俺と天狐の異世界四方山見聞録   作:黒い翠鳥

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修正履歴
File.No.15-2 にて魔力と霊力と妖力の関係についてのイメージを追記。
さすがに前のは説明が雑で乱暴過ぎました。今回も後書きにて簡単に説明します。


File No.28-2 『彼を知り己を知れば百戦殆からず』

(いのしし)

 

鯨偶蹄目イノシシ科に属する動物で、日本では十二支の一つとしても有名だろう。

日本でも古くから狩猟の対象とされており、その肉は牡丹肉(ぼたんにく)山鯨(やまくじら)などとも呼ばれ親しまれている。

 

そして農耕民族にとっては田畑を荒らす害獣でもある。

実際に現代日本でも野生生物による農作物被害の三割ほどは猪によるものらしい。

 

しかも厄介なことに猪は非常に頭がいい。

本来であれば昼行性であるにも関わらず、人間と生息域が被ると警戒して夜間に活動するようになったり、見慣れないものがあれば警戒して近寄って来ない。

とある実験では餌の入った箱を複数隠し、特定の法則にのっとった場所の箱だけ開くようにしておくと、短時間で開く箱がある所だけ探しあてるようになったという話もある。

 

さらに猪には生理的に苦手とする音やにおいが無い。

唐辛子などの匂いを嫌いはするが、あくまで一時的に避けるだけで長期間使用すれば慣れてしまう。

 

光や音なんかも自分の生活圏に突然見知らぬ何かが現れた事に警戒して逃げるだけで、しばらく使っていれば効果がなくなってしまう。

あれらは自分を害さないと見破ってしまうのだ。

 

もちろん身体能力も優れており、時速40㎞以上で走ったり助走無しで1m以上跳躍する事も出来る。

そこから繰り出される牙の一撃は、まともに受ければ人間であっても致命傷になりかねない。

 

そんな猪が妖怪となったらどうなるか。

 

猪笹王(いのささおう)』という妖怪がいる。

 

元々は熊笹の生えた大猪だったが、猟師に撃ち倒された事でその怨念が妖怪化したものだ。

一本足の鬼の姿で現れ、伯母峰峠を通る人々を襲ったという。

 

最終的に丹誠上人が日限地蔵に祈祷する事で封印されたが、ひるがえって言えば封印するのに地蔵菩薩の助力を要するほど強力な妖怪ともいえるわけだ。

 

俺の知ってる猪の妖怪がこれ(猪笹王)だけなので、これを基準にしていいのかは迷うところではあるが、猪はこのような強力な妖怪になりうるという事なのである。

 

 

 

で、五郎左殿のいう大猪なのだが。

 

コンに式神を派遣してもらって確認したところ、結構やばいのがいた。

幻覚による視覚共有をしてもらったのだが、推定霊威 2,000 近い妖怪猪が確認できたのである。

なんと以前の邪気溜り、そしてそれを祓う事で産まれたフォレアちゃんより強いのだ。

毛皮が刃を通さないと言っていたからおそらくとは思っていたが、やっぱり妖怪猪だったか。

 

あ、俺の霊威を読み取る力は憑狐転神(ひょうこてんしん)によって強大な神威を魂で感じた事で一定の物差しが出来たのもあり、上級妖怪くらいならいけるようになっている。

俺も以前よりパワーアップしているのだ。

大妖怪クラスの霊威相手だとまだ精度がいまいちなので精進は必要だが。

 

そして件の妖怪猪は霊威に比べて霊気と霊躯が相応に高く、霊力はかなり低い。

これは力押しを得意とする妖怪に見られる特徴だ。

 

霊力はどれほど大きな力を扱えるかを表す指標だが、これは妖術や霊波のような能力を対象にしている。

もう少し正確に言うならば霊的エネルギーをどの程度までなら精密にコントロールできるかという意味であり、霊的エネルギーそのものを指す霊力が指標の名前としても使われているのだ。

 

腕っぷしの強さや能力などの単純な出力は主に霊威に依存する。

 

つまりこの妖怪猪は搦手をしてくる可能性は非常に低いが、でかい・強靭・パワフルと三拍子そろった身体(からだ)で敵を捻りつぶす戦法を得意としていると思われるのだ。

純粋な肉弾戦に限れば大妖怪相手でも善戦できるくらいの強さがあるんじゃないだろうか。

 

が、倒せないかと言われればそうでもない。

強さという点ではフォレアちゃん以上であるが、脅威度という点で見ればそれほどでもないのだ。

 

「動物は火を怖がる」というイメージはないだろうか。

実際の所は案外そうでもなかったり、自ら火をおこす事はできなくても自然に発生した火を利用する動物はいたりする。

 

しかし火を焚いている人間を野生の動物視点で見れば、不審な火と妙に背丈の高い(二足歩行の)変な生き物だ。

臆病でなければ生き残れない野生動物は、当然警戒して避けようとする。

 

それに山火事が起きれば動物たちは逃げる。

人間だって逃げるんだから当たり前である。

火の近くは暖かいが、火に触れれば火傷するのは人間も動物も変わらないのだから。

 

とはいえそれを人間視点で見れば動物が火を恐れているように見える。

そのようなイメージがつく。

 

これは太陽の国(五郎左殿の故郷)でも同じようだ。

 

そうなると人間の認識に影響される妖怪は、そのような霊梁(生態)を持つようになる。

そんな訳で動物系妖怪は火を苦手としている場合が多いのだ。

 

妖狐(コン達)のように(狐火)を操ったり、剋火の関係にある水の性質を持っていたりすれば話は変わるが、あの妖怪猪はそうではない。

少なくとも火は弱点になりうる。

 

そして相性不利な相手に(弱点を突かれると)とことん弱いのが妖怪だ。

 

極端な話、火の海に突っ込ませれば倒せるし、生き残ったとしても大幅に弱体化する。

 

コンの狐火は当然として、ミコトでも戦って勝てるかは別として狐火を直撃させればおそらく倒せるだろう。

炎の中から生まれその身に炎を宿すフォレアちゃんであれば、妖怪猪の突進が直撃したとしてもむしろ妖怪猪の方が火だるまになるだろう。

妖怪との戦いでは相性有利をとれれば物理攻撃を含む相手からの干渉を打ち消せたりもできるので、この場合はフォレアちゃんは無傷である。

 

補足として多少の火なら泥浴を行う生態から転がって消してしまうと思われるので、火矢で倒すのは絶え間なく撃ち続けなければ難しいか。

 

他にも手っ取り早い方法として食べ物に酒や毒を仕込むというものがある。

 

コンやミコトがお酒にめっちゃ強いので俺も偶に忘れるが、普通の妖怪はお酒を飲めば酔っぱらうのだ。

大きい妖怪相手であれば相応に量は必要だし、大妖怪クラスともなれば神酒や妖怪酒でもないかぎり簡単に酔いを醒ますことが出来る。

 

しかし妖怪というのは基本的に酒を好み、理性よりも本能で行動するタイプの妖怪であれば酒の匂いのする食べ物は毒でもない限り普通に食べる。

そして酔っぱらって寝てしまうのだ。

 

寝込みというのは非常に無防備な状態であり、その間に周りを藁か何かで囲んで火をつければ倒せるだろう。

体が燃え始めればのたうち回って消そうとするだろうからそれによる被害も無いとは言わないが、妖怪猪を野放しにするよりは軽微に抑えられるはずだ。

地理的に山火事になるような事も無いだろう。

 

毒はまぁ、言うまでもないだろうな。

 

動物が飲めば死ぬのだから、動物から変じた妖怪が飲んでも当然死ぬ。

猪は非常に鼻が良いのでただ毒を仕込んだだけなら臭いで気づかれてしまうだろうが、それならそれでやりようはあるのだ。

使う毒は選ばなければ事後の処理が大変ではあるけれども。

 

それに絡め手を使わずとも憑狐転神(ひょうこてんしん)すれば──要するにコンなら──倒せる。

 

見た感じ呪術にはそれなりに耐性がありそうだが、コンの呪術から逃れられるほどではない。

 

火系統の妖術はもとより、念力で(つぶて)を飛ばして打撃を与えるという方法もある。

刃は防げても物質による攻撃が無効という訳ではないのだ。

 

俺一人で勝てと言われたら先のような絡め手を(もち)いなければ無理だが、逆に言えばそのような方法で倒せると知っていれば一般人でも倒す事は可能なのだ。

 

ちなみに手段を選ばないのであればフォレアちゃんにお願いして来てもらうのが一番早い。

 

逃走阻止に炎の壁で周りを囲い(本来は悪いものを中に入れないようにする為のものだそうだ)、浄化の炎をまき散らしていればそのうち逃げ場がなくなる。

物理攻撃は相性差で打ち消し(しかも投石等の道具を使った攻撃も打ち消せる)ができるので、フィジカル全振りな相手はフォレアちゃんに対して有効な攻撃がほとんどない。

一応地面を掘って土を炎にかけたり泥浴び(ヌタウチ)されると相性の関係で有効打になりうるが、前者は大量の土が必要なのでダメージになる前に相手が倒れるだろうし、後者は戦う場所を選べば問題ない。

しかもフォレアちゃんの炎は普通の炎ではなく穢れを祓う力の具現としての炎なので余計なものを燃やさない為、完封勝利が出来てしまうのだ。

 

 

さて、倒し方自体はいくつもあるという事は分かってもらえたと思うが、ここで問題なのは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という事だ。

 

これ自体はわかる。

件の妖怪猪も【どのような刃も通さない】毛皮を持っているからだ。

 

矛盾の話しではないが、このような相反する特性同士がぶつかった場合、相性有利な方が勝つ。

そして相性の有利不利が無いなら()()()()()()()()()

 

これは信仰とかと同じで人間の恐怖あるいは畏怖(いふ)によって特性が強化されるからだと思ってもらえればいい。

 

更に言えばより近くで名が通っている方が影響力は大きい。

五郎左殿が「通さぬそうで」と伝聞として話していたように、妖怪猪の特性は現地ではある程度知られていると思われる。

 

しかし紅一文字は五郎左殿が声高に宣伝でもしているか、帯びている刀の話が話題に出るほどに五郎左殿自身が有名でもない限り知られてはいないだろう。

元々は現世(元の世界)の異界に在った刀なので、異世界においての知名度は期待できない。

 

ならば毛皮に覆われていない部分を狙えばといった話になるのだが、毛皮が斬れないのに牙や蹄が斬れるかと言われれば、普通にイメージすれば多くの人は斬れないんじゃないかなと思うだろう。

そう思われる以上、毛皮を斬れない刀では牙も蹄も斬れない。

 

他に斬れそうな部分となると鼻と眼球になる訳だが、この妖怪猪すっごくデカいのよ。

俺も驚いたんだが、平屋の家くらいのサイズがあるんだよ。

 

つまり目の位置が非常に高くて狙うのが難しいのだ。

 

ならば鼻はどうかと言えば、こっちも駄目。

何故ならあの妖怪猪の鼻は下手すると牙よりも硬いからなのだ。

 

これは妖怪猪の霊柱(はしら)が関係してくるのだが、猪で一番突き出ているのは鼻先である。

という事は突進の際に真っ先にぶつかるのは鼻という事になる。

 

あれ程の速度で何かにぶつかっても平気な鼻だ。

ならばあの鼻は恐ろしく硬いに違いない。

そう考えた人がいて、それが広まったのだろう。

結果としてあの妖怪猪の鼻は凄まじい硬さを得たのだろう……というのが、実際に斬ってみたけど切れなかったという五郎左殿の証言からコンが推測した内容である。

 

ようするに何処も斬れないのだ。

 

ならば他の絡め手でもなんでも使って倒せばいいと思うかもしれない。

だがここでさっきの問題が出てくる。

実は問題なのは妖怪猪の倒し方じゃなくて紅一文字のメンタルの方なんだ。

 

どういう事かと聞かれれば、以前コンが紅一文字の事をヤンデレと評したのを覚えているだろうか。

一口にヤンデレと言ってもいろんなタイプがいるわけだが、紅一文字の場合は「私は貴方のもの」といった感じだ。

 

それ自体は百重御殿の付喪神なら多かれ少なかれ所有者として認めた相手に向ける感情なのだが、紅一文字の場合は長年待ち続けた五郎左殿の過去世が約束を果たさずに逝った事で(タガ)が外れてしまったらしい。

 

故に、紅一文字は五郎左殿の刀であろうとする。

 

コンが以前、紅一文字が異性に変じて婚姻を結ぼうとするかもしれないと言ったのはその為だ。

 

とはいえ、それは持ち主の影響を受けやすいという事でもある。

幸運な事に生まれ変わりである五郎左殿は刀の存在する国に生まれ、刀を必要とする職であった。

紅一文字ほどの刀をそうそう手放すとは思えない。

 

数年もすれば紅一文字も五郎左殿を理解し、必要とされるかたちに落ち着いていただろう。

それこそ五郎左殿が命尽きるその時まで傍にあれば、原因が何であれ本懐を遂げたと満足してただの刀となった(五郎左殿と共に逝った)かもしれない。

実際にコンも特に危惧する事無く紅一文字を五郎左殿に授けている。

 

だが状況は悪い方へと転がった。

 

件の妖怪猪を、紅一文字は斬れなかった。

刀としての役目を全うできなかった。

 

これが数年後であれば紅一文字も悔しがる事はあっても落ち着いていられただろう。

だが再会して十ヶ月程度では約束を破られた(戻ってこなかった)傷心を乗り越えるには足りなかったのだ。

 

所有者の役に立てなかった。

故に()()()()()()()()()()()()()()()()

 

元来思い込みの激しい性格だったこともあり、たとえ他心通を使える(心が読める)コンが五郎左殿にそんなつもりは無いと保証したとしても、その想像を止めることが出来ない。

 

結果、()()()殿()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

『他心通』で紅一文字の心を読んだコン曰く、無茶して霊威を上げようとするならまだかわいい方で、捨てられる前に心中すれば私は永遠に彼のもの──なんて事になりかねない……らしい。

 

いや、流石にすぐにそうなるほど追い詰められている訳ではない。

ただ紅一文字が焦りと不安を感じているのは間違いないし、これを燻ぶらせたままにしておいたらそうなる危険性は否定できない。

なのでできれば紅一文字の活躍によってこの件を解決し、わだかまりを解消しておきたいのだ。

 

本来なら紅一文字と五郎左殿の問題で、俺たちが手を出すような事ではないのかもしれないが、放っておくのもなんかなぁと思ってな。

とっくに百重御殿を離れたとはいえ、マヨイガ妖怪だ。

百重御殿の主として少し世話を焼くくらいはいいだろう。

 

ちなみに五郎左殿と紅一文字には現在別の部屋で休んでもらっている。

式神が妖怪猪を確認しに行く時間とかも必要だったからな。

なので今この部屋にいるのはそこら中にいるマヨイガ妖怪を除けば俺とコンとミコトだけだ。

 

「一番確実なのは火を纏わせて焼き切る事じゃろうな」

 

とりあえずと言った感じで、コンが意見を述べる。

 

まぁ、そうなるよね。

先の動物が火を恐れるうんぬんの話もあるが、そもそも毛皮は五行において『金』に属する。

『金』は五行相克において『火』に弱いのだ。

 

問題は紅一文字も『金』に属する事だ。

もちろんだからと言ってそれが出来ない訳ではない。

出来なくはないが、難易度が高い。

 

「狐火をくっつけるのだ?」

 

ミコトが言うが、難しいだろう。

纏わせること自体は可能だが、決定打になるほど火力が出せるかと言われると厳しい。

 

というのも妖怪猪の毛皮が『金』として強力なため、弱い『火』では相侮(そうぶ)における金侮火、すなわち火の克制を受け付けずに(あなど)ってしまう。

要するにいくら弱点とはいえある程度の火力は必要になる。

 

しかし、纏わせた炎は紅一文字にも影響を与え、よほど相性が良くなければ紅一文字の方が先に参ってしまうのだ。

性質の反転する陰火なら紅一文字は平気だろうが、今度は妖怪猪にも効かなくなる。

 

更に紅一文字が役に立てたと思ってもらえるかというと疑問が残るのもある。

 

所有者である五郎左殿が狐火などを使えれば合体技という形式(かたち)になるので紅一文字も納得するだろうし、お互いの相性が良い事で紅一文字を傷つけずに馴染むから高い火力を出せるだろう。

だがそれを覚える為の時間は無い。

 

「だったら辛い料理をいっぱい食べてもらうのだ」

 

食べ物か。

確かに食事によって五行を強化する方法はある。

 

ただ一つ訂正をば──

 

「ミコトよ。『火』に属するのは苦い食べ物じゃ。辛いのは『金』じゃな」

 

「あぅ」

 

コンに先に言われてしまった。

イメージ的に辛さが火の印象はあるが、五味(酸・苦・甘・辛・鹹)において火に属するのは苦みだ。

ちなみに左から 木・火・土・金・水 ね。

 

「とはいえ食事という発想は悪くない。苦みも付喪神である紅一文字であれば平気じゃろうしな」

 

前にも言ったが、本来食事を必要としないタイプの付喪神は人の姿に化けても味覚が人とは異なる。

感覚ではなく方向性で認識する為、苦いとは分かっても苦いとは感じない。

 

ちなみにだが「人の姿に化けた」付喪神は味を方向性で認識するが、「人間に化けた」付喪神は味を感じることができる──とコンが教えてくれた。

 

後から後から例外というか新事実が出てきて面倒くさいんじゃぁ! という話はひとまず置いておいて。

言葉にすれば似ているようだが、前者は人の(かたち)を取っていても性質は付喪神であり、後者は性質も人間に近くなっているという違いがある。

 

うちで言えばこんごうさん達が前者でミコトが後者。

 

ミコトの場合は廻比目(めぐりひもく)となってから(もうちょっと正確に言うと自分を作り替えたときから)なので、屏風覗き(屏風の付喪神)時代は前者だったそうだが。

 

紅一文字も今は人間になって(化けて)いるが、食事の時だけ『人の姿』に化けてもらえばいい。

 

「よくよく考えてみれば、火に属しておって紅一文字が取り込むのに相性の良いものがあったのう」

 

「そうなのだ?」

 

なんだ?

 

火に属していて……紅一文字が取り込む……紅一文字が……妖刀が…………あっ!

 

そうか!

そう言えばアレ、火に属しているんだったわ。




(かれ)()(おのれ)()れば百戦(ひゃくせん)(あやう)からず』

敵の情報を正しく分析して理解し、味方の事をよく把握していれば、100回戦ったとしても危険が及ぶような事にはならないという意味。
実は必ず勝てるという意味ではないんですよね。

勝てないなら戦いを避ける事も大事。
でも相手の事も自分の事も正しく知っていないと勝てないという判断さえできないのです。

戦う時は周到に準備してからにしなさいという意味もあります。


前書きにて記載の修正点、意訳。
・魔力も霊力も妖力も気も使い道が違うだけで物としては一緒。
 氷にして物を冷やしたり蒸気にしてタービンを回したり水道水で手を洗ったり霧吹きで虹を作ったりできるけど、物質的には全部『水(H₂O)』だよってイメージ。
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