新越谷の潜水艦少女   作:東方魔術師

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柳大川越打線が2巡目に入る4回表。

膠着しつつある試合の流れが動き出す。

*試合展開が原作と異なるオリ展開になります。

*友人ポジのオリキャラが初登場します。

大変お待たせしました。





11球目:対柳大附属川越戦③[4回~5回]

1回目のグランド整備が終わり、星歌達が守備位置へ。

 

《お待たせしました、4回表柳大附属川越高の攻撃は~》

 

《1番、中堅手・大島さん》

 

 

新しく白線が左引かれたバッターボックスに立つ大島さん。

 

(今度は絶対に出塁するっす)

 

(大島さんを出すと厄介だから、慎重かつ大胆に行くよヨミちゃん)

 

(分かったよタマちゃん)

 

 

初球は、ヨミちゃんの決め球から入り外角に決まって見逃しを奪い1ストライク。

 

2球目もヨミちゃんの決め球を、それを大島さんが空振りし2ストライク。

 

3球目は、珠姫ちゃんが大島さんの意識が外角行ってる事を読んで、逆に内角一杯にストレートで見逃しを狙いに・・。

 

その球を・・。

 

(カーン)

 

大島さんが綺麗な流し打ちで、三遊間を破るヒットを。

 

柳大川越にとって、ヨミちゃんから放った初安打に。

 

記録:左安

 

すかさずに珠姫ちゃんが、タイムを要求してマウンドのヨミちゃんへ。

 

《タイム》

 

「ヨミちゃん、初めてランナーを許したけど点差もあるから大胆にかつリラックスして投げて来てね」

 

{う・・うん」

 

<ドクン・ドクン>

 

珠姫ちゃんが定位置に戻って、プレイ再開。

 

無死1塁で、バッターは2番の亀平さん。

 

第一打席では良い当りを三遊間に放たれるも、藤原先輩のガッツプレーでアウトにしたけど・・。

 

《2番、二塁手:亀平さん》

 

 

亀平さんが左打席に、そして三塁側のベンチを見る。

 

(仕掛けます?)

 

(此処はランナーを貯めたいわ、粘って四球・最悪でも留々を2塁に進塁させて)

 

(分かりました)

 

(初ランナーを出して投手の子に動揺があるか、もしくはバッテリーに隙があったら盗塁を狙いますよ)

 

 

数秒?・1分?の沈黙後・・

 

ヨミちゃんがターンし一塁に牽制球を。

 

「留々バック!!」

 

(!!)

 

ヨミちゃんの牽制球と。

 

急いでリードしてる場所から手から戻る大島さんのタイミングはほぼ一緒・・。

 

一塁審判の判定は・・。

 

《セーフ》

 

(危ないっす、それにしても・・)

 

(牽制球上手いな)×留々・希

 

 

<ドクン・ドクン>

 

(抑えなきゃ・抑えなきゃ調子が戻りつつある大野さんから追加点は難しいと思う・・だから)

 

(ベストは引っ張りの一・二塁間を破る安打か、もしくは投手返しで留々が上手く3塁まで進塁出来れば・・)

 

(ベストは、併殺・三振・浅い飛球かな・・)

 

(1点も与えたくない、自分で作ったピンチなんとかしないと)

 

三者の思惑が入り乱れ・・。

 

そんな中亀平さんへの1球は・・

 

(バシン!)

 

いつも投げてるストレートとは球威が格段に違うストレートが。

 

(!!は・・速いよヨミちゃん)

 

(球速が増した!?)

 

(菅〇投手みたいにギアを上げたっすか!?)

 

 

続く2球目・・

 

(ビュン)

 

(ゴキン)

 

球威が増したヨミちゃんのストレートを打ち返す亀平さん、打球の行方は・・・

 

(バシィ)

 

ヨミちゃんのグローブを弾き、稜ちゃんの方へ。

 

急いで稜ちゃんがカバーしに行くけど、その間に俊足を飛ばして亀平さんが1塁を駆け抜ける。

 

記録:投安

 

<ドクン・ドクン>

 

 

「ヨミちゃん、亀平さんに打たれた打球は不運だけどさっきの球は良いよ」

 

「点差もあるから、急がずにバックを信じて投げて来て」

 

(と言っても、ヨミちゃんのストレートで切り抜けられる3番~5番でも無いし・・)

 

<ドクン・ドクン>

 

 

無死1・2塁で迎えるは3番の山崎さん。

 

第一打席は良い当りの星歌へのフライ、甘く入ったら場外迄運ばれそう・・・。

 

《3番、一塁手:山崎さん》

 

山崎さんが強打者のオーラを放ちながら打席に。

 

そんな山崎さんに対して、珠姫ちゃんが出したサインは・・。

 

(あの球から入るよヨミちゃん!)

 

(・・・うん)

 

<ドクン・ドクン・ドクン>

 

 

ヨミちゃんが山崎さんに対して投げた1球目は・・。

 

(うっ、甘い)

 

(あっ)

 

(絶好球貰ったぜ!)

 

 

(パカーン)

 

良い打球音を残して、蓮華ちゃんへの当りに。

 

 

(まだ、まだ大丈夫・・蓮華ちゃんなら)

 

2塁走者の大島さんが、打球判断及び3塁コーチャーの本塁突入の指示を見て三塁を蹴り。

 

同時に1塁走者の亀平さんも丁度2塁を蹴って3塁へと向かう途中。

 

 

「蓮華ちゃん、ホーム!」

 

藤原先輩の指示が蓮華ちゃんに飛ぶ。

 

「大島さんを絶対に刺す!」

 

(あっ・・)

 

右翼から一気に本塁に送球する蓮華ちゃん・・、でも送球が若干一塁側にそれて・・

 

若干それた返球を珠姫ちゃんが捕球し、本塁にタッチを回避しながら突入を試みる大島さんにタッチを試みて・・

 

クロスプレーの形になり・・。

 

《セーフ、セーフ》

 

大島さんのホームベースへの片手タッチが早かったと判断されて、柳大川越が1点を奪取。

 

記録:右安(1点)

 

 

新越谷(4)対柳大川越(1)

 

なお送球間に亀平さんが3塁に到達、山崎さんは1塁でストップ。

 

無死1・3塁で4番の浅井さんを迎える前に珠姫ちゃんが守備タイムを取って、マウンドへ。

 

《新越谷守備タイム1回目》

 

内野の皆もヨミちゃんの近くに集まり輪が出来て。

 

そんな様子を外野手の星歌達は・・・

 

 

~星歌side~

 

[ヨミちゃん、怪我でもしちゃったのかな?]

 

[念の為に準備をしたほうが良いかな・・]

 

(一塁側ベンチを見るけど、監督や芳乃ちゃんが慌ててる様子はないぽい・・)

 

 

[珠姫がタイムを取る位だ、怪我かマメが潰れたか・・一呼吸を取りにタイムを要求したか]

 

(出来れば、一呼吸の方で正解になってくれ・・)

 

 

[すみません、自分がしっかり握って山崎さんに送球してたら・・・]

 

(一瞬でも大島さんの足の速さに焦った)

 

 

[人は誰でもミスはするさ、大事なのはそのミスを忘れずに前へと進むのを止めない事だ]

 

(蓮華、必ずミスを取り返す機会が訪れるからな)

 

 

[岡田主将の言葉、胸に刻みます]

 

(汚名返上の機会がめぐって来たら必ず打つ)

 

 

~星歌side終了~

 

 

~大島留々side~

 

なんとかホームに帰って来れたっすよ。

 

蓮華ちゃんの送球それましたけど、それてなかったらタイミング的にはギリギリだった。

 

まだまだ、野球の神様は柳大川越を見放してないっすね。

 

これから、逆襲が始まるっすからね。

 

~大島留々side終了~

 

 

一方のマウンドに集合してる内野陣は・・・

 

「ごめんねタマちゃん、点許しちゃった」

 

(エースなんだから、無失点投球しないとだよね・・)

 

俯きながら話すヨミちゃん。

 

そんなヨミちゃんに話しかける珠姫ちゃん。

 

「ねぇヨミちゃん。今の球、あまりにもダメダメだったからマメでも潰したのかなって気になって」

 

(本当にマメ潰していないよね?)

 

 

「ど直球に言うねタマちゃん・・」

 

(弱ってるメンタルにグサッと刺さるよ)

 

 

「折角の対外試合なのに、楽しそうに投げてないよ?」

 

(もしかして、打撃が結果出ていないから?)

 

 

「あの球を投げて私が捕逸するかもって思ってる?」

 

(小さい頃の私じゃあないんだよヨミちゃん)

 

 

「絶対に逸らさないよ私は、蓮華ちゃんは分からないけど・・」

 

(蓮華ちゃんが捕球出来たらヨミちゃんとバッテリー・・それはなんだか嫌だ)

 

 

「皆でこのピンチを切り抜けて、2番手で登板の星歌ちゃんに良い流れでバトンを渡そう」

 

(星歌ちゃん登板の際は、蓮華ちゃんと交代かな?)

 

 

「うん、タマちゃんの言う通り皆でピンチを切り抜けるぞ」

 

「ヨミ、リラックスリラックスだぞ点差はまだあるからな」

 

「投手のミスは野手が、野手のミスは投手がカバーしあえれば良い流れは生まれるわ」

 

「ヨミちゃんまだ試合は終わってないわよ、落ち込むのは試合が終わって負けてたら・・ね」

 

ヨミちゃんに稜ちゃん・菫ちゃん・藤原先輩が声を掛け。

 

「皆、ありがとう」

 

ヨミちゃんの言葉を聞いてから、内野の皆は輪を解いてそれぞれの守備位置へ。

 

 

《4番、捕手:浅井さん》

 

タイム後に、アナウンスが流れ浅井さんが右打席に。

 

(投手の動揺してる内に畳み掛けたかったが、相手の捕手が一歩先にそれを阻止したか・・山崎珠姫良い捕手だな)

 

闘志を取り戻したヨミちゃんが浅井さんへの1球は

 

ヨミちゃんの決め球。

 

それを浅井さんが空振りし、1ストライク。

 

「良いわよヨミ!」

 

「ヨミさん!ナイスボールです!」

 

ベンチに控えてる息吹ちゃん・白菊ちゃんからのエールも聞こえて。

 

それに対抗する様に

 

「花代子!、決めちゃいなさい」

 

「浅井先輩、よく見れば打てるっす」

 

大野さん・大島さんから浅井さんへの激励が。

 

両者の意地がぶつかる中、2球目・・。

 

(ビュン)

 

(ブン)

 

(バシーン)

 

《2ストライク》

 

2球続けて投げたヨミちゃんの決め球を浅井さんが空振りし、2ストライク。

 

(今度こそは、3球連続で来る・・)

 

(来るって分かってても、この球は・・)

 

(ビュン)

 

(ブン)

 

(バシーン)

 

《ストライクアウト》

 

4番の浅井さんを三振に打ち取って、1死1・3塁に。

 

記録:空三振

 

 

「ナイス投球よ」

 

「ナイス奪三振!」

 

(もっと、投げたいよ)

 

「ヨミちゃん、ナイスボールだよ最高の球だよ」

 

「もっと、ミット目掛けて投げて来て」

 

(コクリ)

 

無言で頷くヨミちゃん。

 

 

打席には5番の新井夢さん。

 

《5番、三塁手:新井さん》

 

三塁側で動きが。

 

《柳大川越の一塁走者、山崎さんに代わりまして京田さん。背番号16》

 

先程タイムリーを放った山崎さんに代走の京田さんが。

 

京田さんが三塁側ベンチから小走りで一塁へ、交代の際は山崎さんとハイタッチを。

 

同時に背番号15を付けた子がベンチ前でキャッチボールを。

 

一塁走者の交代理由は分からないけど、注意が必要かもだし。

 

次の回から柳大川越の守備が変わるのかも。

 

 

(気を付けて、ヨミちゃんに珠姫ちゃん)

 

 

一方の代走を出した柳大川越の方は・・

 

 

~柳大川越side~

 

[浅井先輩、あの投手の球を止めるのに山崎さんは精一杯だと思うっス]

 

[なので、山崎先輩から俊足の葵ちゃん(京田)に代えてスチール(盗塁)やダブルスチール(重盗)を仕掛けれるチャンスだと思いまスよ]

 

[留々の意見に一理ありか・・やってみる価値はあるな]

 

[でも留々。一塁手は誰がやるのよ?]

 

[葵ちゃん(京田)が代走からそのまま遊撃手に入り、阿部先輩が遊撃手から二塁手に、新井夢先輩が三塁手から一塁手に、空いた三塁手に杏ちゃん(三ツ俣)が入る感じなら大丈夫っす。]

 

[それなら大丈夫ね、花代子実行よ]

 

[分かった、葵(京田)と杏(三ツ俣)出番だ]

 

[は~い、行ってきます]

 

[キャッチボールしてきます]

 

京田さんが三塁側ベンチから元気良く飛び出して行く。

 

~柳大川越side終了~

 

 

一塁走者に代走が出た事で、柳大川越がどう仕掛けてくるか・・迷った珠姫ちゃんはベンチの芳乃ちゃんの指示を仰ぐ事に。

 

(どうする?1塁走者の盗塁を無視して、3塁走者の本塁突入に備える?)

 

(ピンチ拡大が怖いけど、重盗塁に警戒だね)

 

(了解だよ)

 

芳乃ちゃんからの指示が出た所で、改めて珠姫ちゃんがブロックサインで内野の皆に伝達。

 

守備シフトは、中間守備。

 

稜ちゃん・菫ちゃんの二・遊間は、二塁併殺を狙える位置で。

 

藤原先輩と希ちゃんの一・三は、打球によっては本塁送球or二塁送球での併殺を。

 

 

新井さんに1球目のヨミちゃんの決め球を投げた瞬間。

 

「走った!」

 

一塁走者の京田さんがスタート。

 

珠姫ちゃんが素早く捕球し二塁に送球、それをみてタイミングをずらして三塁走者の亀平さんがスタート。

 

 

(パシ)

 

(ヒューン)

 

 

珠姫ちゃんの送球を二塁手前で、菫ちゃんがカットし本塁へ送球。

 

(パシーン)

 

 

頭から本塁に突っ込む亀平さんに、珠姫ちゃんが菫ちゃんからの返球を捕球し素早くタッチし。

 

《アウト!》

 

 

審判コールを聴いて、喜ぶ新越谷ベンチと落胆する柳大川越ベンチに・・。

 

(やられたな)

 

(読まれてたぽいっすね)

 

(まだチャンスは続いてるわ)

 

(重盗阻止出来て良かったよ♪)

 

2死2塁で、5番の新井夢さんのカウントは1ボール0ストライク。

 

 

(キーン)

 

一・二塁間を襲う当たりを・・

 

(パシ)

 

希ちゃんが飛び付いて。

 

「希ちゃん!」

 

一塁ベースカバーに走ってるヨミちゃんに送球し・・、打者走者の新井夢さんより先に一塁ベースを踏んで。

 

《アウト!3アウトチェンジ》

 

1点を返されてからの無死1・3塁のピンチを脱出に成功!

 

特に、蓮華ちゃんが涙が出そうなのを堪えながら笑顔でベンチに駆け足で戻る姿が印象的だった。

 

 

~芳乃side~

 

凄い・・

 

1点を返されて、尚無死1・3塁の状況で最悪同点は仕方ないかと思ってた。

 

ヨミちゃんの気迫の投球に、相手の重盗阻止、そして希ちゃんの好守。

 

まだ流れは新越谷にあるよ、そしてこのチームは強いよ。

 

心配なのは、右翼手の蓮華ちゃんかな。

 

1点を返された事を気にしてないと良いけど・・。

 

~芳乃side終了~

 

 

アナウンスで柳大川越の守備位置の交代のお知らせが

 

《先程、代走に出ました京田さん。そのまま入り遊撃手・背番号16。遊撃手の阿部さんが二塁手に。》

 

《左翼手の蔵本さんが右翼手、右翼手の遠藤さんが左翼手に。》

 

《三塁手の新井夢さんが、一塁手に。2番に三ツ俣さんが入り三塁手。背番号15・・以上に代わります・・・はぁ疲れたよ》

 

守備位置変更の4回裏時点の柳大川越のスタメンは・・・

 

1[中]大島

 

2[三]三ツ俣(亀平さんに代わり)

 

3[遊]京田(代走から遊撃手)

 

4[捕]浅井

 

5[一]新井夢(三塁手→一塁手)

 

6[左]遠藤(右翼手→左翼手)

 

7[右]蔵本(左翼手→右翼手)

 

8[二]阿部(遊撃手→二塁手)

 

9[投]大野

 

 

 

複数の選手がポジションを入れ替えて守備に。

 

京田さん、三ツ俣さんの守備がどの程か気になるけど・・。

 

星歌の打順が回る迄に、ベンチ前で5回からの登板に備えて息吹ちゃんと肩ならししていると。

 

「野球部のみんな頑張ってね!」

 

一塁側ベンチ近くのネットから聞きなれた声が。

 

声の方を見るとエールを掛けてくれたクラスメイトの秋津奏ちゃんが。

 

あれ?奏ちゃんって吹奏楽部のはずだけど・・。

 

「今、休憩中なんだ。だから野球部の試合が気になって」

 

ジュースを片手に持ちながら、星歌の心の疑問に答えてくれた奏ちゃん。

 

「また音楽室に戻らないと行けないけど、4対1でリードしてるね」

 

「星歌ちゃんは登板するの?」

 

「5回から、ヨミちゃんの2番手として登板だよ」

 

「応援してるね、目指せ完璧リリーフ!」

 

「頑張るね」

 

奏ちゃんの声に気付いたヨミちゃん達も、近くに。

 

「奏ちゃん、夏の大会で吹奏楽部で応援してね」

 

「奏ちゃん、吹奏楽部じゃなければスカウト出来たのに残念だよ・・」

 

「奏、音楽室に戻るのに迷子にならないようにね」

 

「秋津さん、そろそろ休憩時間終るのでは?」

 

 

奏ちゃんは、中学迄は野球をしてたんだけど怪我で続けるのを断念。高校では野球に携わりたい・応援したいとお姉さんがいる吹奏楽部に。

 

ちなみに、迷子癖があって初めて行く場所の時は大抵迷子になるんだって。

 

 

「じゃあこの辺で音楽室に戻るね、息吹ちゃんいくら私が迷子癖があるからってバカにしないでよ」

 

「はいはい、迷子にならずに部室に帰ってたら明日でも購買の人気パンでも奢るわ」

 

「その約束、確かに聞いたからね!」

 

上機嫌で吹奏楽部がある音楽室方角へと歩き出す奏ちゃん。

 

 

息吹ちゃんと、奏ちゃんのやりとりを聞いてたヨミちゃん達は・・。

 

(フラグ?)

 

(奏ちゃん、購買で人気のサンドイッチは確実に頼むね)

 

(勝利の女神はどちらに微笑むかな?)

 

(明日にでも奏ちゃんに聞いてみようと)

 

 

ベンチにヨミちゃんと一緒に戻って、準備しないとね。

 

グランドの方に視線を戻すと。

 

《4回裏、新越谷の攻撃は》

 

《6番、遊撃手:川崎さん》

 

 

丁度、アナウンスされて稜ちゃんが打席に入る所。

 

稜ちゃんは第一打席で2点左安を大野さんから打ってるから期待だよ。

 

 

(彩優美、この回も抑えて流れを呼び寄せるぞ)

 

(分かってるわよ)

 

稜ちゃんへの初球・・。

 

それを稜ちゃんはフルスイングで・・

 

(ブン)

 

(チッ)

 

投手頭上への高いバウンドの打球に・・。

 

「早く落ちてきなさいよ!」

 

やっと落ちて来たボールを大野さんがグローブに収めた時には稜ちゃんが1塁を駆け抜けてて。

 

 

無死1塁で、菫ちゃん。

 

(コン)

 

初球を確実バットに当てて、犠打成功で1死2塁で星歌の番に。

 

 

《8番、左翼手:渡辺さん》

 

初球は内角高めのストレートに空振りしちゃって、1ストライク。

 

2球目は、インコースのボールからストライクに食い込むシュートを見逃し2ストライク。

 

(さっきは三球三振に倒れちゃったから、粘って球数を投げさせるぞ)

 

(2打席目もさっさと凡打にしてあげるわ)

 

大野さんがサインに頷いて、モーションに入って3球目を・・。

 

(パシン)

 

ボール気味内角低めのフォークを見送って

 

(低いかな、多分ボールだよね?)

 

球審の判定は・・・

 

《ストライクアウト!》

 

(うそ~!、低いよ)

 

内心球審への文句を言いながら、ベンチに下がる。

 

怒りの気持ちを鎮めて、投球に備えなきゃ。

 

 

《9番、投手:武田さん》

 

ヨミちゃんが打席に。

 

今度こそ、自援護だよ!

 

予定では、ヨミちゃんはこの回迄。

 

[ハイ!]

 

(カーン)

 

(パシィ)

 

2打席目は、良い音を残すも蔵本さんへのファールフライに。

 

記録:右邪飛。

 

大野さんが尻上がりに調子を上げてきて、1回以降は大野さんからランナーを出すも無失点に。

 

星歌が良い投球をして、流れを呼び戻すぞ!

 

 

藤井監督が球審に選手交代を告げて。

 

《新越谷高校、選手の交代をお知らせします。》

 

《8番左翼手の渡辺さんが、投手。9番武田さんに代わりまして川口息吹さんが入り左翼手。》

 

《8番投手渡辺さん。9番左翼手川口息吹さんに代わります。以上になります》

 

アナウンスを聞きながら、ヨミちゃんと大野さんのリリース跡で多少荒れてるプレート付近を足で整えながら、珠姫ちゃんと軽く打ち合わせ。

 

左翼の方を見ると、息吹ちゃんが緊張した様子で岡田主将とキャッチボールを。

 

[点差はあるから、リラックスして投げてきて]

 

[5回は、6番の遠藤さんからだから油断しない様に頑張るね]

 

星歌の言葉を聞いてから、珠姫ちゃんは定位置へ。

 

その後、数球の投球練習をして、柳大川越の攻撃開始のアナウンスを待つ。

 

星歌達の様子を見てた大野さん達は

 

[あの子、投手なのね。しかもアンダー]

 

(てっきり野手かと思ってたわ)

 

[蓮華ちゃんからLINEで投手兼野手と聞いてたっすけど、アンダースローだったすね]

 

(敢えて、情報を隠してたっすかね!)

 

[データ不足だが、なんとか攻略するしかないな]

 

(チャンスが必ず来る)

 

 

《5回表、柳大川越の攻撃は》

 

《6番、左翼手:遠藤さん》

 

 

先程の回から右翼手から左翼手に、守備を変えた遠藤さんを先頭打者として迎える。

 

(コクン)

 

珠姫ちゃんのサインに頷いて、いつも通りの投球動作に入る星歌。

 

新越谷の投手デビューの初球は・・。

 

《死球、打者走者1塁へ》

 

遠藤さんのユニフォームをかする死球に・・。

 

(落ちつけ星歌、デビュー初球が死球だけど次の蔵本さんをOUTに出来れば良いんだから)

 

 

《7番、右翼手:蔵本さん》

 

無死1塁で、第一打席にヨミちゃんの前に3球三振に倒れた蔵本さんが打席に。

 

 

(バシン)

 

《ボール》

 

(パァン)

 

《ボール》

 

(パン)

 

《ストライク》

 

(パァン)

 

《ボール》

 

 

打つ気があんまり感じない蔵本さんに、3ボール1ストライク・・

 

《どくん、どくん、どくん》

 

(どうしょう、どうしょう、ストライクが入らないよ・・・蔵本さんも出塁してランナー2名の状態で大野さんに本塁打を浴びちゃったら・・・)

 

《どくん、どくん、どくん》

 

星歌が、遠藤さんに与えた死球のショックから内心パニック状態になってると。

 

 

[星歌ちゃん、落ち着いて投げれば大丈夫だよ]

 

(初登板で緊張してるのかも、先頭打者の遠藤さんに死球デビューだから・・)

 

 

[星歌!リラックスリラックス]

 

(ヨミ以外の投手は星歌だけだからな・・)

 

 

[ランナーを溜めてもヨミみたいにピンチを切り抜けられるわ]

 

(点差があるから大丈夫と思うけど)

 

 

[星歌ちゃん、落ち着いて投げれば大丈夫よ]

 

(星歌ちゃんが、打たれて失点してもその分打って点を取り戻す)

 

 

[星歌ちゃん、いつも通りに投げれば大丈夫だから]

 

(多分、遠藤さんに与えた死球の影響が響いてる)

 

 

星歌自身の心臓の音が邪魔して、聞きづらいけど珠姫ちゃん、それから星歌の後ろや横で守備をしてくれてる内野の稜ちゃん・菫ちゃん・藤原先輩・希ちゃんが声を掛けてくれて・・

 

気を取り直して、蔵本さんへの5球目を投じるも・・

 

(パシン)

 

《ボール、フォアボール》

 

高めに浮いて、完全なボール球になり蔵本さんに四球を・・.。

 

 

《8番、二塁手:阿部さん》

 

無死1・2塁で阿部さんだけど、送りかな?それとも強行かな?

 

《どくん、どくん、どくん》

 

兎に角、1アウトが欲しい。早く1アウトが欲しいよ。

 

 

(阿部さんバントの構えだけど、緊張してる・・なら上手く行けば失敗や併殺を狙える!)

 

(星歌ちゃん、内角高めに思い切りストレートを投げてきて)

 

(コクン)

 

《どくん、どくん、どくん》

 

星歌の心音が煩いけど、珠姫ちゃんのサインを信じてミットを目掛け投げる。

 

(ストライク?いや高い、急いでバットを引かなければ)

 

(キン)

 

[ミスった]

 

(パシィ)

 

阿部さんのバントを失敗に成功、珠姫ちゃんへのファールフライに。

 

記録:捕邪飛

 

1死1・2塁で大野さんが打席に。

 

大野さんから謎のオーラが・・・

 

 

~大野さんside~

 

この回は6番の遠藤からよね、1人以上出塁すれば私に打席が来るけど代打かしら?

 

[あっ!朝倉先輩っす]

 

[5回から登板か?釣り人の朝倉さん?]

 

[肩が準備出来てないけど、5回から投げれるけど]

 

嘘、なんで今になってベンチに来るのよ!?

 

朝倉不在に備えて、清水・松葉が控えてるけど・・・。

 

やっぱり、4回4失点のエースは降板しろというのね・・・

 

慕ってた留々も今じゃ、朝倉朝倉と。

 

[大野先輩!、次打席っす!状況は阿部先輩がバント失敗で1死1・2塁っすよ]

 

留々の声で、はっとしてネクストサークルから打席へ向かう。

 

代打を出されなかっただけでも監督の采配に感謝しないと。

 

私のバットでタイムリーや、本塁打が出れば最高ね

 

~大野さんside終了~

 

 

大野さんのオーラが凄くて、何を投げても打たれそうなイメージしか浮かばない・・。

 

それでも、嫌なイメージを振り払う様に珠姫ちゃんのサインだけを見て投げるだけ。

 

(パシン)

 

《ストライク》

 

(パシン)

 

《ストライク》

 

(パシン)

 

《ボール》

 

(パァン)

 

《ボール》

 

内角・外角にカーブ、ストレート・サブマリン[フォーク]・シンカーを投げて2ボール・2ストライク

 

でも、打者の大野さんは一切スイングしないで見送るだけ・・・。

 

次の大島さんに柳大川越ベンチは期待なのかな?それとも球筋を確認してるだけ??

 

 

~大野さん&珠姫ちゃんside~

 

この子、意外に良い変化球を持ってるのね。

 

しかも、先発した子と同じく1年生・・

 

それに比べて私は、2年の朝倉に怯えながらエースの座にいる・・

 

下手したら、次から中堅手に回って朝倉が登板よね・・この打席も監督からの情けみたいな物ね。

 

いけないいけない、ぼーとしてたわ。

 

注意力散漫ね、あっいつの間にか追い込まれてるし。

 

あっ、外角低めにストライクのストレート打たなきゃ。

 

 

<まったく、スイングをしてこない・・>

 

<投手だから三振指示?、でも負けてるから可能性は低いだろうし>

 

<ただ、タイミングが合わずに見送ってるだけ?>

 

取り敢えず、追い込んでるから安全な外角低めにストレートを

 

~大野さん&珠姫ちゃんside終了~

 

~星歌side~

 

珠姫ちゃんの外角低めストレートのサインを信じ、ミットを目掛けて投げる・・・

 

(ヒュン)

 

(カキーン)

 

打たれたのを確認して、打球の方へ振り向くと。

 

今まで打つ気0の大野さんがスイングした打球は、放物線を描いて右翼の防球ネット方向へ。

 

(行かないで、行かないでよ、本塁打を浴びたら折角のヨミちゃんから託されたバトンが・・・)

 

[蓮華、バックだ!]

 

[これ以上無理です!]

 

[打球に合わせてジャンプだ!]

 

[はい!]

 

蓮華ちゃんと岡田主将のやりとりを消すかの様に・・・。大野さんの打球を後押しする声援がさっきから煩く聞こえる。

 

[行け!そのままオーバーフェンスするっす!]

 

[彩優美自身の手で、黒星を消すんだ!]

 

[潜水艦を沈めちゃえ!]

 

 

打球が右翼防球ネットに向かって落ちてくる。

 

(捕ってお願い、捕ったら間違いなくヒロインだよ蓮華ちゃん!!)

 

蓮華ちゃんが大野さんからバカにされた146㎝の身長をフルに使って、打球に向かって大ジャンプを・・

 

(カシャーン)

 

(ポトッ・・コロコロ)

 

蓮華ちゃんの掲げたグローブの数十㎝上のネットに打球が当たり・・・。

 

蓮華ちゃんが、申し訳ない表情をして帽子を深く被り。

 

《本塁打!認定本塁打!》

 

打球の行方を見てた、一塁塁審判が片手をぐるぐると回し・・・

 

(あああ、同点に・・・ヨミちゃんごめんなさい。起用してくれた藤井監督に、芳乃ちゃんごめんなさい・・・)

 

(やっぱり、星歌には白星はふさわしくないんだ・・・。あはは・・中学時代に陰口で言われた沈没潜水艦の通りだ・・・)

 

~星歌side終了~

 

 

~大野さんside~

 

咄嗟に出したバットが、外角低めのストレートを掬い上げ打球が意外に伸びて右翼防球ネット方向へ。

 

しかも、あの中学生外野手・・・じゃあないわね。

 

志木さんが懸命にバックし打球を追っていく。

 

(進塁打にはなったかしら、二塁走者の遠藤が三塁にタッチアップ出来れば留々も楽だろうし)

 

[飛べ蓮華!]

 

[一世一代の大ジャンプをして、星歌を救います!]

 

ゆっくりと一塁ベースを蹴り、二塁へ向かおうとした時に。

 

(カシャーン)

 

(ポトッ・・コロコロ)

 

私が放った打球がネットに当たる音が聞こえ、一塁塁審を見ると。

 

片手をぐるぐる回しながら。

 

《本塁打!、認定本塁打!》

 

審判の声で、私が同点3点本塁打を放った事に気付き。

 

二塁ベースを蹴り、投手の子の表情をチラ見したら俯いて表情分からなかった。

 

でも、申し訳ないけど試合でもあり。あなたとの勝負だから負けたくないの。

 

心を鬼にしながら、ホームイン。

 

ネクストで控えてる留々とはタッチをし、ベンチに戻ったら、次打者の留々以外のメンバープラス朝倉から祝福を。

 

[やったな彩優美]

 

[流石朝倉先輩です]

 

[潜水艦少女を沈めたぞ]

 

手荒な祝福を受けながら裏の登板に備えてグローブを取り。

 

[朝倉、あんた裏から投げんの?]

 

[肩の準備がまだなので、6回から]

 

[はいはい、リードした状況であんたにバトンを渡すわ必ず]

 

[ありがとうございます彩優美先輩(小声)]

 

[何か言った?]

 

[いいえ、気のせいですよ大野先輩]

 

[そう]

 

朝倉が何か言ってたけど、気のせいにしてベンチ前でキャッチボールを。

 

 

~大野さんside終了~

 

 

メンタルが半分バキバキに折られても、表情には出さないにして。

 

潜水艦だもん、味方にも位置や訓練内容を把握されてはいけない艦種。

 

※海上自衛隊情報から。

 

 

ポーカーフェイスを貫くのには中学から慣れてるよ・・だから、珠姫ちゃん申し訳ない表情はゴメンね・・。

 

早く、タイム要らないからサインを頂戴と思ってたら・・・

 

 

[守備タイム2回目をお願いします]

 

《新越谷守備タイム2回目》

 

ベンチの藤井監督が球審にタイムを要請して、伝令役にヨミちゃんが。

 

マウンドの星歌を囲む様に内野の皆とヨミちゃんが集まって・・・

 

 

[星歌ちゃん、深呼吸深呼吸だよ。落ち着いて投げればバックが必ずOUTにするから]

 

[星歌のド派手なデビューになったけど、此処から抑えれば必ず点を取り返してやるから落ち込むなよ]

 

[星歌ちゃんゴメンね、私の配球ミスかも。大野さんから全然打つ気配を感じられなかったから・・]

 

[まだ試合は終わってないわよ、諦めるのはまだまだよ]

 

[此処から仕切り直しよ]

 

[監督からのアドバイス、勝利を諦めた者には野球の女神は微笑みませんよって。]

 

[私からは、今野球をプレイ出来る事を楽しんでタマちゃんや蓮華ちゃんのミットを目掛けて投げてみて]

 

 

上から、希ちゃん・稜ちゃん・珠姫ちゃん・藤原先輩・菫ちゃん・監督の伝言にヨミちゃんからの励ましの言葉が星歌に。

 

[皆、ありがとう・・・もう一度やる気のエンジンを動かして柳大川越打線を抑えるね]

 

中学時代から忘れかけてた笑顔で皆のエールに答えて。

 

 

輪が解けて、それぞれの守備位置に。

 

伝令のヨミちゃんはベンチに。

 

 

試合再開後は、1番の大島さんに風に乗ったラッキーパンチを浴びるも。2番の三ツ俣さん・3番の京田さんを打ち取って3アウトに。

 

星歌からラッキーパンチを打った大島さんの表情が、本人も本塁打になってびっくりの表情をしてた。

 

5回は風が柳大川越に味方したけど、新越谷にも味方してくれると良いな。

 

 

裏の攻撃は1番の希ちゃんから、大野さんに2安打と相性が良いから上手く行けば・・・。

 

しかし、

 

《ボールフォア》

 

敬遠気味に歩かされて、2番の蓮華ちゃんは。

 

 

(カキーン)

 

(パシィ)

 

《アウト!》

 

(ズサァ》

 

(パシィ)

 

《アウト!》

 

大野さんから良い打球を放つも、一塁手へのライナー打球になり一塁走者の希ちゃんが飛び出して慌てて戻るもアウトに。

 

記録:一直による併殺。

 

2死で3番の珠姫ちゃんは、粘るも大野さんの前に打ち取れて3アウトに・・

 

流れが柳大川越に行ってる・・・

 

でも、6~7とテンポの良い投球で柳大川越打線を抑えればチャンスはやってくる。

 

~5回終了~

 

先攻:柳大川越(5)

 

  対

 

後攻:新越谷(4)

 

2回目のグランド整備へ。

 

戦いは終盤戦へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




前話から間隔が空いてしまいすみません。

リアでの事情や、病等が重なりまして・・・。

終盤戦も気長にお待ち下さると幸いです。

星歌[柳大川越から聞こえた野次?を言ったの誰かな?]

蓮華[星歌、若干の目のハイライトが・・]

大野[野次ね・・・あれね]

大島[確か、あの先輩だったはずっすよ]

(ずいっ)

星歌[教え欲しいな、後で闇討ちだよ(小声)]

大島[ち、近いっすよ]

秋津[星歌ちゃんへの野次を言ったのは誰か・・・正解はCMの後に!]

珠姫[秋津さんこれからよろしくね]

光先輩が加入するのは

  • 夏大会前(姉妹揃って)
  • 原作通り
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