アリアンロッド2E・リプレイ ゴルフォードの騎士 作:松園聖
OPENING PHASE
シーン01:愉快な騎士たち
GM:まずは、冒頭のシーン。舞台はゴルフォード王国。
シエテ:錬金術大国!
GM:円環の都ウォリックフォード近郊。ここより東にはハント大森林という、きわめて質の良い植物タンニンを含むカシワ、クリなどの樹が生えている場所が広がる。
ハンジェッド:ほう。
GM:ここで採られるタンニンを使い作られたなめし皮から作られる鎧は、アドヘルムの革鎧と呼ばれ、キミたちゴルフォードの錬金騎士団が装備しているものになるね。
ハンジェッド:ほうほう。
GM:現在キミたちはこのハント大森林へ向け遠征の準備をしている。と言うのも、この素材をキミたち騎士団が採取しに向かっているからだ。
シエテ:ゴルフォード騎士たちが革鎧支給されるのには元となった伝説があるんだよって副隊長言ってた。革鎧の素材ならそりゃ採取大事だな!
リュウナ:ふむふむ。
GM:ってわけで、都市を発ちます!!
シエテ:じゃあ採取に向かいながら先ほどのこと喋ってる。
GM/ゴルフォード錬金兵*1:「いやあ、しかし隊長方、こんな雑用もっと別のやつにやらせや良いのに。そうは思いませんかい姉御」姉御はリュウナね。
リュウナ:「そうだよなー! 採取とかつまんねぇよー! 俺は戦いてぇんだよー!」
ハンジェッド:「森をぶっ壊せっていうんならおもしれェんだけどなぁ」
GM/ゴルフォード錬金兵:「俺たちもこの砲身ぶっぱなしたいぜえ!!」
シエテ:メディックナンパしてます。「今回の任務後にどうだい? 僕と一緒にお茶でも」
GM:ナンパ対決です(一同爆笑)。
リュウナ:対決……なにこれ初めて見る(笑)。
GM:【精神】対決です。勝てば成功です。
シエテ:「軽く動いたあとのお茶……特にキミと一緒の時間となれば、それは至福のものだと思うんだ」こっちがアクションですね。よし。ナンパ絶対成功する設定だったら軽率にフェイト入れるところだった危ない危ない。(ダイスを振る)達成値10…………い、いや期待値だし。
GM:勝てそうで草。メディックの【精神】は2なので……(ダイスを振る)達成値は10。*2
ハンジェッド:同値は笑う。
GM/メディック:「豆茶でも飲んだらどうです?」
シエテ:「つれないねぇ、あははっ」
ハンジェッド:「ギャハハハハ!! フラれてやんの!!」
リュウナ:「ぶっはははシエテまーたナンパ失敗してらぁ!!」
シエテ:「うーん……仕方ない。隊長殿と将軍殿、代わりにお茶でもご一緒に……」
GM:とか、そんな愉快なものたちの遠征。さて、場所はその森へ向かう道中。【感知】による判定が発生。難易度は8です。
この判定に全員が成功し、遠くからする声に耳を傾ける。
GM:「……け…………お…………お……すけ…………お……たすけを…………」と言う助けを求める声が遠くから聞こえて来た。
シエテ:「おや?」
リュウナ:「ん……?」
シエテ:「助けを求めるような声が聞こえるね。どうする、隊長殿?」
ハンジェッド:「ン? なんか面白そうな気配がするぜ!」
GM:遠くを見ると何やら機械のようなものが、それを遥かに上回るサソリのような巨大兵器に追われている。「おーたーすーけーをー!」
シエテ:わぁ……これはヒロインだわ(確信)。*3
ハンジェッド:「ヘイヘイ……女だ、わるかねぇぜ……」
GM:「ギチャチャチャチャ!!」《超大型》のサソリ型ロボがギチギチと顎を鳴らします。
リュウナ:「あん?」
シエテ:「おや、あちらの可愛らしい方は女性なのかい? それじゃあ助けてあげないといけないかなぁ」
リュウナ:「性別なんてどっちでもいいわ。それより戦闘か!! バトルか!?」お目目きらきら。尻尾ぶんぶん。
シエテ:かわいいな!!
ハンジェッド:「軍師殿、あのでけぇのぶっ壊してかまわねえよな!?」
GM/ヒロイン♥:「おおー、そこの方々! どうかお助けをぉおお!」
シエテ:「良い良い。困っているお嬢さんがいるんだ」
リュウナ:「あれ全部ぶっこわしていいのか!?」
GM:メディックはそんなはしゃぐリュウナの尻尾を見てる。
シエテ:「正当防衛になるさ」
GM/ゴルフォード錬金兵:「戦いの時間だあああああああああ!!」
ハンジェッド:「おっし、それじゃてめェら!! あのデケェサソリをぶち壊すぜェ!!」
シエテ:「良いとも。さぁ、皆の者! 行くぞ!」
リュウナ:「うぇええええええいいいい!!!」ダッシュ。
シエテ:かわいいなこの部隊。
GM:では初期配置。エネミーは10-15に登場。また、10-16にはエキストラとしてヒロインが登場する。PCは(9~11)-(17~19)の配置で任意に配置可能とする。
PCは全員10-19に配置を選択。合わせてゴルフォード錬金兵とメディックも同じ
●第1ラウンド
GM:まずは【行動値】の確認だ。
リュウナ 11
シエテ 10
ゴルフォード錬金兵 8
ハンジェッド 6
メディック 6
エネミー 6
GM:続いてセットアッププロセス。
シエテ:ヒロインはこの僕が身を呈してお守りしてみせよう。あり。
リュウナ:此方もありまーす。
ハンジェッド:せたぷなしの民です。
GM:【行動値】が最も早いリュウナから処理します。
リュウナ:「おいシエテどっちをぶっこわしていいんだ!?」《ストロングスタイル》を宣言。ラウンド中、格闘使用の白兵攻撃ダメージに+5D。
シエテ:「……さて。あの機械の能力の程は、っと」此方は《エンサイクロペディア》を宣言し、エネミー識別を行います。対象は《超大型》ロボ。(ダイスを振る)達成値は23。
GM:キマイラザリガニ……キマイラザリガニロボ。
シエテ:草。
GM:レベル18の機械エネミーです。物理防御が高く、《スマッシュ》《連続攻撃》《範囲攻撃:白兵》2に《ブレス:火》を所持。《超大型》も持ってますね。人は彼をこう呼んだ……《超大型》を持ったちょっと強いキマイラと。
シエテ:「後方の大型の方をお願いするよ、将軍殿。くれぐれも小さな機械のお嬢さんには間違って殴りかからないように」そんままで笑う。
リュウナ:「まかせな!!」
シエテ:「うん、どうやらあの大きいものは《超大型》持たせてちょっと強いキマイラと呼ばれたもののようだね。話に聞いたことがあるよ」(一同爆笑)
リュウナ:全力移動でつっこみまーす。
シエテ:ごーごー! ふぁいとー!!
リュウナ:ムーブアクションで《ラッシュナックル》を宣言。これにより全力移動をしてもマイナーアクションが使用可能に。《バイタルフォース》で格闘のダメージを上昇、《バッシュ》で攻撃。
シエテ:これは猪突猛進火力娘。かっこいい。
GM/ヒロイン♥:「オォ、そこのお方……! お助け下さい……!」
リュウナ:ヒロイン横目にサソリへひゃっはー「おらおらおらあああああ!!」
GM/ヒロイン♥:「わたくし、トゥエイトと申し……あの……」
リュウナ:命中いきまーす(一同爆笑)。
GM/キマイラザリガニロボ:「ザリガニャアアア!!」
シエテ:鳴き声草。
リュウナ:4D+7で……(ダイスを振る)ふへへ、クリティカル。
ハンジェッド:お。
シエテ:つよ(笑)。
GM/キマイラザリガニロボ:二本の手を大きく広げて回避のポーズ。(ダイスを振る)ダメでした。
シエテ:かわいい(確信)。
リュウナ:《スラッシュブロウ》を使って……ダメージ行きます。(ダイスを振る)123の〈光〉ダメージ!
GM:…………119点受けます…………HP100です…………。
ハンジェッド:しんでて草。
リュウナ:まじで(笑)。
シエテ:つええ(笑)。
GM:ど…………ドドドドン!! 三カメにて爆散!! オタッシャデー!!(一同爆笑)
シエテ:「やー、流石だねぇ将軍殿。今夜空いてる?」
GM/メディック:「ヒュゥ、流石ね」(ゴルフォード錬金兵になって)「おいおい姉御ぉ! 俺たちの分はぁ……?」
シエテ:のんびり歩いてヒロインのとこ行きます。
リュウナ:「あっはははははは!! ……あ? もう終わり?」ぷくー。
ハンジェッド:「よーしお前ら、辺りを捜索しな! まだいるかもしれねぇぞ!」とりあえず隊員たちに周囲の警戒と捜索にあたらせておこう。
シエテ:「さてさて美しいお嬢さん。大変だったね」ヒロインへ。
GM:何、こいつもナンパするの?
シエテ:「どうかな、今夜空いてたら僕と一緒にお茶でも」したわ。
GM:ヒロイン改めトゥエイトは「いえ、あの、お構いなく」とお断りします。リュウナはドロップロール振ってどうぞ。
シエテ:「それは残念。あははっ」
リュウナ:はーい。(ダイスを振る)10。
GM:ザリガニキマイラヘッド(1200G)×3。
シエテ:おいしい。
リュウナ:一撃で終わって不満げにサソリの腕とかもいでます。
シエテ:ぶちぶち。
GM:腕はなんと……頭でした。よく見るとその腕は、ザリガニの頭部だったのです!*5 周囲の警戒の方ですが、エネミーらしい影は先ほどのザリガニキマイラロボだけだったようですね。
ハンジェッド:ガションガションと近づこう。「よう、姉ちゃん。今のデカブツ、ありゃなんだ?」
GM/トゥエイト:「はっ、そうでしたそうでした! 大変なのであります!」
シエテ:「おやおや、大変? どういうことかな……落ち着いて僕へ話して欲しいな。お嬢さん」
GM/トゥエイト:「ラディンクスで機械の叛乱が起きたのでありますーーーーー!!」ラディンクスはハント大森林に行く途中にある宮廷学校がある場所だ。*6
リュウナ:「反乱?」頭持って其方へー。
ハンジェッド:「機械の叛乱だってェ!?」*9
シエテ:「まぁ隊長殿はご存知でないよね……しかしラディンクスか」
GM:ラディンクスにはエクスマキナのコアの製造工場がある。エクスマキナのコアはここで自動的に生産され、新たな生命が産み落とされているのだ。
リュウナ:「なんかあったのかー?」
シエテ:「あそこには大規模なエクスマキナ工場があると記憶しているが」
GM/トゥエイト:「実はそこの工場で生み出されたエクスマキナたちが、暴走し始めたのであります!」
リュウナ:「工場、つーとハンジェットが生まれたところか?」
ハンジェッド:「ほうほうほう……!!」
GM/トゥエイト:「私はそのことを騎士団に伝えようと向かってた次第でありましてハイ」
シエテ:「……おやおや、それはたしかに大変だ」
GM/トゥエイト:「そこに反乱分子である機械の一つが襲ってきたのを助けて頂いた次第であります!」
ハンジェッド:「ならちょうどよかったなァ! 俺たちがその騎士団サマだぜ!」
リュウナ:「あれぐらい返り討ちにできるだろ?」
GM/トゥエイト:「あなた様と同じレベルで考えないで欲しいであります!?」エキスストラだしな(笑)。
シエテ:「ご安心を、お嬢さん。僕たちに会えて君はとても幸運だった。見ただろう、そちらの娘の一撃を」
GM/トゥエイト:「あと私は男であります……!?」*10
シエテ:「…………………………隊長殿」
ハンジェッド:「男の娘だと……!?」*11
リュウナ:「エクスマキナにも性別ってあるのかー」
シエテ:「なるほど。エクスマキナにとってはこういうのが……記録しておこう」メモメモ。
GM/メディック:「うちの男どもは……」(ゴルフォード錬金兵になって)「副隊長は男でもいける口だぜ!」
ハンジェッド:「……アリだな」*12
GM/ゴルフォード錬金兵:「隊長もだった」
シエテ:「まぁ、そういうことさ」笑う。
GM:やべえやつらしかいねえ(一同笑)。
ハンジェッド:「それよりもよ!! 機械の叛乱なんて面白そうじゃねえか!! 反逆者ってことは全員ぶっ壊していいんだろォ?」
シエテ:「うんうん、良い良い。いやぁ説明の手間が省ける隊長殿でなによりだ。僕たちが反乱の鎮圧に向かおうじゃないか」
GM:さて、トゥエイトと名乗ったエクスマキナの情報によれば、宮廷学校はヤバいかもしれない。
リュウナ:「難しいことはシエテに任せればいいだろ?」
GM/トゥエイト:(少し考えて)「辛うじて私のように暴走していないエクスマキナが宮廷学校の守りを固めているであります! どうやら内部で何かが起きている感じなのであります。もしかすると、どこかの国が戦争を仕掛けて来たのかもしれないであります!」*13
ハンジェッド:「戦争だってェ!?」ワックワクである。
シエテ:「やー、それは一大事だねぇ」にっこにこである。
リュウナ:「戦争!? バトルか!? バトルだよなぁああ!!」お目目きらきら尻尾ぶんぶん。
ハンジェッド:「こうしちゃいられねぇぞお前ら!! ラディンクスに急ぐぞぉおおおお!」
シエテ:この部隊ほんと(一同爆笑)。
GM:ゴルフォードの兵士やばすぎて草。かつては強国だったんだよね……かつて……かつて……?
ハンジェッド:「祭りに乗り遅れんなァ!!」これからまた強国にしてやるよ!!
リュウナ:「よっしゃああ任せろおおおおおお!!」ダッシュやで。
シエテ:「承知」兵たちへ振り返り「我らはこれより、ラディンクスへと出撃する! 隊長殿と将軍殿に続け! 遅れるな! 彼らは水を得た魚の如く全力疾駆しておられるぞ!」