその光に吸い込まれるようにセイバー(飛羽真)は勢いに乗りながら、そのままデスガン・ディビエル(シュピーゲル)へと接近する。

 

「ワイヤーだとっ!?」

 

予想外の行動に驚きを隠せなかったが、それでも攻撃の手を緩めないデスガン・ディビエル(シュピーゲル)はそのまま銃弾をセイバー(飛羽真)に放っていく。

 

それに合わせるように、セイバー(飛羽真)の左腕から放たれたのは銃弾だった。

 

互いの銃弾が激突しながら、セイバー(飛羽真)はそのまま(火炎剣烈火)デスガン・ディビエル(シュピーゲル)の剣が互いにぶつかり合い、火花を散らす。

 

手に持った互いの武器が激突させ、火花を散らしていく中で、セイバー(飛羽真)の左肩のワイヤーはそのまま後ろの建物に伸ばし、そのまま後ろへと下げる。

 

「そんなのでっ」

 

そう言い、銃を真っすぐとセイバー(飛羽真)に向けた瞬間。

 

デスガン・ディビエル(シュピーゲル)の銃は暴発した。

 

 

「がっぐぅっ!?」

 

銃が暴発した訳が分からず、戸惑っているデスガン・ディビエル(シュピーゲル)の目に映ったのは、こっちを真っすぐに見つめているシノンの姿だった。

 

その手に持っているのは彼女が愛用している銃、ヘカートⅡの銃口から狼煙が上がっていた。

 

そこから考えて、この暴発したのは、ヘカートⅡからの放たれた銃弾が、デスガン・ディビエル(シュピーゲル)の銃口の中に入り、そのまま暴発させた。

 

「なっなんでっ!?」

 

デスガン・ディビエル(シュピーゲル)は声を荒げながら、驚きを隠せなかった。

 

それはシノンの神業を行った事に対しての疑問ではなかった。

 

彼自身が幾度もシノンの腕を見ており、彼女ならば不可能ではない事を知っていた。

 

だが、疑問に思ったのはそこではなかった。

 

「なんで、僕に君の攻撃が当たったんだっ!?」

 

「さぁね。

でも、当たったのならば、それで十分よっ!!」

 

その一言と共に、シノンは再びへカーテⅡを真っ直ぐとデスガン・ディビエル(シュピーゲル)に狙いを定めた。

 

そして、それに合わせるように、セイバー(飛羽真)はそのままデスガン・ディビエル(シュピーゲル)へと(火炎剣烈火)と共に、左腕を|デスガン・ディビエルに向ける。

 

「これで決める」

 

【烈火居合!】

 

セイバー(飛羽真)はそのまま腰にあるホルダーに(火炎剣烈火)を納め、そのままデスガン・ディビエル(シュピーゲル)に向かって銃弾を放っていく。

 

「ぐっがっがぁっ!!」

 

デスガン・ディビエル(シュピーゲル)の身体に次々と穴が開いていき、そのままホルダーに収めていた(火炎剣烈火)をそのまま振り上げる。

 

【読後一閃!】

 

「はあぁ!!」

 

ホルダーから放たれた(火炎剣烈火)は炎を纏いながら、デスガン・ディビエル(シュピーゲル)の身体を切り裂く。

 

火炎双円斬(フレイム・ダブル・サーキュラー)

 

切り裂かれた事によって、デスガン・ディビエル(シュピーゲル)の身体から弾け飛んだのは、ワンダーランドブックに似た何かだった。

 

「あれは、ワンダーランドブック?」

 

疑問に思いながら、見つめると、先程まで怪物だったはずのシュピーゲルだった。

 

「これで、終わったのか?」

 

「そのようね」

 

そう言いながら、落ち着いたのか、そのまま座り込む。

 

「ねぇ」

 

戦いを終え、落ち着きながらシノンはこちらを見つめる。

 

「あなたはなんで私なんかに付き合ったの?」

 

「んあだ、その質問?」

 

疑問に思いながら、そのまま変身を解除して座り込む。

 

「あなたからしたら、突然出てきた変な女なんでしょ。

なのに、なんで最初から知っているように付き合ったの」

 

その言葉は真っ直ぐと俺を見つめる。

 

それに対して、俺は

 

「信じたかったというのが、一番の理由かな」

 

「信じたかった?」

 

そう言った、俺の言葉に一瞬呆けて、こちらを見る。

 

「だって、俺の本を読んで、正直な感想を言ってくれた奴の言葉、信じたいのは当たり前じゃないか。

まぁ、実際には俺が書いた本じゃないけどね」

 

その言葉を聞いた瞬間

 

「ぷっ、たったそれだけでここまで信じるなんてねっ」

 

シノンは俺の言葉を聞いた瞬間、腹を抱えながら笑った。

 

「そこまで笑う事か」

 

思わず、俺は首を傾げながら尋ねる。

 

「まぁね。

でも、それはそれで、面白いかもね」

 

言葉と共に緊張が解けたのかシノンはこちらを見つめる。

 

「ねぇ、もしも、これでお別れなのかな?」

 

「分からない。

正直、これが初めてだからな」

 

これから何が起きるのか分からないので、俺は正直に言うしかなかった。

 

そんな俺に対して

 

「そう、だったら、少しやっておかないと」

 

「えっ?」

 

そんな彼女の言葉について聞く前に、目の前に迫った彼女の唇がそっと触れた。

 

パタンッ

 

「とんでもない事が起きましたねぇ。

あっどうも初めまして、私はタッセル。

この物語の最後の案内を務めさせてもらいます。

それにしても、突然他の世界が繋がって、怪物が暴れましたが、それを偶然力を手に入れた飛羽真の活躍によって、無事に解決しました。

ですが、どうやら次の危機はもうすぐそこまで迫っているようですね。

なんだって、今度の敵は不死身ですからね」




ガンゲイル・オンライン
属性:物語
概要
ソードアートオンラインのワンダーランドブックがシノンの思いに答えるように現れた新たなページ。
左肩に装着されたアルティメットファイバーガンから放つワイヤーで素早く移動する事ができ、敵の武器を奪う事ができる。
また、左手と一体化している銃による憲政も可能な為、高速戦闘が可能になっている。
また、シノンが近くにいる時には、現実でもシノンの姿になる事ができ、へカーテⅡによる強力な攻撃も可能。
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