新越谷の潜水艦少女   作:東方魔術師

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ヨミ達とキャッチボールをしにグランドへ足を踏み入れた星歌。

楽しくキャッチボールをする内に、お互いの決め球を披露する事になり・・。

駄文かもしれませんが、よろしくお願いします。


多少のオリジナル展開があります。




3球目:キャッチボールと魔球!?

道中、ヨミちゃんを除く星歌達で軽く自己紹介しながらヨミちゃんのアレ=キャッチボールをしに、グランドへ。

 

 

芳乃ちゃんは、息吹ちゃんとペアを。

 

星歌は、ヨミちゃんと山崎さんのペアに混ぜて貰って3人一組の不規則なキャッチボール。

 

「ヨミのアレをしにグランドへ来たけど、誰も居ないわね」

 

「停部期間は終了して、活動再開はしても良いはずなんだけど・・」

 

芳乃ちゃんや息吹ちゃんの会話を聞きながら、星歌達も不規則なキャッチボールをスタート。

 

「タマちゃんって、捕手だったんだ。」

 

「ヨミちゃんは投手なんだね」

 

ヨミちゃんと5球ずつ交代して、今度は星歌が山崎さんにボールを投げる。

 

ちなみに、キャッチボール時だけ投法は右サイドスローだよ。

 

「名門美南ガールズの正捕手を担当した山崎さんに、星歌の球を受けて貰うなんて最高だよ」

 

「渡辺さんは、基本の投法は右サイド?」

 

「ううん、基本は潜水艦とも言われるアンダースローだよ」

 

持ち球を終了して、ヨミちゃんと再び交代。

 

待ってる際に、もう一組の芳乃ちゃん達の方から声が聞こえてきて。

 

「息吹ちゃん。やっぱり経験者のプレーは、キャッチボールだけでも違うね」

 

「そうね、星歌のアンダースローも見てみたいわね」

 

「そうだね、息吹ちゃん」

 

恥ずかしい様な、嬉しい様な二人の評価を得て多少動揺しちゃって・・。

 

「どぉ?私のストレートは?」

 

「普通かな(1回戦負けは勿体無いな)」

 

「あはは、厳しいねタマちゃんは」

 

山崎さんの辛めの評価にヨミちゃんが苦笑してる。

 

「ヨミちゃんに渡辺さん、投球練習してみる?」

 

山崎さんから座った状態の投球練習の誘いに。

 

「うん。」

 

「よろしくね山崎さん。」

 

ヨミちゃんと星歌二人共、快諾の返事をして。

 

1番手はヨミちゃん、星歌は少し離れてヨミちゃんの後ろで待機。

 

「よ~し、じゃあ打席で見てあげるわ」

 

「じゃあ、私は審判」

 

息吹ちゃんが打者役・芳乃ちゃんが球審役で山崎さんの後ろに。

 

「良いけど、ヘルメットしないと危ないよ」

 

「それと後ろ危ないよ」

 

山崎さんが、芳乃ちゃんにヘルメット着用と背後は危険だから少し離れたら良いよと促すと。

 

「公式戦捕逸(パスボール)無し、信頼してるよ」

 

*捕逸(パスボール)は捕手の人が捕球可能な投手の投球をミスで取れずに横や後ろに弾いたり後ろに逸らしてしまう事。

 

芳乃ちゃんから山崎さんへの信頼感1000%返答が・・、それを聞いて、流石名門美南ガールズの正捕手さんだと素直な感想を抱いた星歌。

 

 

「そうだヨミちゃん、あの球は投げないの?」

 

「投げて良いの?」

 

山崎さんからあの球?と聞いて投げても良いのか、不安げな表情をするヨミちゃん。

 

「捕球出来るの?」

 

「投球出来るの?このボールで?」

 

「・・・・・・・似た様な球なら・・」

 

「投げて!、きっと捕るから」

 

山崎さんの捕球宣言と、ヨミちゃんの決意した雰囲気から三者反応をする星歌達・・。

 

「何だか、ヨミの雰囲気が違うんだけど・・・、嫌な予感が・・」

 

(多分、ヨミちゃんの決め球)

 

(山崎さんがきっと捕ると宣言させる程の変化球、是非見てみたい)

 

 

息吹ちゃんは、嫌な予感を感じて緊張した感じで。芳乃ちゃんはヨミちゃんの決め球を拝見出来るとわくわく感が溢れてて。星歌自身は若干芳乃ちゃん寄りの反応を。

 

「行くよ」

 

「来い」

 

ヨミちゃんの行くよの発言から、来いと山崎さんの勢いのある返事が。

 

グローブを頭上迄に振りかぶって・・ヨミちゃんが決め球らしき球を山崎さんのグローブ目掛けてリリースする。

 

そして・・。

 

ヨミちゃんが投げた球が、すっぽぬけた感じになって右打席にいる息吹ちゃんの頭へ直撃コースに。

 

[あっ!、息吹ちゃん危ない!]

 

(息吹ちゃん、避けて!)

 

(ヤバ!、すっぽ抜けだよヨミちゃん)

 

「ひいいい、当る!」

 

息吹ちゃんが咄嗟に、目を閉じながら体を捻りながら避けた瞬間に。

ヨミちゃんが投球した球が急激に曲がって山崎さんがなんとか捕球に成功。

 

コース的には、アウトローギリギリのストライク投球。

 

「こ・・こらー!!、何処に向けて投げてるのよ。頭に当たるとこだったでしょ!」

 

尻もちをつきながら、息吹ちゃんがヨミちゃんに猛抗議。

 

「多分、ストライクだよね・・」

 

「うん・・入ってる」

 

「なっ!?、本当に!?」

 

「ヨミちゃんの得意球、凄く変化してた・・・あんな変化球投げれるの羨ましいな」

 

ヨミちゃんが投球した1球に、4者それぞれの反応が・・。

 

星歌としたら、純粋にヨミちゃんが羨ましいと思ったよ。

 

「ナイスボールだよ、ヨミちゃん。後数球投げたら渡辺さんと交代だよ。」

 

「・・うん」

 

「凄い、あんな変化球今まで見た事ないよ。それにヨミちゃんのあの球を一度も逸らさずに捕球する珠姫さんも凄いよ。」

 

「ヨミって、中学時代1回戦負けが多いんでしょ?」

 

「それは・・、多分中学時代の捕手が捕球出来なくてサインを出さなくなったのかも」

 

「野球は、一人じゃあ出来ないからね・・」

 

星歌は、芳乃ちゃん達とヨミちゃん&山崎さんのバッテリーについて雑談をしながらヨミちゃんの投球練習完了を待つ。

 

そして、星歌の投球練習の時間がやって来て。

 

「星歌ちゃんがどんな投法で、どんな決め球を披露してくれるか楽しみだよ。」

 

「星歌ちゃんの決め球って何かな?」

 

「また私が打者役?」

 

「渡辺さんの持ち球って、何種類ですか?」

 

芳乃ちゃん、ヨミちゃんから期待の視線・・。息吹ちゃんからは打者役をやる事への抵抗感オーラが、山崎さんからはサインの確認等・・。

 

今回は芳乃ちゃんが引き続き球審役、打者役はヨミちゃんでスタート。

 

「渡辺さん、最終確認ですが持ち球はスライダー・カーブ・スローシンカー・シンカー・フォーク系のオリジナルであってますか?」

 

「合ってるよ、山崎さん。折角だから下の名前で呼んで欲しいな星歌も珠姫ちゃんと呼ぶからね」

 

「分かりました、じゃあ星歌ちゃんが得意な変化球をそれぞれ1球ずつサイン出すからね」

 

「了解」

 

投球練習前にマウンドで軽く珠姫ちゃんと打ち合わせして、その際にお互いに名前で呼び合う約束を。

 

「プレイボール」

 

「さぁ、打っちゃうよ」

 

「ヨミ、打ったら危ないわよ」

 

芳乃ちゃんのコール、ヨミちゃんの宣言、息吹ちゃんのヨミちゃんへの忠告からスタートした星歌の新越谷での投球練習。

 

まずは1球目、珠姫ちゃんからのサインはストレート。

 

ミスターサブマリンと言われた、元ロッテの渡辺俊介投手みたいにマウンドギリギリ迄利き手を沈めてから浮上させる様にボールをリリース。

 

「ストライク」

 

「サブマリンって、あんまりみないから球筋に慣れないよ」

 

「星歌って、利き手傷めない?」

 

 

1球目は、右打者のヨミちゃんから見てアウトコースの真ん中(ベルト付近)で芳乃ちゃんの判定はストライク。

 

ヨミちゃんと息吹ちゃんの言葉を聞きながら2球目の珠姫ちゃんのサインを見る。

 

 

2球目はスライダーのサインに首を振り、カーブのサインに頷く。

 

 

2球目のカーブをリリースし、アウトコースの下(アウトロー)に投球するも・・芳乃ちゃんの判定は・・

 

「ボ・ボール」

 

「際どいよ、ボールで良かった」

 

(芳乃ちゃんが判定に一瞬迷った、球審によってはストライクかな)

 

「へぇ、星歌って珠姫さんのサインに拒否するから複数の変化球を習得してるのね」

 

3球目は高速シンカーのサインに頷いて、高速シンカーを珠姫ちゃんが要求するコースにリリース。

 

コースは、2球目とほぼ同じのアウトローに投球し芳乃ちゃんの判定は・・・。

 

「ス・ストライク」

 

「さっきは、ボールだったよ芳乃ちゃん」

 

(2球目のカーブより、僅かに芳乃ちゃんのストライクゾーン入ったお蔭かな?)

 

「コントロール良いわね」

 

ラスト4球目、珠姫ちゃんからのサインは星歌オリジナル変化球(星歌命名:サブマリン:フォーク系)。

 

星歌が、決め球のサインに頷いたのが分かったのか・・・

 

(星歌ちゃんの決め球、多分フォーク系?かな見てみたい)

 

(星歌ちゃんの決め球を打てたら打ちたいな)

 

(星歌の決め球何かしら?)

 

芳乃ちゃん・ヨミちゃん・息吹ちゃんの三者三様の反応をマウンドから確認して、珠姫ちゃんのミットに目掛けてリリース。

 

リリースされた球は、途中迄はストレートと同じ球筋で浮上しベース上辺りで急激に潜航するみたいにストンと落下。

 

 

まるで98年横浜優勝時代のハマの〇魔神と言われた投手の宝刀フォークみたいに落ちて・・。

 

芳乃ちゃんの判定は・・・、そしてヨミちゃん達の反応は・・。

 

「ストライク、星歌ちゃんの決め球は落差のあるフォークなんだね。」

 

「何今の、見たことのないフォークだよ凄いよ星歌ちゃん」

 

「初めて見たかも・・」

 

「何とか捕球出来て良かった、星歌ちゃんからオリジナルの変化球の特徴を聞いて無かったら捕球出来てないかも」

 

芳乃ちゃん・ヨミちゃん・息吹ちゃん・そして捕手の球姫ちゃんからの反応を聞いてオリジナル変化球を開発・特訓してきて良かったなと心の底から思ったの。

 

そして、ヨミちゃんのあの球を見た衝撃と今日この5人でしたキャッチボールが楽しかったから・・なんだかこの新越谷高校で再び野球に情熱を注いでも良いかなって・・。

 

その後は、軽く皆でキャッチボールをした後に仲良くグランド整備をして。

 

遅れながら越谷レイクタウンにレッツゴー。

 

越谷レイクタウンのフードコートで仲良く飲食して、より仲が深まった感じがしたよ。

 

☆次回の捕手のサインをお待ちくださいませ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




星歌「なんとか原作1巻のキャッチボール編を省略込、オリ展開ありで終了出来たね」

東方「なんとか、終了出来たかなと・・原作好きの方々にとっては不平不満があるかもしれませんが・・。」

星歌「今度は、原作1巻の続きの流れで言ったら川崎綾ちゃん・藤田菫ちゃんが加入からのノック~そして岡田先輩との対決?」

東方「多分その予定です・・、ノック編にしても星歌を一塁or三塁のどちらで芳乃ノックを受けさせようかと・・」

星歌「一塁なら、息吹ちゃんの負担は減るけど。三塁なら5・4・3の練習も?」

息吹「手加減してよね」

星歌&東方「善処するね」

??「良いな・・」

*誤字脱字等ありましたら、感想・メールにてよろしくお願いします。


光先輩が加入するのは

  • 夏大会前(姉妹揃って)
  • 原作通り
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