[尖り]
「7月1日、今日から夏服!肌色が眩しいねェ。健全な男子中学生にはつらい時期だぜ」
「ま、まぁね。岡島君」
半袖になっただけで、そんなに変わるかな?一美は喜びそうだけど…
「いけませんよ、露出の季節に平常心を乱しては」
「「「あんたが言うなエロダコ‼︎」」」
露出の季節関係なく読んでるだろ…年齢確認とかどうしているんだろ?
菅谷が教室に入ってきて…
「……ああ…今日から半袖なのは計算外だった」
「晒さなくなかったぜ、神々に封印されたこの左腕はよ……」
殺せんせーも皆んなも驚愕している…刺青一つでそんなに驚くことかな?
「へー、ペイントなんだこれ‼︎」
「メンヘンディアートっつってな。色素が定着したら、1週間ぐらい取れねーんだ」
倉橋さんや竹林などが関心しながら見ていて、菅谷が解説をした
「あーインドのやつでしょ」
「知ってんだ、カルマ君」
「うちの両親インドかぶれで旅行く度、描いて来るよ」
「よ、良かった…‼︎先生てっきり、うちのクラスから非行に走る生徒が出たかと…」
さっきまで読んでいたエロ本からカウンセリングの本や自己啓発本などを出して焦っていた
「…相変わらず、そういうとこチキンだよね」
「尖り君はこういう事、真っ先に止めそうなのになんで殺せんせーみたいに焦らなかったの?」
茅野さんが疑問に思っているみたいだけど、誰彼構わず構うわけじゃないよ?
「別に刺青一つでその人の人格が決まるわけじゃないし、刺青のデメリットが分かった上でやってるなら、僕が言うことは何もないよ」
「まぁ分かってないなら全力で止めてわからせてから、やらせるけどね」
「理解力のある過保護だね」
なんか矛盾してそうなことを言われたところで、菅谷がホイップチョコのような物を出した。塗料かな?
「よかったら、殺せんせーにも描いてやろうか?」
「にゅやッいいんですか?」
「楽しみですねぇ、先生こういう刺青みたいなの一度は描いてみたかったんで…」
殺せんせーが顔に塗料を塗った瞬間、殺せんせーの顔の側面が爛れ出して皆んなを驚かせながら暴れる
「なるほどね…対先生弾を粉末にして塗料の中に練り込んだんだ。まぁ全身に塗りたくらないと効果はないか…」
「アイディアは面白いのですが…効果は嫌がらせ程度です」
「…ていうか。先生、普通にカッコいい模様描いて欲しかったのに…」
「わ、悪かったよ!普通の塗料で描いてやるって」
クラスのほぼ全員がボディーアートを受けていたが、律さんが少し寂しそうにしている…まあ壊れたらヤバイもんね…そうだ!
「律さん僕の体に描く?」
「はい!いいんですか?」
「僕まだ描かれてないし、律さんの思うがままに描いてみたら?」
「ありがとうございます!では身体の隅々まで描いてあげますね♪」
「いや、腕だけだよ⁈」
僕の提案を受けて、機嫌よく僕の腕に描いていく…なんかハートとか花ばっかだけど…結構上手いな…
「私の色香に悲鳴を上げろオス達よ!おはよ…ギャーッ‼︎」
ビッチ先生が勢いよく入ってきて奇声を上げた
「なっ何、皆んなでバケモノメイクやってんのよ!アンタら‼︎」
「あー…皆んな見ているうちに描いて欲しくなったみたいで」
「しばらくすると塗料を剥がすと色素が程度してるんですって、楽しみで授業が手につきません」
そういえばもう授業だっけ?楽しんでたから時間の感覚が麻痺していた…というか殺せんせーの皮膚に定着するのかな?
ビッチ先生が床に落ちてた塗料を踏んで転んでしまい気絶して殺せんせー対菅谷のアート対決になった
「すごいですね菅谷君。いつもの教室がいつもの教室があっという間に彼色に染まっちゃった」
「うん…」
確かに彼は絵や造形がすごく上手いからこういう事は彼の十八番だろう
「俺さ、昔から芸術肌なだけにさっきみたいに目立ちすぎちゃう時があってさ…2年の時にそれが原因で素行不良扱いされたんだって」
はぁー全くあの学校は…本当に個人の個性を許さないな…
「それでさ、E組に入る前に担任に言われたんだけどさ、『ただ成績が悪い人間と成績が悪い上に求めてもない達者な絵を描いちゃう人間。社会に出たらどっちの方が悪い評価を受けると思う?それが君のE組行きの理由よ』ってさ…ま、正しいけどね」
生徒もそうだと教師もか…
「菅谷、そんなの気にする必要ないだろう…社会に出たらどうのって、教育の社会しか知らない分際で社会を完全に理解できる筈がない。第一何も持っていない、持とうとしない奴よりも尖った物を持っている奴の方が完全に使えるし必要とされる」
「尖りだけに、ですね!」
「……名前で洒落なんて言わないよ…」
やめろ!その微妙な反応!律さんが変な事を言っただけだ‼︎と言おうとしたら…殺せんせーがビッチ先生を魔改造している…菅谷のものと合わせてシュール感がすっごい出てるな…あ、ビッチ先生起きた…
「自分の現状を確認してるな」
「出て行った、意外と気に入ったか」
いや…僕の角度から見えたけど真顔だったよ?
そして…実弾銃両手に帰ってきた…まあ仕方ないよね?
「死ね‼️あんた達皆殺しにしてやるわ‼️」
盾を一様展開してるけど、殺せんせーが対処してるし盾だと跳弾が危ないからね。それに殺せんせーがほぼ100%悪いし殺せんせーに任せよう
「普通はさ、答案の裏に落書きしたらスルーされるか怒られるだろ?」
「だけどあのタコは、安っぽい絵を加筆して来る、むしろ嬉々としてさ」
「尖りも言ってたけど、当然だよな、落書き程度でマイナス評価になるわけがない。なんせ殺しに行ってもいいんだから」
「ちょっとぐらい異端な奴でも
清々しい感じに殺せんせーとビッチ先生の攻防を見ている…
その後、殺せんせーとビッチ先生は烏間先生の雷を受けた…
アートの時間が短かったので訓練の時間とくっ付けようと思ったのですが、違和感が湧くと思いやめました
主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが
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書いた方がいい
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別に書かなくてもいい
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どっちでもいい