[渚]
椚ヶ丘中学校は成績が全てである。E組を恥じることもないクラスにすると計画している賞金首にとってこの期末テストは1学期の総仕上げ、決戦の場である
「ヌルフフフ、皆さん1学期の間に基礎がガッチリ出来てきました。この分なら、期末の成績はジャンプアップが期待できます」
「なぁタコ…俺はわかるんだけどよ…なんで尖りもNARUTOなんだ?」
中間テストと同様に殺せんせーによるマンツーマン?のテスト対策を僕らは受けていた。寺坂君と尖り君以外は苦手教科や得意教科などの鉢巻をつけている。寺坂君は苦手教科が多いうえ、今まで授業をまともに受けていなかったからわかるけど…尖り君は最初の方はあんまりだったけど、ここ最近は勉強が出来ていると思う
「それはですね、尖り君は色々な教科において少しだけ足りないんです。その理由は…尖り君いいでしょうか?」
「はい、特に問題ないですよ」
尖り君が色々と足りないってどういうことなんだろう…
「英語、彼は仕事で海外に出ていたためリスニングや英文は問題ないのですが、伝わる程度のスペルミスなどが目立ちます」
「国語、現代文はほぼ完璧なのですが、古典や古文といったものが苦手なんですね」
「社会、これが一番苦手と言えますかね。尖り君の仕事柄、政治や国の歴史や現在の一般公開されてない所まで正確に知っています。それ故に教科書に書いてあるものと違う
「まあテロや紛争の原因は国の闇だったりすることが主ですからね、それ知らないと未然に防ぐなんて無理ですからね。レジスタンスが国家機密である理由の一つですね。やろうと思えば国の機能を停止させることも出来ますから」
「実績ありますもんね!一美さんから聞きましたよ」
(((こっわ⁉︎)))
「さらっと情報漏洩しない!」
律の言葉に尖り君が少し強く注意して、律がテヘっとあざとく反応してた
そうだったんだ…だから社会の時間、尖り君はあまり発言しないし殺せんせーもあんまり当てないんだ……
「数学は単純な計算は持ち前の情報処理能力でとても速いんですが、公式などをあまり知らないのでそれさえ知れば完璧です、理科に関しては私が手をつける必要がないようですので」
尖り君が「同僚に叩き込まれたから当然です」と自慢げに言っている
「殺せんせー、僕が情報処理能力が高いってよく分かりましたね」
「ヌルフフフ、確信を持ったのはこの前のイトナ君への狙撃ですね、尖り君は単純な狙撃能力は中の上です、そして痛みで本調子が出せてませんでした。ですが難なく狙撃を成功させたのは、地形や敵の動き、風向きなどの瞬時に計算して実行しました。おそらく情報処理速度に関しては律さんを含めてダントツトップですね」
尖り君って凄い人だとは思ってたけど、そんなに凄い人だったんだ
「まあそこしか勝てる所はありませんし、負けてる所を上げればキリがありませんよ」
「人には得手不得手がありますからね、皆さんも得意な所は特に伸ばして苦手も克服させますよ」
内容は先生として素晴らしいんだけど……悪い顔しながら言われるとなんかあれなんだよね……
「あ、そういえば殺せんせー、また今回も全員50位以内を目標にするの?」
ふと、中間テストの時のあれはどうするのか気になったので聞いてみると
「いいえ、先生はあの時は総合点ばかり気にしていました。生徒それぞれに合うような目標を立てるべきです。そこで今回は…この暗殺教室にピッタリの目標を設定しました」
この教室にピッタリと言う言葉に皆が反応した
「さて、前にシロさんが言った通り、先生は触手を失うと動きが落ちます」
そういい、殺せんせーが対先生銃で触手の一本を撃ち抜いた
「一本減っても影響は出ます。ごらんなさい、全ての分身が維持しきれず、子供の分身が混ざってしまった」
(((分身ってそういう減り方するモンだっけ⁉︎)))
「さらに一本減らすと、子供の分身がさらに増え…親分身が家計のやりくりに苦しんでます」
なんか、切ない話になって来たな…
「もう一本減らすと…父親の分身が蒸発し、母親の分身は女手ひとつで子を養わなくてはいけません」
「「「重いわ‼︎」」」
何が言いたいんだよ⁉︎
「色々試してみた結果、触手一本につき先生が失う運動能力は…約20%!」
「そこで、テストについて本題です。今回の期末テストで教科ごとに学年一位を取った者には…返却時に触手を一本破壊する権利をあげましょう」
ーッ⁉︎それって‼︎
「チャンスの大きさがわかりましたね。総合と5教科全てでそれぞれ誰かがトップを取れば、6本もの触手の触手を破壊できます。これが暗殺教室の期末テストです。賞金百億に近づけるかどうは…皆さんの成績次第なのです」
この先生は…やる気にさせるのが、本当に上手い
※※※※※
[尖り]
6時間目になり、得意科目が同じ人同士で勉強会が行われていた
「それでね、ここなんだけど…」
「あ!そうなんですね‼︎やっと理解できました!」
僕と奥田さんと一緒に試験勉強していた。
「お、珍しく気合入ってんじゃん奥田さん」
「はい!カルマ君!理科だけなら私の大の得意ですし尖り君も分かりやすいので、必ず皆の役に立てるはずです!」
「うん、奥田さんは理解力が高いからこの調子なら問題ないと思うよ」
「そうだね、一教科限定なら上位ランカーはうちにも結構いるから…皆もかなり本気でトップを狙ってるね」
「後心配なのは…理事長の妨害かな?」
前回の中間テストは直前に範囲変更をしてきたらしいが、暗殺が関係してるし烏間先生あたりが釘を刺しに行っているだろう
杉野の携帯に着信がなり
「おう、進藤か」
「はは…相変わらずの上から目線で…うん?あ、ちょっと待ってスピーカーするぞ」
何か話をしたかと思ったら杉野がスピーカーに変えた
『E組脱出は不可能になりつつあるぞ。今会議室に…A組が集まって自主勉強会を開いてるんだ。こんなの初めて見る、音頭を取る中心メンバーは"五英傑"と言われる天才達…
中間テスト総合2位‼︎他を圧倒するマスコミ志望の社会知識‼︎
放送部部長、荒木鉄平‼︎
中間テスト総合3位‼︎人文系コンクールをそうナメにした鋭利な詩人‼︎
生徒会書記、榊原蓮‼︎
中間テスト総合5位‼︎4位を奪った赤羽への雪辱に燃える暗記の鬼
生物部部長、小山夏彦‼︎
中間テスト総合6位‼︎性格はともかく語学力は本物だ‼︎』
「え…ちょい待って進藤…そのナレーションお前が言ってんの?」
「杉野…こういうのは、暖かく見守るのかいいらしいよ」
『おい!お前もいたのかよ‼︎まあ…うん。一回やってみたかったんこういうの。
ゴホン、そして…俺達の学年で生徒の頂点に君臨するのが…
中間テストテスト1位・全国模試1位
支配者の遺伝子、生徒会長浅野学秀…あのひとり息子だ』
『浅野学秀、人望厚く成績はトップ。プライドのか高いA組の猛者達を纏め上げるカリスマ性、彼自身の指導力に加えて…全教科パーフェクトな浅野と各のスペシャリスト達それが…5人合わせて"五英傑"だ。教えることに関しては下手な教師よりも腕は上だ。ただでさえ優秀なA組がさらに伸びる』
なるほどね、全体の戦力を総上げして挑んでくるか…競って楽しい相手かな?
『このままだとトップ50はほぼA組で独占だ、奴等は
「ありがとうな進藤、口は悪いが心配してくれてんだろ?でも大丈夫、今の俺らは…E組を
『…は!勝手にしろ、E組の頑張りなんて知ったことかよ』
ツンデレ発言をして電話を切った
放課後になり、帰ろうとしたら磯貝に声をかけられた
「あ、尖り。放課後空きなら本校舎の図書館でしないか?」
「…いいの?予約制って聞いたけど…」
「おう、この期末テストを狙ってずっと前から予約しといたんだよ。そこで確実に一位取れるように一緒に勉強しようぜ」
「…わかった、行こうかな?」
山道降りて本校舎の図書館で磯貝、渚、中村さん、奥田さん、神崎さんのメンバーで勉強してようとしている
「ねぇ尖り君、国語教えてあげるよ。古文と古典苦手なんでしょ?」
「いや、今回は各科目一位にあれが関わってるから、得意科目勉強した方がいいと思うんだけど…」
「殺せんせーが言ってたんだけど、今回総合1位狙えるのカルマ君と尖り君って言ってたから、苦手な物も勉強しなきゃだよ?」
なんか神崎さんが、しつこく国語の勉強を迫って来てるけど、そういうことか……でも奥田さんに理科を教えないと…奥田さんの方をチラッと見たら
「い、いえ!さっき教わった所を復習したいので暫くは問題ないですよ!」
「そ、そうなんだ、じゃあお願い出来るかな?」
「うん♪任せて♪」
奥田さんが焦りながらそう言ったので、復習の邪魔にならないように他の勉強しよう
「これって、あれだよね?」
「うん、多分さっき尖り君が奥田さんに付きっきりだったからね」
「寂しかったのかな?さっきの時間神崎さん、尖り君のことチラチラ見てたし」
「今の神崎さん、怖かったです」
暫く神崎さんに古典を教えてもらい、代わりに化学を教えていると
「おや、E組の皆さんじゃないか!勿体無い、君たちにはこの図書室は豚に真珠じゃないのかな?」
いきなり嫌味を言ってくる茶髪の男の子が来た
「どけよザコ供、そこ俺等の席だからとっとと帰れ」
なんだこの人…
「なっ何をぅ⁉︎参考書読んでんだから邪魔しないで‼︎」
茅野さんが反論するけど、それは参考書じゃなくてプリンの本だよ…まあ何を読んでても人の勝手だから問題ないんだけど…
「ここは俺達がちゃんと予約とった席だぞ」
「そーそー、クーラーの中で勉強するなんて久々でチョー天国〜」
「てか
僕たちは
「君たちは本当に記憶力ないなぁ〜この学校じゃE組はA組に逆らえないの!成績が悪いんだから」
「さっ…逆らえます‼︎」
僕が答える前に奥田さんが声を上げた
「何…?」
「私達は次のテストで全科目で1位取るのを狙ってるんです‼︎そしたら大きな顔させませんから‼︎」
「というかね、君たち。人の物を強引に奪ってはいけないって小学校の道徳で習うよ?」
まあ僕、小学校行った事ないけどね
「く、口答えすんな生意気な奴らだ」
意外と言い返してこないな
「腐すばかりでは見逃すよう小山、ご覧どんな掃き溜めにも鶴がいる。小間使いとして奉公にーー」
「やめて、触らないで。もう決めている人がいるんです」
髪型がハッサ○みたいな人が神崎さんの髪を触ろうしたら、神崎さんが手を払って、横の僕の腕を掴んだ……僕、神崎さんのポ○モンになった覚えないんだけど…「ピッピ◯チュウ」とか言えばいいの?
「なっ⁉︎……お前、名前は?」
「丸尖りですけど?覚えなくてもいいですよ?」
軽口吐いてみたら想像以上に苛ついてる
「丸尖り!彼女をかけて勝負だ!期末テストの総合でどっちが上か」
「いや、神崎さんは景品でも物でもない、そんな勝負をしても無駄だと思うけど?」
「なんだ?怖いのか?勝てばいいだけだろ?」
やっすい煽りだな、クソ餓鬼かよ…
「はぁ…君ねーー」
「受けるよ、尖り君は負けないから」
人身売買に興味があるの?とか言おうと思ったら、神崎さんが勝負を了承した…いいの⁉︎僕に委ねて⁉︎
「神崎さんってさ本当に男運ないよね」
「尖り君に男運使い果たした感じかな?」
「そして、肝心の尖り君は多分気付いてないし…」
「…いや待てよ、記憶を辿れば確か…一概に学力無しとは言い切れないな
神崎有希子、国語23位。磯貝悠馬、社会14位。中村莉緒、英語11位。奥田愛美、理科17位」
ケツアゴ眼鏡が記憶を掘り返している、そんなに他人に興味があるのかな?
「面白い、じゃあこういうのはどうだろう?俺等A組と君等E組、五教科でより多く学年トップを取ったクラスが…負けたクラスにどんなことでも命令できる。この条件でいいかな?榊原と丸は総合点で勝負と」
茶髪の眼鏡の人が言ってきた
「どうした?急に黙ってビビったか?自信があるのは口だけかザコ供」
さっき口で勝てなかったから悔しいのかな?
「なんならこっちは…
次の瞬間、渚は瀬尾、中村さんは小山、磯貝は荒木、神崎さんは榊原、の首元に指やシャーペンなどを向けた。あ〜あ、手を出したから僕たちが悪くなっちゃたよ…10:0で、あっちが悪くしようと考えてたのに…まあ、あいつらに言わないでおくけど
「命は…簡単に賭けない方がいいと思うよ」
渚が言ったけど…まあ命と問われたらそうしたくなるのはわかるけど…我慢してよ……
その4人はそんな勝ち筋なんて気付いてないように、びびって逃げていく
「はぁ〜全く…」
「ご、ごめんね?勝手に勝負を受けちゃって……」
「いや、そうじゃない。手を出さなかったら君等悪くなかったのに…」
「「「いや〜だってさ」」」
「まあ気持ちはわかるからいいよ、次から手は出さないこと」
「でも尖り君いいの?大丈夫?」
茅野さんが心配している事はわかる
「元より総合一位を取る気でいるけど……」
チラッと神崎さんをみて
「まあ、より気合を入れて勉強しなきゃだ。流石に負けるわけにはいかないからね」
「うん♪頑張ってね尖り君♪」
「だから、古典教えて下さい…」
「フフフ、わかってるよ」
まさか仲間の尊厳を守る戦いになるとは……
尖り君が鈍いのは一様理由はあります、結構しょうもないかも知れませんが
主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが
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書いた方がいい
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別に書かなくてもいい
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どっちでもいい