ドクターゲロに転生したので妻を最強の人造人間にする   作:デンスケ(土気色堂)

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73話 白熱の16グループ!

 始まった天下一武道会の予選だが、今大会からI以下のグループが行うバトルロイヤル形式の予選だけではなく、AからHグループのトーナメントも観客の目に触れる事になった。

 分離できるよう改造した舞台を四つに分け、四つの予選グループのトーナメントを同時に行えるようにしたからだ。

 

 これは出場選手の質が上がってきて、予選でも他の格闘技大会並みのハイレベルな試合を見せられるからというのと、観客からの要望が多かったからだ。

 

 まず、予選トーナメントAグループ。

「聖地カリン帰りのギラン様が、三大会連続本戦出場を決めてやったぜー!」

 決勝戦で勝利の雄叫びを上げたのは、怪獣ギランだった。

 

 気功波を習得した後もカリン塔へ上り、ナムや天津飯、ヤムチャと組手も経験し、カリン様の試練も合格したギランは、間違いなく武道家として成長している。

 その戦闘力は、なんと240。原作アニメで彼を殺したタンバリンどころか、原作ピッコロ大魔王よりも上だ。

 

 ちなみに、マイは予選三回戦でギランが決勝で下したラオ・チュウという選手に敗れている。

「ピラフ様、いくらマイでも筋トレと通信教育じゃ無理だって言ったじゃないですか」

「ま、負けてしまいました。でも、ちょっと楽しかったです」

「む、むぅ。仕方がない。残りの日程は観客席から奴らのデータを収集し、ニューピラフマシンを開発するヒントを手に入れるぞ!」

 

 身体能力は地球人としては超人レベルに至ったマイだったが、技が付け焼刃だったため、三回戦で当たった老拳法家のラオ・チュウ選手を舞台端まで追い詰めた際に、逆に隙を突かれ投げ飛ばされ場外負けになってしまったようだ。

 

 

「……そういや俺、なんでこんなに修行したんだっけ? 俺は武道家……だったのか?」

 しかし、本戦出場を決めたギランもある悩みを抱えていた。彼は、ゴロツキとしての自分を見失いかけていたのだ。カリン塔で修行している間、俗世間から離れ過ぎたからだろうか。とはいえ、ゴロツキである事に拘るよりも、そのまま忘れて真っ当な道に進んだ方が良いと思うが。

 

 ちなみに、彼の故郷ではちょっとした有名人になっていて、既に誰も彼をゴロツキだと認識していないようだが。

 

 一方、予選トーナメントBグループ

 

「いくべ、ジャガーさん!」

「おう! 峰で菓子を食うぞ、チチさん!」

「……もしかして、胸を貸してもらうべって、言いたかったんだべか?」

 

 決勝戦はチチ対ジャガーとなった。二人の試合は予選でありながら牛魔王とサンの長女のチチ姫と、この儂、ドクター・ゲロの一番弟子の対決として観客の注目を集めていた。

 

 ジャガーはカリン塔には登らなかったものの、儂が開発した気圧を操作可能な重力トレーニング室でカリン塔以上に過酷な環境でみっちりとトレーニングを行い、儂や4号も時間を作っては彼を指導し、ラピス達とも実戦形式の組手も行っている。

 

 その戦闘力は256。『眠り姫』事件の時と比べて倍以上であり、僅かだが、ギランを追い越している。『眠り姫』事件当時のチチと同じぐらいだ。

 今年十四歳になる少年は平均程度だが背も伸びて、体付きもがっしりしている。もう原作劇場版に登場した成人後の彼よりも身長は高いかもしれない。

 頭の修行はまだあまり身についていないかもしれないのが、玉に瑕だが。

 

「フォトンウェイブ!」

「かめはめ波っ!」

 しかし、かめはめ波でジャガーのフォトンウェイブを弾き返したチチは、それより強い。

 

 元々武術の才能があるチチが、ドラゴンボールで戦闘民族サイヤ人とのハーフになり、亀仙人の修行を受け、更に『魔神城の眠り姫』で実戦経験も積み上げている。

 その戦闘力は562。ジャガーの倍以上だ。

 

 ジャガーに才能がないわけでも、努力が足りない訳でもない。ただ、ジャガーが努力したのと同じく、チチも努力したのだ。

 むしろ、儂の所で修行を始めてからまだ二年過ぎていないジャガーが、何年も前から修行を続けているチチと戦えている。この事を褒めるべきだろう。

 

 しかし、チチの蹴りがジャガーに決まり、やはり力量差をひっくり返すのは難しかったか。そう儂が思った時、ジャガーが動いた。

「うおおおおっ! 四妖拳!」

 チチの脚を元からある両腕で抱え込み、四妖拳で新たに生やした腕で彼女の尻尾を獲りに行ったのだ。

 

「でやぁぁぁ!」

 しかし、チチはジャガーの起死回生の一手に動じず、彼の顔面を殴りつけたのだ。

 腕の数は増えても、地力の差が縮まった訳ではない。ジャガーは堪らずよろめき、チチの脚を抱えていた腕の力を緩めてしまう。

 

 チチはすかさずジャガーの拘束から脚を引き抜くと、彼の増えた腕を掴んで場外へ投げ飛ばし、本戦出場を決めたのだった。

「くぅ、サタンの奴に使ってやろうと思ってた奥の手が……」

「あんなにオラの尻尾と脚を見てたら、狙ってるのがバレバレだべ」

「う~ん、作詞家、作詞に奢れるを実践しちまった」

 

「それを言うなら、策士、策に溺れる、だべ?」

 

 次に、Cグループ。そのサタンが決勝戦まで勝ち進んだ。

「よろしくお願いします」

 戦闘中は言動が傲慢になりやすい彼だが、亀仙人にみっちり鍛えられ、カリン様の下で修行したためか試合前と後の一礼はしっかり行う。

 

 その姿は尻尾が生えている事以外は、『魔神城の眠り姫』事件の時とほとんど変わらない。背ではジャガーに追い抜かれつつある。これもサイヤ人ハーフになった事で、発育に影響が出たせいだろう。

 

「ええ、よろしく」

 そして、対戦相手は謎の女武道家スミレ……という偽名を名乗って出場したバイオレット大佐である。

(去年ブルー将軍達が一時的に共闘した武天老師の弟子の一人ね。途中でカリン塔って場所に行ったから殆ど情報が無かったけど……弱いって事はないはず。むしろ、強い可能性の方が高そう)

 

 そう考えたバイオレット大佐は、慎重に戦おうとした。彼女はこの一年の修行で、戦闘力90にまで腕をあげている。この数値は、亀仙人の修行を受けた直後の原作悟空よりも高い。

 また、元々特に秀でていた訳ではないが軍人として格闘技の訓練を受けていたので、技も身に着けている。

 

 決勝に至るまでの予選トーナメントの試合では、全ての相手を一撃で倒してきた事からもそれは確かだ。

「てやぁぁ!」

「うっ!? は、速い!?」

 しかし、やはりサタンの方が強い。『魔神城の眠り姫』事件後、カリン塔に登ってカリン様の修行を受けた彼はさらなる速さと強さ、そして無駄のない洗練さを身に着けた。

 

 その戦闘力は約280。『魔神城の眠り姫』事件当時の倍以上だ。流石はジャガーのライバルと言えるだろう。

(このままでは負けるっ! そうだ、確か情報では奴らの弱点は尻尾――)

 間合いを詰めて来るサタンの攻撃を何とか回避していたバイオレット大佐は、起死回生の一手を求めて彼の尻尾に狙いを定めた。

 

「ぬおぉぉぉっ! せい!」

 しかし、実行に移す前にサタンに腕を掴まれて動きを止められ、足を払われ、体勢を崩したところを場外に向かって投げられてしまった。

 

「きゃぁぁぁっ!? くっ!」

 悲鳴をあげつつも落下に合わせて受け身をとって立ち上がるバイオレット大佐だが、ここは戦場ではなく試合会場。場外に落ちた彼女の敗北は既に決定していた。

 

「フッ、決まった」

 こうしてサタンはライバルに先んじて本戦出場を決めたのだった。

 

 そしてDグループでは、孫悟飯が速攻で決勝まで勝ち抜いていた。

「明日の本戦が楽しみじゃわい」

 精神と時の部屋で二年分の修行をした彼の戦闘力は7500にまで高まっており、強化改造前のミソカッツンよりも強くなっている。

 

 そんな孫悟飯と渡り合える相手は、Dグループには一人もいなかったのだから、すぐ終わったのも当然だろう。

 

「んっ? ジャガーっ!? 貴様、予選落ちか!? 本戦でどちらが上か決めようとあれだけ言っておいて!?」

「やかましいぞ、サタン! おめーだったらチチさんに勝てんのか!?」

「ち、チチさんに……! そ、それは無理だ」

 

「二人とも、人を化け物みたいに言わねえでけれ!」

 

「……こりゃあ、今回も一回戦負けかもな」

 言い合う二人とチチに、それを微笑まし気に見守る孫悟飯。そして、ギランは自分以外格上ばかりである事に気が付いて、そう呟くのだった。

 

 そしてEからHグループまでのトーナメント。Eでは……。

 

「義理とはいえ兄弟なんだ。もうちょっと手加減してくれてもいいんじゃないか、兄さん」

「甘やかすだけが兄弟じゃないからな。こいつは弟を思う故の愛の鞭ってやつさ」

 決勝戦でラピスとターレスが戦っていた。

 

 今年十五歳になるラピスは『魔神城の眠り姫』事件後、戦闘力にして223と、ジャガーには追い抜かれたが原作ピッコロ大魔王に迫る実力にまで強くなった。

 背も伸び、声変わりもして大人に近づきつつある。

 

 一方、同い年のターレスはサイヤ人なので身長は悟空よりほんの少し高い程度のままで、外見だけならラピスと同い年には見えないだろう。

「そらっ! 強くなって這いあがってこい、弟よ!」

 しかし、実力はターレスの方が圧倒的に高い。彼の今の戦闘力は8140。原作のサイヤ人襲来編でベジータと戦った時の悟空の素の戦闘力や、強化改造を受ける前のキシーメとほぼ互角の強さだ。

 

「クソッ、死にかけて強くなるのはサイヤ人だけだって事を忘れてるんじゃないだろうな?」

 そのため、試合内容は何も知らない観客の目には高度な戦いに映るが、実際はターレスが上手く加減しつつも、常にラピスより一段速く重い攻撃を繰り出している。

 

 一撃で終わらせず、やや格上との実戦形式の組手をラピスにしているので確かに愛の鞭なのだろう。

 そしてラピスの体力が尽きる前に、尻尾で彼を薙ぎ払って地面に落としターレスの勝利となった。

 

 Fグループでは、此方も激戦が繰り広げられていた。

 

「くっ、な、なんという強さだ!」

「へへっ、まあな!」

 ナムと金髪ランチが対戦しているからだ。

 

 我がGCG期待の若手ナムは、研修名目で地球の神様の神殿で修行し戦闘力1020にまで強くなった。強化改造前のバイオマンと互角であり、平均的な星に住む最強の戦士と同じくらいの強さだ。

 

「だが、この程度じゃ負けちゃやれねぇな!」

 しかし、人造人間9号でもあるランチには及ばない。もちろん、諸事情によって手加減するよう頼んでいるが……その基準は天津飯と同じくらいの強さ。

 

 さらに、バーダックチームとナメック星人からトレーニングを受け、亀仙人からも修行を見てもらった彼女の戦闘や気の制御関連の技術は高く、ナムは戦況をひっくり返す事が出来ずFグループの勝者はランチとなった。

 ちなみに、彼女が金髪の方になっているのは気を操作して力量を隠すのには青髪より金髪の方が向いているからである。

 

 Gグループではタイツがすぐに勝負を決めて本戦出場を決めていた。

「他の皆は予選から楽しそうでいいわねー」

 今年十七歳になる彼女だが、サイヤ人ハーフになったためか姿は去年とほとんど変わっていない。とはいえ、タイツは早熟だったので、去年の段階で大人顔負けのプロポーションをしていたが。

 

 ちなみに、戦闘力は約5600。ターレスより数値は低いが、彼女は戦闘力を倍増させるスピリットブースト(2倍限定の界王拳)を使えるので、勝敗がどうなるかは分からない。

 

 そして予選トーナメント最後のHグループも、Gグループと同様に勝負が決まっていた。

「スイちゃん、モウちゃん、母ちゃんはやっただぞ~っ!」

 前々回大会から変わらないビキニアーマー姿のサンが、大男を軽く薙ぎ払っていた。

 

 ちなみに、今回は牛魔王も出場しているので、彼女が去年産んだ双子の姉弟のスイとモウは儂と4号で預かっている。

「天下の優勝経験者が二人そろって形無しじゃのう」

 そう今年三歳になるユーリンと観客席にいる鶴仙人は言うが、儂は「子守はタイツ達で慣れておりますからな」と返した。実際、この子達の世話はそう苦ではない。

 

「テレパシーで何をして欲しいのか、だいたい読めるので」

 抱いているため距離が近くてテレパシーで感情を読みやすい。もちろん、赤ん坊が論理的な思考をしている訳が無いので、感情を読むことになる。しかし、感情だけしか読めなくてもタイツとブルマで培った子守の経験に当てはめれば、だいたい何をして欲しいのか分かるので、狼狽える事はない。

 

「それに、普通のベビーシッターには二人は任せられませんからね」

 4号がそう言う通り、スイとモウはまだ一歳前の赤ん坊だが単純な力は成人男性を軽く上回る。体が出来ていないからその力を活かす動きをするのは不可能だが、癇癪を起して手足を振り回しただけで常人のベビーシッターは痣だらけになりかねない。

 

 そのため、超人のベビーシッターが世話をするのが最も平和という訳だ。

 

 さて、予選AグループからHグループからのトーナメント形式の予選は終わった。次は、IグループからPグループの、バトルロイヤル形式の予選だ。

 

 四つに分割されていた舞台が再び一つになり、大勢の選手達が一度に雌雄を決する。

 

 最初のIグループには、儂が知る人物がなんと四人もいた。とはいっても、四人の内一人は儂が名前も覚えていなかった人物だが。

 

「くっ、まさかパンプットに孫悟飯の孫の孫悟空がいるグループになるとは……クリリンには勝てるとしても、我ながら運がないぜ」

 まずはその名前を忘れていた人物、多林寺でクリリンの兄弟子だったテクリンだ。

 

 多林寺の弟子の中ではナンバー1らしい彼の戦闘力は、気の大きさを探ったところマイとほぼ同じ15ぐらいだ。確かにそれなりに強いし、くじ運が良ければ本戦に出場できる可能性もあっただろう。

 

「くぅ~っ、予選でいきなり悟空にパンプットさんかよ。ついてないな~」

 そして、二人目はクリリンだ。元兄弟子と予選で当たったのは、何かの運命だろうか。もっとも、原作と違いもう元兄弟子の事を恐れていないようだが。

 

 しかし、考えてみればそれも当然だ。クリリンは『魔神城の眠り姫』事件で魔凶星の欠片で強化され、しかも殺意を漲らせた魔族と戦っている。そんな修羅場を潜り抜けた彼にとって、テクリンはもう恐ろしい相手ではないのだろう。

 ……と言うか何故テクリンはクリリンには勝てると思ったのだろうか。気の大きさを読めないとしても、クリリンが亀仙人の弟子に成った事は昨日放送されたテレビ番組や、発売されている雑誌を見れば分かるだろうに。

 

 いじめを行っていた事で、クリリンは自分より格下であるとテクリンの意識に刷り込まれていたのかもしれない。

 

「ふう、君達がいなければ三十秒で片をつける、なんて言って決めるつもりだったのにな。やれやれだよ」

 そして三人目はパンプット。現在主演ドラマ……スラムに生まれた少年が、偶然通りがかったヒーロー(桃白白)に弟子入りして武道家を目指す、青春アクションドラマが放送中で注目されている。

 

「予選からおめぇ達と戦えるなんて、オラ嬉しいぞ!」

 四人目はもう言うまでもない気もするが、孫悟空である。

 

「悟空っ、手加減なんか……マジで殴られたら死んじゃう気がするから、加減はして欲しいけど、手を抜いたりするなよ! やったら絶交だからな!」

「おうっ! パンプットはどうする?」

「僕にもプライドがあるからね。手は抜かないでくれ。見せ場くらい、自分でもぎ取ってみせるさ」

 

 それぞれ、原作で対戦するよりも三年早く戦う事になった。

 

『では、予選Iグループ、バトルロイヤル……開始!』

「ほげーっ!?」

 アナウンサーが試合開始を宣言した次の瞬間、クリリンの軽いジャブでテクリンは場外へ吹っ飛んでいってしまった。元兄弟子を恐れてはいない様子だったクリリンだが、やられた事を気にしていないわけではなかったようだ。まあ、当然だが。

 

「行くぞ、悟空っ!」

 しかし、私怨はここまで。有象無象の選手を無視して、悟空に向かって駆け出す。彼の今の戦闘力は約140。

 魔神城での度重なる実戦と、グルメス公国での武道大会、そして原作よりもやや長く亀仙人の修行をみっちり受けた事で、以前の三倍近い強さにまで至ったようだ。

 

「悪いけど、彼等以外を相手にする余裕はないんだ!」

 そして、パンプットも試合が始まった瞬間に、邪魔な他の選手を適当に薙ぎ払いながら悟空に向かって走り出した。

 主演ドラマの撮影が忙しかったのでジャガーに抜かれたパンプットだが、その戦闘力は約210にまで至っている。

 

「へへっ、行くぞ!」

 そして悟空は周囲の選手を投げ飛ばして空間を確保し、クリリンとパンプットを迎え撃った。右からクリリンの拳の連打、左からパンプットの拳と膝蹴りのラッシュを同時にいなしている。

 

 悟空も『魔神城の眠り姫』事件での経験を吸収し、亀仙人の指導によって実力を大きく上げ、その戦闘力は約660。サイヤ人としても通用するレベルに大きく近づいている。

 

「太陽拳!」

「はぁぁ!」

 クリリンが習得していた太陽拳を使用し、パンプットは視界を封じられたまま悟空の気を目印に回し膝蹴りを放つ。

 

「よっ!」

 しかし、悟空はパンプットの回し膝蹴りをかがんで避けると、尻尾で彼の軸足を払った。

「っ!? がはっ!」

 堪らずバランスを崩して倒れ込んだパンプットの腹に、悟空を狙って放ったはずのクリリンの蹴りが決まる。

 

 しまったと思ったクリリンだが、次の瞬間今度は彼の脚を悟空が掴み、空に向かって放り投げた。

「かめはめ……波!」

 そして、まだ舞空術が使えないはずのクリリンに向かって、かめはめ波を放つ。威力は抑えているので、彼の要望通り加減はしても手は抜いていない、厳しい攻めだ。

 

「わわっ……はーっ、ふ!」

 しかし、クリリンは息を大きく吸うと体を風船のように膨らませて落下スピードを緩め、かめはめ波を回避した。

 

「いいっ!? そんなんありか!?」

「隙ありだ!」

 クリリンの予想外の回避方法に驚いた悟空の後頭部を、無理やりダメージを無視したパンプットの拳が狙う。しかし、悟空はそれを回避すると今度は逆に激しいラッシュをパンプットに浴びせ、一気に場外まで蹴り飛ばした。

 

 そしてクリリンが武舞台に着地した次の瞬間には間合いを詰めており、やはりクリリンも瞬く間に倒されてしまった。

「ふう、クリリンもパンプットも強くなったな。またやろうぜ」

 それぞれ場外のパンプットと舞台の上で倒れているクリリンにそう話しかける。

 

「す、すげぇ!」

「お、俺達とはレベルが違い過ぎる!」

 そして、まだ残っていた他の選手もすぐに倒したのだった。

 

 次にJグループでは、ライバル同士がぶつかり合う事となった。

 

「まさか天下一武道会優勝経験者が、予選でぶつかるとはな」

「本戦で戦える保証もない以上、当たったのが予選であっても幸運だと言うべきだな」

「悪いが、桃白白を倒すために編み出した新必殺技を貴様に披露するつもりはないぞ」

「出し惜しみが敗因になると教えてやる」

 

 それは亀仙人の三番弟子チャパ王、そして我がGCコーポレーションの警備部、通称GCGの部長、チューボだ。

 もちろんリング上には他のJグループの選手が大勢いるが、二人の眼中にはない。実際、他の選手たちは二人の視界に入らないよう舞台上で偏った集まり方をしている。

 

「ふっ、ならばまず八手拳を破ってみるがいい!」

「俺も修行してここに来ている! 行くぞ!」

 そう威勢よく叫ぶチューボの現在の戦闘力は2500。しかし、ヤードラット星で修行したチャパ王の戦闘力は4600。倍近い差があるうえ、身体能力だけではなく技量も高い。

 

 チューボが勝つのは難しいと思われるが、彼にはとっておきの技があった。

「プラズマブースト!」

 気を電流に変換し、筋肉組織と神経を刺激して身体能力を倍増させる技を習得していたのだ。これで、気功波や気弾の威力以外は、チューボが僅かにチャパ王を上回った。

 

「なるほど! たしかに貴様は今も油断できない相手のようだ!」

八手拳に食い下がり、それどころか徐々に攻守を逆転しつつあるチューボにチャパ王は心からの賛辞を贈る。

「だが、私がヤードラット星で修行していた事を忘れたか!?」

 しかし、チャパ王はヤードラット星でスピリットパワー……気の精密なコントロール技術を身に着けていた。

 

 「しまったっ!?」

 一瞬でチャパ王の姿が視界から消えた。次の瞬間、チューボの背後に瞬間移動したチャパ王の拳が彼にめり込んだ。

 そのままチャパ王は流れるようにラッシュを決め、チューボを倒したのだった。

 

 次にKグループ。ここには天津飯と黄虎という偽名で登録したイエロー大佐がいた。

 

「はあああああっ! たぁーっ!」

 次々と選手を倒していく天津飯。彼の戦闘力は、約1800。なんとサイヤ人襲来編でサイバイマンやナッパと戦った原作天津飯……約十二年後の自分より強くなっている。

 

「今だっ! くらいやがれぇ!」

 そんな天津飯に他の選手の陰に隠れていたイエロー大佐が奇襲を仕掛けた。彼も半年以上の修行によって、戦闘力70という地球人にとっては超人の域に達している。

 

「甘いっ!」

「ぐわぁぁぁ!?」

 しかし、相手が悪すぎた。銃弾に匹敵する速さのイエロー大佐の動きも、天津飯にとっては遅すぎる。それで彼の三つの目を掻い潜るのは、不可能だったのだ。

 

 やはり一撃でイエロー大佐の意識を刈り取った天津飯が、Kグループのバトルロワイヤルを制した。

 

 その次のLグループ。

「ふはははっ! このアックマン様は子供相手にも油断はしないのだぁーっ!」

「正義の悪魔なら、女の子には優しくしなさいよね!」

「時代は男女平等なのだ! それに子供扱いしたらそれはそれで怒るのだろう!?」

 

 アックマンとブルマが、激しい空中戦を展開していた。翼を羽ばたかせ急上昇に急下降、急旋回を繰り返すアックマン。それに舞空術と瞬間移動で何とか食らいつき、チャンスを伺うブルマ。

 そして、他の選手は二人の攻防の余波で次々に倒れていく。

 

 ブルマは『魔神城の眠り姫』事件後も強くなり、その戦闘力は536にまで高まっている。しかし、アックマンの戦闘力はそのほぼ十倍の5300。瞬間移動による攪乱が無ければ、すぐに場外へ叩き出されてしまっていただろう。

 

「どどん――きゃあっ!?」

 そして、アックマンの背後に現れたブルマがどどん波を撃とうとしたその瞬間、彼の尻尾に薙ぎ払われて地面に落とされてしまった。

 

「フッ、尻尾の使い方でも俺の方がまだまだ上だ、お嬢さん」

 こうしてアックマンがLグループを勝ち抜いた。

 

 Mグループでは、謎の忍者パープルことムラサキ曹長とチャオズがぶつかった。

 

「ふはははっ! この俺の動きを見切れるかな!?」

「どどん波」

「ぐわぁぁぁ!?」

 そして、すぐに決着がついた。戦闘力80にまで強くなっていたムラサキ曹長だが、『魔神城の眠り姫』での戦いを潜り抜けたチャオズの戦闘力は225。原作ピッコロ大魔王とほぼ同じ強さに至っている。

 

「くっ、兄弟達がいれば……新笹錦があれば……」

 バトルロイヤル形式の試合なので兄弟達はともかく、刀を持っていたら反則負けである。

 

 Nグループでも、熱い戦いが繰り広げられていた。

 

「はっ、ふっ、ヒュオオ!」

 ジンという偽名で出場したシルバー大佐が、素早いステップを踏んで拳を連続で繰り出す。得意のボクシングスタイルは修行によって鋭さを増し、その拳は鉄板なら容易くハチの巣にするだろう。

 元々ボクサーとして高い技量を持っていたシルバー大佐の戦闘力は、100。原作ブルー将軍を超える強さ位にまで至っている。

 

「なかなかいい動きだべ! 修業しなおす前のオラより強いかもしれねぇ」

 しかし、そのシルバー大佐の拳も牛魔王には通じなかった。

「へっ、リップサービスのつもりか? その巨体で俺のパンチを全て避けておいて、よく言うぜ!」

 四メートルの巨体を誇る牛魔王に、シルバー大佐の拳は掠りもしなかった。彼が誉められても素直に受け取る事が出来なくても無理はない。

 

「いいや、事実だべ。オラがここまで強くなったのはそんなに前の事じゃねぇ」

 牛魔王の戦闘力は、精神と時の部屋で修行した成果もあって7000にまで上がっていた。なんと、地獄で強化改造される前の狂暴戦士、ミソカッツンと互角である。

 

 もし劇場版『オラの悟飯を返せ』と同じようにガーリックJr.一味に襲われても、一味を返り討ちにして余裕で娘と孫を守れるだろう。

 

「だから、おめぇも修行を続ければオラと同じかそれ以上に強くなれるはずだべ。どうだ、武天老師様なり鶴仙人様なり、会長なり、誰かの弟子になってみねぇか?」

 一時期山賊に身を落としていた牛魔王は、シルバー大佐から何かを感じ取ったのかもしれない。そう本気でシルバー大佐に語り掛ける。

 

「……悪いが、本業が忙しいんでな。遠慮させてもらう!」

 シルバー大佐にも牛魔王が真摯に話している事は理解したようだ。しかし、武道家ジンではなくレッドリボン軍のシルバー大佐である彼は、牛魔王の手を取る訳にはいかない。

 

「そうか、分かっただ」

 牛魔王が無造作に、しかし加減して放った拳はシルバー大佐のガードの上から彼を場外まで吹き飛ばしたのだった。

 

 Oグループでは、三人の強者が争っていた。

「ぐ、ぐわ~っ!? 聖地カリンで磨いた、私の獅子牙流拳法が、またしてもこんな子供に!?」

 しかし、一人は早めに脱落したが。

 

 前回本戦一回戦でチチと当たって敗退した、原作では予選決勝戦で悟空と戦って敗れた獅子牙流のヤシシ。彼を蹴り倒して場外に叩き落としたのは、ラズリだった。

「あんたが思ってるほど子供じゃないよ、オッサン」

 今年十五歳になる彼女はラピス同様大人びた雰囲気があるので、三年前のチチ程子供っぽくはない。

 

「それに、聖地カリンで磨いたって、あんたカリン塔に登ってないじゃないか」

 そして、ヤシシは聖地カリンに入ったが、結局ボラが「まだ実力不足だ」と言って許さなかったため、塔には登っていない。ボラに稽古をつけてもらいながら修行し、森で何度か遭遇した謎の野生児と獲物をかけて勝負し連敗しただけだ。

 

 たしかに聖地カリンで技を磨いたのは事実だし、それで戦闘力を三年前の倍以上の45まで高めたヤシシの努力は本物だ。しかし、カリン塔に登って修行した者達を知っているラズリとしては微妙に聞こえるのだろう。

 

「狼牙風風拳!」

 そのカリン塔を登って修行し、更に上空にある地球の神様の神殿でも技を磨いたヤムチャが、狼牙風風拳で次々に他の選手を倒していた。

 

「ハイハイハイハイハイィーっ!」

 一度の攻撃で一人の選手が倒れ、残っている選手が瞬く間に減っていく。彼に向かって身構えながら、ラズリは舌打ちをした。

 

「あたしのくじ運も微妙だな。あれじゃあ、尻尾を掴む事も出来ない」

 ラズリの戦闘力は弟のラピスと同じ約220。それに対して、今のヤムチャの戦闘力は約720。なんと、地球の神様の神殿で修行した彼の実力は、悟空を超えていたのだ。

 

 これほどの実力差をラズリがひっくり返すには、ヤムチャの弱点を突くしかない。しかし、ヤムチャは尻尾をターレスと同じようにベルトのように腰に巻き付けている。握る隙は無い。

 もう一つは……

 

「奥の手を出すしかないね。どどん波!」

 不敵に笑ったラズリは、他の選手の隙間を縫うようにしてどどん波を放った。

 

「っ!」

 しかし、ヤムチャは体を捻ってどどん波を回避。そして、ラズリに狙いを定めて距離を詰める。間にいる数人の選手を蹴散らしながら進むさまは、まさに群狼の一斉攻撃だ。

 

 それに対するラズリは逃げるそぶりも見せずヤムチャを正面からむかえ撃つ……のではなく、なんと自分の着ている服を一気に破り捨てた!

「いいっ!?」

 このラズリの行動に誰よりも驚いたのは、観客席にいる儂等だけではなく、彼女の姿を正面から見たヤムチャだっただろう。

 

 目を見開き、顔を真っ赤にして彫像のように硬直してしまう。そんなヤムチャの腰に、ラズリはそっと腕を回して……彼の道着の帯を尻尾ごと力強く掴んだ。

「そら、飛んできなっ!」

 そして、そのまま豪快に投げた。実力に三倍近い差があっても、今のヤムチャはただの彫像同然。咄嗟に舞空術で空中に停止する事もできず、残っていた数人の選手に当たりながら場外へ飛んでいった。

 

「ヤムチャ様ーっ!?」

 プーアルの悲痛な叫びが響くが、儂はそれどころではなかった。

 

「ら、ラズリさん、なんて格好してるんですかっ! は、早くこれをっ!」

「そうじゃっ、いくら有効だからと言って! この試合は全国放送されておるのだぞ!」

『あのー、クリリン選手はともかく、メインスポンサーとはいえ観客席からの乱入は遠慮していただきたいのですが』

 

「落ち着きなって、二人とも。これは水着だよ」

 選手控室から飛び出してきたクリリンと、アナウンサーに注意される儂にラズリはそう言って自分が着ている下着……ではなく、白いビキニだった。

 

「ブルマと相談してさ、ヤムチャともし当たった時に使えるんじゃないかと思って、前もって用意してたのさ」

 なんと、ラズリはブルマと相談して対ヤムチャ作戦のために、最初から服の下に水着を着ていたのだ。それも、下着と見間違えてもおかしくない色合いのビキニを選んで。

 

 ブルマとラズリも、儂が言ったように予選も全国放送されている事をちゃんと考えて、色仕掛けを行ったようだ。

「なるほど。最初から脱がなかったのは、ヤムチャに水着だと見破る間を与える、もしくは目を瞑って戦う事を選ぶ事を防ぐためか。

 うむ、よく考えておるな。感心じゃ」

 

「まあね。それと……クリリン、いつまで見てるんだい?」

「えっ、いやっ、だってラズリさんがよく見ろって――」

「では、儂は観客席に戻っておるから、後でな。大会運営の方々、すまなかった!」

 そして儂は狼狽えるクリリンを残して観客席に戻ったのだった。

 

 そして、予選最後のPグループ。

 

「言っておくが、私に色仕掛けは通じんぞ。カメラと観客の前でパブリックイメージを崩すわけにはいかんからな」

 厳しい顔つきで構えをとる桃白白。そんな彼の迫力に押され、バトルロイヤルのはずなのにある選手以外は全員動けずにいる。

 

「あらん、残念。せっかく前より大胆なの着て来たのに」

 その選手、桃白白にウィンクをしてそう誘惑するランファン。桃白白は彼女の誘惑を受け、眉間に顔を寄せ、くっと呻いた。どうやら、内心では激しい葛藤があるらしい。

 

 しかし、実際に始まった試合ではランファンはあっさり桃白白に負けてしまった。

「貴様が本気を出していれば、私の方が負けていただろうがな」

「ふふっ、文句はドクターの方に言ってね」

 桃白白の戦闘力は約7500にまで高まっている。しかし、ランファンの本来の戦闘力は十万を超える。しかし、今はサイボーグ1号として潜入中の彼女は気をブルー将軍より少し強い程度に抑えてもらっている。

 

 当たったのがギランや他のレッドリボン軍のメンバー、そしてジャガーやサタン、クリリンだったらそれでも勝ち抜けただろうが、桃白白は無理だった。

 こうして、予選を勝ち抜き本戦に進む十六人が選出されたのだった。

 

 




〇バイオレット大佐

 レッドリボン軍で行った亀仙人風トレーニングで、亀仙人の修行を受けたばかりの原作悟空より若干強くなった、レッドリボン軍将校の紅一点。

 原作コミックでの出番は少ないが、原作アニメの方では大幅に出番が増やされている。大勢の部下を保身から見捨てる冷酷な場面もあるが、動物を助けるなど憎めない場面も描写された。また、原作コミックではどうなったのか不明だが、アニメの方では悟空が基地に殴り込みをかける直前で金庫を爆破し、レッドリボン軍の資金を持ち出して飛行機で逃走している。

 また、劇場版『最強の道』では囚われたブルマ達を助けに来た悟空を迎え撃つため戦闘機で出撃するが、あっさり落とされてしまう。

 原作での戦闘力は、若くして大佐にまでなる人物なので優秀なのは間違いないが、ブルー将軍のような超人的な身体能力や超能力を持っている描写はアニメ、劇場版とも無い。そのため、高く見積もっても7ぐらいだと思われる。

 この作品ではフラッペ(ゲロ)から亀仙人風の修行を受けた事で、戦闘力は90にまで上がっている。また、レッド総帥の方針によってレッドリボン軍全体が人材を大切にしているので、大勢の部下を見捨てるような事もしないと思われる。



〇テクリン

 多林寺の弟子の中で最も強いらしい、クリリンの元兄弟子。原作では予選でクリリンに一撃で倒されて敗退した後、登場していない。彼を助けるイベントがあるゲームも存在するらしい。

 原作での戦闘力は高くても6ぐらいだと思われるが、この作品では多林寺の修行がGCGの影響でマイルドな亀仙流風に変化して厳しくなったため、15に上がっている。




〇戦闘力推移

・ギラン:90→240 カリン塔で修行を続け、ヤムチャやサタンとも組手を行った怪獣ギラン。ナチュラルに「次は地球の神様の神殿での修行だな。待ってるぜ!」とヤムチャに言われ、「おうよ!」と反射的に答える位にはゴロツキとしての原点を見失いつつある。
 「オレ様、なんで修行してるんだっけ?」と首を傾げて自分を顧みるも答えは記憶の彼方。

・ジャガー:110→256 『眠り姫』事件で経験した実戦と、その後にゲロの下で詰んだ修行の成果で背も伸びた。フォトンウェイブや四妖拳も習得している。
 バッタ男爵家の跡取り息子として以外にも、ゲロの弟子として格闘技雑誌に特集記事を組まれた事もあり、それなりの知名度がある。

・チチ:256→562 魔神城の眠り姫事件から倍以上強くなった。フライパン山の麓の牛魔王が治める町では、姫様として慕われるアイドル的存在。

・サタン:120→283 『魔神城の眠り姫』事件での実践と瀕死パワーアップ、そしてカリン塔での修行で倍以上に強くなった。

・孫悟飯(老):2468→7500 精神と時の部屋で兄弟弟子の牛魔王と修行した事で、強化改造前のミソカッツン以上の力を手に入れた。サイヤ人強襲編でベジータと戦った時の悟空より、ちょっと弱いぐらい。

・ラピス:120→223 原作ピッコロ大魔王に迫る強さ。

・ターレス:→8140 強化改造前のキシーメや、サイヤ人襲来編でベジータと戦った時の悟空とほぼ互角。サイヤ人なので、背は低いまま、

・ナム:→1020 地球の神様の神殿で修行し、サイヤ人襲来編でラディッツにかめはめ波を撃つ時の悟空並みの戦闘力にまで至った。平均的な惑星の種族なら、最強レベルの戦士。

・ランチ:? 天津飯よりやや強い程度に加減している。

・タイツ:4200→5600 生前のトーマより若干強い。スピリットブーストを使用すると1万1千まで戦闘力が跳ねあがる。

・サン:8万7千 妊娠と出産によってやや修行のペースが落ちたが、着実に実力を伸ばしている。今大会出場者の中ではトップ。

・クリリン:50→138 魔神城での実戦とグルメス公国での武闘大会の経験を無駄にせず、亀仙人の指導で力と技に変え強くなったクリリン。原作桃白白を超え、レッドリボン軍編でカリン様の修行を受けた後の悟空に匹敵する強さ。

・パンプット:212 ドラマの撮影の影響でジャガーに追い抜かれたが、十分強くなっている。

・悟空:375→661 非戦タイプのサイヤ人の戦闘力に近づいて来た。戦闘タイプとしても、この年なら(今年十三になる)なら、そう低いわけではないと評価されるかもしれない。

・チャパ王:2800→4635 ヤードラット星での修行もあって、サイヤ人襲来編のナッパを超える強さ。瞬間移動も習得済み。

・チューボ:1200→2560 原作セリパと同じくらいの強さ。

・天津飯:1200→1800 原作のサイヤ人襲来編当時の自分より若干強い。

・イエロー大佐:6~7→70 亀仙人の修行を受けた直後のクリリン並みの強さに至った。

・アックマン:3679→5368 生前のトーマ並みに強くなった。

・ブルマ:244→536 劇場版『オラのご飯を返せ!』のガーリックJr三人衆ぐらいなら善戦できる強さに至った。

・チャオズ:141→225 原作ピッコロ大魔王とほぼ同じ強さ。

・シルバー大佐:100 悟空が原作通りの強さで原作と同じ状況で戦ったら、善戦できるぐらい強くなった。気の感知や制御は未収得。

・牛魔王:7000 精神と時の部屋での修行の結果、強化改造前の狂暴戦士、ミソカッツンと互角の強さを手に入れた。

・ヤシシ(獅子牙流):20→45 己の修行を見つめ直し、聖地カリンで(カリン塔には登っていない)鍛え、三年間修業して前回大会の倍以上の強さに至った。地球人目線では十分超人で、GCGの入隊試験にも合格できる実力。

・ラズリ:120→223 ラピスと同じ強さ。

・ヤムチャ:300→727 ガーリック三人衆の誰か一人なら、倒せそうな強さ。

・桃白白:5625→7450 『この世で一番強い奴』事件ではプラズマブーストを使わなくては振れなかったカッチン鋼コーティング刀を、素の状態で扱えるまでになった。

・ランファン:? 実際の戦闘力は桃白白より圧倒的に高い。しかし、今は潜入任務中なのでブルー将軍より少し強い程度に抑えている。ちなみに、尻尾は服の中に隠している。



〇ラオ・チュウ

 原作アニメオリジナルキャラクター。人造人間編で、悟飯(子)が知り合ったセルに両親を殺された少女ライムの祖父。




 ノーデンス様、大谷地ひよこ様、佐藤東沙様、PY様、コダマ様、ずわい様、excite様、泡銭様、変わり者様、KJA様、うはおkww様、にぼし蔵様、gsころりん様、誤字報告ありがとうございます。早速修正しました。
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