暗殺教室ともう一つの国家機密   作:厨二病と妄想の不審者

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期末Part2の時間

[尖り]

 

A組と期末テストで勝負をすることになった夜

 

「そうなんですねーA組と賭け事になって、しかも神崎さんを賭けて勝負ですかー大変でしたねー」

 

今日起きたことを律さんに勉強を教えてもらいながら、話した。そしたら不機嫌そうに口を尖らせた

 

「り、律さん?なんか怒ってる?」

「別に、怒ってませんよー」

 

律さんがプイッとそっぽを向いた。

 

「はぁ、こういう他人をかけたものって最低だって分かってるんだ。多分あの感じからして、発端は僕にあるんだと思うんだ……だから…」

「いえ、尖りさんは悪くないですよ、悪いのは吹っかけてきた人です!それに起きてしまった事はしょうがないです。返り討ちにしましょう‼︎」

 

罪悪感に落ち込んでる僕を励ますように律さんが諭してくれた。うん、今できる事やろうと気合を入れ直す

 

「そうだね、今はくよくよしてる場合じゃないよね!」

「あ、あのですね…尖りさん…」

 

なんかもじもじして、少し頬を赤くしながら聞いてきた

 

「この賭けが…も、もしですよ!例えばですよ!

私であったとしても……こんな感じに…悩んでくれますか?」

 

そんなことか…全く…

 

「律さんであっても変わらないよ。僕の仲間を傷つけようとするなら全力で叩き潰すよ」

「そ、そうですか…嬉しいです」

 

顔を真っ赤にして髪をクルクルしながら、照れている。不安だったのかな?

 

「でもさ、律さんってスマホの画面とか本体ぐらいしか見ることが出来ないから、手を出される事はあんまりないと思うけど?」

「フフフ〜それがですね、今一美さんと共同で私の体を作っているんです!」

 

え、それって、もしかして……

 

「いや……律さん……あんまり人の趣味にとやかくいうつもりはないんだけどさ………自分の体は大切にしよ?」

「はい?どういう事ですか?」

 

頭をコテンと傾けた、言わせるのか……

 

「だってさ………われ……があるんでしょう?」

「すみません、声がよく聞こえませんでした。もう一度いいですか?」

 

もう覚悟を決めて言ってやろう‼︎

 

「襲われ願望があるって事でしょ⁉︎」

 

僕がそう言った後、律さんがポカーンとしている

 

「………は!?なんでそういう事になるんですか⁉︎」

 

律さんが画面を乗り出すように訴えてくる

 

「だ、だって…手を出される事がないって言った後に体を作っている話って…」

「ちーがーいーまーすー!」

「確かにあのタイミングで言った私も悪いと思いますが‼︎その解釈はないと思います‼︎」

「私はただ‼︎最近皆さんは外での暗殺多かったり、体育の水泳などが羨ましいかったので、一美さんに相談して体を作ってもらってるんです‼︎」

 

凄い勢いで否定してきたから、違うんだろうな…よかった…

 

「そうだったんだ…ごめんね?」

「そうですよ!反省して下さい!」

「うん、ごめんなさい…」

「はぁ、理解してもらえたなら、いいですよ……まぁ尖りさんになら……

「ん?なんか言った?」

「いえ、なんでもいないですよ。それよりも勉強しますよ、ここの公式はですね…」

 

 

 

暫く勉強してて、ふと気づいた

 

「一美が体作ってるって言ってたけど、律さんの開発者はちゃんと知ってるんだよね?」

「はい、知ってますよ。一美さんが開発者(元マスター)に少し技術提供して私を買い取っちゃいました」

 

唖然としてしまった…本当になんでもありだな…というかあいつ、律さんが可愛いから買い取ったんだな……ん?

 

「元マスターって言ってたけど…もしかして今のマスターって…」

「はい!今のマスターは一美さんです‼︎」

「はぁ、まあいいや。いつぐらいに体出来上がるかわかる?」

「今の進捗的にまだ少しかかると言ってました、ですがある日には間に合うと言ってました!」

「ある日ってなんの日?」

「それは秘密です♪」

 

 

それから連日テスト勉強をして

 

 

 

 

試験当日!

 

 

「どう?尖り君、自信ある?」

「勿論ばっちり仕上げてきたよ。神崎さんは?」

「私は、少し不安だな…」

 

少し不安そうに俯いたから

ポンと頭に手を乗ってる

 

「そんなに気負う必要はないよ、今の自分の実力をテストにぶつければいい、気楽に行こう」

「うん!」

 

頭を触ってしまって少し死ぬ覚悟だったけど、許されたみたいだ

 

テスト会場になる教室に入ると、律さんの席位置に誰かがいた

 

「律役だ、流石に理事長から人工知能の参加は許されなくてな。ネット授業で律と自が教えた替え玉を使うことでなんとか決着した」

 

なるほど、あの日以降律さんと勉強してなかったけど、そういうことだったんだ。律さんも影で努力してたんだ、と思うとなんか嬉しくなってしまった

 

「交渉の時の理事長に"大変だなコイツも"…という哀れみの目を向けられた俺の気持ちが君達にわかるか」

 

色んな人が色んなところで努力してE組(彼ら)を支えようとしてくれていて凄く嬉しくなって

 

「僕たちのためにありがとうございます!」

 

考えるよりも先に感謝をした

 

「ああ、律と自に合わせて俺からも伝えておこう、頑張れよ」

「はい!」

 

 

そして席に着き、間もなくテストが始まる

 

 

キーンコーン、カーンコーン

 

 

試験(戦い)が始まった

 

 

 

 

英語

 

「な⁉︎嘘だろ!満点解答だろ!」

「お堅いねぇ力抜こうぜ優等生!」

「E組如きが…」

「まああれに比べならね……」

 

A組の誰か(興味がないので忘れてます)が間違えたのに対して、中村さんと渚は難なく正解した

 

 

 

 

「よしよし、可愛いねー」

『ワン!』

 

(((なんで手懐けてんの⁉︎)))

 

問題に普通に話かけてたら自然に懐いたなんでかな?お腹も見して完全に心を許してるね

 

 

満足したのか、光になって消えてってた、成仏かな?

 

 

 

理科

 

A組のメガネの人が暗記に間違えて、奥田さんが問題の鎧を自分で脱がしてどっかに行った、面白い戦い方するね

 

そう考えると後ろから問題が剣を振り下ろしてきたので杖でガード

 

「じゃあ一美直伝の理科を味合わせてあげよう」

 

杖で鎧ごと一発で叩き潰した、柔らかすぎないその鎧?

 

(((あいつのすっごい楽しそう…)))

 

 

 

社会

 

 

 

「あーこれね、この国の大統領がね替え玉使って旅行してたから本当はこの回数もっと少ないんだ、その現地でトラブル起こしそうだったから何回か止めたけどね……僕との秘密だよ?」

 

気付いたら戦車頭の問題がガクガクに震えてた…命乞いしてるけど、仲間の尊厳がかかってるからとどめを刺す

 

 

 

 

国語

 

 

なんか神崎さんに榊原(流石に勝負相手なので覚えてる)が何か言ってるみたいだけど全部無視されてる

 

「それで、ですね。これ、おかしいと思うんですよ………あの話逸らさないでもらえますか?そろそろ僕の質問答えてもらえませんか?さっき僕、貴方の質問全部答えたじゃないですか……いや謝ってほしいわけじゃないんですよ。質問に答えて欲しいんですよ。別に泣きたければ泣いてーー」

「と、尖り君…もうその辺にしてあげて、問題さんがもう限界だよ…」

 

神崎さんがやめるように言って来たけど、なんで?

 

「いやいや、僕はこの問題と楽しく会話してるだけだよ?ね?…あ、自害した…何も死ななくてもいいじゃん」

 

(((テストの時の尖りってやばいかも…神崎さんですら苦笑いしているし)))

 

(こういうの尖り君もいいかも…)

 

(((まじで⁉︎)))

 

 

 

数学

 

「カルマ君、余裕そうだね?」

「皆さ、目の色変えちゃて。勝つってそういうんじゃないんだよね、通常運転でサラっと買ってこその完全勝利なんだよ。このテストを生贄に皆に教えてやるよ」

「…そっか、頑張ってね」

 

カルマ君がリングに向かうのを少し遅れて見る

 

カルマ君が言ってた【それ】は最強の存在しか出来ないことである、確かにカルマ君は優秀だ、僕にはない才能を沢山持っていると思う。でもカルマ君は最強ではない、そんな人が嘗めて、勝てる相手ではない。このテストで学べたらいいけど…そう思って僕のリングに入った

 

 

スタタタータン

 

「痛った、一発食らっちゃた…反省だね」

 

 

 

 

 

 

期末ですが終わり、結果発表の日

 

 

「さて皆さん、全教科の採点が届きました」

 

殺せんせーが封筒の束から一つ開けて中身を取り

 

「では、発表します。まずは英語…E組の一位、そして学年一位‼︎中村莉緒‼︎完璧です、君はやる気はムラっ気があるので心配でしたが」

「うふふーん、なんせ賞金百億かかってっから触手一本忘れないでよ殺せんせー?」

「勿論です。渚君も尖り君も健闘ですが、肝心な所でスペルミスを犯しましたね」

「ははは、途中、問題に噛まれちゃいまして…」

 

(((噛まれるってなんだよ⁉︎)))

 

「さてしかし、一教科トップを取った所で潰せる触手はたった一本、それにA組との五教科対決もありますからね、喜ぶことが出来るのは全教科返した後ですよ」

 

 

殺せんせーは触手に破壊予定済と書かれた旗を1本立てた

 

「続けて国語…E組1位は…神崎有希子‼︎がしかし学年一位はA組浅野学秀‼︎」

「神崎さんも大躍進ですよ、十分です。そして尖り君、今のところ榊原君に勝ってますよ…どうです?」

「それはよかったです、でも気が抜けないですね」

 

あれだけ勉強したんだもん自信はあるけど、仲間がかかってるとなるとやっぱり怖い

 

「ごめんね、神崎さんが教えてくれたのに…」

「ううん、私も勉強になったから大丈夫だよ!次も一緒に頑張ろう!」

「うん、よろしくね」

 

テンション高く体を弾ませてるな…

 

「ヌルフフフ、やっぱり尖り君はネタが尽きませんね〜では続けて返します。社会!E組1位は磯貝悠馬‼︎そして学年では…おめでとう‼︎浅野君を抑えて学年一位‼︎」

「よしっ‼︎」

「マニアックな問題が多かった社会でよくぞこれだけ取りました!」

「これで2勝1敗!」

「次は理科……尖りと奥田か‼︎」

 

A組との勝負に勝ち越して、次の理科の結果に奥田も緊張している

 

「理科のE組1位は奥田愛美、丸尖り‼︎そして…素晴らしい!学年一位も奥田愛美、丸尖り!二人とも満点です‼︎」

 

「「「うぉー!!!」」」

「やりましたよ‼︎尖り君!ありがとうございました‼︎」

「いや、君の頑張りがあったからだ、誇りなさい」

 

あれからかなり教えたから自分の事のように、嬉しくなって奥田さんの頭をクシャクシャに撫でた

 

「尖り君もですよ、君もよく頑張りました!」

 

100点取れなかったら一美に悪いから、本気でやった甲斐があった…

 

「3勝1敗!」

「数学の結果を待たずしてE組が勝ち越した‼︎」

「いい仕事したな、奥田!尖り!」

 

答案を受け取り、自分の席に戻る奥田さんに様々な激励が飛び交う。

「あとは尖りの勝負だな‼︎」

「絶対負けんじゃねぇぞ!」

「うちのマドンナ渡すんじゃねぇぞ尖り〜」

 

もうテスト終わったからどうこう出来ないけど、そういうことじゃないんだろう

 

「ああ、任せて!叩き潰してくる!」

 

「ってことは賭けのあれもイタダキだな」

「楽しみー♪」

 

「あとは数学と総合ですね、数学のE組1位は……丸尖り!しかし残念学年1位は浅野学秀‼︎尖り君は開始20分で終わらせてましたね、でも少し詰めが甘かったですね〜」

「はは、1発貰っちゃいました…」

 

カルマ君が心配になって横を見たらと解答をもらうと同時にカルマ君が居なくなってた、仕方ないか…

 

「そして尖り君、心の準備はいいですか?」

「殺せんせー、速く安心させてください…」

 

殺せんせーが焦らして来るから怖いじゃん

 

「ではE組の総合1位は丸尖り!…ですが学年1位は浅野学秀!尖り君は2位です!上には浅野君しかいませんよ!」

「完全勝利だー‼︎」

「尖り君やったね!」

「うん、安心でどっと疲れたよ」

 

自分の席にもたれかかって座った

 

(英語99、国語95、社会96、理科100、数学99で総合2位か…もう少し頑張れた気がするな……正直少し嘗めてた…まだまだ未熟者だね僕も)

 

「尖りさんならこの調子なら次回のテストで総合1位になる確率は約96%以上です‼︎」

「ありがとう律さん、律さんも頑張ったね!」

「いえいえそんな〜」

 

画面の律さんが照れるように体をくねくねする、やっぱあざといね可愛いからいいけど

 

「神崎さんも頑張ったね!」

「うん♪」

 

神崎とハイタッチして、そのあと律さんともした。アームで出来るんだ…

 

気づくと殺せんせーが居なくなってて、おそらくカルマ君のフォローをしにいったのかな?

 

少しの間、皆が騒いでいるのを眺めてるとカルマ君と殺せんせーが帰ってきて、カルマ君がなんとも言えない表現しながら座ってる、まあ殺せんせーのことだから、ちゃんと指導したんだろう

 

「さて皆さん素晴らしい成績でした。5教科プラス総合点の6つ中、皆さんがトップは4つです、ですので触手の破壊権は4人の4本ですね」

「おい、待てよタコ、5教科のトップは3人じゃねーぞ」

 

殺せんせーが余裕そうに言うと、寺坂が待ったをかけた。何言ってるんだろ?

 

「5教科っつったら、国・英・社・理・()だろ?」

「プププ、ブッハハハハハハハ!」

 

久しぶりにお腹抱えて笑ってしまった

(本当に逞しすぎるでしょ⁉︎)

 

殺せんせーも予想外だったのか慌て出した

 

「ちょ待って‼︎家庭科のテストなんて()()()でしょ‼︎こんなの()()何本気で100点取ってるんです君たちは‼︎そして尖り君笑い過ぎです‼︎」

「ご、ごめんなさい…ちょっと…ブッハ」

「だーれも()()5教科とは言ってねーよな?」

「クックック、クラス全員でやりゃ良かったこの作戦」

 

寺坂達の作戦に皆少し顔が引きってる

 

「せっかく生徒が努力したんです、先生としてちゃんと評価しないとですよ〜!」

「カルマ君、GO!」

「…()()()とか家庭科さんに失礼じゃね殺せんせー?5教科の中じゃ最強と言われる家庭科さんにさ」

 

僕、カルマ君に続いて全員で殺せんせーを責めた結果8本になった

 

「それと殺せんせー、皆で相談したんですが、この暗殺に今回の()()()も使わせてもらいます」

 

(本当に逞しくて魅力溢れるクラスだ、だから…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凄く辛い…)

 

 

 

 

期末の後は程なく1学期の終業式、僕は初めてなので少し楽しみである

 

 

「おお〜やっと来たぜ生徒会長サマがよ〜」

 

浅野を含めた五英傑に寺坂が上から目線で挑発した

 

「何かようかな?式の準備でE組に構う暇なんてないけど」

「おーう待て待て、何か忘れてんじゃねーのか?」

 

サラを切ろうとした、浅野君を寺坂が肩を掴んで止めた

 

「浅野、賭けてたよな、5教科を多く取ったクラスがひとつ要求できるって。要求はさっきメールで送信したけど、あれで構わないよな?」

「・・・・」

「まさか今更冗談とか言わねーよな?何ならよ、5教科の中に家庭科とか入れてもいいぜ?それでも勝つけどよ」

 

寺坂達が調子に乗りまくっているが、止める気はない。思う存分調子というウェーブに乗るといい…

 

僕にも仕事が残ってる。ある人に近づき

 

「榊原さん、もう神崎さんに近づかないで下さい」

「は、はぁ?お前と賭けてたのは彼女だが、お、お前が意味がないって言ったからむこーー」

 

榊原のネクタイを引っ張って鼻がくっ付くぐらいに近づける

 

「貴様いい加減にしろよ、人を物扱いした挙句勝負に負けて言い訳か、どうしょうもないな。ああ、そうだったな、この学校は成績がいい人には逆らえないんだったよね。じゃあ命令だ、二度とE組の皆に近づくな、破ったら今度こそ叩き潰すぞ」

 

と僕が今できるドスの効いた声で言って、ネクタイを離した

 

肝心の本人は茫然としている

 

「フン、じゃあ浅野君、E組との賭けの件納得でいいんだよね?」

「…ああ」

「じゃあ皆、行こ?」

 

といつも通りに切り替えて、無言で皆と体育館へ進み、暫くして

 

「皆、ごめん

 

 

 

 

 

 

 

手出しちゃった、テヘ」

 

そう言って頭にコツンと手を当てる

そして皆笑ってくれた

 

「私たちの時は注意したのにね〜」

「そうそう」

「尖り〜カッコよかったぜ!」

「尖り君って〜ドスの効いた声出せるんだね〜思わず録音しちゃった」

 

『貴様いい加減にしろよ……』

 

録音した僕の音声を聞かされた…僕の声ってこんなキモかった?

 

「カルマさん!その音声下さい‼︎」

「わ、私も!」

 

律さん、神崎さん……やめてくれ…こんなキモい声を…

 

「わかったよ〜あとでね〜」

 

今阻止しても、後で渡りそうだから諦めよう……

 

 

体育館につき、律さんが僕の胸ポケットのスマホいたから

 

「律さん、そろそろ始まるからニセ律さんの所に行きなさい」

「え、ここにいちゃいけないですか?」

 

涙目で言ってくる

 

「ダメ、ニセ律さんはちゃんと律さんも含まれてるんだから、そこはちゃんとしないとダメだよ」

「…はーい、わかりました…」

 

画面が消えたから後ろのニセ律さんの所に行ったんだろう

 

「なんか尖りさんって本物律さんのお兄さんみたいダスね」

「まあ実際、歳は離れてるからね。ニセ律さんも頑張ったね」

 

「…仁瀬さん、ダメですからね」

「わ、わかってるダス、私はそんなにちょろくないダス」

 

そして終業式が始まって、いつものE組いじりというものがぎこちない、まあE組がトップ争いして勝利したからね、E組の皆の顔に笑顔が見える

 

 

 

 

 

 

「1人一冊です」

「…出たよ恒例過剰しおり」

「アコーディオンみてーだな」

 

終業式が終わって、いつもの教室に戻ると、殺せんせーが厚すぎる夏休みのしおりを渡してきた

 

「これでも足りないぐらいです!夏の誘惑は枚挙にいとまがありませんから」

 

「さて、これより夏休みに入るわけですが、皆さんにはメインイベントがありますねぇ〜」

「ああ、賭けで奪ったコレのことね」

「本来は成績優秀クラス、つまりA組に与えられるはずだった特典ですが、今回の期末はトップ50の殆どをA組とE組で独占している。君達にだってもらう資格は充分あります」

 

パンフレットのあるページに海に囲まれた島が写ってた

 

「夏休み‼︎椚ヶ丘中学校特別夏季講習‼︎沖縄離島リゾート2泊3日‼︎」

「君達の希望だと触手を破壊する権利はこの離島の合宿中に行使するという事でしたね。触手8本の大ハンデでも満足せずに、四方を先生の苦手な水で囲まれたこの島を使い、万全に貪欲に命を狙う。…正直に認めましょう、君達は侮れない生徒になった。…親御さんに見せる通知表は先程渡しました。これは、標的(せんせい)への暗殺者(あなたたち)への通知表です‼︎」

 

殺せんせーが教室いっぱいに、二重丸が書かれた紙をばらまいた、果たして僕はこの通知表(評価)を貰う資格はあるのだろうか。こんな迷いを抱いた状態で…

 

「1学期で培った基礎を存分に活かし、夏休みも沢山遊び、沢山学び、そして沢山殺してましょう‼︎」

 

暗殺教室の1学期は終了して、皆下校した後殺せんせーは誰にも見つからないように…

 

(もう彼の心は限界が来ています、本当なら私が心の負担を取り除きたいのですが、こればっかりは私ではどうにも出来ません…彼の最後の一歩を踏み出させてくれるのは……)

 

校舎の天井から見下ろすように街を見ていた

 

 

主人公やオリキャラの設定?プロフィールは書いた方がいいのでしょうか?書くとしても完結後になりますが

  • 書いた方がいい
  • 別に書かなくてもいい
  • どっちでもいい
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