俺と天狐の異世界四方山見聞録   作:黒い翠鳥

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コンと尊がマヨイガから出ない理由について書き損ねておりました。
今回・次回とその話を入れるのが難しかったため、「ファイルNo.04『旅は憂いもの辛いもの』」にその話を追記いたしました。
「この森には一角馬や蛇鶏がいる」~「蛇鶏が狩りを始める」の間の二十数行になります。
お手数ですが目を通していただければ幸いです。

また、面倒という方のためにあとがきにて一言にで説明いたします。

失礼いたしました。

追記:今話の話数の表記が誤っておりました。現在は修正済みです。
重ね重ね失礼しました。


Folder-2 白日昇天
File No.12-1 『能ある鷹は爪を隠す』


俺とコンがマヨイガと共に異世界に来て結構たったある日。

 

再び遊びに来たルミナ神とみんなでゲームに興じる。

メンバーは俺、コン、ミコト、ルミナ神の四名。

化けれるようになったのでヤシロさんにも参加してもらおうかと思ったが、がちがちに緊張していたのでやめておいた。

 

今回のゲームは絵双六。

まぁ、一般的な『すごろく』の事なんだが盤双六と言うのもあるから一応区別して絵双六と表記する。

 

「サイコロの目は……4ですわね。1、2、3、4。【軍師を登用して2マス進む】。1、2。更に引き離しましてよ」

 

今日は絶好調だなルミナ神。

2位の俺に17マスの差をつけて一位を独走中である。

 

ちなみにやっている絵双六は「天下統一絵双六」な。

コマを進めて天下人を目指すっていうストーリーの絵双六だ。

 

「ボクの番なのだ。ころころ……あぅ、1なのだ」

 

「儂の番じゃな。6じゃ。……【兵糧が足りない。1回休み】。出目は良いんじゃがのう」

 

基本的に運のゲームだものな。

 

そんな感じで遊んでいると、コンがふと入り口の方に顔を向けた。

 

「どうやら客神のようじゃな」

 

「この気配はフェルドナですわね」

 

ルミナ神も気付いていたらしく、来客者の名を告げる。

同神話体系の神なのでおかしくは無いが、ルミナ神、フェルドナ神の事を知ってるんだな。

 

まぁ、うちのご近所の土地神なので見かけるぐらいしたのだろう。

 

「どうやら宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)に、つまりは名代の儂に用事のようじゃの」

 

「では、絵双六は一旦中断ですわね。終わるまで別の遊びでもしていますわ」

 

(かたじけな)い。では失礼する」

 

そしてコンが対応に出ようとすると、ルミナ神は何かを思い出したかのように呼び止める。

 

「そうそう、(わたくし)は今日明日と空いてましてよ」

 

「……抜け目ない事じゃな」

 

「誉め言葉として受け取っておきますわ」

 

そんなやりとりをした後、コンは改めて部屋を出て行った。

 

「今のは何だったのだ?」

 

ミコトは今のやり取りがよく分からなかったらしく、小声で俺に聞いてきた。

すまん、俺にもよく分からん。

 

(わたくし)にはフェルドナの用事について心当たりがあるという事ですわ」

 

小声でも聞こえてしまっていたようで、ルミナ神が解説してくれた。

すみません、お手間かけます。

 

「そしてもし(わたくし)の予想が当たっているのならば、それは()()()()()()()()()()()()()()とお伝えしましたの」

 

「丸投げって、いいんですか?」

 

お稲荷様、つまりは名代のコンへの用事の筈では──

 

「いいんですのよ。むしろ美味しい所だけ頂いてしまうようなもの。(わたくし)は労少なく美味しい思いが出来る。コンさんは面倒事を押し付けられる。フェルドナは穏便に目的を果たせる。三方良しですわ」

 

つまりはコンにとって面倒な事柄であり、ルミナ神にとっては手間少なく利が大きい、フェルドナ神もコンよりはルミナ神を頼った方がいい用事……

駄目だ、分からん。

 

「ふふ、分からないという顔ですわね。まぁ、それは後でコンさんにでも聞いてみなさい。それよりも次は何で遊びます?」

 

「じゃぁ、妖札で『五条橋(ごじょうばし)』がやりたいのだ!」

 

「知らないルールですわね。やり方を教えてくださいな」

 

「分かったのだ。妖札を持ってくるから待ってて欲しいのだ」

 

なんかミコトとルミナ神、打ち解けて来たよなぁ。

まぁ、ルミナ神的にはミコトの子供っぽいところに微笑ましさを感じているって感じだが。

ちなみに『五条橋』は妖札版セブンブリッジな。

 

 

 

しばらく二人と一柱で妖札をしていたが、ルミナ神がコンに呼ばれて席を外した。

戻ってくるまで二人で遊んでいてもいいのだが、何となくミコトを抱き寄せる。

 

「? どうしたのだ?」

 

「んー、なんとなく」

 

足を組んでその上にミコトを座らせる。

ミコトの小さな体は、俺の腕の中にすっぽりと納まった。

それから目の前にあるミコトの後頭部を撫でてやる。

 

「うみぃ~」

 

気持ちよさそうに鳴くミコト。

するとポンっという音と煙と共にミコトの姿が狐に戻る。

完全な獣ではなく、人のように二本足で歩ける経立(ふったち)形態(モード)だ。

 

とりあえずお腹をわしゃわしゃしてみる。

はー、柔らかい。

 

「ひゃうっ、くすぐったいのだ」

 

手を取って肉球を押してみる。

おー、ぷにぷに。

気持ちい。

 

「うにゅ、そんなことして楽しいのだ?」

 

「うん、楽しい」

 

「だったらもっとしてもいいのだ」

 

お言葉に甘えてぷにぷにぷに。

ついでとばかりに目の前の尻尾に頬ずりする。

ふっくらモフモフな尻尾がなんと九本もあるのだ。

 

あー、モフモフ。

 

幸せ。

 

 

 

しばらくミコトをぷにぷにしたりモフモフしたりしていたが、話が終わったらしくコンが戻って来た。

 

あれ? ルミナ神は?

 

「今日はもう帰るそうじゃ。フェルドナ神の持ってきた問題を解決せねばならなくなったからのう」

 

そっか。今晩はコロッケにしようと思ってたんだが。

それと絵双六の決着はまた今度かな。

 

「じゃな。今の状態を覚えて箱に戻れ」

 

コンが絵双六に向かってそういうと、絵双六がパタパタと折りたたまれて箱に納まった。

さっきまで遊んでいたのは双六の内容を自由に変えられる妖怪絵双六なのだ。

駒とか勝手に跳ねて移動してくれるぞ。

 

「ねぇ、ねぇ、コンさん。フェルドナさんのご用事は何だったのだ?」

 

ミコトがコンに尋ねる。

そう言えばルミナ神がコンに聞くように言ってたか。

 

「前に引出物に贈ったマヨイガの野菜を村の者に下賜してもいいかという話があったじゃろ」

 

そう言えばあったね。そんなこと。

確かマヨイガの名前を出さない事を条件にOK出したんだったか。

 

「引出物の野菜は何種類かあったんじゃが、実際に下賜したのは『サツマイモ』だけだったそうじゃ。ただ、それが美味いと大そう評判を取ってのう」

 

なんせマヨイガの作物はマヨイガ妖怪の特性により現世の上物と同等の品質を持つ。

食に関して変態的な情熱を燃やす日本人が散々品種改良しまくった作物と同等なのだ。

どうやらこちらの人たちの舌は日本人に近いようなので、味の好みはあれど基本的には美味しく感じるだろう。

 

「いい事なのだ」

 

「それはいい事なんじゃがな。問題はそれをフェルドナ神が『育てやすく、痩せた土地でも育ち、収穫量も多い』とべた褒めして下賜した事なんじゃ」

 

何が不味かったんだ?

 

色々と注意点はあるが、他の野菜に比べれば手間も少なく育てやすい。

サツマイモの特性上、むしろ痩せた土地の方が育つ。

収穫量も飛び抜けてとは言わないが、比較的多い方の筈だ。

 

まぁ、俺は農家では無いので間違ってないとは言い切れないが、俺の知る限りでは問題ないように聞こえるが……

 

「おかげでサツマイモが神の国の奇跡の食べ物扱いに……」

 

あっ。

 

「まだ季節の関係で村の者が育てるまではしていないようじゃが、うまく育てれば相当飢餓が減らせる代物。それが広まれば信仰の図版を書き換えるに十分な効力を持つ。そんなものを一介の新神(しんじん)が人間に授けたとなれば、この世界の農耕神はどう思うかのう」

 

「自分の所に取り込もうとするか、信仰を取られないように同等以上の物を繰り出してくるか────はたまた()()()()()()()()()()

 

「そうじゃ。正確には農耕神の眷属神にサツマイモを広めるのを止めるよう(おど)しをかけられたそうじゃ。それが農耕神の意思によるものなのか、眷属神の独断なのかは不明じゃが」

 

「つまりフェルドナ神の相談というのは」

 

「早い話が『助けてくれ』という事じゃな」

 

なるほど。

フェルドナ神は新神と聞くし、影響力を正しく認識できなかったのか。

まぁ、そりゃそうだよな。

お隣さんからもらったものを御裾分けしたら、自分が逆立ちしても勝てない相手から目を付けられたなんて早々予測できんわ。

少なくとも俺には無理だ。

 

「ひどいのだ! フェルドナさんは何にも悪い事はしてないのだ!」

 

「気持ちは分かるが、異世界には異世界の神の在り方と言うものがあるからのう。そもそも異世界に根付くつもりがない以上、こちらが軽々しく口を出せるものでは無い。と言うより出しても碌な結果にはならん」

 

あくまで俺たちは異邦人。

あぁ、ルミナ神が言っていた面倒事とはこれの事か。

確かに面倒極まりない。

 

「という事は、ルミナ神が帰ったのって……」

 

「うむ。全部ひっくるめて丸投げした。そもそも予測はしておったらしいからの。解決するための用意は既にしておったようじゃ。まったく、全部あ奴等の掌の上じゃったわ。こちらに実害は無いので乗りはしたが」

 

「ん? どういう事?」

 

「まず、ルミナ神も異世界の農耕神──名をグラヌド神と言うそうじゃが──も上位の神じゃが、貴高神であるルミナ神の方が立場は上じゃ。あぁ、貴高神というのはこちらで言う三貴子のようなものじゃな」

 

三貴子と言うと天照大神・月読命・須佐之男命の三神の事で、日本神話の諸神の中で最も貴いとされる神様だ。

 

「そのルミナ神がフェルドナ神側に着いたとなれば、グラヌド神がフェルドナ神を排除しようとすれば必然的に自身より上位の神と争う事になる。よほど好戦的な神でもなければ避けたい選択肢じゃろう」

 

他の貴高神と手を組んでルミナ神を潰しにかかる可能性も無くは無いが、既にルミナ神は貴高神の一柱である太陽(プロミネディス)神に争いが起こった場合は味方する約束を取り付けているのだそうだ。

 

少なくともルミナ神の神話体系において太陽と月の両方を敵に回して無事で済む神はいないらしい。

ちなみに、今更だがルミナ神やフェルドナ神の所属する神話体系をミルラト神話体系という。

 

「となれば、グラヌド神の選択肢は取り込むか対抗するか。あえて干渉しないという選択肢もあるが、普通に考えればまずないじゃろう」

 

グラヌド神にとって脅威になりかねない代物を放っておくとは考えにくいからな。

 

「取り込むというのであればそれはそれでよい。そもそもフェルドナ神は、こう言ってはなんじゃが一村(ひとむら)の守護神でしかない。上位の神であるグラヌド神の庇護に入るのは悪い話ではない。ルミナ神の仲介があれば無体な事にはならんじゃろう」

 

無体を働けばルミナ神の顔に泥を塗る事になりかねない──と。

代わりにルミナ神の紹介で取り込めるなら他の神からの干渉を抑えられるし、フェルドナ神も仲介してくれたルミナ神に恥をかかせる訳にはいかないからある程度の信は得られるということか。

 

「そうなればルミナ神はフェルドナ神を通じて奇跡の食べ物(サツマイモ)に関して影響力を残せるし、グラヌド神に対して事を穏便に収めたという恩を押し付ける事も出来る。まぁ、それを補完する意味でもサツマイモに関しては多少脚色された話が出回るじゃろうがな。婚姻祝いの引出物に貰ったとか言えんじゃろうし」

 

こちらとしては面倒事がやってこなければ構わないというスタンスだしな。

適当にそれらしく好きに演出してくれればいい。

 

「対抗を選ばれた場合でも、ルミナ神はミルラト神話を信仰する人々全体に影響力を持つ神。その人々に良い影響があるというならばその出どころがフェルドナ神であってもグラヌド神であっても構うまい。その場合はルミナ神はフェルドナ神の後ろ盾となるじゃろう。サツマイモが飢えを救う事が出来れば大幅な信仰心の獲得が見込める。サツマイモの影響力が大したことが無かったとしても、新たな美味を(もたら)したとして損にはならぬ」

 

ローリスク、ハイリターンという訳か。

少なくともルミナ神にとっては駄目でも大したダメージにはならないと。

 

「最悪グラヌド神の作物にサツマイモが駆逐されたとして、標の神であり導く神であるルミナ神は人々の未来がより良いものになるようにグラヌド神がその作物を人々に下賜する呼び水としてフェルドナ神を遣わせたという事に出来る」

 

その場合、フェルドナ神はルミナ神の従属神、しかも直接命を受けるほど信頼された立場と見られるだろう。

一介の守護神から考えれば大出世なのは間違いない。

 

問題はフェルドナ神の立ち位置に本人の希望が反映されないという点だが、頼ってきたのはフェルドナ神だし、どれも悪い結果にはならないのだから我慢してほしいって事になるんだろうなぁ。

まぁ、その辺は俺たちが考える事ではないか。

 

「他にもいくつか考えられる選択肢はあるが、その辺もルミナ神は抜かりない。どう転んでも利があるように準備しておる。儂らを巻き込まぬのであれば儂らに非難される事もないと見越したうえでの。まぁ、少なくとも儂らやフェルドナ神にとっては悪い結果にはならんじゃろ」

 

凄い有能じゃん、ルミナ神。

正直子供っぽい印象が強かったんだが、これは考えを改める必要がありそうだ。

 

「実際、能力的にも凄いからのう。「五通」に通じ、特に「宿命通」と「天眼通」はかなりのものじゃよ」

 

五通というのは神通力のうち「神足通」「天耳通」「他心通」「宿命通」「天眼通」の五つを指す。

まず五通が使えるという時点でその凄さが(うかが)い知れる。

 

(なんせミコトの過去を一瞬で読み解いたほどじゃからのう)

 

なん……だと……!?

 

元屏風覗きであるミコトの過去を見るのは非常に難しい。

起点となる一点、ミコトの生まれた点を取っ掛かり出来れば普通に見る事が出来るようになるが、その一点を見つけるのが困難なのだ。

現にコンでさえその点を見つけるのにひと月かかった。

それを一瞬だと!?

 

「ほえー、ルミナさん凄いのだ」

 

ミコトが分かっているんだか分かっていないんだか分からないような声で言う。

過去云々は精神感応で俺だけに伝えられたので純粋に五通が使える事に対しての称賛だろう。

 

「まぁ、じゃから後はルミナ神に任せておけば良い感じに収まる筈じゃ。少なくともこちらに害は無いようには対処すると言っておったからの」

 

「なんか聞いた感じ、ヘイトを全部引き受ける代わりに功績は頂いていくよって事か?」

 

どの場合でもルミナ神がすることはフェルドナ神の後ろ盾になる事だけなのだ。

その結果、グラヌド神の対応によっては手間をかける必要があるかもしれないが、確実にそれ以上の利が手に入る。

 

そしてどの方向に進んだとしても──例えグラヌド神がフェルドナ神を取り込むよう動いた場合であっても──ルミナ神の存在がそれを選ばせる以上、多かれ少なかれ確実に憎悪(ヘイト)は向く。

そしてそれすらも「面倒事を引き受けた」と言うかたちで、自分が得た利を周囲に納得させる理由になる。

 

ルミナ神が言っていた「むしろ美味しい所だけ頂いてしまうようなもの」とはこの事か。

 

「そうじゃな。その憎悪を全て引き受けたところで問題ないほどの地位と実力を持つルミナ神じゃから出来る手じゃが」

 

改めて、ルミナ神って凄かったんだな。

 

「伊達に一つの神話体系の頂点に近い場所にいる訳ではないということじゃな。さて、こんな話をいつまでも続けていても仕方あるまい。ここらで気分を変えて妖札でもしようではないか」

 

コンの居ない間にルミナ神とやってたんだけどね。

 

「『五条橋(ごじょうばし)』やるのだ!」

 

「おお、良いぞ良いぞ」

 

……んー。

 

(タケルよ、どうした?)

 

もしかしてなんだけどさ、こうなるように仕向けたのはプロミネディス神か?

 

(お、よく分かったのう)

 

あー、やっぱりか。

いや、確証があった訳じゃないんだけどね。

 

さっきコンが「()()()()()()()()()」って言ったからさ。

対象は複数人。

一柱はルミナ神とすれば、もう一柱はプロミネディス神かなって。

 

そう考えると納得できることがいくつかあったからな。

 

(まぁ、これで()()()()()()()。これでもう少し便利になるぞ)

 

……やっぱ何か取引してたのね。

コンは俺の守護狐ではあるが、やっている事を一々報告するような事はしない。

聞けば教えてはくれるが、毎度毎度聞いたりしないからな。

 

(少々長くなるから後でゆっくり教えよう。ほれ、ミコトの準備ができたようじゃぞ)

 

いつの間にやら配られていた7枚のカード。

そしてニコニコ顔のミコト。

確かに長くなりそうだし後でいいか。

 

とりあえず俺は配られたカードを見やり、どの作戦で行くか考えるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

 

「遊びに来ましたわ!」

 

昨日より少しだけ成長したルミナ神がやって来た。

フェルドナ神の件を解決しに行ったのでは?

 

「そんなもの、もう終わらせましてよ」

 

な……なんだと!?

あれから一日経ってないぞ。

あと、さらっと読心されたな。

 

「さあ、昨日の続きをやりましょう。今日は勝ちますわよ」

 

いやはや何とも。

 

流石は神話体系のトップクラスの神だけはある。

俺はちょっとだけルミナ神の評価を修正し、屋敷の客間へと案内するのだった。

 




コン達がマヨイガから出ない理由=異世界には稲荷神社がなくて弱体化するから出たくない。



(のう)ある(たか)(つめ)(かく)す』
有能な鷹は獲物に悟られないように普段は爪を隠しておき、いざという時に力を発揮するという意味。

ちなみにルミナ神の実力はこんな感じ。
「神足通」
ミルラト神話圏であればどれほど遠くても半日で走破できる。また、同圏内で月が見えている場所であれば一瞬で移動可能。
「天耳通」
夜に発した言葉は基本的に聞かれていると思ったほうがいい。マヨイガまでは無理。
「他心通」
そんなに強くないが、読心と嘘をついているかどうかくらいはわかる。
「宿命通」
過去や前世を読み解く力はミルラト神話随一。
「天眼通」
百年単位での未来予知が可能だが、具体的な未来が見えている訳ではなく「こうすれば最終的にこうなる」というのがわかる感じ。
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