とある科学の闇少女   作:Rei0000

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闇夜は知らぬ間に 5

上条当麻との初対面から2日が経過した。この間に私がしたことは二つ。一方通行から聞いた情報の整理と必要な情報の入手、そして武器の調達である。

情報はあの夜土御門から色んなことを聞いてある程度は私のするべきことはハッキリとした。まず私がやるべきは私がかつて開発をうけた研究所へ行って能力を安定・強化すること。

私の能力はひどく不安定なこと。そして時間停止(タイムラプス)に関しては長時間使い続けることはできない。きちんと安定して力が使えるようになれば私の能力はなかなかに強いものとなる。

そのために私は今日わざわざ研究所までやってきたのだ

 

『お久しぶりです、日野(ひの)さん。3日間よろしくです。』

 

日野「えぇよろしくね。今回は能力開発と調整ってことでいいのよね?」

 

『はい、できる限りまで向上させていただけるとありがたいです。」

 

彼女は日野朱美(ひのあけみ)。私を引き取った研究者である。一部の研究者の間では有名なマッドサイエンティストだ。私はこれから麻酔を打たれて昏睡状態へと陥る。

そのため彼女に何をされてもわからない。しかしどんな危険なことでも私には受け入れる覚悟はできている。なぜなら彼女は私の引き取り手。いわゆるお義母さんというやつだ。

もちろん彼女をそう呼んだことはない。とはいえ私に能力開発をしてくれて存在意義(ダブルギミックを殺すという使命)までくれたのだから感謝はしている。

もし彼女と出会わなければ私は置き去り(チャイルドエラー)として今も施設にいただろう。

私の脳や身体の内側はもう人と呼べないほどまでに開発されている。それでも私は彼女の願いを、二重能力(ダブルギミック)を殺してほしいという願いを必ず叶えたいのだ。

たとえ周りからは白い目で見られていようとも私に関係はないのだ。

 

日野「それじゃあ始めるわよ」

 

次に目が覚めた時には私はまた一歩、化物に近づいているのだろう。こう思ったところで私は3日間意識を麻酔によって失った。

 

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No side

実験開始から約2日が経過したときだった。

 

日野「それじゃあ最終段階へ移りましょう。例の装置を。」

 

研究員1「はい。わかりました。」

 

夜凪の頭に取り付けられたヘルメットがコンピューターからの指令により稼働し始めた。コンピューターに映し出されていたのは

絶対能力進化(レベル6シフト)実験短縮計画」

 

研究員2「脳へのチップの埋め込み完了しました」

 

研究員1「反応ありました!数値が大幅に上がっています!」

 

日野「成功ね。彼女が目覚めたらまずは力試しをしてもらおうかしら…」

 

機械の音が止まった。

 

--レベルの測定が終了しました。夜凪月乃…においてレベル…が確認されました。

 

日野「…っ!実験は大成功。月乃、学園都市のために私のために頑張ってちょうだいねぇ。うふふ。可愛い可愛い私の子供(オモチャ)。大切に使うから…ね?」

 

この言葉が夜凪に届くことはなかった。

 

 

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