ドクターゲロに転生したので妻を最強の人造人間にする   作:デンスケ(土気色堂)

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43話 ややシルバーなZ戦士達VS凶暴戦士!!

『ドクターゲロ! 私とコーチンの研究を盗用し、名声と貴様が経営する会社の利益を手に入れるために利用したな!?』

「むう、ばれたか」

 

 氷の下から現れた巨大脳ロボットと化したドクターウィローから糾弾された、天才科学者である儂は短く唸って自身の罪を認めた。

『貴様には科学者としてのプライドはないのか!? 恥を知れ!!』

 悪魔の科学者と呼ばれていても、やはり研究を盗まれたのはショックだったらしい。おそらく、彼に真実を伝えたのはコーチンだろう。

 

 世界的大企業の会長でもある儂の情報は、外に出ればすぐ知る事が出来るし……人造人間を研究している事も、その人造人間である4号達の姿も、テレビや雑誌を見れば確認出来る。そこから儂が研究を盗んだ犯人だという真実に至ったのだろう。

 

「ごめん、お爺ちゃん。これだけはフォローできない」

「そうじゃな。事実じゃし」

 ウィローが激怒している理由が正当過ぎて、自己弁護する気にもならん。しかし、だから大人しくウィローに制裁される訳にもいかん。

 

「あー、会長よ、過去の事はともかく、あの黒い気は……」

「スカウターにも反応しておる。キリによる強化、やはり歴史改変者の仕業じゃな」

 ドラゴンボールの反応がドクターウィローの研究所にある時点で予想はしていたが、やはり歴史改変者が関与していたようだ。

 

 抜け出せなかったはずの永久氷壁から、ウィローが脱出する事が出来たのもキリによって強化されたためだろう。

 

「機材を持って来て幸いじゃったな。歴史改変者はスパイロボットに探させるとして……奴の狙いは儂とギネか」

「ちょっと、爺さんはともかくなんであたしまで狙われてるの!? それにか、か、体って!?」

「きっと好みのタイプなのじゃろう。ウィローとやら、ギネに目を付けるとはなかなかいい趣味をしておるようだな」

「亀の爺さんには聞いてない!」

 

『そしてギネ! 前回天下一武道会優勝者の貴様の肉体こそ、世界最強の肉体! その肉体を、最高の頭脳の持ち主である私が手に入れ、愚かな地球人類を支配するのだ!』

 人妻の肉体を欲するウィローだが、そこにスケベ心は一切ない。彼は純粋に強い肉体が欲しいだけなのだ。……ギネにとっては全く良いことはないが。

 

「え、ええっ? いや、まあ、今の地球最強は確かにあたしかもしれないけど……地球だけでいいんだ」

「きっと、あいつ宇宙の事は知らねぇんだべ。ネイルさん、ナメック星のドキュメンタリー番組を撮影した時、界王様の所で修行してたから映ってなかったし」

 

 ウィローがギネの肉体を欲しがっている動機を知ったら知ったで、仲間でもネイル、そして敵ではフリーザという彼女よりも遥かに強い者が存在している事を知っているだけに困惑を隠せない一同。

 ウィローはナメック星人等の宇宙人の存在についてまだコーチンから詳しく話しを聞いていないのか、資料に情報を残されていなかったか、あるいはキリによる強化の副作用で自慢の頭脳が鈍っているのか。

 

『行け、狂暴戦士達よ! ゲロとギネ以外の者を始末しろ!』

 それらを考える前に、ウィローは追加のバイオマンと三体の狂暴戦士をけしかけながら、此方に向かって突進してきた。

 

 原作劇場版では孫悟空の実力を試すために狂暴戦士と連戦させたウィローだったが、人質を取っていないためか、それとも実力を試すまでもないと考えたのか、そのつもりはないらしい。

 しかし、その狂暴戦士達の気は、儂が想定していたよりも大きかった。スカウターの計測結果を見ても、明らかにナッパよりも強い。どうやら、前世の儂は彼らの戦闘力を間違えて覚えていたようだ。

 

「ギネと儂はウィローの注意を引きつけながら相手をする! サンは儂等の、4号は全体の援護を頼む! タイツは狂暴戦士が手に負えなければ、瞬間移動でムデン達を呼べ!」

 

 儂は咄嗟にそう指示を出し、ウィローに立ち向かった。幸いなことに、キリで強化されているのはウィローだけで、狂暴戦士達はそのままだ。儂が想定したよりも強かったので一対一では亀仙人達でも辛いだろうが、連携すれば何とかなるだろう。

「あのウィローって奴、他と違って気が読めないんだけど!?」

「生身なのは、あの巨大な脳だけじゃろうからな」

 

 体の中心部に機械が埋め込まれている狂暴戦士だが、生身の部分も多いためか気を発している。そのため、それで実力がある程度分かる。しかし、巨大な脳以外は全て機械化されているウィローは気を殆ど発していない。

 だが、今のウィローは気の代わりにこれでもかと黒いオーラ……キリを発している。

 

「だが、スカウターで計測したところ、キリによる強化は戦闘力に換算して7万から8万! これにウィローの素の戦闘力を足したのが今の奴の強さじゃ!」

 キリを計測可能な機器を発明した儂は、スカウターにその機能を搭載した。そのお陰で、対象がキリでどれほど強化されているのか計測する事が可能になったのだ。

 

 キリによる強化は、界王拳のように対象の力を増幅させるのとは方法が異なる。キリによる強化は、気を外部から付け足して強くしている。

 

 機械で例えると、界王拳はニトログリセリンのような爆発的に燃える燃料をつぎ込んで、エンジンや機械が壊れかねない大きな負荷をかけて出力を増幅する方法。対して、キリによる強化は追加エンジンを強制装着させて出力を外付けして増す方法だ。

 

 そのため、強化された対象に使われているキリを計測すれば、どれほど強化されているのかが分かるのだ。

「8万か……ちょっときついかもね。とりあえず……フレイムバレット!」

 ギネは顔を僅かに顰めた後、高熱を放つ気弾をウィローや彼に続く狂暴戦士に向かって連射した。彼女の戦闘力は現在約9万。

 

 彼女が放ったフレイムバレットが一発でも当たれば……いや、掠っただけでもバイオマンはもちろんエビフリャー等の狂暴戦士も消し飛ばすことができるだろう。

『ウオオオオオッ!』

 しかし、ウィローは獣染みた咆哮を上げながら先端がハサミ状になった腕を振り回し、ギネが放ったフレイムバレットを全て叩き落とした。

 

 狂暴戦士達も守ったのは、露払いのための手下が居なくなるのを嫌ったからだろうが、問題はそこではない。

「爺さん、あいつ、あたしより強くない?」

「なあに、儂とサンと三人力を合わせれば、倒せるだろう。一応、保険も持って来ておるしな」

 

「つまり、全力を振り絞れば勝てるってわけだね」

「オラも燃えてきただよ!」

 強化されたウィローが自分よりやや強い事に気がついたギネが、サンと不敵な笑みを浮かべる。いわゆる、ワクワクしてきた状態のようだ。

 

『まず、貴様は消えろ、ゲロ! 科学者の面汚しめ!』

 ウィローが突進を止めないまま、儂目掛けてハサミ状の手から放つエネルギー弾、フォトンストライクを発射した。

 

「それは言い過ぎ!」

 だが、ギネがフォトンシールドを展開して、儂と儂の後方にいるターレス達の盾になって光線を受け止める。

 

『おお! 素晴らしい、素晴らしいぞ、ギネ!』

 自身の光線をギネが受け止めて耐えた事で、彼女の肉体がより欲しくなったのか歓声をあげるウィロー。その横を、バイオマンや狂暴戦士達が通り過ぎてターレスや亀仙人達目掛けて殺到していく。

 

「会長さん!」

「いや、4号もついているから大丈夫じゃ。……むしろ、いい実戦経験になる」

 それを目にして止めるよう促すサンを、儂はそう言って制止した。幸い、キリで強化されているのはウィローのみ。なら、協力して戦えば勝てるはずだと、儂は踏んだ。

 

 そして本格的な戦いが始まった。

『オオオオオオッ!』

 ウィローは無造作に巨大な機械の腕を振り回し、フォトンストライクを放つ。その力と速さは、戦闘力に換算すれば10万を超えるだろう。

 

「そんな大雑把な攻撃、当たらないよ!」

 しかし、ウィローの動きは単純で技がない。体がロボットで、キリによって強化されていても、彼も彼を改造しただろうコーチンも、科学者である事に変わりはない。武術の心得は全く持っていない。

 

 いっそ、体の制御を機械に委ねれば狂暴戦士同様の動きが出来たかもしれないが、それは自身の頭脳に絶対の自信を持つウィローのプライドが許さなかったのだろう。

 

「こいつが会長さんと違って、図体と頭が大きいだけの普通の学者で助かったべ」

 そう言いながらサンは、ギネがウィローの気を引いている隙に彼の足元に向かっていく。

「ほれ、ここじゃ。いや、こっちじゃ」

 儂はサンに何か策があると見て、彼女を援護するためウィローの注意を引くべく、多重残像拳を展開する。

 

 これで気を感知できないウィローは、本物の儂が何処に居るのか分からない……という儂の推測は間違っていた。

『そこだ!』

 ウィローが儂の多重残像拳に惑わされたのは、一秒にも満たない短い時間だけだった。残像を無視して、的確に本物の儂を見分けてエネルギー弾を放ってくる。

 

「むぅっ!?」

 儂は瞬間移動を繰り返す事で何とか回避する。どうやら、ウィローは儂が予想していたよりも高性能なセンサーを搭載しており、それで生命反応か熱反応を検知して本物と残像を見分けているようだ。

 

『高速で移動している? いや、ワープか? おのれ、科学者の面汚しが、ちょこまかと……!!』

 苛立っている様子のウィローを挑発するためにも、儂は言い返した。

「研究を盗んだのは言い訳のしようもないが、自分の事を棚に上げて非難するのは感心せんな!」

『なんだと!? 私が科学者の面汚しだとでもいうのか!?』

 

「科学は人のためにある。むろん、完全に私欲なく世のため人のためだけに研究開発を行う学者はおらんが、貴様の場合は超えてはならん一線を越え過ぎだ!」

 科学は人のためにある。日々の生活を快適にし、健康を維持し、利益をもたらすのが基本だ。もちろん、世界全体に、とはなかなかいかないのが現実だ。しかし自国のため、自社のため、クライアントのため、スポンサーのため、そうした限られた人に利益をもたらす事を期待されている研究開発でも、やはり「人の為」なのは変わりない。

 

 高性能な兵器は、自国の安全と軍人の命を守る。そして敵国が兵器を恐れて戦争を避ける事を選べば結果的に平和につながる。

 高度な医薬品や様々な製品を開発すれば、金銭的な利益を直接受けるのは販売する企業だが、それらを利用する人々に広く利益をもたらすはずだ。

 

 様々な例外があり、そうならない事も少なくないが基本はそのはずだ。

 妻を最強の人造人間にするという、きわめて個人的な動機で研究活動を行っている儂でさえ、人々に様々な貢献を行っているのだから間違いない。

 

 それに対して、自分達の素晴らしさを理解しなかった人類を改造して自分達の僕にしようと企むウィローは、科学者として超えてはいけない一線を踏み越えている。人類を改造する目的が、健康により長生き出来るようにとかなら理解出来るのだが。

 

 もっとも、原作ゲロも人々が幸福になるビジョンが見えない世界征服や、孫悟空に対する復讐のためだけに研究開発をしていたので、儂が言うのもどうかと思うのだが。

 

『貴様は、この私の方こそ科学者に相応しくないというのか。……死ね!』

 しかし、ウィローは儂と問答をするつもりはないらしい。返事を待たずにフォトンストライクを放ってくる。儂はやはり瞬間移動で回避するが――。

 

「おお!? 今のは危なかった」

 ウィローは儂の回避パターンを解析して、何処に瞬間移動で逃げるか予想して光線を撃ってきた。儂が再び瞬間移動して逃げていなかったら、当たっていただろう。

 

 しかし、その甲斐あってサンがウィローの足元に潜り込む事に成功した。

「プラズマブースト! くらうだ!」

 サンはプラズマブーストで筋力を底上げすると、ウィローの膝を横から思い切り殴りつけた。

 

『っ!?』

 轟音が響き渡り、ウィローが溜まらずバランスを崩して氷原に転倒する。サンの戦闘力は、約5万9千。そんな彼女が筋力を倍増させて放った拳を構造上弱い部分に受ければ、ただでは済まないのは見ての通りだ。

 

「やっただ!」

『邪魔をするな、二番!』

 だが、それで脚部が使用不可能になる程ではなかったようだ。ウィローは歓声をあげたサンに腕を叩きつけた。彼女の姿が氷にめり込んで消えた後、なんとか立ち上がる。

 

「ぷはっ! 会長さん、なんで機械の部分も硬くなってんだ!?」

 しかし、プラズマブーストの効果で身体能力が上がっていたサンにはウィローの一撃は痛手にはならなかったようだ。すぐに氷を破壊して地上に現れる。

 

 そして、どうやらサンの策はウィローのロボットボディの強度自体は、いくらウィローの出力がキリで強化されても変わらないだろうという推測の元、接近して全力で殴りつける、というものだったようだ。

 

 普通ならサンの考えは正しい。この世界では生身の体は強くなればなるほど強靭に、そして硬くなる。しかし、ウィローの体はその巨大な脳以外は機械、つまり無機物だ。どんなに強化……追加エンジンを装着し出力を上げても、ボディ本体に使われている金属が出力に比例して硬くなるはずがない。

 そのはずなのだが……。

 

「ううむ、キリはまだ儂等にとって未知の部分が多いエネルギーだという事じゃろう」

 しかし、筋力を倍増させたサンが殴ってもウィローの膝は、多少動きが鈍くなった程度で動き続けている。そうである以上、強度も上がっていると認めなければならん。

 

「儂よっ! コーチンの姿は奴の研究所にはなかったぞ!」

 その時、こっそり送り出しておいた四身の拳で作り出した儂の分身が瞬間移動で戻ってきた。

「ご苦労、儂よ。とりあえず合流じゃ」

 儂が分身に探させていたのは、姿の見えないコーチンだ。人質を取って悟空を研究所内に誘き寄せた原作劇場版とは状況が異なるからだろうが、彼が研究所から出てくる様子がない事に儂は疑問を覚えたので調べていたのだ。

 

 歴史改変者が絡んでいるので、研究所内でウィローと同等の出力の光線を放つことができるビーム砲台や、原作にない新型狂暴戦士が存在したら、余裕がなくなるので念には念を入れたのだ。

 しかし、研究所内に姿が無いという事はおそらく留守にしているのだろう。もしかしたら、ウィローが研究所の一部を破壊して出現した際に瓦礫の下敷きになって死んでいるかもしれん。

 

「では、不確定要素も消えたところで本気で戦うとしよう。……頼んだぞ、ギネ、サン」

「「はいはい」」

 分身と合流したところで、儂の戦闘力は約2万6千程度。主力はギネとサン、あとターレス達の様子を見ている4号が来れ――。

 

「お待たせしました、ドクター」

 と、言っている内に4号が合流した。

「ターレス達は大丈夫?」

「心配は無用です。彼らは、私達が思っているより強い」

 

 

 

 

 

 

 ウィローに露払いを命じられた狂暴戦士達、その中でもエビフリャー、キシーメ、ミソカッツンはそれぞれ狙った獲物に襲い掛かろうとした。

 彼らもウィロー同様に気の大きさや場所を感知する事は出来ず、戦闘力を計測する機能も搭載されていない。しかし、ウィローと違いそれなりの戦闘プログラムが組み込まれている。それによってターレス達の動きから、実力をある程度読み取っていた。

 

 つまり……どれを選んでも自分達の敵ではない!

 

「うおっ!?」

 まずは弱い奴を手早く潰そうと、ミソカッツンがチューボに伸し掛かるようにして襲い掛かった。球状に体を丸めて回転しながら体当たりをして来たミソカッツンを避けきれず、吹き飛ばされるチューボ。凄まじい衝撃を受けるが、空中で体勢を立て直して反撃にでる。

 

「ど、どどん波!」

 しかし、それはミソカッツンの思うつぼだった。球体に丸めていた肥満体にも見える体を広げたミソカッツンは、どどん波を避けずに胴体で受け止める。そして、胴体はどどん波に押されて伸びていく。

 そしてミソカッツンがニヤリと笑った瞬間、伸びた胴体が引き絞られた弦のように弾け、チューボのどどん波をチューボ自身に跳ね返した。

 

「しまっ――」

「どけっ!」

 直撃するかと思った瞬間、駆け付けたターレスが跳ね返されたどどん波を蹴って軌道を逸らした。

 

「チューボは仙豆を食べたらチャパ王と、黒いのをよろしく!」

「若! お嬢っ! 了解っ!」

 自分の息子や娘でもおかしくない年頃の子供に助けられたことに、屈辱を覚えている暇はない。事前に配られていた仙豆を食べながら、ミソカッツンの体当たりを受けた時に折れていた腕と肋骨を回復させる。

 

「っ! 本当にここまで効果があるとは……!」

 ブリーフ博士によって、大量生産は無理だが安定して栽培できるようになっていた仙豆だが、カリン塔での食事以外の用途で使用されたのは今回が初めてだった。

 複数の骨折が治っただけではなく、気力体力まで完全回復した事に驚きを隠せないチューボは、そのままチャパ王達の救援に向かった。

 

「腕はもういいのか?」

「元通りだ! 切断されない限り、回復可能だろう!」

「そうか! だが、使わずに乗り切りたいところだな!」

 

 チャパ王と孫悟飯、そして牛魔王は十匹以上のバイオマンに囲まれているが、連携する事で圧倒的な数を相手にしても優勢に戦い続けていた。

 バイオマンが彼等に集中しているのは、ミソカッツン達特製の狂暴戦士と戦っていないのが彼等だけだったからだ。亀仙人や桃白白を狙ったバイオマンが瞬殺されたから、結果的にそう見えているという理由もあるが。

 

「まったくだべ! 気張らねぇと、会長さんに改造されちまうからな!」

 牛魔王が左右の手で一匹ずつバイオマンの頭を掴み、他の一匹に向かって投げつける。

「確かにのぅ。忙しいゲロ会長の仕事を増やすのは気が引ける! かめはめ波っ!」

 そして、三匹のバイオマンが折り重なって動けなくなったところを孫悟飯のかめはめ波が纏めて吹き飛ばした。

 

「我々も負けてはいられんな、行けるな、チューボっ!」

 千人拳で気の感知能力のないバイオマンを翻弄しながら一か所に集めていくチャパ王にそう言われたチューボは、ニヤリと笑うと腰を落として独特の構えを取った。

 

「かめはめ……波ぁ!」

「どどん波!」

 鶴仙流と亀仙流が合流して鶴亀仙流となったので遠慮なく習得したチューボのかめはめ波が、一か所に集められたバイオマンを一掃する。咄嗟に避ける事に成功した、もしくは運よく仲間が盾になって大きなダメージを受けなかったバイオマンたちが爆炎から飛び出すが、チャパ王達がどどん波を連射して撃ち落としていく。

 

 原作劇場版より量産されたとはいえ、バイオマンが全滅するまでそう時間はかからないだろう。

 

 

 

『私がゲロを倒し、ギネの肉体を手に入れる邪魔はさせんぞ!』

 狂暴戦士の中でも最も高い力を持つ、モヒカン頭のエビフリャーは、そう言いながら桃白白に襲い掛かった。

 

「むっ、ウィローの意識と同調しているのか?」

『貴様ら二番以下には興味はないのだ!』

 桃白白の言葉に応えず、エビフリャーは強力な蹴りを彼に向かって放つ。原作劇場版ではコーチンの意思を言葉にして悟空に話しかけたが、コーチンがいない今はウィローの意思を伝達していた。

 

 しかし、エビフリャーの動きはウィローが制御している訳ではないようだ。武道家というより野生の獣のように荒々しいが、彼の動きには技がある。ウィローよりはずっと隙がない。

 それでも桃白白から見れば動きに無駄が多く、隙があるが……。

 

「くっ! 速いっ!」

 桃白白とエビフリャーの実力差が大きいため、その隙を突いて反撃に出るのは簡単ではなかった。この時の桃白白の戦闘力は3500。しかし、エビフリャーの戦闘力は狂暴戦士の中でもトップの8500。なんと、サイヤ人襲来編でベジータと戦った時の悟空の素の戦闘力より高いのだ。

 

 彼の卓越した格闘技術がなければ、エビフリャーが両腕を使わず蹴りしか放っていなくても避け続ける事は出来なかっただろう。

「……っ! この気は!」

 だが、その時桃白白に予期せぬ援軍が駆けつけた。

 

「ふはははっ! 正義の悪魔、アックマン参上! 苦戦しているようだな、桃白白!」

 なんと、修行が忙しいだろうとゲロが声をかけなかったはずのアックマンが、地球の神様の神殿からライバルの元に駆けつけたのだ。

 

 敵が増えた事を煩わしく思ったのか、エビフリャーがついに拳を作る。

「避けろっ、アックマン!」

「何? ぐわぁぁぁっ!?」

 エビフリャーが拳を突き出した先に激しい冷気が迸り、アックマンが悲鳴をあげた。なんとエビフリャーは、冷気を発して対象を凍らせる氷結拳が使えるのだ。

 

「さっ、寒い! 下半身が動かん! これでは動けんぞ!」

「この馬鹿者! 貴様は何をしに来たのだ!?」

 とっさに飛んで逃げようとしたアックマンだったが間に合わず、なんと下半身が氷に包まれ動けなくなってしまったのだ。

 

 これはさすがに仙豆を食べても解決しない。

 エビフリャーは狼狽えるアックマンと桃白白に嗜虐心を刺激されたのか、故意に狙いを外し、威力を弱めた凍結拳を放つ。

 

「ぬおおおおっ!」

「桃白白っ!?」

 なんと、それに対してアックマンを桃白白が庇った。エビフリャーは嬲るように凍結拳を繰り出し続け、桃白白を徐々に凍り付かせていく。

 

「ア、アックマン、武道家としてはっ、我々は、こいつに勝てんっ、分……る……!」

 そして、氷像と化してしまった。勝利を確信したエビフリャーは、その後ろのアックマンも凍り付かせるべく、氷像を蹴り砕こうとした。

 

「せやぁぁぁっ!」

 だが、桃白白の氷像を彼が砕く前に、凍り付いた桃白白を砕いて桃白白が飛び出してきた。

「っ!?」

 なんと、桃白白は四身の拳で出した分身を盾にして、アックマンだけではなく自分自身も庇わせたのだ。

 

「っ! プラズマブースト!」

 カリっと口の中の仙豆を噛み砕いてのみ込んで、分身に使った分の気を回復。そして、プラズマブーストで身体能力を倍にして、不意を突いたエビフリャーに襲い掛かる。

 

 これで身体能力だけなら7000対8500。差は大きく縮まったが、桃白白の奇策に対する動揺からエビフリャーが立ち直れば、再び桃白白の分が悪くなってしまう。

 その桃白白は、エビフリャーが体勢を立て直そうと距離を取った瞬間、懐からホイポイカプセルを取り出して投げた。

 

 出たのは、なんと一振りの刀だ。

「ふんっ!」

 桃白白は空中の刀を掴むと、それでエビフリャーに斬りかかる。彼は武器術も修めているためその技は鋭いが、エビフリャーの顔に明らかな嘲笑が浮かぶ。

 

 どれだけ桃白白の技が鋭くても、刀は無機物だ。それこそウィローのボディに使われている特殊合金でもなければ、狂暴戦士の中でも最も強いエビフリャーを傷つけることなどできない。逆に、刀の方がへし折れるだろう。

 そう考えたエビフリャーは桃白白が振るう刀を折ってやろうと、故意に腕で刀を受けた。

「――っ!?」

 すると、刀はへし折れるどころかエビフリャーの腕を切断し、彼の胸板を深く傷つけた。

 

 腕の切断面と胸板の傷から血と火花をまき散らすエビフリャーに、桃白白はしてやったりと会心の笑みを浮かべる。そして――。

「今だ、アックマン!」

 真横に大きく飛ぶ。その瞬間エビフリャーの目に映ったのは、すっかり意識から外れていたアックマンが自由な両腕で独特な構えを取り、気を集中させている姿だった。

 

「アクマイト光線ーっ!」

 放たれたアクマイト光線に、エビフリャーはとっさに回避ではなく防御を選択した。片腕を半ばで失った事で体のバランスが崩れ、胸部を深く切られた衝撃も残っている。慌てて回避しようとして失敗して直撃を受ければ、格下の相手の攻撃でも大きなダメージを受ける恐れがある。

 

 なら、無事なもう片方の腕で弾き飛ばした方がいい。その判断自体は、間違ってはいない。

「オッ!? オオッ、ウオオオオオー!?」

 彼に向かって放たれたのが、アクマイト光線でなければ。

 

 当たった対象の悪の心を増幅して体を破裂させてしまう、アクマイト光線。圧倒的な実力差のある相手か、幼子か動物でもなければ、その効果から逃れる事は出来ない。

 そして、重傷を負っていたエビフリャーもその例外ではなかった。急激に膨張する体を抑え込めず、内部の機械を爆発させてバラバラになってしまった。

 

「やれやれ、なんとかなったな。この会長から受け取ったカッチン鋼コーティングの刀は、出来れば使いたくなかったが」

 桃白白がホイポイカプセルから取り出し、エビフリャーの片腕を切断し胸板に深い切り傷を負わせた刀は、ゲロが彼に渡したカッチン鋼をコーティングした、ウィローのボディに使われているパーツよりも固い刀だった。

 

 カッチン鋼が重いため、刀身全てではなくコーティングしただけだったが、今の桃白白でも使いこなすためにはプラズマブーストを使用する必要がある。しかし、その分硬さは凄まじい。

 

「武道家としては勝てないと言ったのは、貴様だろう。もっとも、これは試合でもなければ腕試しでも、決闘でもないのだ。戦士として勝ったのだから、良しとしろ。それより……」

「なんだ、礼はいらんぞ」

「いや、氷を溶かすのを手伝ってくれ。さ、寒いっ」

 

 氷からの脱出よりもアクマイト光線を撃つ事を優先していたアックマンの下半身は、冷えきっていた。

 

 

 

 緑色の肌を持つ狂暴戦士キシーメと、二人のマッシブな肉体を持つ老人の三人が激しい戦いを繰り広げていた。

「どうする、亀!? 長くはもたんぞ!」

「う~む、さてどうしたものかの?」

 気を解放した鶴仙人と亀仙人相手に、キシーメは手こずっていた。

 

 原作劇場版ではキシーメ達狂暴戦士は亀仙人を簡単に袋叩きにしたが、この歴史ではキシーメは一体で、原作よりずっと強くなった二人の仙人の相手をしなければならない。

 キシーメの戦闘力は8000で、なんとサイヤ人襲来編でベジータと戦った時の悟空と互角だ。しかし、亀仙人も戦闘力で3900、鶴仙人は3000。息の合った連携や残像拳でキシーメを翻弄する事に成功している。

 

「カーッ!」

 その成功の理由の一つが、キシーメの攻撃だ。彼は胸に開いた複数の穴から伸ばす、きしめんのようなコードから電撃を放つ事が出来る。

 コードを鞭のように振り回し、腕に這わせて打撃と共に繰り出すのが得意技だが……残念ながら飛び道具ではない。また、コードは自由自在という程コントロールできず、一本一本が独自の意思を持った蛇のように、という程好きに動かせるわけではない。また、射程距離も限られる。

 

 戦場が動きの制限される屋内だったなら、そして相手が歴戦の仙人二人でなければキシーメは勝つことが出来ただろう。

 しかし、亀仙人達もキシーメを倒せずにいた。このままでは先にスタミナが切れるのは自分達の方であるのは分かっている。その場合は救援を期待するしかないが……。

 

「ふ~む、たまには師匠としての威厳を見せんとな。鶴の、あれは出来るようになったか?」

「ふん、貴様の技ぐらい儂が習得できんはずがあるまい!」

「なら決まりじゃ。たまには儂等も科学の力で勝つとしよう!」

 

 すると、二人の仙人はそれぞれ両掌を前で合わせて祈るような姿勢を取る。

「ケーッ!」

 キシーメは二人が動きを止めたのを好機と捉え、何らかの技を出す前に仕留めるべくコードを鞭のように伸ばして電撃を放った。

 

「「萬國驚天掌(ばんこくびっくりしょう)!!」」

 それに対して、亀仙人と鶴仙人は気を電撃に変換して放つ萬國驚天掌を放った。ただの気功波の力比べだったら、ギリギリだがキシーメが押し勝っていただろう。

 だが、三人が放っているのは電撃だ。この瞬間、三人は一つの電気回路となった。

 

「ぐおおおっ! こ、こいつは効くわい!」

「ぬおおおっ! か、肩こりの解消には丁度いい!」

 三人分の電撃が三人を巡るが、気を電撃に変換して放出している生身の亀仙人と鶴仙人は、短い時間なら火傷を負うぐらいで済む。

 

 ただで済まないのは、キシーメだ。

「―っ!!??」

 体内に繋がっているコードから電撃を発している彼は、体内の機械に三人分の電気エネルギーが伝わってしまい、想定を超えた過負荷に耐えられず煙を上げながら機能を停止してしまった。

 

「ふっ、科学の勝利じゃ」

「随分力業な科学だがのう」

 

 

 

「テメェにぴったりの新技だ、有難くくらいな!」

 ターレスのその言葉に、ミソカッツンはいいだろうとでもいうように動きを止めて立ちはだかった。彼は自身の体の柔軟性に絶対の自信があったため、ターレスがどんな技を放っても跳ね返す自信があったからだ。

 

「キルドライバー!」

 しかし、放ったのは円盤状の気功波だった。広がりながら迫るそれにミソカッツンが触れた瞬間、気功波全体が大爆発を引き起こして爆炎が彼を飲み込んだ。

 

「へっ、触れた瞬間爆発したら跳ね返せないだろう?」

 前回の天下一武道会でフォトンシールドを攻撃に使用した経験から思い付き、編み出した必殺技が決まり、ターレスは得意げに笑った。

 

「でも、あんまり効いてないみたいよ」

 しかし、タイツが指摘した通り爆炎から姿を現したミソカッツンは、多少煤で汚れているだけで、ダメージを受けている様子は見られなかった。

 

「チッ、自分より気が大きい相手には威力不足か」

 そう、ミソカッツンの気は戦闘力に換算して7200。2300のターレスの三倍以上だ。

「じゃあ、次はあたしの番ね」

 そう言ってミソカッツンに向かっていくタイツだが、彼女の気は戦闘力に換算して約2000でターレスより低い、それでどうするのかと言うと――。

 

「スピリットブースト! 巨大化!」

 4号がヤードラット星での修行で習得した気の出力を倍増させる技を、彼女も習得していたのだ。さらに巨大化する事でパワーが倍増する。

 

「っ!?」

『やああああっ!』

 そしてミソカッツンに巨大な拳を叩きつけた。その威力は戦闘力にして8000の戦士が体当たりをして来たのと同等、質量ならそれ以上だ。

 

 ゴム以上に柔軟な肉体を持つミソカッツンは、タイツの拳を受けて伸び巨大化した彼女の肘まで飲み込むが、その表情は苦しそうに歪んでいる。

「よう」

 そのミソカッツンの後ろから、ターレスは声をかけた。

 

「体の柔らかさが自慢なんだろうが、避けずに受ける癖が仇になったな。フォトンウェイブ!」

「っ!!」

 胴体が既に限界近く伸びている状態で、しかもタイツの拳とは逆方向に加えられた力にミソカッツンの肉体は耐えきる事が出来ず、風船が破裂した時のような音を立てて爆ぜ割れてしまったのだった。




〇戦闘力

・ドクターウィローダーク:3万9千→11万7千 ドミグラによって強化されたウィロー。永久氷壁から自力で脱出してしまうぐらいパワーアップしている。あと、何故か機械部分の強度や耐久性も何故かキリで強化されている。ゲームで機械ベースの人造人間13号も強化されていたので、多分ウィローのロボットボディもいけるはず。

 なお、作者とゲロは何故かウィローの素の戦闘力を1万8千だと思い込んでいました(汗

・ゲロ:2万9千 変身したザーボンと互角ぐらいの強さ。地球最強の科学者ウィローに次ぐ、地球の科学者で二番目に強い奴。ただ、十分の一の気を持つ分身がフラッペに変装して別行動をしているため、この戦いの時の戦闘力は約2万6千。

・ギネ:9万 前回天下一武道会の激戦や春の占い婆の宮殿で行った二回目のサイヤ人戦を経験し、未強化のウィローなら瞬殺できる程強くなった。

・サン:5万9千 ギニュー隊長以外のギニュー特戦隊員と互角以上の戦いができるほどの強さに到達。

・4号:4万4千 ヤードラット星でスピリットパワーの修行を不完全ながらした事で、原作ネイルより強くなる。フリーザが知れば、「部下に欲しいくらいですよ」と言ってくれるはず。

・亀仙人:3900 原作ナッパにあと一歩というところまで強くなった亀仙人。でも狂暴戦士三人を一度に相手をしたら、原作劇場版と同じく袋叩きにされてしまいそう。

・鶴仙人:3000 修業を始める前のマイーマやツムーリと互角。流派が合流した後、萬國驚天掌を習得していた。

・桃白白:3500 素の状態ではエビフリャー相手に勝てないが、仙豆とプラズマブーストとカッチン鋼コーティングの刀で重傷を負わす事を可能とした。

・アックマン:1400 正義の悪魔、アックマン! サイヤ人襲来編でサイバイマンの自爆にやられたヤムチャと互角ぐらいの強さ。まともに戦えばエビフリャーには敵わないが、桃白白と連携して重傷を負ったエビフリャーに、武道家として戦う時は封印していたアクマイト光線を使って勝つことが出来た。

〇キリによる強化

 この作品の独自設定、もしくは私の妄想です。
 この対象の戦闘力をキリで追加する方式だと、人造人間編でサタンをサタンダークにしてゲームの主人公と戦えるほど強化しても、キリが底をつかない説明が付くのではないかと思いました。

〇ミソカッツン

 黄色い巨漢の狂暴戦士。何となくドドリアに似ている気がする。ゴムのように柔軟な身体を持ち、腕は伸びないが胴体に受けた打撃や気弾、気功波を某ゴムゴムの実を食べた船長が大砲を跳ね返す事が出来る。
 原作劇場版では界王拳を発動させた悟空の体当たりに耐えきれず、胴体に穴を開けられ死亡した。その際、萎んだ風船のように薄っぺらくなって、木の葉のようにヒラヒラと落ちていった事から、体内にあったのは特殊なガスか何かで、見た目よりも体重は軽かったと思われる。

 戦闘力はカードダスによると7300。ただ、作者とゲロの前世はミソカッツンとキシーメ、エビフリャーの戦闘力を3000だと思い込んでいた。



〇キシーメ

 緑色の小柄な狂暴戦士。胸部に穴がいくつか開いており、そこから伸ばしたコードを左右の腕に纏わせて電撃を放つことができる。援軍として現れた悟飯(少年)やクリリンを痺れさせた。倒された際は、体内の機械が火花を散らす様子が描かれた。

 この作品では電撃を放つための肉体構造が仇となり、敗れてしまった。

 戦闘力はカードダスによると8000。



〇エビフリャー

 モヒカン頭に薄ピンク色の肌をした狂暴戦士。気を冷気に変換しているのか、それとも未知のテクノロジーの成果か、対象を凍らせる氷結拳を放つ。悟空を凍り付かせて苦戦させた。
 劇場版では話す事でコーチンの言葉を悟空に伝達したが、生みの親のコーチンと意識が同調していたのか、それとも何らかの方法で入力された伝言を口にしていたのかは不明。

 この作品では、とりあえず後者という事にします。

 必殺技が凍結拳という、対象を凍らせる技だったため桃白白が二身の拳で作った分身を破壊して、その向こうにいる本物の桃白白やアックマンを攻撃する事が出来ず、奇策に次ぐ奇策によって倒されてしまった。

 戦闘力はカードダスによると8500。狂暴戦士の中で最も高い。



〇カッチン鋼コーティングの武具

 武器の扱いにも習熟している桃白白にゲロが持たせた切り札。青龍刀の表面にカッチン鋼をコーティングしており、芯は特殊加工した鋼鉄製合金。
 カッチン鋼が重いため、常人では持ち上げる事はほぼ不可能。

 なお、カッチン鋼コーティング弾等、弾薬も実験的に作られたが……弾丸が重すぎて射程距離が短く、弾速も



 葵原てぃー様、神城陣代様、Mr.ランターン様、カド=フックベルグ様、リースティア様、gsころりん様、暇人mk2様、みえる様、誤字報告ありがとうございます。早速修正しました。
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