ですがここで出さないと違和感が出でくるので、時系列はなんとか目を瞑って欲しいです、本当にすみません。
[尖り]
「うん、ありがとうな。その件に関しては夏休み序盤で頼む。」
「うん、球技大会と期末テストがあるんだ。…いや球技大会は部外者は立ち入り禁止だろう…」
一美とお詫びの件で電話をしている。時期が少し遠くて疑問に思ったらしく、その理由を言ったら球技大会行くとか言ってきたからちゃんと止めた。そして放課後に少し長く話してたから、もう学校に人は少なくなっていた…
「もう、帰らなきゃな…ん?」
荷物を取るために教室に入ったら神崎さんがいた…
何か覚悟を決めようとしてもしきれないような雰囲気だった
「神崎さんも残ってたんだね、もう帰るの?」
「う、うん、尖り君も?」
誤魔化すようにいつものような感じで話す…
「うん、そうだよ…一緒に帰らない?」
「え…」
嫌がってる感じではなく、意外そうに見ている
「あ、いや、うん。私も一緒に帰りたいな…」
少し動揺されたけど了承はされたので、一緒に学校を出る
「どうして、こんな時間まで残ってたの?」
「今日は帰り辛いと言うか…なんと言うか…うん、帰りたくないかも…」
落ち込んでて暗いと言うよりかは、必死に足掻こうとしてるけど、それ以上に不安が押し寄せている感じだった
「なるほど…」
「ごめんねこんな事話したってこまーー」
「よし、今から遊びに行かない?」
結構驚いてるな…
「今から帰るにしても少し早いし、神崎さんがよかったらなんだけど…どう?」
「時間的には大丈夫なんだけど…」
後少しか…
「行く所って言うとゲームセンターなんだけどさ」
「僕さゲームセンター行ったことないんだよ、時間なくて行けなかったんだけどさ…神崎さんが行かないなら一人で行くんだけど…流石に初めての場所は一人で行くのは厳しいというか…」
「神崎さんが一緒に行ってくれるなら安心なんだけど…ダメ?」
なんかナンパみたいになってるけど…まあ受け取り側次第だ。ここで断られたらナンパ男になってしまいそうだが……
「うん!わかったよ、ゲームセンターというものを教えてあげるよ‼︎」
よかった、受け入れてくれたようだ
「ありがとう、じゃあお願いね?」
※※※※※
[神崎]
凄い驚いた…今まで尖り君は、自分から一緒に帰ろうと言わなかったし自分から何かを誘うなんてしてこなかった…やっぱり心配させちゃったんだろか。本当に尖り君には助けられっぱなしだ…まあゲームセンター初心者ならしいし、私が出来ることからお返しをしよう
私おすすめのゲームセンターに来た
「おおお、結構賑やかなんだね」
「うん、初めてだと少し煩いかもね」
尖り君は本当に初めてなんだろう、結構はしゃいでる
「ねぇ!あれ何!やってみようよ!」
指差したのがダンスゲームだった、それをやることになったが…
凄くうまいしかっこよくて、周りの人も見ているけど……振り付けが全く違う…なんか曲を聴いて思うがままに踊ってる感じだった…
「え?!19点?これ何点満点⁈」
「いや…これはね、画面の振り付けに合わせて踊るんだよ?」
「あ!そうなんだね‼︎まだ回数残ってるし画面を意識してやってみるよ」
「うん、頑張って…」
私の予想は的中して、画面を意識し過ぎて、動きがぎこちなくなっていて面白かった
そのあとシューティング、エアホッケー、戦略ゲーム、格ゲーをやった、戦略ゲームはかなりうまかった…最初で感覚を掴んでそのあと全敗させられたので、格ゲーで完封して仕返ししようと思ったけど…申し訳ないんだけどすっごく下手だった。
本人は下手だなんて思ってなさそうだけど、即死コンが気持ちいいぐらいに入り過ぎて、調子のってやり過ぎちゃった。
不機嫌になっちゃってたらどうしようって尖り君を見てみると。
悔しそうにしているけど、凄く楽しそうにしているなぁ〜とホッとした感じで見ていると
その奥に新しく出来たホラーのシューティングゲームをみつけた
「あ、ねぇ尖り君あれやらない?」
私がそれを指差して言うと尖り君が固まった…
「あれ?やっぱやめーー」
「いや、やろう!」
なんか覚悟を決めている顔だった…なんかカッコ良く見えてしまった
そしてホラーのシューティングゲームをやると…
「キャー‼︎なんで今現れるの‼︎どっから来た‼︎」
「ちょっと待って‼︎やばい無理‼︎んー⁉︎」
「もう来ない…よね…ヒィ‼︎」
「もう…これは…ウ"!」
すっごく怖かって涙目にというか少し泣いてない?……なんか…可愛い…
このゲームは最近出来たこともあり3ステージまでだった。
今2ステージの最後ぐらい、ここで死んで終わらせてもいいけどまだ見ていたい、もう少し尖り君の悲鳴を…もっと…いっぱい……ふふっ
「大丈夫だよ尖り君!私が着いてるから絶対死なないから‼︎」
「う、うん…絶対…だよ……」
凄い震えて涙目で答えてくれてる…ヤバイよ…いつもはカッコ良くて優しい尖り君が今!怯えて私を頼ってくれている…
ちゃんと3ステージまでクリアしてゲームから出ようとすると…
「ごめん…神崎さん…」
「ん?どうしたの?」
「腰が抜けたから、肩を貸して欲しい……」
「うん♪わかったよ!」
しっかり支えて外に出る
「本当に申し訳ない…」
「ううん、私も楽しかったよ?」
「そ、それなら、よかったよ…」
苦笑いしている…
「なんか…尖り君って苦手なことがない人だと思ってた」
「いやいや僕だって苦手な事は沢山あるよ?」
※※※※※
[尖り]
もう時間が遅くなって来ていたので帰ることになった。凄い恥ずかしい所を見られたな〜まあ今の神崎さんの顔が学校を出た時よりも格段に明るいからいいか
「今日はありがとうね、尖り君」
突然神崎さんが感謝を述べた
「元気付けてくれて…」
やっぱりバレてたよね…結構露骨だったもの
「いやいや、僕も楽しかったよ」
「それでもだよ、本当にありがとう…」
「私の所の親が厳しいの」
まあ僕の所も厳しいけど、そういう方向ではないだろう、黙って聞くことにした
「自分の認める、社会で地位の高い仕事じゃないと、認めないくらいに…」
やっぱり違う、僕の父親は厳しいけど、ちゃんと僕のやりたいことや長所を見てくれる
「だけど、私が就きたい仕事は親が求める仕事じゃない…これを話したらきっと反対される。もしかしたら、もう家族として見てくれないかもしれない…」
なるほどね…
「それが怖かった…家族に見捨てられる恐怖が…親の鎖が苦しくて痛かった…」
家族に見捨てられる恐怖…それは子供にとってそれ以上の恐怖はないだろう。黙って聞こうと思ってだけど…
「じゃあ神崎さん?聞いていい?」
「う、うん」
「神崎さんがE組に行ってから親御さんは干渉して来てる?」
「うん、結構最近はどうだ、頑張ってるかとか言ってくるよ…」
うん、ならば問題ない
「じゃあ、神崎さんが見捨てられる事はないだろう」
「え?」
疑問に思ってるね
「完璧を求める人そして自分の子供を見ていないなら、E組に入った時点で完璧ではない子供として見捨てる。そして家族として見なくなるだろう。だか神崎さんの親御さんは干渉をし続けている。少し曲がっているかもしれないが、ちゃんと愛を持って接している筈だ。子供に辛い目にあって欲しくないんだろう。まあそのせいで自分の子供が苦しんでるから本末転倒だけど…」
「そしてね、何も今の自分を維持しようとしなくていい」
「え…」
少し絶望している表情をしているね、勘違いしてるね
「そして過去の自分にもならなくてもいい、
肩書きを押し付けられた自分、
肩書きから逃げようとした自分、
前を向いて歩こうとしている自分、どれかにならなくてもいい」
少し明るくなったね、少しわかって来たかな?
「この全部の自分がいいと思った所をかいつまんで自分の要素にしてしまえばいい、他人が持ってる物でもいい、道に転がってる物でもいい、自分があれいいな〜って思う物を自分のものにすればいい」
「そして、やっぱいらないと思ったら捨ててしまえばいいし、捨ててやっぱいると思えば払えばいい、人生なんてそんなもんだ。他人、親がこれ持っとけって言った物でも、親が示した道でも、結構は持つのも、その道を歩くのも自分、そして失敗しても自分の責任、もちろん成功しても自分の責任だ、何せ自分で選んだんだから」
「自分の人生だ、親であろうが部外者である事は変わりない!」
「自分の人生にケチつける奴には中指でもたてて、『煩え私の人生だ!黙ってアドバイスだけしてろ!』ってね」
クスって笑ってくれた
「フフ、黙ってたらアドバイスできないよ」
「まあそれは問題じゃないけどね」
結構明るくなってるな
「そしてこの僕の価値観を全部無視してもいい、『煩えクソが、指図してんじゃね!』ってね」
「ハハハ」
結構笑ってるな…
「君は一人じゃない、僕ら仲間がいる、君が悩んで困ったらすぐ助けにきてくれる」
「だから、安心して壁にぶつかって来な」
神崎さんは今日一番の笑顔で
「うん、殺ってくるね!」
「健闘を祈る」
もう別れ道に来ていた
「じゃあまた明日!」
「うん!バイバイ‼︎」
そして家に帰った
「本当に尖りさんは優しいですね!」
「律さん…聞いてたんだ…」
家に帰ったらすぐに律さんが話しかけて来た
「はい!尖りさん達がゲームセンターに入ったぐらいから聞いてました‼︎」
ん?という事は…
「尖りさんってホラー苦手なんですねぇ」
やっぱりか…
「まあ誰にだって苦手なものぐらいあるよ…」
「はい!ですから克服しましょうね?」
……え?
「E組は苦手を克服する教室ですよ?大丈夫です‼︎私もちゃんと付き合いますから‼︎」
ヤバイ…これは…ヤバイ
「いや…そんな…」
「まあ、今日はクールダウンとしましょう」
まあその時説得すればいいか…な?
あとは寝るだけになったが全然眠れない…目を瞑ると今日のホラーのことが浮かんでしまう……
「ね、ねぇ律さん。いる?」
もしかしたらと思って言ってみた…
「はい、いますよ?」
出てきてくれた…
「ごめん、ちょっとお願いしたいんだけど………」
「なんでしょうか?」
「……僕が寝るまで……一緒にいてください…」
すっごい恥ずかしい……
「はい、いいですよ〜」
画面を見たらニヤニヤしている律さんがいた。畜生…悔しい…
寝るまでイヤホン越しで話してくれて、眠れてた…
その次の日、神崎さんから父親と進路について大喧嘩したらしく、僕の言った言葉をそのまんま言ったらしい……
オリ回で尖り君がキャラ崩壊したと思われる人がいるかもしれませんが、これは最初から決めてました。
この家族喧嘩って原作の4巻の最初に書いてあったので、おそらく時系列的にはLとRの前でしょう……本当にすみませんでした…
主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが
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書いた方がいい
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別に書かなくてもいい
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どっちでもいい